【転職】転職者が知らない中途採用人数の真実~面接官のうら話~

ビジネスパーソンの転職が普通に行われる時代になりました。
新卒採用中心であった大企業も、新卒採用と並行して専門性の高い人材を中途採用しています。
有名大企業のホームページをご覧になれば常に中途採用者を募集していることがわかります。
このような中途採用人数は、どのようにして決まるのでしょうか?
また中途採用人数の多い会社の特徴とはどのようなものでしょうか?
募集にある人数通りの採用はあるのでしょうか?
本ブログでは、転職を考えているあなたが知りたい、企業の中途採用人数の真実を説明します。
但し、本ブログに載る内容は全ての企業にあてはまる訳ではなく、あくまで筆者の経験によるものであることをご了解ください。
転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
本サイトを読みこなすことで、転職活動の選考・面接対策に自信が持てるようになります。
中途採用人数を決めるまでのプロセス
会社が中途採用人数を決めるまでのプロセスは次のようになっています。
①補充人数の割り出し→ ②全社調整→ ③中途採用人数決定
- 人員を補充するケースは2つあります。
一つ目は、会社の事業計画や重点実施計画を遂行する上で、現有人数では質的にも、量的にも足りないときに増員するケースです。
質的、量的に足りないとは、求められる専門性や経験、能力を持つ社員が社内に必要な人数分存在しないということです。
二つ目は、部門において退職者が生じたとき、内部異動で欠員補充が出来ないケースです。
このような場合に人員を補充する必要があります。
- 人事部門は、社内の各部門から人員要求があった人数について、内容が妥当かを吟味し中途採用人数を決めます。
以上のようなプロセスで中途採用人数が決定されます。
中途採用人数が多い企業の特徴
中途採用人数が多い会社には、2つの特徴があります。
- 新卒者を多く採用する場合と同じく、会社の成長が著しく、組織拡大のための必要人数が足りない場合です。
IoT(Internet of Things)やAI(人工知能)、ビッグデータなど市場拡大が想定されるIT企業や、CASE(コネクテッド、自動運転、カーシェアリングサービス、電気自動車)対応が急務の自動車メーカーやその関連業界などです。
- 若手社員が大量に退職するために、欠員補充が必要な場合です。その会社は社員に優しいか注意が必要です。
興味のある会社が大量に中途採用を募集しているならなぜ募集するかを調べ、理由を知っておいてください。
企業が中途採用人数を確保できないときはどうする?
企業が採用予定人数を確保できないときは、当たり前ですが、採用できるまで中途採用を継続します。
企業にとって中途採用は採りたい人の専門性、経験、能力といった基準がはっきりしており、面接で基準に達しない場合にとりあえず採用することはありません。
企業は中途採用人数を超えて採用することがあるか?
面接を行った結果、採りたい人材の基準を超えた応募者数が採用予定人数を超えた場合は、若干名なら余分に採用することもあると考えます。
なぜなら、そのような人材は社内に存在しない、あるいは少ないために中途採用募集をするからです。
優秀な人材の確保は企業にとって必須です。
まとめ
企業は事業計画や重点実施計画を遂行する上で、現有人数では質的にも、量的にも足りないときに増員のための中途採用を実施します。
あるいは部門において退職者が生じたとき、内部異動で欠員補充が出来ないときにも中途採用します。
中途採用人数が多い会社は次のような会社です。
- 会社の成長が著しく、組織拡大のための必要人数が足りない場合
- 若手社員が大量に退職するために、欠員補充が必要な場合
企業が採用予定人数を確保できないときは採用できるまで中途採用を継続します。
中途採用は採りたい人の基準がはっきりしており、面接で基準に達しない場合にとりあえず採用することはありません。
面接を行った結果、採りたい人材の基準を超えた応募者数が採用予定人数を超えた場合は、若干名なら余分に採用することもあります。
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