【26卒/25年転職】面接官が教える「コナミ」の面接対策

2024.11.01 更新
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エンタテインメントとスポーツ分野で事業を展開するコナミに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?

(コナミは、コナミグループとしての募集となっていますが、本ブログでは「コナミ」と略して記しています)

コナミに入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。

例えばコナミの面接では、求める人材をよく理解して、自己PRにおいて特に課題解決力と行動力をアピールすることが重要です。

制作職で応募の場合、就活生は研究内容を、転職希望者は技術力をアピールしてください。

一方、面接で志望動機を語るためには競合他社と比べてなぜコナミなのか答えられなくてはいけません。

志望する職種を選んだ理由と、そこでやってみたい仕事も明確に伝える必要があります。

これら以外にもコナミの面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。

本ブログでは、面接官である筆者が、コナミの採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。

さらに面接に臨むうえで必要な知識として、コナミの会社についての情報を載せています。

面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。

自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。

さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. コナミの求める人材
  2. コナミの新卒採用情報について【就活】
  3. 面接攻略の考え方【就活】
  4. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
  5. コナミの面接攻略のまとめ【就活】
  6. コナミの中途採用情報について【転職】
  7. 面接攻略の考え方【転職】
  8. 面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
  9. コナミの面接攻略のまとめ【転職】
  10. コナミを志望するときに知っておきたい社風
  11. コナミの会社概要
  12. コナミグループの企業理念
  13. 参考リンク集

コナミの求める人材

コナミはどのような人材を求めているのでしょうか。

ホームページの新卒採用情報サイトには「求める人物像」として、「社会のルールを守ることを基本として、時代のニーズに応えていくために、変化に柔軟に対応し、挑戦し続けることができる人材」と定義しています。

そしてそのベースとなるものは、「コナミグループの企業理念を実現する役職員の価値基準」である「カスタマー・イン」「チャレンジ」「チェンジ」「コンプライアンス」の4Cです。

また、中途採用情報サイトの「求める人物像」では、コナミで活躍している人の共通点は、「自ら手を挙げて自発的に動いていける人」と伝えています。

ここからコナミの求める人材は、次のような人と考えます。

  • 社会のルールを守ることを基本として、時代のニーズに応えていくために、変化に柔軟に対応し、挑戦し続けることができる人
  • 自ら手を挙げて自発的に動いていける人

面接において自己PRをするとき、求める人材像をあらかじめ知っておくことは大切です。

コナミの新卒採用情報について【就活】

はじめにコナミの新卒採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種

    コナミの募集職種は、クリエイティブ系職種、ビジネス系職種、スポーツ系職種、サービス系職種です。

    クリエイティブ系職種は、プログラマー職、インフラエンジニア職、セキュリティエンジニア職、メカニカルエンジニア職、ハードウェアエンジニア職、サウンドクリエイター職、プランナー職、デザイナー職(CGデザイナー、プロダクトデザイナー)です。

    ビジネス系職種は、ビジネス職(旧名称:総合職)、プロデュース職です。

    スポーツ系職種は、インストラクター職です。

    サービス系職種は、レセプション職、施設管理職(那須)です。

  2. 選考フロー

    選考フロー/選考内容は職種ごとに異なりますが、おおよそ次のようになります。

    クリエイティブ系職種

    プレエントリー→エントリーシート→筆記試験又は課題提出→適性検査→面接(複数回)→内々定

    ビジネス系職種、スポーツ系職種(インストラクター職)、サービス系職種(レセプション職)

    プレエントリー→エントリーシート→適性検査→面接(複数回)→内々定

    プロデュース職は、課題提出があります。

  3. エントリーシート(25年卒)

    自己PRに関すること

    • 学校での専攻・研究内容など、主に学んでいることについてご記入ください。(400字以内)
    • 今までに一番情熱をもって取り組んだことについてご記入ください。※学業やクラブ活動、アルバイト、モノづくりやゲーム制作の経験などどのようなことでも結構です。(300字以内)
    • 周囲を巻き込んで行動した経験についてご記入ください。※学業やクラブ活動、アルバイト、モノづくりやゲーム制作の経験などどのようなことでも結構です。(300字以内)
    • ご自身の思う長所と短所についてご記入ください。(300字以内)
    • コナミグループで活かせるアピールポイントについてご記入ください。(300字以内)
    • 最近最も興味・関心のある事柄について、ご記入ください。※どのようなことでも結構です。(300字以内)

    志望動機に関すること

    • コナミグループを志望した理由や、入社後に実現したいことについて自由に記述してください(400字以内)
    • ゲーム業界に入って実現したいこと・成し遂げたいことについてご記入ください。(400字以内)
    • 好きなエンタテインメント作品のタイトルをご記入ください。いくつかある場合は、タイトルを羅列ください。 ※羅列する場合は「/」やスペースなどで区切っていただき、改行は使用しないでください。 ※ゲーム、映画、小説、漫画、芸能など、『全エンタテインメント』を対象にお考えください。(200字以内)
    • 仕事をするうえで最も大切にしたいと考えていることについてご記入ください。(300字以内) 
    • 職種の選択理由、及びご自身が応募職種に向いていると思う理由をご記入ください。(300字以内ー制作職
    • ○○を目指す上で「課題」と感じている部分と、現在ご自身が取り組んでいる内容についてご記入くださいー制作職
    • どのようなゲームを作りたいか、ご記入くださいークリエイティブ系職種
    • 最近2~3年の間にプレーしたゲーム(家庭用・モバイル・アーケード)の中で、最も時間を使ったゲームの上位3つのタイトルを順番にご記入ください。※他社のものでも可。ジャンルなどは問いません。(200字以内)―クリエイティブ系職種
    • 自身の人生に影響を与えたゲームのタイトルをご記入ください。いくつかある場合は、タイトルを羅列ください。※羅列する場合は「/」やスペースなどで区切っていただき、改行は使用しないでください。※他社のものでも可。ジャンルなどは問いません。(200字以内)―クリエイティブ系職種
    • ゲーム以外で好きなエンタテインメント作品のタイトルをご記入ください。いくつかある場合は、タイトルを羅列ください。※羅列する場合は「/」やスペースなどで区切っていただき、改行は使用しないでください。※映画、小説、漫画、芸能など、『全エンタテインメント』を対象にお考えください。(200字以内)―クリエイティブ系職種
    • プロデューサーに必要だと思う要素をご記入ください。―プロデュース職
    • 最近遊んだゲームとその感想(長所や短所など)をご記入ください。―プロデュース職
  4. 面接

    面接では、学生時代に力を入れたことの深掘りがあります。制作職では提出作品について深掘りがあります。

    自己PRに関すること

    • 自己紹介してください
    • 中学・高校時代の部活と部活内での役割について教えてください
    • 大学・学部を選んだ理由を教えてください
    • 学業での専攻・研究内容について教えてください
    • 学生時代に力を入れたことを教えてください(力を入れた理由、苦労したこと、どのようにして成果を挙げたのか、学んだことは何か)
    • クラブ・サークルの活動とそこでの役割について教えてください
    • アルバイトは何をしていましたか(そこでの役割)
    • チームワークを生み出す上で、大切にしていることは何ですか
    • 英語面談を受けることは可能ですか(自己紹介、志望動機、留学していた時のエピソードや印象に残った出来事を英語で説明してください)
    • どのような強みを活かしてどのような職種で活躍したいですか
    • ゲームはしますか、好きなゲームは何ですか
    • 強み・弱みと、強みの活かし方、弱みをどのように克服しようとしていますか
    • 周りの人からどのような人と言われますか
    • 考えの合わない人と関わらないといけない場面はありましたか。その際どのような対応をしましたか
    • 集団においてどのような役になることが多いですか
    • どのような人と働きたいですか、また働きたくないですか
    • 趣味は何ですか

    志望動機に関すること

    • 就活の軸は何ですか
    • なぜゲーム業界を志望しますか
    • なぜコナミを志望しますか
    • 希望する職種・部門(事業)と理由、そこでやりたいことは何ですか
    • 希望する部門に必要な人材はどんな人材だと思いますか
    • 希望する部門以外に配属されても大丈夫ですか
    • 職種に対する仕事のイメージを教えてください
    • キャリアプランはありますか
    • 同業他社と比較してコナミの強みは何だと思いますか
    • コナミの企業理念で共感したところは何ですか
    • コナミのゲームはしたことがありますか
    • 好きなコナミのエンタメは何ですか
    • e-sportsに興味はありますか
    • 他社の応募状況とコナミの志望度を教えてください
  5. 採用人数   

    19年度入社実績 非公開 

    20年度入社実績 非公開

    21年度入社実績 非公開

    22年度入社実績 非公開

    23年度入社実績 非公開

    24年度入社実績 約200名

  6. 24年新卒入社大学別就職者数

    国公立大

    東京大1、京都大4、大阪大3、九州大2、東京工大1、一橋大1、筑波大5、千葉大2、東京外大1、都立大1、横浜国大1、大阪公立大1、神戸大2、岡山大1、他

    私立大

    早稲田大10、慶応大6、上智大7、明治大4、青山学院大3、立教大2、中央大2、法政大1、学習院大2、成蹊大2、明治学院大2、国学院大1、日本大2、東洋大2、駒沢大1、専修大2、東京理科大2、東京電機大、大妻女子大2、千葉工大2、同志社大1、立命館大5、関西大5、関西学院大3、大阪工大1、近畿大2、他

    以上は大学院修了者を含みます。

    ※サンデー毎日(2024年9月1日号)参照

  7. 学歴フィルター

    コナミグループは、難関大学から中堅大学まで幅広く採用しています。

面接攻略の考え方【就活】

面接では自己PRと志望動機に関することを必ず訊かれます。

よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてください。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    コナミは基本的に、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるように、コナミは、「社会のルールを守ることを基本として、時代のニーズに応えていくために、変化に柔軟に対応し、挑戦し続けることができる」「自ら手を挙げて自発的に動いていける」人を求めています。

    ここで、「変化に柔軟に対応し、挑戦し続けることができる」は課題解決力と行動力を表しています。

    また「自ら手を挙げて自発的に動いていける」は、行動力を表しています。

    近年のテクノロジーの進化は、人びとの生活にさまざまな変革をもたらしており、メタバース、NFT、AI、VR/AR、5G/6G、クラウドなどのデジタル分野における新たな技術も、これからのコナミの事業を取り巻く環境に大きな影響をあたえています。

    これらのテクノロジーは、コナミの持つコンテンツや開発力といった無形資産の価値をさらに高め、新たなユーザー体験の創出にチャレンジすることを可能にし、多くの成長機会を生み出します。

    このようなビジネスチャンスを活かすために、まさに課題解決力と行動力のある人材を求めているのではないでしょうか。

    面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、課題解決力と行動力をアピールしましょう。

    目標に向けて課題を発見し、既存の発想にとらわれずに新しい解決法を考え、解決のための計画づくりができ、実現のために粘り強く取り組む人というアピールです。

    力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。

    最も力を入れたことは何か、なぜ力を入れたのか、困難だったことや困難を解決するために創意工夫してどのように粘り強く行動したか、その結果と自分が身につけたことを語ってください。

    但し、コナミは採用するすべての人に課題解決力と行動力を求めているわけではありません。

    自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、その能力を上手に説明してください。

    ■クリエイティブ系職種の応募者は、研究内容を語る

    クリエイティブ系職種の応募者は、入社後はプログラマー、インフラエンジニア、セキュリティエンジニア、メカニカルエンジニア、ハードウェアエンジニア、サウンドクリエイター、プランナー、デザイナーなどに携わります。

    クリエイティブ系職種の応募者は希望するそれらの職種に十分対応できる能力やスキルがあることを、自分の研究内容から探し出して話せるようにしてください。

    クリエイティブ系職種の応募者は、面接において、研究内容の説明を詳しく求められるでしょう。

    具体的には、なぜそれを研究するのか、研究にあたって、課題と課題を解決する上で困難だった点について、自分自身の工夫と成果を説明できるようにしてください。

    課題を解決するために、どのように周囲を巻き込んでいったか、どのくらい粘り強く取り組んでいったかなどについても説明できるといいです。

    また、研究が、コナミでどのように活かせるかも説明できるようにしてください。

    もちろん直接コナミで活かせるような研究をやってこない人もいると思いますが、その場合は論理的思考力など潜在的な能力面をアピールすることです。

    合わせて、提出した作品(ポートフォリオ)が自分の能力やスキルを具体的に表現したものであることがわかるような説明を行ってください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜコナミを選ぶのか明確に伝える

    コナミのグループ企業理念、事業内容、様々な職種で働く社員のコメントなどから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることがコナミを選んだ志望動機になります。

    また、コナミと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    コナミの応募者は、ゲームが好きな人であり、カプコン、セガ、任天堂、コーエーテクモ、スクウェア・エニックスといったゲーム業界各社と並行して応募する人が多いと思います。

    たとえコナミが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜコナミなのかを、面接で質問されたときにしっかり答えられなくてはなりません。

    コナミや他のゲーム会社のゲームを試してその違いを感じることも有効です。

    ■なぜその職種・部門を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える

    コナミは職種別採用となっていて、希望する職種を選択します。

    応募者は、職種と部門を希望する理由、及びそこでやりたい仕事とその理由をしっかりと説明できなければなりません。

    注目している商品やサービス、技術と、その理由も話せるようにしておくとさらに良いでしょう。

    ■コナミの志望順位、他社の応募状況を面接で答えられるようにする

    志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。

    他社の応募状況を聞かれたら、「ゲーム業界の会社に応募中です」程度は言ってもかまいません。

    他社名を教えてほしいと聞かれたら、コナミと同等の大手企業に応募中ならそれを答えてください。

    ゲーム業界以外に応募中なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。

    この場合はまったくの異業種であるので、なぜ応募したのか答えられるようにしてください。

以上、コナミの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】

コナミは、「エンタテインメント」と「スポーツ」の2つの分野で、事業を展開する企業です。

このようなコナミの面接を攻略するためには、まずはゲーム業界を取り巻く環境を理解することと、ゲーム業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

ブログ記事「【2025年】ゲーム業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、コナミとはどのような会社なのかを理解することも、面接準備には必須です。

コナミの会社概要やグループ企業理念など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にもコナミのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われるコナミの基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。

コナミの面接攻略のまとめ【就活】

コナミに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

コナミが求める人材は、「社会のルールを守ることを基本として、時代のニーズに応えていくために、変化に柔軟に対応し、挑戦し続けることができる」「自ら手を挙げて自発的に動いていける」人です。

面接では、学生時代に力を入れたことの深掘りがあります。制作職では提出作品について深掘りがあります。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • クリエイティブ系職種の応募者は、研究内容を語る

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜコナミを選ぶのか明確に伝える
  • なぜその職種・部門を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
  • コナミの志望順位、他社の応募状況を面接で答えられるようにする

面接を攻略するためには、まずはゲーム業界を取り巻く環境を理解すると同時に、ゲーム業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。

また、コナミとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

コナミの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

コナミの中途採用情報について【転職】

続いてコナミの転職面接について解説していきます。

はじめにコナミの中途採用情報について以下に記します。

  1. 募集職種

    コナミは転職の希望者を対象とした中途採用を積極的に行っています。

    社内に必要な能力、スキルを持つ人が足りないと思われる職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての専門性が問われます。

    具体的な募集職種はその時々で変わっていくと思いますが、2024年11月時点ではエンジニア、デザイナー、企画・プロデュ―ス、サウンド・映像・アニメ、制作・ビジネス支援、コーポレートの各職種を募集しています。

    中途採用に興味のある人は定期的にホームページをチェックしてみてください。

    またコナミでは、募集職種一覧に掲載されていない職種について、掲載されるタイミングで本人に連絡するキャリア登録の仕組みがあります。

  2. 選考フロー

    オンライン応募→書類選考→部門面接(1~2回)→役員面接→内定

    各種デザイナーおよびサウンドクリエイター職に応募の場合は、エントリー審査合格後に作品提出が必須となります。

    上記選考以外に、追加課題や適性試験、健康診断等を実施する場合があります。

  3. 転職面接  

    転職の面接では、求める人材にふさわしい人物かどうか、及び現職(前職)の職務内容について深掘りをすることで、応募者がコナミで貢献できるかを探ります。

    自己PRに関すること

    • 現職(前職)の職務内容を説明してください、そこで何を感じて働いていましたか
    • 現職(前職)で身につけたスキルや強みを教えてください
    • 今までで一番好きなゲームは何ですか

    志望動機に関すること

    • なぜコナミを志望しますか
    • 入社したらどのようなキャリアを目指していきたいですか
    • 自分のスキルや強みをコナミでどのように活かしていきたいですか
    • 3年後、5年後の具体的なビジョンを教えてください

    退職理由に関すること

    • なぜ現職(前職)を退職しますか 

面接攻略の考え方【転職】

転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。それらについて的確に答えるための準備をしてください。

以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。

  1. 面接時の自己PRのヒント

    ■課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする

    コナミは基本的に、特に課題解決力と行動力を求めていると考えられます。

    上記の求める人材にあるように、コナミは、「社会のルールを守ることを基本として、時代のニーズに応えていくために、変化に柔軟に対応し、挑戦し続けることができる」「自ら手を挙げて自発的に動いていける」人を求めています。

    ここで、「変化に柔軟に対応し、挑戦し続けることができる」は課題解決力と行動力を表しています。

    また「自ら手を挙げて自発的に動いていける」は、行動力を表しています。

    近年のテクノロジーの進化は、人びとの生活にさまざまな変革をもたらしており、メタバース、NFT、AI、VR/AR、5G/6G、クラウドなどのデジタル分野における新たな技術も、これからのコナミの事業を取り巻く環境に大きな影響をあたえています。

    これらのテクノロジーは、コナミの持つコンテンツや開発力といった無形資産の価値をさらに高め、新たなユーザー体験の創出にチャレンジすることを可能にし、多くの成長機会を生み出します。

    このようなビジネスチャンスを活かすために、まさに課題解決力と行動力のある人材を求めているのではないでしょうか。

    転職の面接では、現職(前職)において、応募書類だけでは説明しきれない仕事ぶりを説明してください。

    その中で、業務目標達成に向けて課題を見つけ、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、関係者を巻き込んで粘り強く遂行した経験も加えてください。

    さらに職務を実行するさいに困難だったこと、困難をどのように乗り越えて、成果を上げたかを伝えてください。

    最後に、コナミで活かせる、身につけた知識やスキルを語ってください。

    もし自分に課題解決力や行動力が乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えましょう。

    ■クリエイティブ系職種の応募者は、技術力を語る

    AI、5G/6G、VR/AR、NFT(非代替性トークン)や、クラウド技術を活用した新たな配信プラットフォームの登場などにより、エンタテインメントのビジネスを展開するフィールドとそのポテンシャルが益々拡大しています。

    エンジニア、デザイナー、企画・プロデュ―ス、サウンド・映像制作などのクリエイティブ系職種の応募者は、それらに対応できる技術力があることを、現職(前職)の職務を説明するなかで面接官にわかってもらう必要があります。

    クリエイティブ系職種の応募者は、面接において現職(前職)の職務内容の説明を相当詳しく求められます。

    具体的には、職務遂行にあたって、技術面の工夫と成果をわかりやすく説明することで持っている技術力をアピールしましょう。

    また成果を出すためのスキルやノウハウが、コナミでどのように活かせるかも説明できるようにしてください。

    作品(ポートフォリオ)の提出を求められた場合は、自分の能力やスキルを具体的に表現したものであることがわかるような説明を行ってください。

  2. 面接時に志望動機を語るヒント

    ■なぜコナミを選ぶのか明確に伝える

    コナミのグループ企業理念、事業内容、様々な職種で働く社員のコメントなどから感じたことをまとめてください。

    そのなかで、自分が共感できることがコナミを選んだ志望動機になります。

    また、コナミと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。

    コナミの応募者は、ゲームが好きな人であり、ゲーム業界各社にも興味のある人が多いと思います。

    たとえコナミが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜコナミなのかを、面接で質問されたときにしっかり答えられなくてはなりません。

    コナミや他のゲーム会社のゲームを試してその違いを感じることも有効です。

    ■なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える

    コナミは、職種別採用となっていて、希望する職種に応募するかたちです。応募する職種について、なぜその職種をやってみたいのか、そこでやりたい仕事とその理由を的確に説明できなければなりません。

    中途採用の応募者が応募職種を選んだ理由は、現職(前職)で培った自分の経験、能力、スキルがコナミで活かせることです。

    それには職務内容をわかりやすく説明することで、経験や能力、スキルがコナミで活かせて、やりたい仕事で貢献できることを伝えてください。

    コナミで注目している商品やサービス、技術と、なぜ注目しているか、その理由も話せるようにしておくとよいでしょう。

  3. 転職面接時に退職理由を語るヒント

    ■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

    「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に思ってもらえる内容を説明しましょう。

    間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。

    例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。

以上、コナミの中途採用情報と転職の面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機、退職理由に関する様々な質問がなされることが予想されます。

また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。

本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。

面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】

コナミへの転職の面接を攻略するためには、まずはゲーム業界を取り巻く環境を理解することと、ゲーム業界で働いたときの仕事の内容も理解しておいてください。

ブログ記事「【2025年】ゲーム業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。

続いて、コナミとはどのような会社なのかを理解することも転職の面接準備には必須です。

コナミの会社概要やグループ企業理念など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

これら以外にもコナミのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。

本記事の後半で、ホームページから得たコナミの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。

コナミの面接攻略のまとめ【転職】

コナミに「中途採用」で転職を希望する人が、必ず通過しなければならない転職の面接試験。転職の面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?

コナミが求める人材は、「社会のルールを守ることを基本として、時代のニーズに応えていくために、変化に柔軟に対応し、挑戦し続けることができる」「自ら手を挙げて自発的に動いていける」人です。

面接では、求める人材にふさわしい人物かどうか、及び応募条件を満たしているかを判断されます。

面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 課題解決力と行動力を自分の中で探してアピールする
  • クリエイティブ系職種の応募者は、技術力を語る

面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • なぜコナミを志望するのか明確に伝える
  • なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える

面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。

  • 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする

また、コナミとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。

コナミの会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。

面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。

コナミを志望するときに知っておきたい社風

コナミの面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。

  • ゲーム業界は同じようですが、福利厚生はそこまで充実していません。財形貯蓄や持株会制度、確定拠出年金制度があります。住宅補助はありません。
  • 残業は人によりまちまちです。有給休暇はしっかり取得できます。
  • 純粋にゲームが好きな人が多く、穏やかな人が多く働きやすいです。社員間のコミュニケーションは良好です。
  • 女性社員は多く、働きやすい環境です。産休・育休も取得しやすいです。

面接で語る志望動機をつくる際には、このような社風をよく知っておくことが大切です。

コナミの会社概要

  1. コナミグループは、純粋持株会社であるコナミグループ株式会社傘下で、エンタテインメントとスポーツの2つの分野で4つの事業領域を展開するグループです。
  2. コナミは1969年上月景正氏が創業し、1973年コナミ工業株式会社として設立しました。

    1991年コナミ株式会社に商号変更し、2006年コナミのデジタルエンタテインメント事業を、株式会社コナミデジタルエンタテインメントとして会社分割し、コナミは純粋持株会社へ移行します。

    2011年高砂電器産業株式会社(現・株式会社コナミアミューズメント)を簡易株式交換により完全子会社化します。

    2015年コナミは商号をコナミホールディングス株式会社に変更します。

    2022年7月にコナミホールディングス株式会社からコナミグループ株式会社に商号変更し、現在に至っています。

  3. コナミグループの事業領域は、デジタルエンタテインメント事業、アミューズメント事業、ゲーミング&システム事業、スポーツ事業の4つです。
    • デジタルエンタテインメント事業では、アーケードゲームの製造販売から始まり、1980年代には、家庭用ゲームの制作を開始、2010年以降急速に普及したモバイル端末に向けて、モバイルゲームの制作・配信を開始しました。

      「eFootball」シリーズ、「メタルギア」シリーズ、「パワフルプロ野球」シリーズなど、KONAMIは、国内外で知名度が高いタイトルを数多く保有しています。

      近年は、クラウドゲームプラットフォームやマルチデバイスでのタイトル提供を開始し、継続運営型サービスの強化を一層推進しています。

      また、ゲームを競技としてとらえるeスポーツのリーディングカンパニーとして、新しいユーザー体験の創出に取り組んでいます。

      今後も、AI、5G/6G、VR/AR、NFT、メタバースなどの新たな技術を活用して、次なるイノベーションへのチャレンジを続けようとしています。

      日本、北米、欧州、アジアの各地域で独自性の高いコンテンツを創出し、国境を越えて、グローバル展開しています。

    • アミューズメント事業は、アミューズメントマシンの制作・製造・販売や、ゲームのオンライン接続サービスの提供を行っており、海外への事業展開も積極的に進めています。
    • ゲーミング&システム事業は、スロットマシンやカジノマネジメントシステムの開発、製造、販売、サービスを手がけています。

      北米、豪州をはじめ、世界各地の主要市場でゲーミングライセンスを取得し、グローバルに展開しています。

    • スポーツ事業は、スポーツクラブの運営や公共スポーツ施設の管理運営、スポーツ・健康関連商品の企画・開発・販売などを手がけています。
  4. コナミグループブランドコンセプトは、『時間の消費から「価値ある時間」の創造へ。あらゆる生活場面を、輝く感動の時間に変え、ひとびとの“人生”を“High Quality Life”にします。』です。
  5. コナミホールディングスの2024年3月期の経営数字は次の通りです。

    資本金は、473億円です。

    連結従業員数は、8,843人です。

    連結売上高は、3,603億円です。

    連結営業利益は、803億円です。

    連結当期利益は、592億円です。

    セグメント別売上高は、デジタルエンタテインメント事業2,491億円、アミューズメント事業264億円、ゲーミング&システム事業397億円、スポーツ事業476億円、消去△26億円です。

面接では、「好きなゲームは何ですか」と質問がなされるかも知れません。答えられるようにしてください。

コナミグループの企業理念

ここでは、コナミグループの企業理念を紹介します。

企業理念

私たちコナミグループは、『価値ある時間』の創造と提供を通して、常に期待される企業集団を目指します。

コナミグループの企業理念を実現する、役職員の価値基準

カスタマ―・イン お客様を第一に考えて、行動しよう。

最高レベルの商品・サービスを提供することにより、お客様の満足度を最大化します。

チャレンジ 失敗を恐れずに、大胆に挑戦しよう。

誰も体験したことのない夢と感動を提供するために、日々チャレンジを積み重ね、創造と革新を生み出します。

チェンジ 時代の変化を感じよう。

時代は変化します。お客様のニーズも日々変わっていきます。時代の変化を敏感に捉え、柔軟に対応しよう。

コンプライアンス 品位と自覚を持って行動しよう。

法と倫理を遵守することは信頼を獲得する第一歩です。小さな誤りでも、会社全体に影響を及ぼすことを認識し、誠実に業務に邁進します。

面接では、「企業理念を知っていますか」と質問されることもありますので、覚えておきましょう。

参考リンク集

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