【就活・転職】面接ではスーツのボタンを留める?注意点も!

2024.01.25 更新
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就活や転職の面接では、スーツのボタンを留めたままにするか、それとも外しても良いのか悩む人は多いようです。

面接におけるスーツのボタンの留め、外しだけでなく、スーツのボタンの留め方についての基本的なマナーについても理解しておきたいことがあります。

それ以外にも面接の服装で知っておきたいマナーがあります。

本ブログは、面接で着用するスーツのボタンのマナー及び、その他服装全般のマナーを解説します。

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目次
  1. 面接におけるスーツのボタンの留め、外し
  2. スーツのボタンの留め方に関する基本的なマナー
  3. 面接でスーツを着用したとき服装全般で気をつけたいこと
  4. まとめ

面接におけるスーツのボタンの留め、外し

面接においての質疑応答は椅子に座って行うことが通常です。

椅子に座るとき、男性はスーツのボタンを留めたままとするか、全てのボタンを外すのか議論がわかれるところです。

ビジネスマナーでは、ボタンを着席するときに外し、立ち上がるときに留めることになっています。

ボタンを留めたままだとスーツにシワが出来てしまい、スーツのラインが崩れて見栄えが悪いことがその理由です。

ですが、面接ではボタンを外さなくてもかまいません。

その理由として、次の3つの理由が挙げられます。

  • 就活生はスーツを着慣れていないために、座る時のボタン外しや、立ち上がる時の留めるしぐさがスマートに見えにくい
  • ボタンの留め、外しを生意気と感じる面接官がいる
  • そもそも面接官がビジネスマナーを知らずに「だらしないと感じる」

面接における着席時のボタンのマナーに関して、面接官はほとんどチェックしていません。

ですから、面接では男性はボタンを留めたまま面接に臨んでかまいません。女性は元々スーツのボタンを外すことはありません。

スーツのボタンの留め方に関する基本的なマナー

スーツのボタンの数や男女で、ボタンのマナーは異なります。

  1. 男性のスーツ

    就活の面接のため初めてスーツを購入した男子学生は、ボタンを全部留めるものと思うかも知れませんが、それは誤りです。

    スーツの着こなしには「アンボタンマナー(unbuttoned manner)」というマナーがあります。スーツの上着のフロントボタンの中で、一番下のボタンを外して着こなすマナーのことです。

    アンボタンマナーの由来は諸説ありますが、もともと一番下のボタンは「飾り」であったためと言われていて、これを留めるとスーツのシルエットが崩れるとか、着ていて苦しい、シワが入ることから、アンボタンマナーとして認識されているようです。

    スーツのボタンは全てを留めず、外すものがあることを知ってください。

    さて、男性のスーツは2つボタンと3つボタンの2つのタイプがあります。

    2つボタンのスーツは、上の第一ボタンを留めます。

    3つボタンのスーツは、留め方が2通りあります。

    • ボタンが3つとも見えるスタンダードなスーツは第一と第二ボタンの2つを留め、一番下の第三ボタンを外して着る「上2つ掛け」の留め方があります。

      この場合、真中の第二ボタンだけを留める「中1つ掛け」と言われる留め方でもかまいません。

    • 段返り仕様(ジャケットの第一ボタンを襟の裏に隠した仕様)は、第二ボタンだけを留めて着用します。

      現在の3つボタンスーツの殆どは段返りなので、留めるのは第二ボタンだけの、「中1つ掛け」とします。

    2つボタンと3つボタンのいずれも、一番下のボタンは外しておくのがマナーです。

  2. 女性のスーツ

    女性のスーツのボタンの数は1~3つの種類があります。

    このうち、1つボタンスーツはウエストラインが絞られており、カジュアルな印象を与えるため、面接の時にはできれば避けたほうが無難です。

    いずれにせよ、ボタンの数に限らず、全て留めておきます。女性のスーツは、ボタンを留めた方が綺麗に着ることができるデザインとなっているためです。

面接でスーツを着用したとき服装全般で気をつけたいこと

面接でスーツを着用したときのボタンの留め、外しについて説明しましたが、それ以外にも服装全般で気をつけたいことがあります。

■面接のスーツの色

  • 就活の男性は、黒か濃紺の無地のもの、女性は黒が基本です。
  • 転職活動の場合、男性について、ビジネススーツは流行に左右されないオーソドックスなデザインで、色は黒や濃紺、ダークグレーなどの落ち着いた色を選びます。

    女性は、黒、濃紺、ダークグレーなどのスーツがおすすめです。

■面接のインナー

  • 男性の場合、ワイシャツは無地の白とし、レギュラー、またはワイドカラーがお勧めです。

    ボタンダウンシャツはカジュアルなイメージがあるため避けたほうが無難です。

    ジャケットの袖口から1.5㎝、襟部分からは1.5~2㎝ほど出るようにしてシャツを見せることで、スーツ全体の印象に立体感が出て見栄えが良くなります。

  • 女性の場合、シャツ・ブラウスには、レギュラーカラーとスキッパーカラーの2種類ありますが、どちらも着用する際は、一番上のボタンまで閉めてください。

    シャツ・ブラウスの色は無地の白が無難ですが、転職の場合は淡い色でもかまいません。

    男性のスーツと女性のスーツでは袖丈の長さも違い、女性は襟からシャツ・ブラウスが見えないように合わせます。

■面接のネクタイ

ネクタイの長さはベルトに少しかかかるくらいの長さで、小剣が大剣よりやや短くなる程度とします。

色は青や赤、グレーなどの無難な色を選びます。淡いピンクや黄色はアパレル・クリエイティブ業界志望ならかまいません。デザインは無地やストライプ、ドットなどのシンプルなものとしましょう。

■面接の靴下

  • 男性の場合、靴下の長さは足を組んだときに肌が見えない長さとします。色は黒、または紺などスーツに合わせた色を選びます。
  • 女性の場合、ベージュのストッキングを着用するのがマナーです。ひとくちにベージュといってもカラーは豊富ですから、自分の肌の色にできるだけ合わせます。

■面接の靴

  • 男性の場合、黒のひも靴のプレーントゥかストレートチップが一般的です。
  • 女性の場合、黒のパンプスで、ヒールの高さは3~5センチで、かつヒール部分がある程度太いものだと、安定感があり、歩きやすいです。ですが、転職の場合は、紺色やベージュ、グレーなどの控えめな色であれば、黒以外のパンプスでも構いません。

まとめ

就活や転職の面接では、スーツのボタンを留めたままにするか、それとも外しても良いものか、そのようなことも気になるものです。

ビジネスマナーでは、ボタンを着席するときに外し、立ち上がるときに留めることになっています。

ですが面接では、男性はボタンを留めたまま面接に臨んでかまいません。女性は元々スーツのボタンを外すことはありません。

スーツのボタンの留め方にはマナーがあり、ボタンの数や、男女でマナーは異なります。

男性のスーツの着こなしには「アンボタンマナー(unbuttoned manner)」があります。

男性のスーツは2つボタンと3つボタンの2つのタイプがありますが、2つボタンのスーツは、上の第一ボタンを留めます。

3つボタンのスーツは、①第一ボタンと第二ボタンの2つを留め、一番下の第三ボタンを外して着る「上2つ掛け」と、②真中の第二ボタンだけを留める「中1つ掛け」と言われる留め方があります。

2つボタンと3つボタンのいずれも、一番下のボタンは外しておくのがマナーです。

女性のスーツのボタンの数は1~3つの種類がありますが、ボタンの数に限らず、全て留めておきます。

面接でスーツを着用したときのボタンについて説明しましたが、それ以外にもスーツの色や、インナ―、ネクタイ、靴下、靴などで気をつけたいことがあります。

以上、面接で着用するスーツのボタンのマナー及び、その他服装全般のマナーを解説しました。

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