【就活・転職】面接官は何を見ている?~面接官のうら話~

2026.02.09 更新
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就活や転職の面接で向き合う「面接官」。

偉そうに見えたり、鋭い質問を投げてきたりして
「一体どんな人なのだろう?」と不安になった経験はありませんか?

結論から言うと、**面接官は“あなたを落とす人”ではなく、
“一緒に働ける仲間を探している人”**です。

この記事では、人事の視点から、

  • 面接官は社内でどう選ばれるのか
  • 就活と転職で何が違うのか
  • 面接官が本当に見ているポイント
  • よくある失敗例と注意点

まで、面接の基礎から実態までわかりやすく解説します。

但し、本記事に載る内容は全ての企業にあてはまる訳ではなく、あくまで筆者の経験によるものであることをご了解ください。

就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 結論:面接官は「完璧な人」より「一緒に働ける人」を探している
  2. 面接官は社内でどう選ばれている?
  3. 【実務視点】面接官が内心チェックしている5つのポイント
  4. 面接官目線の「よくある失敗例」
  5. 誰が面接官でも態度は変えない
  6. 面接で評価される具体的な話し方(PREP)
  7. よくある質問(Q&A)
  8. まとめ

結論:面接官は「完璧な人」より「一緒に働ける人」を探している

まず最も大切な結論です。

面接官が見ているのは、学歴や経歴の“きれいさ”ではありません。

  1. 面接官が重視している本質は次の3つです
    • 自社で再現性のある行動ができそうか
    • 周囲と協力できる人物か
    • 素直さ・成長意欲があるか

    つまり**「この人と現場で働く姿が想像できるか」**。

    これを理解するだけで、面接への向き合い方が大きく変わります。

  2. なぜ面接官はそう考えるのか?

    理由はシンプルです。

    採用は会社にとって大きな投資だからです。

    一人採用するだけでも、

    • 採用広告費
    • 面接工数
    • 研修コスト

    など、数十万〜数百万円がかかります。

    さらに早期退職されると、現場の負担も増えます。

    だから面接官は「優秀そう」よりも「長く活躍してくれそう」
    を重視します。

面接官は社内でどう選ばれている?

ここからは実務的な話です。

  1. 就活(新卒)の面接官の構成

    新卒採用では複数回の面接が行われます。

    一般的な流れは以下です。

    • 一次面接
      • 人事担当者
      • 若手〜中堅の現場管理職

      ここでは主に

      • 基本的なコミュニケーション力
      • 人柄
      • 最低限の志望動機

      を確認します。

      若手社員が担当しても評価権限はあります。
      「雑談っぽいから大丈夫」は危険です。

    • 二次面接
      • 人事部長
      • 配属予定部門の部長クラス

      ここでは

      • 論理性
      • 仕事への理解度
      • 自社との相性

      が見られます。

      専門用語の使いすぎはマイナス評価になりやすい点に注意。

    • 最終面接
      • 役員
      • 社長(中小企業の場合)

      この段階ではスキルよりも

      • 価値観
      • 将来像
      • 人間性

      が中心になります。

  2. 転職(中途)の面接官の構成

    転職の場合はより実務重視です。

    • 一次面接
      • 人事責任者
      • 配属予定部署の部長・課長

      ここでは

      • 即戦力性
      • 過去の実績の再現性

      を細かく見られます。

    • 最終面接
      • 役員クラス

      経歴よりも

      • 組織との相性
      • マネジメント適性
      • 定着リスク

      が判断材料になります。

【実務視点】面接官が内心チェックしている5つのポイント

面接官は、あなたの話を聞きながら「一緒に働ける人かどうか」を瞬時に判断しています。
ここでは、人事が実際に見ている“本音のチェック項目”をわかりやすく解説します。

  1. 話が「結論→理由→具体例」の順になっているか

    まず結論から話せる人は、仕事でも要点をまとめられると評価されます。

    逆に、

    • 何を言いたいのか分からない
    • 話が長い
    • オチが見えない

    こうした話し方だと「現場でも説明が下手そう」と思われてしまいます。

    つまり、最初に「私の強みは〇〇です」と言うだけで印象は大きく変わります。

  2. すぐ人や会社のせいにしていないか

    面接官が特に警戒するのがここです。

    例えば、

    「前の会社が悪かった」
    「上司と合わなかった」

    このような発言が多いと、
    この人はどこに行っても不満を言うタイプかもと判断されます。

    失敗談は「自分はどう改善したか」まで話すのが正解です。

  3. 表情と姿勢が暗くないか

    緊張していても問題ありません。

    ただし、

    • 無表情
    • 目を合わせない
    • 猫背

    はマイナス評価になりやすいです。

    面接官は「この人が職場にいたら明るくなるかな?」
    も見ています。

    背筋を伸ばして、うなずきながら話すだけで好印象になります。

  4. 素直さがあるか

    面接官は完璧な人を求めていません。

    むしろ、

    • 指摘を受け入れられるか
    • アドバイスに耳を傾けられるか

    を重視します。

    質問に対して言い訳ばかりすると、成長しにくい人と判断されてしまいます。

  5. 入社後の姿がイメージできるか

    これが一番大切です。

    面接官は常にこう考えています。
    「この人が来たら、現場は回るかな?」

    スキルと同じく、

    • 人柄
    • コミュニケーション
    • 周囲との相性

    を総合的に見ています。

    つまり“一緒に働く姿が想像できるか”が合否を決めます。

面接官目線の「よくある失敗例」

ここからは、面接官として本当によく見るNGパターンを紹介します。
どれも「知らずにやっている人」が非常に多いので要注意です。

  1. 暗記した志望動機をそのまま読む

    原稿を覚えたような話し方は、すぐ分かります。

    少し質問の角度を変えると、

    • 話が止まる
    • 同じ言葉を繰り返す
    • 内容がズレる

    という状態になりがちです。

    面接官はここで、

    「この人は自分の言葉で話していない」
    「本気度が低そう」

    と判断します。

    対策としては、丸暗記ではなく、「なぜこの会社なのか」を
    自分なりに理解して話しましょう。

  2. 前職や学校の悪口ばかり話す

    転職面接で特に多い失敗です。

    「上司がひどかった」
    「会社がブラックだった」

    と不満ばかり言うと、

    「次の会社でも同じことを言いそう」
    「人間関係トラブルを起こしそう」

    と見られてしまいます。

    対策としては、不満ではなく、

    • 自分が何を学んだか
    • 次はどうしたいか

    を中心に話しましょう。

  3. 逆質問をせずに面接が終わる

    「何か質問はありますか?」に対して「特にありません」

    これはかなりマイナスです。

    面接官は、

    「この会社に興味がないのかな?」
    「入社意欲が低そう」

    と感じます。

    対策として、最低でも2つは質問を準備しましょう。

    例:

    「入社後、最初に期待される役割は何ですか?」
    「活躍している方の共通点を教えてください」

誰が面接官でも態度は変えない

面接官が若手社員でも、部長でも、社長でも、評価されるポイントは同じです。

大切なのは次の3つ。

  • 丁寧な敬語を使う
  • 背筋を伸ばして座る
  • 相手の目を見て話す

この基本ができていれば問題ありません。

若手の面接官だからと気を抜くことや、
役員だからと緊張しすぎたりする必要はありません。

面接官は立場よりも、

「この人は社会人としてきちんとした態度か」
「一緒に働けそうか」

を見ています。

誰が相手でも、同じ姿勢・同じ話し方で臨むことが、面接成功の近道です。

面接で評価される具体的な話し方(PREP)

面接では「話の中身」と同じく、話し方の順番がとても大切です。

面接官に伝わりやすいのが、以下のPREP法です。

PREPの基本

① 結論
② 理由
③ 具体例
④ まとめ

この順番で話すだけで、
「わかりやすい人」「仕事ができそうな人」という印象になります。

  1. まずは結論から話す

    いきなり説明を始めるのはNGです。

    • 悪い例

      「前職では〇〇をしていて…」

    • 良い例

      「私の強みは調整力です。」

    最初に答えを言うのがポイントです。

  2. 次に理由を伝える

    なぜそう言えるのかを説明します。

    例:

    「なぜなら、部署間の意見が対立した場面で間に入った経験があるからです。」

  3. 具体例を1つ出す

    実際のエピソードを短く話します。

    例:

    「営業と開発の意見が割れた際、双方の要望を整理して合意点をまとめました。」

  4. 最後にまとめる

    その経験を、応募先でどう活かすかを伝えます。

    例:

    「この経験を活かして、御社でもチームをつなぐ役割を担いたいです。」

以上をまとめると、こうなります

「私の強みは調整力です。(結論)
前職で部署間の意見対立をまとめた経験があります。(理由)
営業と開発の間に入り、双方の要望を整理しました。(具体例)
この経験を御社でも活かしたいです。(まとめ)」

この話し方を使うだけで、

  • 話が整理される
  • 面接官が理解しやすい
  • 評価が上がりやすい

という効果があります。

暗記する必要はありません。“結論から話す”だけ意識すればOKです。

よくある質問(Q&A)

Q1:面接官は事前に履歴書をどこまで見ていますか?

A1:ほぼ全員が目を通しています。特に「職歴」「志望動機」「空白期間」は重点的にチェックされています。

Q2:圧迫面接は今もありますか?

A2:減っていますがゼロではありません。主にストレス耐性や冷静さを見る目的で行われます。

Q3:若手面接官でも決定権はありますか?

A3:あります。一次面接の評価で不採用になるケースは非常に多いです。

Q4:逆質問は必須ですか?

A4:ほぼ必須です。最低でも2〜3問は準備しましょう。

Q5:面接官は第一印象をどれくらい重視しますか?

A5:かなり重視します。実務上は「最初の30秒」で大まかな印象が決まることも珍しくありません。挨拶・表情・姿勢は特に見られています。

Q6:面接官は話の内容と態度、どちらを重視しますか?

A6:両方ですが、迷った場合は「態度」が勝ります。スキルよりも「素直さ」「誠実さ」「協調性」が評価されるケースは多いです。

Q7:緊張してうまく話せなくても大丈夫ですか?

A7:問題ありません。面接官は緊張するのが普通だと理解しています。それよりも「一生懸命伝えようとしているか」を見ています。

Q8:面接官はメモを取りながら何を書いていますか?

A8:主に以下です。

  • 回答の要点
  • 強み・弱み
  • 気になった発言
  • 現場に合いそうか

評価シートに沿って記録しています。

Q9:就活と転職で、面接官の見るポイントは違いますか?

A9:違います。

就活:
→ 人柄・伸びしろ・素直さ

転職:
→ 実績・再現性・即戦力

が中心になります。

Q10:面接官に「この人は無理」と思われる瞬間は?

A10:代表的なのは次の3つです。

  • 嘘がバレたとき
  • 他責発言が続いたとき
  • 敬語や態度が崩れたとき

この時点で評価が大きく下がります。

Q11:面接官は内定を出すとき何を決め手にしますか?

A11:最終的には、“一緒に働く姿が想像できるか”これが最大の判断基準です。

まとめ

最後にもう一度結論です。

面接官は敵ではありません。
あなたと一緒に働けるかを真剣に考えている“社内代表”です。

就活でも転職でも、

  • 結論から話す
  • 素直な姿勢
  • 入社後を意識した回答

この3点を意識すれば、評価は確実に上がります。

面接官の正体を知れば、面接は怖くなくなります。
堂々と、自分の言葉で向き合ってください。

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