【26卒/25年転職】面接官が教える「三井不動産リアルティ」の面接対策
不動産売買仲介取り扱い件数でナンバーワンである三井不動産リアルティに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
三井不動産リアルティに入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。
例えば三井不動産リアルティの面接では、求める人材をよく理解して、自己PRにおいて特に課題解決力と行動力をアピールすることが重要です。
営業に配属されたら、チームワーク力を発揮できることも語ってください。
一方、面接で志望動機を語るためには不動産業界を志望する理由と、競合他社と比べてなぜ三井不動産リアルティなのかを答えられなくてはいけません。
これら以外にも三井不動産リアルティの面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、三井不動産リアルティの採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、三井不動産リアルティの会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
三井不動産リアルティの求める人材
三井不動産リアルティはどのような人材を求めているのでしょうか。
面接では求める人材を知っておくことが自己PRをするうえで大切です。
企業理念にある、バリュー(価値観)には、「誠実さ:お客様と真摯に向き合い、その思いを深く理解する」「専門性:専門的な知識やスキル向上に向け自分自身を常に磨く」「挑戦、先進性:新しい発想と情熱をもって可能性に挑む」といった、社員が大切にすべき考え方・姿勢が明記してあります。
これらから、三井不動産リアルティが求める人材とは、次のような人材です。
- 顧客と真摯に向き合い、その思いを深く理解する人
- 専門的な知識やスキル向上に向け自分自身を常に磨く人
- 新しい発想と情熱をもって可能性に挑む人
面接において自己PRを話すとき、求める人材像を知っておくことは大切ですから、覚えておくと良いでしょう。
三井不動産リアルティの新卒採用情報について【就活】
はじめに三井不動産リアルティの新卒採用情報について、以下に記します。
- 募集職種
募集職種は総合職と業務職の2つの職種です。
総合職は、顧客の不動産に関する多様なニーズに応えるために、「三井のリハウス」に代表される不動産仲介事業や「三井のリパーク」として展開する駐車場事業、その他の付随する各部門の業務に携わります。
エリアをまたぐ異動(転勤)があります。
業務職は、特定のエリア(首都圏、中部圏、関西圏)に限定して勤務し、主に「三井のリハウス」各センターにおける営業サポート活動に従事するほか、各部門における業務を行います。
エリアをまたぐ異動(転勤)はありません。
- 選考フロー
選考フローは次の通りです。
会社説明会→エントリーシート提出・筆記選考(SPI)→面接(複数回)・適性検査→内定
集団面接なしで、ほぼ個人面接となります。人により面接回数が異なることがあります。
内定後は、採用担当者から宅建資格取得の手伝い及び入社までのフォローがなされます。
- エントリーシート(25年卒)
自己PRに関すること
- 今までの人生で力を入れて取り組んだことを端的に教えてください。(20文字以内)
- 取り組みの具体的な内容と、取り組む上で困難だったことを教えてください。(150文字以内)
- 困難を乗り越え、そこから学んだことを教えてください。(150文字以内)
志望動機に関すること
- 企業選び・就活の軸を教えてください。(50字以内)
- 不動産業界に興味を持ったきっかけを教えてください。(50文字以内)
- 当社への志望動機と、入社後どのように活躍したいかを教えてください(300文字以内)
- 面接
面接では、エントリーシートに沿って質問がなされます。
自己PRに関することでは、学生時代に力を入れたことの深掘りや高校、大学時代の生活、家族構成などです。
志望動機に関することでは、就活の軸、不動産仲介についての考え方、営業職をすることの心構えなどが訊かれます。
総合職
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 学生時代に力を入れたことを話してください(取り組んだ理由、チームの中での自身の役割、活動の計画、困難だったこと、工夫したこと、最後にどのような結果を出したか、この経験から学んだこと)
- 家族構成を教えてください(親の仕事内容、兄弟の有無)
- 中学校・高校時代の部活動と、なぜその部活動を選びましたか
- 高校生活で学んだことは何ですか
- 大学を選んだ理由を教えてください
- 大学でのゼミや授業内容について話してください
- なぜそのアルバイトを選びましたか(人数、立ち位置、先輩・後輩の関係、大変だったこと、特に意識していること、コミュニケーションを取る時に気をつけていること)
- サークル活動は何をやっていましたか
- 習い事は何をしていましたか
- 周りからどのような人と言われますか
- 自分の強みと弱みは何ですか、弱みをどのように解決していますか
- 苦手な人と、その人とどう向き合っていきますか
- 不動産業界で働くことに親は何と言っていますか
- 挫折したときの乗り越え方を教えてください
志望動機に関すること
- 就活の軸は何ですか
- どのような業界、企業を受けていますか
- なぜ不動産業界か、その中でなぜ仲介か、仲介以外にも受けますか
- 不動産仲介の仕事をどんなものだと考えていますか
- 10年後の不動産仲介はどうなっていくと思いますか
- なぜ三井不動産リアルティを志望しますか
- 三井不動産リアルティのイメージについて教えてください
- 規模、人、仕事内容、福利厚生のうちどれを最重要視しますか、なぜ重要視しますか
- インターンシップで学んだことは何ですか(感想、会社の雰囲気や事業内容の理解)
- 営業は目標もあり大変だが大丈夫ですか
- どのような営業マンになりたいですか
- ユニット制の会社だが問題ないですか
- どんな業務に関わりたいですか
- 希望する職種に就けなかったときどうしますか
- 土日休みではないが大丈夫ですか
- キャリアプランと5年後、10年後の目標はどのように考えていますか
- 全国転勤は問題ないですか
- 不動産仲介に就職することに家族は何と言っていますか
- 他社選考状況と最終的にどう決めますか
業務職
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 中高生の部活は何をしていましたか
- 学校・学科を選んだ理由、ゼミの内容を説明してください
- 学生時代に力を入れたことは何ですか(取り組んだ理由、チームの中での自身の役割、活動の計画、困難だったこと、工夫したこと、最後にどのような結果を出したか、この経験から学んだこと)
- 自分の強み・弱み、弱みの改善方法は何ですか
- 挫折経験と挫折からの立ち直り方を教えてください
- 中学、高校の部活や大学のクラブ・サークル活動について教えてください
- アルバイトについて説明してください(選んだ理由、意識したこと、課題と対応、印象に残る客、得られたもの、仕事で活かせること)
- 周りからどのような人と言われますか
- 尊敬する人物を教えてください
- 趣味は何ですか
- 家族構成を教えてください
志望動機に関すること
- 就活の軸は何ですか
- なぜ不動産業界、なぜ仲介を志望しますか
- インターンに参加した感想は何ですか
- なぜ三井不動産リアルティを志望しますか
- 三井不動産リアルティと他社の違いは何だと思いますか
- なぜ総合職ではなく業務職を希望しますか
- 業務職のイメージはどのようなものですか
- 業務職としてどのように働きたいですか
- どのようなキャリアプランを描いていますか
- ユニット制をどう考えていますか
- 土日休みではないが大丈夫ですか
- 育休産休など子育ての面について思っていることはありますか
- 三井のリハウスを見たことはありますか
- 親は不動産業界に入ることに対してなんと言っていますか
- 他社の選考状況と志望順位を教えてください
- 採用人数
19年度入社実績 373人 (男性 170人 女性203人)
20年度入社実績 345人 (男性 175人 女性170人)
21年度入社実績 298人 (男性 135人 女性163人)
22年度入社実績 285人 (男性 123人 女性162人)
23年度入社実績 238人 (男性 98人 女性140人)
24年度入社実績 前年並み
25年度入社計画 前年並み
面接攻略の考え方【就活】
面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■自己PRでは、課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
三井不動産リアルティは、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、三井不動産リアルティは、「新しい発想と情熱をもって可能性に挑む」人を求めています。
ここで、「新しい発想」は課題解決力を、「情熱をもって可能性に挑戦する」は行動力を表しています。
三井不動産リアルティは、“すまい”や“くらし”といった事業フィールドで、住まいや街が持つ価値を最大限に活かす質の高いサービスを提供して、顧客や社会のより豊かな未来の実現に貢献しています。
これらを推進するために課題解決力や行動力のある人材を必要としているのではないでしょうか。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、課題解決力と行動力をアピールしましょう。
課題を発見して、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができる、実現のために粘り強く取り組むことができる、というアピールです。
力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、目標達成に向けて困難だったことや、困難を解決するために創意工夫をして、どのように粘り強く行動したか、その結果と学んだことをきちんと語ってください。
但し、三井不動産リアルティは採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。
■人に対する誠実さと向上心があることを説明する
求める人材には「顧客と真摯に向き合い、その思いを深く理解する」「専門的な知識やスキル向上に向け自分自身を常に磨く」人もあります。
これらは、人に対する誠実さと、専門性を高める向上心を表しています。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、関係する人に対して誠実に対応したことや、向上心のあることがわかるようなエピソードを含めると良いです。
■営業に配属されたら、チームワーク力を発揮できることを語る
不動産仲介の「三井のリハウス」ではユニット制という独特の営業スタイルを採っています。
ユニットリーダー1名とメンバー1~3人を1つのユニットとして、ユニット単位で営業活動を行なうスタイルを指します。
ユニット制のメリットは、一人ひとりの顧客の都合や要望に柔軟かつきめ細かく応えられること、高い品質で均一なサービスの提供や、専門力を活かした高いレベルの対応を可能とすることです。
新人が先輩と働くことで、仕事の知識やスキルを早く身に付けられることや、チームで連携して成果を出すメリットもあります。
このようなユニット制ではチームワークで働く力が求められます。そのため、社員間で売上を競うことは少ないです。
チームワークに関する質問がなされたときには、ゼミやクラブ・サークル活動、アルバイトなど力を入れたことで、自分が請け負った役割と、メンバーの意見を尊重するなかで、どのように自分の考えを理解してもらったかなど、チームの中での円満な人間関係に努力したエピソードを探し出して、語ってください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ不動産業界を選ぶのか明確に伝える
不動産業界とは、土地、建物の売買や仲介を通じて、関係する人々の暮らしを豊かにする仕事です。1つの契約でも大きな金額が動きますので、世の中を動かしているという充実感が得られる仕事です。
そのような不動産業界を選ぶ理由を面接で説明できるようにしましょう。
そのためには、特に不動産仲介を主体とする会社について業務の理解を深めて、魅力を語れるようにしてください。
■なぜ三井不動産リアルティを選ぶのか明確に伝える
三井不動産リアルティの会社概要や、企業理念・ステートメント、事業内容、などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが三井不動産リアルティを選んだ志望動機です。
また、三井不動産リアルティと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
三井不動産リアルティを志望する応募者は、不動産仲介の仕事に興味がある人が多いと思います。
ですから、三井不動産リアルティに応募する学生は、東急リバブルや住友不動産販売、オープンハウスなどの不動産仲介の会社とかけもち応募することが多いと思われます。
たとえ三井不動産リアルティが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜ三井不動産リアルティなのかを、しっかり答えられなくてはなりません。
■三井不動産リアルティでなぜ総合職(業務職)を選んだか、その職種でやりたい仕事を、明確に伝える
三井不動産リアルティは、総合職・業務職の職種別募集です。
希望する職種を選んだ理由及び、そこでやりたい仕事となぜやりたいのかをしっかりと説明できなければなりません。
併せて、そこで活かせる能力・スキルも答えられるようにしてください。
やりたい仕事で注目しているサービスとその理由も話せるようにしておくとよいでしょう。
■三井不動産リアルティの志望順位、他社の応募状況を面接で答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、「不動産業界の会社に〇社応募中です」程度は言ってもかまいません。
不動産業界以外に応募中なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。
この場合はまったくの異業種であるので、なぜ応募したのか答えられるようにしてください。
以上、三井不動産リアルティの採用状況と面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
面接を攻略するためには、まずは不動産業界を取り巻く環境を理解することと、不動産業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2025年】不動産業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
次に、三井不動産リアルティとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
三井不動産リアルティの会社概要、企業理念・ステートメント、事業内容など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも三井不動産リアルティのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で三井不動産リアルティのホームページから得た三井不動産リアルティの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
三井不動産リアルティの面接攻略のまとめ【就活】
三井不動産リアルティに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
三井不動産リアルティが採用したい人材は、「顧客と真摯に向き合い、その思いを深く理解する」「専門的な知識やスキル向上に向け自分自身を常に磨く」「新しい発想と情熱をもって可能性に挑む」人です。
面接では学生時代に力を入れたことの深掘り、不動産仲介の仕事に向いているかを中心に、求める人材像に基づき採否を判断されます。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 人に対する誠実さと向上心があることを説明する
- 営業に配属されたらチームワーク力を発揮できることを語る
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ不動産業界を選ぶのか明確に伝える
- なぜ三井不動産リアルティを選ぶのか明確に伝える
- 三井不動産リアルティでなぜ総合職(業務職)を選んだか、その職種でやりたい仕事を、明確に伝える
- 三井不動産リアルティの志望順位、他社の応募状況を面接で答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずは不動産業界を取り巻く環境を理解することと、不動産業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、三井不動産リアルティとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
三井不動産リアルティの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
三井不動産リアルティの中途採用情報について【転職】
続いて三井不動産リアルティの転職面接について解説していきます。
はじめに三井不動産リアルティのキャリア(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集職種
三井不動産リアルティは転職の希望者を対象とした総合職の中途採用を積極的に行っています。総合職では未経験応募可となっています。
リテール事業(個人向け不動産売買仲介や不動産賃貸)、ソリューション事業(法人向け不動産仲介や、不動産資産コンサルティング、外国人向け不動産仲介)、シェアリング事業(駐車場・駐輪場の管理・運営、カーシェアリング)の各事業に就きます。
- 選考フロー
選考フローは次の通りです。
WEBエントリー→書類選考→会社説明・筆記選考→面接(2~3回)→内定
- 転職面接
転職の面接では求める人材にふさわしい人物かどうか、及び現職(前職)の職務内容について深掘りをすることで応募者が三井不動産リアルティで貢献できるか、を探ります。
自己PRに関すること
- 学生時代に力を入れたことは何ですか
- 前職での営業成績はどれくらいか、体力面でのきつさはどれくらいでしたか
- 現職(前職)の仕事内容を説明してください
志望動機に関すること
- 不動産仲介に興味を持った理由は何ですか
- なぜ三井不動産リアルティを志望しますか
- 営業は実績を求められるが覚悟はありますか
- あなたを採用するとどんなメリットがありますか
- 将来のビジョンは何ですか
退職理由
- 現職(前職)を辞める理由は何ですか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。
なので、それらについて的確に答えられるよう準備をしてください。以下の自己PRと志望動機のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
三井不動産リアルティは、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。
上記の求める人材にあるように、三井不動産リアルティは、「新しい発想と情熱をもって可能性に挑む」人を求めています。
ここで、「新しい発想」は課題解決力を、「情熱をもって可能性に挑む」は行動力を表しています。
転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない詳細な仕事ぶりを説明してください。
その中で、目標達成に向けて課題を見つけ、既存の発想にとらわれない新しい解決法を考えて、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験を加えてください。
さらに職務を遂行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。
三井不動産リアルティで活かせる、身につけた知識やスキルも語ってください。
もし自分に課題解決力や行動力が乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。
■人に対する誠実さと向上心があることを説明する
求める人材には「顧客と真摯に向き合い、その思いを深く理解する」「専門的な知識やスキル向上に向け自分自身を常に磨く」人もあります。
これらは、人に対する誠実さと、専門性を高める向上心を表しています。
面接では、現職の職務内容を説明する中で、関係する人に対して誠実に対応したことや、向上心のあることがわかるようなエピソードを含めると良いです。
■チームワーク力に自信があるならそれをアピールする
三井不動産リアルティの総合職の中途採用は、営業部門中心の募集です。
不動産仲介の「三井のリハウス」では、ユニット制という独特の営業スタイルを採っています。
ユニットリーダー1名とメンバー1~3人を1つのユニットとして、ユニット単位で営業活動を行なうスタイルを言います。
ユニット制のメリットは、一人ひとりの顧客の都合や要望に柔軟かつきめ細かく応えられること、高い品質で均一なサービスの提供や、専門力を活かした高いレベルの対応が可能なことです。
このようなユニット制はチームワークで働く力が求められます。
チームワークに関する質問があったときは、現職(前職)の業務で、職場のメンバーを支援するなど、メンバーの円満な人間関係に努力したエピソードを探し出して語ってください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜ不動産仲介か明確に伝える
不動産仲介業界を選ぶ理由を面接で説明できるようにしましょう。
そのためには、特に不動産仲介を主体とする会社について業務の理解を深めて、魅力を語れるようにしてください。
■なぜ三井不動産リアルティを選ぶのか明確に伝える
三井不動産リアルティの会社概要や、企業理念・ステートメント、事業内容、などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることが三井不動産リアルティを選んだ志望動機です。
また、三井不動産リアルティと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
三井不動産リアルティを志望する応募者は、不動産仲介の仕事に興味がある人だと思います。不動産仲介の会社で既に働いた経験を持つ人も多いでしょう。
応募者は、東急リバブルや住友不動産販売、オープンハウスなどの不動産仲介の会社と比較し、なぜ三井不動産リアルティなのか答えられるようにしてください。
■三井不動産リアルティでやりたい仕事を、明確に伝える
三井不動産リアルティは、総合職の募集ですが、そこでやりたい仕事となぜやりたいのかをしっかりと説明できなければなりません。
併せて、そこで活かせる能力・スキルも答えられるようにしてください。
やりたい仕事で注目しているサービスとその理由も話せるようにしておくとよいでしょう。
■営業職として働く覚悟を明確に伝える
面接では営業職として働く覚悟と、自分のどのような強みが仕事に活かせるかを訊かれます。
それらについて、自信を持って答えることが大切です。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に思ってもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、三井不動産リアルティの中途採用情報と転職の面接攻略の考え方を説明しました。
面接は複数回行われ、自己PRと志望動機、退職理由に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
三井不動産リアルティへの転職の面接を攻略するためには、まずは不動産業界を取り巻く環境を理解することと、不動産業界で働いたときの仕事の内容も理解しておいてください。
ブログ記事「【2025年】不動産業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、三井不動産リアルティとはどのような会社なのかを理解することも転職の面接準備には必須です。
三井不動産リアルティの会社概要、企業理念・ステートメント、事業内容など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にも三井不動産リアルティのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半でホームページから得た三井不動産リアルティの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
三井不動産リアルティの面接攻略のまとめ【転職】
三井不動産リアルティに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
三井不動産リアルティが採用したい人材は、「顧客と真摯に向き合い、その思いを深く理解する」「専門的な知識やスキル向上に向け自分自身を常に磨く」「新しい発想と情熱をもって可能性に挑む」人です。
転職の面接では求める人材にふさわしい人物かどうか、及び現職(前職)の職務内容について深掘りをすることで応募者が三井不動産リアルティで貢献できるか、を探ります。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
- 人に対する誠実さと向上心があることを説明する
- チームワーク力に自信があるならそれをアピールする
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜ不動産仲介か明確に伝える
- なぜ三井不動産リアルティを選ぶのか明確に伝える
- 三井不動産リアルティでやりたい仕事を、明確に伝える
- 営業職として働く覚悟を明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
転職の面接を攻略するためには、不動産業界を取り巻く環境を理解することと、不動産業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、三井不動産リアルティとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
三井不動産リアルティの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
三井不動産リアルティを志望するときに知っておきたい社風
三井不動産リアルティはどのような社風なのか、面接を受けるにあたり知っておきたい情報を載せます。
- 営業はユニット制なので、入社後配属されたチームメンバー、ユニットリーダーと円滑な関係を保つことが大切です。
- 平日休み(水曜日、他)ですが、休みの日にもお客様からスマホに電話がかかってくることを覚悟しなければなりません。
- 入社後の社員教育もしっかりなされており、福利厚生も充実しています。
- 給料は勤続年数に応じて上がっていくので、生活の目途がつきやすいです。
- 三井という知名度もあるため、仕事がしやすい環境にあります。不動産会社としては比較的のんびりした社風です。長く働きたい人には合っています。
- 女性の活躍推進にも積極的です。
2022年4月の新卒採用では、女性の総合職は33.3%であり、2023年以降も女性の総合職比率30%以上を目指しています。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
三井不動産リアルティの会社概要
三井不動産リアルティは、三井不動産のグループ会社であり、不動産仲介事業を行っています。
不動産売買仲介取り扱い件数で1986年以降38年連続全国ナンバーワンの実績を誇っています。(2023年度)
日本一の大手不動産屋さんということです。
三井不動産リアルティは、不動産の「売る」「買う」「貸す」「借りる」「活用する」というニーズに対し、質の高いサービスを提供しています。
主な事業は、不動産仲介事業や、企業や個人資産家の不動産コンサルティング、駐車場事業、カーシェアリングサービス事業など多岐に渡っています。
不動産仲介の「三井のリハウス」や、駐車場運営・管理の「三井のリパーク」はなじみのあるブランドではないでしょうか?
不動産仲介の仕事に就いて、思い切り自分の実力を発揮したいと考えている人には、全国に活躍の場があります。
そのような三井不動産リアルティの2024年3月期の経営成績は次の通りです。
資本金は200億円です。
従業員数は、単体で4,499名、連結で5,188名です。
売上高は、1,859億64百万円です。
不動産売買仲介取扱件数は38,680件です。
三井不動産リアルティの事業や不動産売買仲介取扱件数などを知っておきましょう。面接で質問されるかも知れません。
三井不動産リアルティの企業理念・ステートメント
企業理念は、三井不動産リアルティが企業として目指す姿と社会において果たす使命を表現した「ミッション」と、ミッションを達成するための価値観である「バリュー」の2つで構成されています。
ミッションとバリューに込めた三井不動産リアルティの想いをステートメントとして、顧客に宣言しています。
ステートメント
ともに、その先の未来へ。
お客さまの思いを理解し、様々なご要望や課題と真摯に向き合いながら、その思いに応えていく。そうすることで、その先にあるお客さまの暮らしや社会全体のより豊かな未来の実現に貢献していきたい、という当社の決意を表現しています。
企業理念
- ミッション(目指す姿)
住まいや街の価値を活かし
よりよい暮らしのために
人に、社会に、こたえていく
- バリュー(価値観)
Integrity (誠実さ)
お客様と真摯に向き合い、その思いを深く理解する
Professionalism(専門性)
専門的な知識やスキルの向上に向け、自分自身を常に磨く
Innovative Spirit(挑戦、先進性)
新しい発想と情熱をもって可能性に挑む
面接では、三井不動産リアルティの大切な価値観である企業理念・ステートメントについて質問されることも想定してください。
志望動機をつくるときも役に立つかも知れません。