【就活・転職】トヨタ、地域別採用チーム新設と中途採用重視へ方針転換

2020.09.05 更新
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トヨタ自動車(以下トヨタと略します)は、2021年4月入社の新卒採用から地域別の採用活動チームを新設することになりました。

また、総合職採用の中で、中途採用の割合を現在より増やすことも決めています。

就活の本番に向け、トヨタに応募を考えている就活生はもちろんのこと、トヨタへ転職を希望する人も以上のことを把握しておくと役に立ちます。

詳細については、以下を参考にしてください。

目次
  1. 新卒採用は地域別採用チームを新設
  2. 中途採用者の割合を増加
  3. トヨタの採用方針転換のわけ
  4. トヨタの採用人数
  5. これからの企業の採用活動についての筆者の見解

新卒採用は地域別採用チームを新設

トヨタは、2021年新卒採用から地域別の採用チームを設置します。

全国を、北海道、東北、関東、中部、近畿・中国・四国、九州の6地域に分けて設置し、総合職の事務系は8、技術系は7チームが採用活動にあたります。

メンバーは、それら地域の事情に詳しい出身者などで構成し、それまで新卒採用が少なかった大学、高専の学生との交流を増やすことで採用活動を強化します。

2020年新卒採用までは主に大学別の採用チームをつくり、その大学のOB社員が後輩とコンタクトを図ってきました。

今後は、事務系は大学別の採用チームを廃止し、技術系は大学別と地域別採用チームを併用します。

中途採用者の割合を増加

中途採用者については、19年度の目標として総合職に占める割合を直近の10%から30%へ高め、将来は50%にまで高める意向を持っています。

トヨタへの転職を希望する人は、チャンスといえます。

トヨタの採用方針転換のわけ

トヨタがこれまでの採用方法や、新卒・中途の採用割合の方針を転換したのは、二つの理由があります。

  1. 自動車産業大変革期への布石

    現在の自動車産業はこれまでにない「100年に一度の大変革期」にあります。

    CASEと言われる、「自動運転」「コネクテッド」「シェアサービス」「電動化」に対応した次世代の自動車開発には、グーグルなどの異業種からの参入が始まっています。

    よって、自動車メーカーはこれまでのエンジン開発や車体設計中心の技術者だけでは不十分であり、(AI)人口知能を含めたIT分野などで高度の専門知識が不可欠となっています。

    トヨタは自動車メーカーからモビリティに関するさまざまなサービスを提供する「モビリティカンパニー」への転換を掲げており、画一的でない、様々な背景を持つ学生を採用し、専門知識を持つ他社の社員で転職を考えている人材を取り込んで変革の加速化を狙っています。

  2. 磨けば光る原石探し

    有名大学出身の社員がリクルーターとなり母校から後輩をリクルートする採用活動は、他企業にも見られますが、これまでの方法だけでは、地方大学出身で能力のある学生を見落とす恐れがあります。

    一つ目の理由と絡めて、広く地方大学からも採用することを重視し、将来を担う人材を育てたい意向があります。

    いわば、「磨けば光る原石探し」をスタートさせたわけです。

    地方大学に在籍して就活を迎える方は、絶好のチャンス到来です。

トヨタの採用人数

トヨタの18年4月~19年3月の中途採用入社を含めた総合職の採用人数は事務系が、118人、技術系が526人です。

これからの企業の採用活動についての筆者の見解

日本が少子高齢化に向かっているなかで、トヨタのみならず各社は様々なやり方を駆使して優秀な人材の確保に向けて躍起になっています。

日本を代表するメーカーであるトヨタでさえ、人材の獲得競争を勝ち抜くための工夫を迫られているわけです。

トヨタの今回の方針転換は、業種を超えて、他の企業にも波及すると考えられます。

一方、人材確保のため、日本の大学に留学する外国人や、海外の大学生など、日本人以外の優秀な学生確保の動きは、今後ますます強まってくると考えます。いまや就活のライバルは日本人だけではありません。

これから就活の本番を迎える皆さんもこのような流れを敏感に察して、機敏に行動することが求められます。

また、専門性を持つビジネスパーソンで、希望する会社へ転職を考える人も常に中途採用情報をチェックすると良いと考えます。

なお、就活でトヨタへの応募を希望する人や、転職を希望する人は、以下の記事が役に立ちますので参考にしてください。

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