文系女子が知ってほしい就活の勝ち方
この記事では、文系女子のあなたに知ってほしい就活の勝ち方を教えます。
文系女子とは文字通り文科系学部学科を卒業予定の女性のことですが、文系女子が就活を乗り切る方法について、リケジョや文系男子と比較しながら考えてみたいと思います。
就活では、自己分析や企業研究した結果を基に応募書類を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
本サイトを読みこなすことで、就活の選考・面接対策に自信が持てるようになります。
文系女子は会社に入社したらどんな業務をするのか
はじめに、文系女子がどこかの会社に入社したらどんな業務をするのか人事屋の立場から説明します。
実は理系女子と異なり文系女子の業務は2種類に分かれています。
理系女子は、事務系の職種に応募しない限り採用されたら文句なしに理系男子と同じ業務をやって欲しいと期待されていますが、文系女子は違います。
文系女子の仕事は正社員でも一般職と総合職に分かれています。
一般職とは定型的・補助的な業務を行い、総合職の補佐をする業務です。業務の範囲も比較的狭いものとされます。
一方総合職は基幹的業務に携わり、将来は管理職になることを期待されています。業務内容も多岐にわたります。男性はこの総合職に応募します。
一般職と総合職の違いは会社によって多少異なりますが、おおまかに言うと、総合職は一般職と比較し、
- 仕事の難易度が高い
- 責任の範囲が広い
- 基本給の水準が高く、昇給額も多い
とされます。
さらに総合職は海外を含めて異動や転勤がありますが、一般職はありません。文系女子は就活にあたってまずこの総合職と一般職の違いを知ってください。
文系女子の就活では、このような総合職と一般職をはっきりと分けて募集する会社と、分けないで募集する会社があります。
分ける会社は人事制度で総合職と一般職が明確に区分されている会社です。一方分けない会社は、人事制度にその区分がないか、あるいはあいまいな会社です。
応募する会社がどちらかは、募集要項で分ります。募集要項に「一般職、総合職」と明記されているかどうかです。
このような総合職と一般職の違いを理解してもらったら、次に文系女子のあなたが就活に勝つための方法を説明します。
文系女子が就活に勝つ方法その1:総合職か一般職か、どちらに応募するか決める
文系女子のあなたはまず初めに総合職に応募するか、一般職に応募するか決めてください。
「男性なんかに負けない、あるいは男性並みに働きたい」と思っているあなたは総合職募集を選んでください。
入社したら上司はあなたをか弱い女性と思って優しく接してくれませんが、自分のキャリアプランを達成したいあなたにはやりがいがあります。ただし採用の水準は相当高いと考えてください。
補助的、定型的な業務でのんびりやりたいあなたは一般職を選んでください。派遣社員と同じような仕事ですから採用の水準は低いです。給料もほどほどと考えてください。
問題は、募集要項に「事務職募集」と書いてある場合です。中小企業に多いです。この場合は総合職的業務も一般職的業務も両方含まれますが、どちらかというと女性は一般職的な業務が中心であると考えてください。
文系女子のあなたがこのような募集形態をする会社に入社すると、最初は一般職的な業務に就きます。その後、長期的には、仕事への適性をみて総合職的な処遇になるか、一般職的な処遇になるか分れると思います。あなたの仕事の頑張りぐあいというところです。
結婚、育児と仕事の関係については総合職でも一般職でも同じです。総合職だから育児をしながら働くことがやりにくいということはありません。法律も女性保護の観点から随分整備されてきました。
文系女子が就活に勝つ方法その2:自己分析をしっかり行ない、面接で自己PRと志望動機をはっきりと面接官に伝える
文系女子が就活で勝ち抜くために、自己分析をしっかり行った上で面接に臨み、自己PRと志望動機をはっきりと面接官に伝えてください。「それはとっくに知っている」と思ったかも知れませんが大切なポイントです。
文系女子が「総合職募集」や「事務職募集」へ応募する場合、文系男子と同じ土俵で競争します。
しかも一般的に「総合職募集」や「事務職募集」では文系女子より男子をより多く採用します。なぜなら女性には結婚や育児があり、定年まで働いてくれる決心があるかわからないことや、現実の場面で転勤に応じてくれるかわからないことなどがあるためです。
よって面接シーンで文系女子が男子と同じレベルの自己PRや志望動機しか言えないと、男子に負けてしまいます。さいわい文系女子は男子と比べて自己分析が得意で、面接における態度も優れています。
あと少し自己PRと志望動機を磨いてください。また総合職に応募した文系女子なら、「ずっと働きます」ということをはっきりと言ってください。
文系女子が就活で「一般職募集」に応募すると女性同士の戦いになります。おまけに一般職募集は総合職募集と比べて採用数が少なく激戦となります。これに勝つためにはやはり自己分析をしっかり行い、自己PRと志望動機がきちんと言えることです。
さらに一般職といえども、「ずっと働きます」ということをはっきり伝えてください。この点を曖昧にするとNGになります。
最後に付け加えると「一般職募集」ですから総合職の補佐的業務を担当することは既に書いた通りです。ですので、面接官から見て「素直そうで一緒に働きたい」と思わせることが重要なポイントです。覚えておいてください。
まとめ
文系女子の仕事は正社員でも一般職と総合職に分かれています。
一般職とは定型的・補助的な業務を行い、総合職の補佐をする業務です。一方総合職は基幹的業務に携わり、将来は管理職になることを期待されており、業務内容も多岐にわたります。
文系女子のあなたが就活で勝つためには、総合職に応募するか、一般職に応募するかまず初めに決めることです。
総合職は文系男子との勝負です。一般職は同じ文系女子との勝負になります。
面接では自己分析をしっかり行った上で、自己PRと志望動機をはっきり面接官に伝えてください。その上で「ずっと働きます」としっかり伝えることが勝ちにつながります。
以上、文系女子のあなたに知ってほしい就活の勝ち方を説明しました。これらを理解して就活に臨むと良い結果が得られます。
頑張ってください。応援しています。
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