【26卒/25年転職】面接官が教える「オリックス」の面接対策
リース業界最大手のオリックスに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。応募者は事前にどのような面接対策をしたらよいのでしょうか?
オリックスに入社を希望する人がぜひとも知っておきたい就職や転職の面接に関しての情報や、ノウハウというものがあります。
例えば、オリックスの面接では求める人材をよく理解して、自己PRにおいては、課題解決力と行動力、チームワーク力から自分の強みを選んでアピールすることが大切です。
一方、面接で志望動機を語るためには、なぜリース業界を選ぶのかについて的確に答えられなくてはいけません。
さらに競合他社と比べてなぜオリックスなのかについても面接官が納得できるように答えられることが大切です。
これら以外にもオリックスの就職や転職の面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、オリックスの採用情報とともに、就職や転職の面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、オリックスの会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
オリックスの求める人材
オリックスはどのような人材を求めているのでしょうか?
オリックスの採用情報サイトにある「オリックスが求める人材は?」には、求める人材が載っています。
“Creativity” ~絶えず新たなビジネスを自ら創り出す人材~
“Challenge” ~「高い専門性」を身につけ、「チャレンジ」し続けられる人材~
“Team Play” ~多様な価値観を認め、周囲を巻き込みながら主体的に行動できる人材~
面接において自己PRをするとき、求める人材像をあらかじめ知っておくことは大切です。
オリックスの新卒採用情報について【就活】
はじめにオリックスの新卒採用情報について以下に記します。
- 募集職種
募集職種は、総合職と一般職です。
- 総合職は、更に「全国グローバル」と「首都圏エリア」の勤務地を選択します。
総合職の仕事は、あらゆる部門で企画・立案し、それらを具現化する基幹業務を担います。
「全国グローバル」は、国内外の各事業所に勤務します。「首都圏エリア」は、首都圏の各事業所に、住居の移転を伴わない範囲で勤務します。
- 一般職は、総合職のサポート業務を行います。首都圏、近畿圏の営業支援部門および管理部門(事務担当)に配属となります。
卒業後3年以内で、就業経験のない人は新卒として応募できます。
- 総合職は、更に「全国グローバル」と「首都圏エリア」の勤務地を選択します。
- 選考フロー
プレエントリー→WEBセミナーの視聴・イベントへの参加(任意)→本エントリー(選考を希望する会社・職種の登録)→適正検査・面談(複数回)→内々定
- エントリーシート(25年卒)
自己PRに関すること
- あなたの特徴がよくあらわれているエピソードを教えてください(300文字以内)
- あなたのモチベーションの源泉は何ですか(100文字以内)
- これまで注力して取り組んできたことを教えてください小中学校、高校時代、大学時代1、大学時代(各20文字以内)
志望動機に関すること
- オリックスに興味を持った理由を教えてください(300文字以内)
- チャレンジしたい部署・職種を選んだ理由と、どの様にあなたの強みを生かしていきたいかをお聞かせください。(300文字以内)
- 面接
面接ではガクチカと志望動機、キャリアプランの深掘りがあります。
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 自己PRしてください
- 小中学校、高校時代の習い事や、部活動について話してください
- 現大学を選んだ理由を教えてください
- 学部・学科を選んだ理由を教えてください
- ゼミは何をやっていますか
- 研究内容を説明してください
- 卒業論文について、どうしてそのテーマですか
- 嫌いな科目は何ですか
- 学生時代に力を入れたことを話してください(背景、苦労したこと、苦労を克服した行動、組織での役割、メンバーと信頼関係を築く為に気をつけたこと、学んだこと、社会でも活きると思うこと)
- アルバイトをしていましたか(そこでの役割、得られたもの)
- クラブ・サークル活動をしていますか(きっかけ、そこでの役割)
- 挫折経験はありますか
- なりたい社会人像はありますか
- 健康ですか
- 運転免許はありますか
- あなたにとって働くとは何ですか
- 周りからはどのような人と言われますか
- 強みと弱みを教えてください(強みが活きた経験、強みは入社後に活かせるか、弱みのエピソード)
志望動機に関すること
- 就職活動の軸は何ですか
- なぜリース業界を志望しますか
- なぜオリックスを志望しますか、他社と比較したときのオリックスの魅力は何ですか
- なぜ金融業界のなかでもオリックスですか
- なぜ一般職を志望しますか
- 希望する職種とその理由を教えてください(活かせる強み)
- 入社したらやりたいこととその理由は何ですか(そのためには何が必要だと思うか、抱いている部署のイメージ)
- なぜ○○部門を希望しますか
- 希望する部門でなくても大丈夫ですか
- 入社後どのようなキャリアを積みたいですか
- リースの具体的なイメージを教えてください
- 関心のある事業領域とその理由を話してください
- インターンシップの感想を教えてください
- 他社の応募状況とオリックスの志望順位を教えてください
- 採用人数
19年度入社実績 244名(男性118名 女性126名)
20年度入社実績 229名(男性100名 女性129名)
21年度入社実績 197名(男性90名 女性107名)
22年度入社実績 196名(男性109名 女性87名)
23年度入社実績 270名(男性124名 女性146名)
24年度入社実績 約270名
25年度入社計画 約200~250名
*オリックスグループ5社合計の採用人数です。
- 24年新卒入社大学別就職者数
国公立大:
東京大4、京都大3、名古屋大1、大阪大1、一橋大1、筑波大1、都立大1、大阪公立大1、神戸大2、他
私立大:
早稲田大15、慶応大9、上智大1、明治大5、青山学院大5、立教大1、中央大5、法政大1、成蹊大2、明治学院大1、専修大1、東京理科大1、東京女子大1、大妻女子大1、同志社大5、立命館大2、関西大5、関西学院大7、他
以上はオリックスグループ5社合計で、大学院修了者を含みます。
※サンデー毎日(2024年9月1日号)参照
- 学歴フィルター
オリックスは私立大学中心の採用となっています。学歴フィルターはありません。
面接攻略の考え方【就活】
就活の面接では自己PRと志望動機及びそれに関することを必ず訊かれます。
よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてまとめてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
オリックスの求める人材は、課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力を持つ人です。
上記の求める人材にあるように、オリックスは、「絶えず新たなビジネスを自ら創り出す」「高い専門性を身につけ、チャレンジし続けられる」「多様な価値観を認め、周囲を巻き込みながら主体的に行動できる」人を求めています。
ここで「絶えず新たなビジネスを自ら創り出す」ことは、課題解決力を表しています。
また、「高い専門性を身につけ、チャレンジし続けられる」ことは、行動力を表しているといえます。
さらに「多様な価値観を認め、周囲を巻き込みながら主体的に行動できる」ことは、チームワーク力と行動力を表しているのではないでしょうか。
オリックスの求める人材は、「このような社員になってもらいたい」との目標と考えましょう。
なので、応募する学生がこれらを全て持っているとアピールする必要はありません。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で行動力・課題解決力・チームワーク力のうちから二つを自分の中で探してアピールしましょう。
- 課題解決力なら、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
- 行動力なら、困難な課題の解決に向けて、あきらめずに粘り強く取り組めるということです。
- チームワーク力なら、チームのなかで自分の役割を理解し、メンバーの意見も尊重しながら活動を進めることができるということです。
力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
これらの活動の中で、いずれかの能力を発揮したことを具体的に説明してください。
その結果として自分が身につけたことを伝えられると良いです。
但し、オリックスは採用するすべての人に行動力や課題解決力、チームワーク力を求めているわけではありません。
なので、自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接においてその能力を上手に説明してください。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜリース業界を選ぶのか明確に伝える
なぜリース業界を志望するか、その理由を説明できるようにしてください。
リース業界とは何か、リース業界を取り巻く環境や、リース業界の仕事についての基本は、ブログ記事「【2025年】リース業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を参照ください。
リース会社について業務の理解を深めていき、魅力を語ってください。
■なぜオリックスを選ぶのか明確に伝える
オリックスの「ORIX Group Purpose & Culture」、事業内容、オリックスグループの成長戦略などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることがオリックスを選んだ志望動機になります。
また、オリックスと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
オリックスを志望する人はリース会社に興味がある人であり、さらには広く金融に興味のある人と思います。
ですから、オリックスと並行して、三菱HCキャピタル、芙蓉総合リース、ジェーシービーなどの各社に応募する人が多いようです。
たとえオリックスが第一志望でなくても、競合他社と比較し、なぜオリックスなのかをしっかり答えられなくてはなりません。
■オリックスで応募する職種・勤務地を希望する理由と、興味のある事業領域やそこでやりたい仕事は何かを明確に伝える
オリックスは、総合職(全国グローバル・首都圏エリア)と一般職(首都圏・近畿圏)の募集となっています。
応募する職種と勤務地を選んだ理由、および興味のある事業領域とやりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかをきちんと説明できなくてはいけません。
あわせて、やりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
■オリックスの志望順位と他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、オリックスと同じリース会社ならば、リース業界志望と答えてください。
他社名を教えてほしいと聞かれたら、オリックスと同等の大手企業に応募中ならそれを答えてください。
リース業界以外なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。
この場合まったくの異業種であるので、なぜその業種に応募したのか答えられるようにしてください。
以上、オリックスの採用情報と面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
オリックスは、リース業界売上NO.1の総合リース企業です。
このようなオリックスの面接を攻略するためには、まずリース業界を取り巻く環境を理解することと、リース業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2025年】リース業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、オリックスとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
オリックスの企業概要、「ORIX Group Purpose & Culture」、オリックスグループの成長戦略など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもオリックスのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半でオリックスの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
オリックスの面接攻略のまとめ【就活】
オリックスに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
オリックスが採用したい人材は、「絶えず新たなビジネスを自ら創り出す」「高い専門性を身につけ、チャレンジし続けられる」「多様な価値観を認め、周囲を巻き込みながら主体的に行動できる」人です。
面接では、面接ではガクチカと志望動機の深掘りがあります。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜリース業界を選ぶのか明確に伝える
- なぜオリックスを選ぶのか明確に伝える
- オリックスで応募する職種・勤務地を希望する理由と、興味のある事業領域やそこでやりたい仕事は何かを明確に伝える
- オリックスの志望順位と他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずはリース業界を取り巻く環境を理解すると同時に、リース業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、オリックスとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
オリックスの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
オリックスの中途採用情報について【転職】
続いてオリックスの転職の面接について解説していきます。
はじめにオリックスのキャリア(中途)採用情報について以下に記します。
- 募集職種
オリックスは転職の希望者を対象とした中途採用を積極的に行っています。
社内に必要な能力やスキルを持つ人が足りないと思われる職種を募集していますので、応募にあたっては即戦力としての経験や専門性が問われます。
オリックスの中途採用には、①キャリア採用 ②カムバック採用の2種類があります。
カムバック採用は、オリックスを退職した人が、退職時の理由を問わず(転職による退職も可)、応募できる制度です。
現時点でどのような職種を募集しているか、詳細は、オリックスのホームページにあるキャリア採用情報をご覧ください。
2024年10月現在、キャリア採用では経理、法人営業、カムバック採用の募集があります。
- 選考フロー
WEBエントリー→書類選考→面接(複数回)・適性検査→内定→入社
- 面接
面接では求める人材にふさわしいかの見極めがなされます。現職(前職)の職務内容の深掘りがあります。
自己PRに関すること
- 現職(前職)の職務内容を説明してください
- これまでの仕事について、チームで働いた経験はありますか
志望動機に関すること
- なぜオリックスを志望しますか
- 現職(前職)の経験をオリックスでどのように活かせますか
退職理由に関すること
- 現職(前職)を退職する理由を教えてください
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由に関することを必ず訊かれます。
それらについて的確に答えるための準備をしてください。
以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントが参考になります。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
オリックスの求める人材は、課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力を持つ人です。
上記の求める人材にあるように、オリックスは、「絶えず新たなビジネスを自ら創り出す」「高い専門性を身につけ、チャレンジし続けられる」「多様な価値観を認め、周囲を巻き込みながら主体的に行動できる」人を求めています。
ここで「絶えず新たなビジネスを自ら創り出す」ことは、課題解決力を表しています。
また、「高い専門性を身につけ、チャレンジし続けられる」ことは、行動力を表しているといえます。
さらに「多様な価値観を認め、周囲を巻き込みながら主体的に行動できる」ことは、チームワーク力と行動力を表しているのではないでしょうか。
オリックスの求める人材は、「このような社員になってもらいたい」との目標と考えましょう。
中途採用の応募者がこれらの能力を全て持っているとアピールする必要はありません。
転職の面接では現職(前職)の職務内容を説明するさいに、課題解決力・行動力・リーダーシップのうちから二つを自分の中で探してアピールしましょう。
- 課題解決力なら、業務目標を達成するうえで課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
- 行動力なら、困難な課題の解決に向けてあきらめずに粘り強く取り組めるということです。
- チームワーク力なら、組織のなかで自分の役割を理解し、関係者の意見も尊重しながら仕事を遂行することができるということです。
自分の職務の中で、いずれかの能力を発揮したことを具体的に説明してください。
その結果として自分が身につけたことを伝えられると良いです。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力を面接で上手に説明して、間接的にでも募集職種に役立つことを伝えてください。
■募集職種の専門的な知識を答えられるように準備する
オリックスの中途採用では、募集職種の経験者を想定した募集となっています。
ですから、リース業界の知識は当然のこととして、応募職種の専門的な知識をどれだけ持っているか確認されることがあります。
よってそれらの専門的な知識とか、直近のニュースで話題になったリース業界に関することで質問があれば答えられるように準備しましょう。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜオリックスを選ぶのか明確に伝える
オリックスの「ORIX Group Purpose & Culture」、事業内容、オリックスグループの成長戦略などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることがオリックスを選んだ志望動機になります。
また、オリックスと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
オリックスを志望する応募者は、他のリース会社とか金融関係の会社の中途採用募集に興味がある人も多いと思われます。
そのような競合他社と比較して、なぜオリックスなのかをしっかり答えられなくてはいけません。
■オリックスでなぜその職種を希望するのか、その職種でどのような仕事をやりたいのか明確に伝える
中途採用の応募者は、応募する職種を希望する理由と、そこでやりたい仕事は何か、なぜその仕事をやりたいのかをきちんと説明できなくてはいけません。
中途採用の応募者が応募職種を選んだ理由は、現職(前職)で培った自分の経験、能力、スキルがオリックスで活かせることです。
それには職務内容をわかりやすく説明することで、経験や能力、スキルが活かせて、オリックスに貢献できることを伝えてください。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に思ってもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、オリックスの中途採用情報と転職の面接攻略の考え方を説明しました。
特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機、退職理由に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
面接を攻略するためには、まずはリース業界を取り巻く環境を理解することと、リース業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。(リース会社に勤務の人はご存知のことと思いますが)
続いて、オリックスとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
オリックスの企業概要、「ORIX Group Purpose & Culture」、オリックスグループの成長戦略など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもオリックスのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半でオリックスのホームページから得た基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
オリックスの面接攻略のまとめ【転職】
オリックスに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない転職の面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
オリックスが採用したい人材は、「絶えず新たなビジネスを自ら創り出す」「高い専門性を身につけ、チャレンジし続けられる」「多様な価値観を認め、周囲を巻き込みながら主体的に行動できる」人です。
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうか、現職(前職)の職務内容について深掘りをすることで、応募者がオリックスで活躍できるかを探ります。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
- 募集職種の専門的な知識を答えられるように準備する
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜオリックスを選ぶのか明確に伝える
- オリックスでなぜその職種を希望するのか、その職種でどのような仕事をやりたいのか明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
面接を攻略するためには、まずはリース業界を取り巻く環境を理解すると同時に、リース業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、オリックスとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
オリックスの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
オリックスを志望するときに知っておきたい社風
オリックスの面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- 利益追求の意識は強いです。仕事は自ら能動的に動いていけば、自分の裁量で進められます。会議は短いことを良しとしています。
- 夏休みやお盆休みが有りませんが、代わりに好きなタイミングで5連休を取ることができるリフレッシュ休暇があります。土日合わせれば7連休や9連休も可能です。
取得すると事後ですが5万円を会社から支給されます。
- 一年間に有給を8割は取得するよう、強い要請があります。休みやすいです。残業削減にもとりくみホワイト企業を目指しています。
- 働き方は柔軟であり、海外と仕事をしている部署を主な対象にスーパーフレックス制度が利用できます。
これは、一ヶ月の勤務時間を満たせば上司に事前申請のうえ、何時に会社に行ってもよいというもので、時間の管理は本人の裁量と仕事の内容で決めることができます。
リモートワークにも取り組み中です。
- 女性比率が高く、管理職も多いです。結婚・出産後も働きやすい環境です。
- 風通しが良く、大企業病もなく議論したいことを議論しあえます。
面接で語る志望動機を作る際、社風をよく知っていることが大切です。
オリックスの会社概要
ここからはオリックスの会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で知っておくと役に立ちます。
- オリックスはリース業界最大手の総合リース企業です。
創業以来、「事業活動を通じて社会的課題の解決に貢献する」ことを基本理念として、新しい価値の創造に挑戦し続けています。
オリックスは、リース事業からスタートして隣接分野に進出し、専門性を獲得することで事業を拡大させてきました。
リースで培われた「金融」の専門性は、融資、投資、生命保険、銀行、資産運用事業へと広がり、「モノ」の専門性は、自動車関連、不動産、環境エネルギー関連事業へと広がりました。
- 1964年、日綿実業と三和銀行は、日商、岩井産業の2商社と、東洋信託銀行、日本勧業銀行、神戸銀行、日本興業銀行の4銀行の参加を得て、3商社、5銀行により、オリエント・リースを設立しました。
1989年商号変更によりオリックスとなり現在に至っています。
- ブランドスローガンは、「ほかにはないアンサーを。」です。
- 事業は、法人営業・メンテナンスリース、不動産、事業投資・コンセッション、環境エネルギー、保険、銀行・クレジット、輸送機器、ORIX USA、ORIX Europe、アジア・豪州の10セグメントで構成されています。
世界約30カ国・地域に拠点を設け、グローバルに事業を展開しています。(2024年3月末)
- 2024年3月期の決算数字は次の通りです。
資本金は、2,211億11百万円です。
従業員数は、33,807名です。
連結営業収益は、2兆8,143億円です。
連結営業利益は、3,607億円です。
連結当期純利益は、3,461億円です。
セグメント別の利益構成比は、法人営業・メンテナンスリース16%、不動産13%、事業投資・コンセンション9%、環境エネルギー6%、保険14%、銀行・クレジット20%、輸送機器5%、ORIX USA4%、ORIX Europe6%、アジア・豪州7%です。
面接では「ブランドスローガンを知っていますか」との質問がなされるかも知れません。覚えておきましょう。
ORIX Group Purpose & Culture
オリックスの「ORIX Group Purpose & Culture」について志望動機を語る上で知っておくことが大切です。
ORIX Group Purpose & Culture
Purpose 存在意義
変化に挑み、柔軟な発想と知の融合で、未来をひらくインパクトを。
Culture 価値観
多様性を力に変える。
挑戦をおもしろがる。
変化にチャンスを見出す。
面接では、「ORIX Group Purpose & Cultureを知っていますか」と質問されるかも知れません。理解しておきましょう。
オリックスグループの成長戦略
ここでは、オリックスグループの成長戦略について概要を紹介します。
- 強みと特徴
オリックスの強みは、「変化をとらえ成長するバリューアップモデル」
- パーパスとカルチャーを軸に、さらなる一体感を醸成し、一層の成長を目指す。
- 経営の意思として失敗を恐れず、現場を起点に新領域に踏み出す勇気を支える。
- 常に新領域を開拓し、持続的成長を実現する。
- リスクを見極め、価値向上を図るバリューアップモデルが根幹である。
バリューアップモデル(案件創出→目利き→価値の向上・創造→モニタリング→事業継続(撤退)→成長分野に投資)をくり返しながら、事業領域をさらに拡大して、中長期的な成長につなげる。
- 成長戦略
将来の成長につながる案件に積極投資する。
- 環境エネルギー
国内で開発・運営ノウハウを蓄積し、海外の再エネ事業に注力する。
- 事業投資(国内)
社会課題解決に貢献しつつ、投資先の成長支援を通して、高いリターンを実現する。
- オリックス銀行
1998年のグループ入り後、約50倍に利益成長する。
- オリックス生命
保険料等収入が、約15年間で、4倍以上に成長する。
- 環境エネルギー
- ポートフォリオマネジメント
ポートフォリオの多様化により収益の安定性を図る。
- インバウンド関連事業の回復と成長
インバウンドの勢いもあり、コロナの影響を受けた3事業(空港コンセッション、不動産運営、輸送機器)が勢い良く回復する。
空港コンセッションは、国際線旅客者数が大幅回復、大規模リノベーションもあり成長を見込む。
不動産運営(旅館、ホテル)は、粗利重視の戦略で客室単価を向上、すでにコロナ前を上回る利益水準で推移する。
航空機リース料は、コロナ前水準を超え、上昇基調を維持する。
- 10のセグメントで分散化された事業ポートフォリオを構築
- インバウンド関連事業の回復と成長
面接で志望動機を伝えるとき、成長戦略を理解しておくことは大切です。