【就活・転職】面接時間が長い、短いは採否に関係ある?~面接官のうら話~

2024.01.04 更新
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就活や転職活動において一次面接や最終面接終了後、会社から結果の連絡がくるまで受けた面接の内容についてあれこれと気になってしまうものです。

気になることのひとつとして面接時間の長さがあります。

思ったより長い場合と、短い場合に、それが採否に関係あったのではないかと深く考えてしまうことがあります。

果たして、面接時間の長短は、採用・不採用に関係しているのでしょうか?

なぜ応募者によって面接時間に長い、短いがあるのでしょうか?

本ブログでは、面接官のうら話として、就活の学生や転職の希望者が知らない面接時間の長さと採用・不採用の関係をこっそり教えます。

但し、本ブログに載る内容は全ての企業にあてはまる訳ではなく、あくまで筆者の経験を含めての内容であることをご了解ください。

就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

本サイト「キャリア育みファ―ム」を読んでいただければ、就活や転職活動の選考・面接対策に自信が持てるようになります。さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. 面接時間はどれくらいが普通なのか
  2. 面接時間が長いときの理由
  3. 面接時間が短いときの理由
  4. 大切なことは面接時間の長短ではなく、受け答えの内容
  5. まとめ

面接時間はどれくらいが普通なのか

個人別の面接時間は通常1人30分くらいの目安で設定されています。

1人30分あれば、自己PRや志望動機など一通りの質問事項を聞くことができます。

なので、面接時間が長いとは、30分から大幅に延長するケースであり、短いとは30分から大幅に短縮するケースであると言えます。

通常は、25分~35分の範囲で行われるでしょう。

ただし、中小企業の面接では応募者が少ないこともあり、じっくりと応募者を見定めたいとの理由で1時間程度の面接が行われることもあります。

一方、大手企業で応募者が多数の場合の一次面接は、基本的な質問を投げて深掘りをすることなく終了するケースが多いために、面接時間は30分より短い時間で終了し、延長することはほとんどないと考えられます。

集団面接では、1人に割り当てられる時間は決まっており、そこから大幅に延長することはありません。集団面接を受ける他の応募者に迷惑がかかってしまうからです。

どれくらいで設定されているかについての目安は、自分の前後の応募者の招集時間と自分の招集時間の時間差でわかります。

ただし、時間差には休憩時間などが含まれていることがありますので留意してください。

面接時間が長いときの理由

面接時間が長いときはどのような理由があるのでしょうか?

理由は3つあります。

  1. 履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)といった応募書類の内容が他の人と比べて優れていると判断されている場合です。

    面接官としては、応募書類上から想定した人物と実際の人物が一致しているか興味があるからです。

    よって、応募者の回答を深掘りして、結果として長くなることがあります。

  2. 次の面接の段階に進ませるかどうかのボーダーライン上の応募者です。

    質問を深掘りすることで応募者を見極めようとします。特に最終面接の一つ前の面接は時間をかけることがあります。

    人事部門としては、最終面接の面接官である役員クラスの人に対して責任を持って応募者を推薦する必要があるからです。

  3. 次の面接を受ける人がいない場合です。

    面接官は時間を気にする必要がなく、予定時間を超過してしまうことがあります。

    ただし、面接官も多忙なため、このようなケースは少ないと思われます。

面接時間が短いときの理由

続いて、面接時間が短いときはどのような理由があるのでしょうか?

理由は3つあります。

  1. 明らかに採用ラインを下回っていると判断される場合です。  

    一次面接において第一印象や面接の質問に対する最初の受け答えで、あるいは履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)から想定していた人物と違うと判断されたときには面接時間が短くなることがあります。

    予定した質問は行われますが、深掘りすることが少なく淡々と進んで終了というかたちです。場合によっては予定した質問を全て訊くのではなく、途中で打ち切ることもあります。

  2. 求める人材の条件を十分に有しており、人柄を確認するだけの場合です。

    履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)の内容が、求める人材の条件に合っており、あとは人柄が社風に合うか確認するだけの場合は、面接時間が短いと感じることがあります。

    特に一次面接で「採用したい人材」と判断された場合は、二次面接以降では面接時間が短くなることがあります。また最終面接で役員との顔合わせが主な目的のときは、面接時間は短いでしょう。

  3. 面接官からの質問によどみなく答えて、面接時間が短くなる場合です。

    質問に対して、面接官が納得できる受け答えができれば深掘りが少なくなります。面接官にも良い印象を与えるでしょう。

    当然ですが面接時間は短いでしょう。

大切なことは面接時間の長短ではなく、受け答えの内容

既に説明したように、面接時間の長短によって採用、不採用が決まるわけではありません。それだけで一喜一憂しないでください。

大切なことは、面接官からの質問に対して的確に答えるということです。

企業研究や自己PR、志望動機といった面接の事前準備を怠らずに面接に臨んでください。

そうすればおのずと結果がついてきます。

まとめ

個人別の面接時間は通常1人30分くらいで設定されています。

30分から大幅に延長すると面接時間が長く感じ、30分から大幅に短縮すると短く感じるものです。

面接時間が長いケースは、次の通りです。

  • 応募書類の内容が他の人と比べて優れており、より深い質問をしてみたいと判断されている場合です。
  • 次の面接の段階に進ませるかどうかのボーダーライン上にある場合です。
  • 次の面接を受ける人がいないで、時間に余裕がある場合です。

面接時間が短いケースは、次の通りです。

  • 明らかに採用ラインを下回っていると判断される場合です。
  • 求める人材の条件を十分に有しており、人柄を確認するだけの場合です。
  • 面接官からの質問によどみなく答えて、面接時間が短くなる場合です。

面接時間の長い、短いによって合否を判断することはありません。大切なことは、面接官からの質問に対して的確に答えるということです。

面接の事前準備を怠らないことを心がけてください。

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もちろん履歴書やエントリーシートの自己PRや志望動機などの作成にも役立つマニュアルとなっています。

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