【26卒/25年転職】面接官が教える「LEOC」の面接対策
大手コントラクトフードサービス企業であるLEOCに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。
応募者は事前にどのような面接の対策をしたらよいのでしょうか?
LEOCに入社を希望する人がぜひとも知っておきたい面接に関する情報や、ノウハウというものがあります。
例えばLEOCの面接では、求める人材をよく理解した上で、課題解決力や行動力、チームワーク力の中から自分の強みを選んでアピールすることが大切です。
一方、面接で志望動機を語るためには、競合他社と比べてなぜLEOCなのか、答えられなければいけません。
これら以外にもLEOCの面接を受けるにあたって大切なポイントがあります。
本ブログでは、面接官である筆者が、LEOCの採用情報とともに、面接で必ず訊かれる自己PRや志望動機の受け答えなどについてその対策を解説していきます。
さらに面接に臨むうえで必要な知識として、LEOCの会社に関する情報を載せています。
面接対策は、自己分析や企業研究の段階から既にはじまっています。
自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
就活中の学生や転職希望者は、本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、自己分析・企業研究の段階からスムーズに選考・面接対策ができるようになります。
さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。
LEOCの求める人材
LEOCはどのような人材を求めているのでしょうか?
中途採用情報のQ&Aには、求める人材として、『成長意欲のある方、感謝の気持ちを持って業務に取り組める方、「お客様」と「食」に真摯に向き合い自ら考え行動できる方を求めています』と明記しています。
ここから、LEOCの求める人材は次のような人と考えられます。
- 成長意欲のある人
- 感謝の気持ちを持って業務に取り組める人
- 「お客様」と「食」に真摯に向き合い自ら考え行動できる人
LEOCの求める人材を理解し、面接での自己PRに結び付けてください。
LEOCの新卒採用情報について【就活】
はじめにLEOCの新卒採用情報について、以下に記します。
- 募集職種
募集職種は、総合職、管理栄養士・栄養士職、調理師職です。
総合職と管理栄養士職は、正社員、栄養士職と調理師職は、地域正社員です。
管理栄養士・栄養士職、調理師職は、北海道エリア~九州エリアまでの採用エリアでの勤務となります。
- 選考フロー
総合職
WEBエントリー→会社説明会→書類提出(履歴書・エントリーシート)→適性検査→面接(個別・3回)→内々定
管理栄養士・栄養士職、調理師職
WEBエントリー→会社説明会→座談会・面談→書類提出(履歴書・エントリーシート・成績証明書)→適性検査→面接(個別・1回)→面談→内々定
- エントリーシート(24年卒)
総合職
自己PRに関すること
- 学生時代に最も力を入れたこと、その成果ついて具体的に教えてください。 (学業、アルバイト、部活動、サークル活動、研究、趣味など)(200字以上500字以下)
- 組織の中でのあなたの役割と、どのようなことを行ったか具体的に教えてください。 (組織=アルバイト、部活動、サークル、ゼミナールなど)(200字以上500字以下)
- 過去の失敗経験について教えてください。 原因やそこから学んだこともあわせて教えてください。(200字以上500字以下)
- 趣味・特技を教えてください。(50字以上100字以下)
志望動機に関すること
- LEOC、ONODERA GROUPへの志望動機を教えてください。(200字以上500字以下)
管理栄養士・栄養士職
自己PRに関すること
- 学生時代の挑戦。また、その経緯や挑戦から得た経験、身につけたスキル・技術を教えてください。(200字以上~500字以下)
- 組織の中でのあなたの役割と、どのようなことを行なったか具体的に教えてください。(200字以上~500字以下)
- 趣味または特技について教えてください。(50字以上~100字以下)
- あなたの長所と短所が分かるエピソードを教えてください。(50字以上~200字以下)
- 自分を3つの単語で表現してください。(100字以上~300字以下)
志望動機に関すること
- 管理栄養士・栄養士を目指そうと思ったきっかけを教えてください。(200字以上~500字以下)
- LEOCを志望する理由をお答えください(150字以上~350字以下)
- 入社後どのような仕事をしたいか。具体的なイメージを含めてお答えください。(250字以上~500字以下)
- 一番目標とする業態を選択してください。
- 上記の目標業態や具体的な業務内容を含めて想像する5年後未来の状況をお答えください。(200字以上~500字以下)
- 面接
面接では、学生時代に力を入れたことと、志望動機の深掘りがあります。
自己PRに関すること
- 自己紹介してください
- 自己PRしてください
- 学部で学んだことを社会人になってからどのように活かしたいですか(総合職)
- 学生時代に力を入れたことは何ですか
- 集団でものごとを成し遂げた経験を教えてください
- チームでやるのと一人でやるのとどちらが良いですか(管理栄養士・栄養士職)
- アルバイトは何をしていましたか(やりがい、大変だったこと)
- 挫折経験はありますか
- 強みと弱みを教えてください、強みをLEOCの営業でどのように活かすことができますか
- アレルギーはありますか(管理栄養士・栄養士職)
- 得意な料理は何ですか(管理栄養士・栄養士職)
- 他の人からどのような人と言われますか
- 苦手な人はどんな人ですか
- 強みと弱みは何ですか
- どんな時にストレスを感じますか、どのように発散しますか(管理栄養士・栄養士職)
- 運転免許を持っていますか(管理栄養士・栄養士職)
志望動機に関すること
- 就活の軸は何ですか
- なぜ給食事業業界を志望しましか
- なぜLEOCを志望しますか
- LEOCを知ったきっかけは何ですか
- オノデラグループを知った経緯を教えてください
- なぜ総合職を志望しますか(総合職)
- 管理栄養士になろうとしたきっかけは何ですか(管理栄養士・栄養士職)
- 入社してからやりたいことは何ですか
- 第1希望業態に配属されるまでのキャリアプランは何ですか(管理栄養士・栄養士職)
- 10年後のキャリアプランは何ですか
- 希望配属先(業態)とその理由は何ですか
- 希望しない、他の事業に配属になっても大丈夫ですか
- 1年目は現場研修があるが大丈夫ですか(総合職)
- 他社の応募状況とLEOCの志望度を教えてください
- 採用人数
19年度入社実績 986名(総合職63名 管理栄養士・栄養士、調理師923名)
20年度入社実績 693名(総合職38名 管理栄養士・栄養士、調理師655名)
21年度入社実績 680名(総合職15名 管理栄養士・栄養士、調理師665名)
22年度入社実績 479名(総合職33名 管理栄養士・栄養士・調理師446名)
23年度入社実績 777名(男性105名 女性672名)
24年度入社計画 300名以上(総合職10名程度 管理栄養士・栄養士各300名以上)
25年度入社計画 前年並み
- 学歴フィルター
LEOCは、総合職、管理栄養士・栄養士職とも全国の私立大学・短期大学を中心に採用しています。学歴フィルターはありません。
面接攻略の考え方【就活】
面接では自己PRと志望動機を必ず訊かれます。よってそれらの答えをあらかじめ準備する必要があります。
以下の自己PRと志望動機のヒントを参考にしてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
LEOCの求める人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の三つの能力を持つ人です。
上記の求める人材にあるように、LEOCは、「感謝の気持ちを持って業務に取り組める」『「お客様」と「食」に真摯に向き合い自ら考え行動できる』人を求めています。
求める人材と、課題解決力、行動力、チームワーク力の関係は次の通りです。
- 『「お客様」と「食」に真摯に向き合い自ら考え行動できる』は、課題解決力と行動力を表しています。これは、各職種のミッションに具体的に表現されています。
たとえば、総合職は、「経験に裏打ちされたオリジナルの食事提案、食堂のインテリアコーディネートなどの思いもよらない発想、日本の食文化を海外に広げる大いなる挑戦。すべて総合して、私たちの仕事です」とされています。
管理栄養士・栄養士のミッションは、「健やかで幸せな毎日へ、“想い”を込めて。」です。具体的には、「“お客様一人ひとりに喜んでいただきたい”その想いを何よりも大切に、健康かつ美味しい食事づくりを日々追求すること」です。
調理師のミッションは、「“美味しさ”を生み出す技術力で、人生を豊かにする」です。具体的には、「“お客様一人ひとりに、喜びと感動を。この想いを”かたち“にすること」です。
これらを遂行するためには、課題解決力と行動力が大切なのではないでしょうか。
- 「感謝の気持ちを持って業務に取り組める」は、チームワーク力を表しています。
ここでの「感謝」は、お客様のみならず、一緒に働くメンバーに対する「感謝」も含まれていると考えます。
LEOCの業務は、総合職から管理栄養士・栄養士、さらに調理師や給食を調理するメンバーへと連携して初めてお客様の「感謝」につながっています。
これら全てのメンバーの仕事に「感謝」の気持ちを持ちつつ、自分の職務をやりこなすことが大切です。
すなわち、「感謝」の気持ちを具体的な行動で表すと、お客様に対するホスピタリティであり、関係する全てのメンバーとチームワークを発揮することだと考えます。
以上の三つの能力をLEOCは求めています。
これらは、「このような人材になってもらいたい」との理想の姿と考えましょう。
学生がこれら全てを持っているとアピールする必要はありません。
面接では、学生時代において最も力を入れたことを伝える中で課題解決力・行動力・チームワーク力のうちから二つを自分の中で探してアピールしましょう。
- 課題解決力なら、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
- 行動力なら、課題の解決に向けて周囲に働きかけながら粘り強く取り組めるということです。
- チームワーク力なら、チームのなかで自分の役割を理解し、目標達成のためにメンバーとどのように協力し合ったか、メンバーの意見も尊重しながらどのように自分の考えを理解してもらったかなど、チームの中での円満な人間関係に配慮して活動を進めることができるということです。
力を入れたことは学業、クラブ・サークル活動、アルバイト、ボランティア活動などなんでも良いのです。
これらの活動の中で、いずれかの能力を発揮したことを具体的に説明してください。
そこで自分が身につけたことを伝えられるとなお良いです。
但し、LEOCは採用するすべての人に課題解決力や行動力、チームワーク力を求めているわけではありません。
自分の最も伝えたい能力が他にあるなら、面接においてその能力を上手に説明してください。
■成長意欲のあることを伝える
LEOCは、「成長意欲のある」人も求めています。
経営理念には、「パートナーに成長と幸福を」という言葉があり、「誓いの言葉」には、「私たちは、常に感謝の気持ちを忘れずに、自身の能力を高めます。」とあります。
LEOCの研修制度は、単に仕事に必要なスキルを伸ばすだけではなく、一人ひとりが学び成長したい気持ちに応え、人生が豊かになるようにという観点で設定されています。
これらからわかるように、LEOCは応募者も成長意欲(向上心)を持ってもらいたいと考えています。
面接では学生時代において最も力を入れたことを伝える中で、成長意欲(向上心)を持って行動したことがわかるような説明ができるように準備してください。
- 『「お客様」と「食」に真摯に向き合い自ら考え行動できる』は、課題解決力と行動力を表しています。これは、各職種のミッションに具体的に表現されています。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜLEOCを選ぶのか明確に伝える
LEOCの経営理念、事業内容、LEOCが選ばれる「5つの理由」などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることがLEOCを選んだ志望動機になります。
また、LEOCと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
LEOCを志望する応募者は、給食事業に興味のある人と考えます。
ですから、LEOCと並行して同じ給食事業を運営するエームサービスやグリーンハウス、富士産業、日清医療食品、日本ゼネラルフードなどにもかけもち応募する人が多いでしょう。
たとえLEOCが第一志望でなくても、競合他社と比較しなぜLEOCなのかを、しっかり答えられなくてはなりません。
■なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
LEOCは、総合職を除き、管理栄養士・栄養士職、調理師職といった職種別採用です。
総合職はそこで希望する職種と、職種を選んだ理由、そこでやりたい仕事とその理由を的確に説明できなければなりません。
管理栄養士・栄養士職と調理師職についても、希望先(業態)と、そこでやりたい仕事とその理由を的確に説明してください。
あわせてやりたい仕事で活かせる能力やスキルがあればそれを伝えてください。
■LEOCの志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
志望順位については、迷わず第一志望ですと答えましょう。
他社の応募状況を聞かれたら、「フードサービス(給食)業界の会社に応募中です」程度は言ってもかまいません。
他社名を教えてほしいと聞かれたら、LEOCと同等の大手企業に応募中ならそれを答えてください。
フードサービス(給食)業界以外に応募中なら「〇〇業界にも興味があり応募しています」くらいは答えてもいいです。
この場合はまったくの異業種であれば、なぜ応募したのか答えられるようにしてください。
以上、LEOCの採用状況と面接攻略の考え方を説明しました。特に面接は複数回行われ、自己PRと志望動機に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい就活生のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの就活面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【就活】
LEOCは、ONODERA GROUP(おのでらグループ)の中核企業で、大手コントラクトフードサービス企業です。
このようなLEOCの面接を攻略するためには、まずはフードサービス業界を取り巻く環境を理解することと、フードサービス業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2025年】フードサービス業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、LEOCとはどのような会社なのかを理解することも、面接準備には必須です。
LEOCの会社概要や経営理念、「LEOCが選ばれる5つの理由」など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもLEOCのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半で面接を受けるにあたり必要と思われるLEOCの基本的な知識を簡単に紹介します。ぜひ読んでおいてください。
LEOCの面接攻略のまとめ【就活】
LEOCに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
LEOCが採用したい人材は、「成長意欲のある」「感謝の気持ちを持って業務に取り組める」『「お客様」と「食」に真摯に向き合い自ら考え行動できる』人です。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
- 成長意欲のあることを伝える
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜLEOCを選ぶのか明確に伝える
- なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
- LEOCの志望順位、他社の応募状況を答えられるようにする
面接を攻略するためには、まずはフードサービス業界を取り巻く環境を理解することと、フードサービス業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、LEOCとはどのような会社なのかを理解することも、面接準備には必須です。
LEOCの会社に関する知識について、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
LEOCの中途採用情報について【転職】
続いてLEOCの転職面接について解説していきます。
はじめにLEOCの中途採用情報について、以下に記します。
- 募集職種
LEOCは転職の希望者を対象とした中途採用を積極的に行っています。
募集職種は、本部社員(営業職、エリアマネジメント職)、管理栄養士・栄養士、調理師です。調理師については、給食調理未経験でも応募可能です。詳細は、ホームページにある「キャリア採用情報」をご覧ください。
- 選考フロー
WEBエントリー→一次選考(書類選考)→面接選考会(1~2回)→内定
- 面接
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうか、及び現職(前職)の職務内容について深掘りをすることで、応募者がLEOCで貢献できるかを探ります。
自己PRに関すること
- 現職(前職)の職務内容を説明してください
志望動機に関すること
- なぜLEOCを志望しますか
退職理由に関すること
- なぜ現職(前職)を退職しますか
面接攻略の考え方【転職】
転職の面接では自己PRと志望動機、退職理由を必ず訊かれます。よってそれらの答えをあらかじめ準備をしてください。以下の自己PRと志望動機、退職理由のヒントを参考にしてください。
- 面接時の自己PRのヒント
■課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
LEOCの求める人材は、課題解決力、行動力、チームワーク力の三つの能力を持つ人です。
上記の求める人材にあるように、LEOCは、「感謝の気持ちを持って業務に取り組める」『「お客様」と「食」に真摯に向き合い自ら考え行動できる』人を求めています。
求める人材と、課題解決力、行動力、チームワーク力の関係は次の通りです。
- 『「お客様」と「食」に真摯に向き合い自ら考え行動できる』は、課題解決力と行動力を表しています。これは、各職種のミッションなどに具体的に表現されています。
たとえば、総合職は、「経験に裏打ちされたオリジナルの食事提案、食堂のインテリアコーディネートなどの思いもよらない発想、日本の食文化を海外に広げる大いなる挑戦。すべて総合して、私たちの仕事です」とされています。
管理栄養士・栄養士のミッションは、「健やかで幸せな毎日へ、“想い”を込めて。」です。具体的には、「“お客様一人ひとりに喜んでいただきたい”その想いを何よりも大切に、健康かつ美味しい食事づくりを日々追求すること」です。
調理師のミッションは、「“美味しさ”を生み出す技術力で、人生を豊かにする」です。具体的には、「“お客様一人ひとりに、喜びと感動を。この想いを”かたち“にすること」です。
これらを遂行するためには、課題解決力と行動力が大切なのではないでしょうか。
- 「感謝の気持ちを持って業務に取り組める」は、チームワーク力を表しています。
ここでの「感謝」は、お客様のみならず、一緒に働くメンバーに対する「感謝」も含まれていると考えます。
LEOCの業務は、総合職から管理栄養士・栄養士、さらに調理師や給食を調理するメンバーへと連携して初めてお客様の「感謝」につながっています。
これら全てのメンバーの仕事に「感謝」の気持ちを持ちつつ、自分の職務をやりこなすことが大切です。
すなわち、「感謝」の気持ちを具体的な行動で表すと、お客様に対するホスピタリティであり、関係する全てのメンバーとチームワークを発揮することだと考えます。
以上の三つの能力をLEOCは求めています。
これらは、「このような人材になってもらいたい」との理想の姿と考えましょう。
面接では現職(前職)の職務内容を説明するなかで、課題解決力・行動力・チームワーク力のうちから二つを自分の中で探してアピールしましょう。
- 課題解決力なら、課題を発見し、既存の発想にとらわれず新しい解決法を考えて、解決のための計画づくりができるということです。
- 行動力なら、課題の解決に向けて周囲に働きかけながら粘り強く取り組めるということです。
- チームワーク力なら、職場のなかで自分の役割を理解し、目標達成のためにメンバーとどのように協力し合ったか、メンバーの意見も尊重しながらどのように自分の考えを理解してもらったかなど、職場の中での円満な人間関係に配慮して活動を進めることができるということです。
職務を遂行するなかで、いずれかの能力を発揮したことを具体的に説明してください。
そこで自分が身につけたことを伝えられるとなお良いです。
但し、LEOCは採用するすべての人に課題解決力や行動力、チームワーク力を求めているわけではありません。
もし上記の能力について乏しい場合は、自分の最も伝えたい能力について説明し、間接的にでも募集職種に役立つことを面接で伝えましょう。
■成長意欲のあることを伝える
LEOCは、「成長意欲のある」人も求めています。
経営理念にある、「誓いの言葉」には、「私たちは、常に感謝の気持ちを忘れずに、自身の能力を高めます。」とあります。
社員は大切な「人財」であり、つくり手がいきいきと輝いてこそ「感動」を届けられるというのがLEOCの考えであり、社員の働きがいと働きやすさに本気です。
そのため、スキルに応じて定期的に研修を行っており、調理技術学ぶ研修や栄養学・メニュー作成についての研修、衛生関連研修など、さまざまな内容をラインナップしています。
他にも、LEOC càfeという選択型の研修があるので、意欲に応じてキャリアアップができます。
LEOCは応募者も成長意欲(向上心)を持ってもらいたいと考えています。
面接では現職(前職)の職務を遂行する上で、成長意欲(向上心)を持って行動したことがわかるような説明ができるように準備してください。
- 『「お客様」と「食」に真摯に向き合い自ら考え行動できる』は、課題解決力と行動力を表しています。これは、各職種のミッションなどに具体的に表現されています。
- 面接時に志望動機を語るヒント
■なぜLEOCを選ぶのか明確に伝える
LEOCの経営理念、事業内容、「LEOCが選ばれる5つの理由」などから感じたことをまとめてください。
そのなかで、自分が共感できることがLEOCを選んだ志望動機になります。
また、LEOCと競合他社のホームページをしっかり読んでその違いを知っておいてください。
LEOCを志望する応募者は、給食事業に興味のある人と考えます。
ですから、LEOCと並行して同じ給食事業を運営する他の企業などにもかけもち応募する人がいるかも知れません。
応募者は、そのような競合他社と比較しなぜLEOCなのかを、しっかり答えられなくてはなりません。
■なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
LEOCは、本部社員(営業職、エリアマネジメント職)、管理栄養士・栄養士、調理師といった職種別採用です。
本部社員は、職種を希望する理由、そこでやりたい仕事とその理由を的確に説明できなければなりません。
管理栄養士・栄養士と調理師についても、そこでやりたい仕事とその理由を的確に説明してください。
LEOCに中途採用で応募する理由は、現職(前職)で培った自分の経験や能力、スキルが活かせるからではないでしょうか。
ですから、現職(前職)の職務内容と使える能力やスキルなどを説明し、採用されたらやりたい仕事で貢献できることを伝えてください。
応募する職種の分野で注目しているLEOCのサービスと、なぜ注目しているか、その理由も話せるようにしておくとよいでしょう。
- 転職面接時に退職理由を語るヒント
■面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
「なるほど、そのような前向きな理由があって退職したのですね」と面接官に思ってもらえる内容を説明しましょう。
間違っても上司と合わないとか、給料が安いなどというネガティブな理由を言わないでください。
例えば、現職(前職)では、自分の持つ能力、スキルをこれ以上向上させることが難しく、キャリアアップのために転職を考えたというような言い方です。
以上、LEOCの中途採用情報と転職の面接攻略の考え方を説明しました。
面接は複数回行われ、自己PRと志望動機、退職理由に関する様々な質問がなされることが予想されます。
また、さらに面接対策(まさに、これこそが重要!!)を完全にしたい転職希望者のために、キャリア育みファームでは必勝マニュアル「ベテラン面接官が教えるとっておきの転職面接必勝法」の販売を行っています。役に立つこと請け合いです。
本マニュアルの方法で自己分析を進めることで、ライバルから一歩抜け出した自己PRと志望動機を作成できます。詳細については、マニュアルのページをご覧ください。
面接を攻略するために知っておきたい基本的な知識【転職】
面接を攻略するためには、まずはフードサービス業界を取り巻く環境を理解することと、フードサービス業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
ブログ記事「【2025年】フードサービス業界に応募する時の面接で役に立つ基礎知識」を読んでおいてください。
続いて、LEOCとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
LEOCの会社概要や経営理念、「LEOCが選ばれる5つの理由」など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
これら以外にもLEOCのホームページを隅から隅まで熟読することをお勧めします。
本記事の後半でLEOCのホームページから得たLEOCの基本的な知識を簡単に紹介します。面接を受けるにあたり必要と思われるので、ぜひ読んでおいてください。
LEOCの面接攻略のまとめ【転職】
LEOCに入社を希望する人が、必ず通過しなければならない面接試験。面接ではどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか?
LEOCが採用したい人材は、「成長意欲のある」「感謝の気持ちを持って業務に取り組める」『「お客様」と「食」に真摯に向き合い自ら考え行動できる』人です。
面接では、求める人材にふさわしい人物かどうか、及び現職(前職)の職務内容について深掘りをすることで、応募者がLEOCで貢献できるかを探ります。
面接で自己PRをするときのポイントとしては、以下があげられます。
- 課題解決力と行動力、チームワーク力の三つの能力のうち二つを自分の中から探してアピールする
- 成長意欲のあることを伝える
面接で志望動機を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- なぜLEOCを選ぶのか明確に伝える
- なぜその職種を選んだか、そこでやりたい仕事を明確に伝える
面接で退職理由を伝えるときのポイントとしては、以下があげられます。
- 面接官が納得できる前向きな退職理由を伝えられるようにする
転職の面接を攻略するためには、まずはフードサービス業界を取り巻く環境を理解することと、フードサービス業界で働いたときの仕事の内容も理解しておくことが大切です。
また、LEOCとはどのような会社なのかを理解することも面接準備には必須です。
LEOCの会社に関する知識など、面接での受け答えのためにぜひとも知っておいてください。
面接がいかに大切か、必ず役に立つ以下のリンクも参考にしてください。
LEOCを志望するときに知っておきたい社風
LEOCの面接を受けるにあたり知っておきたい社風について以下に記します。
- 退職金は、10年以上勤務の場合に支給されます。確定拠出制度、福利厚生サービス(全国宿泊施設・レジャー施設割引等)、横浜FC試合観戦チケットがあります。住宅手当は転勤でなければ支給されません。
- 休日は月に9日です。有給休暇は現場勤務では取得しにくいです。残業はほとんどありません。休日にいきなり出勤になることもあります。
- 新しいものをどんどん取り入れていくスピード感のある経営をしています。社員全員さん付けで呼び、活気ある職場です。
- 本人次第でやりたいことを自由にやらせてもらえます。実力主義の会社です。80歳まで雇用されます。
- 女性が多い職場なので、時短勤務もあり、子育て中も働きやすいです。
- 入社2年間は調理業務をして、栄養士の仕事はできないかも知れません。
面接で語る志望動機をつくる際には、このような社風をよく知っておくことが大切です。
LEOCの会社概要
ここからはLEOCの会社概要を説明します。面接において志望動機を語る上で役に立ちます。
- LEOCは、ONODERA GROUP(おのでらグループ)の中核企業で、大手コントラクトフードサービス企業です。
全国3,000ヵ所で給食事業を行っています。グループでフードサービス、ヒューマンリソース&テクノロジー、メディカル、シニアライフ、スポーツの6つの事業を柱にグローバル展開しています。
- 社名のLEOCは「Life Expert Offer Contribution」から取ったものであり、「人々の暮らしに活力をあたえ、社会に貢献する専門家たち」という意味が込められています。
- LEOCのロゴマークが、英字のLであると同時に、無限大を意味しています。
- LEOCは、1983年設立の「メディカルサポート」が始まりです。2001年に三菱商事系の同業会社であるソデックスコーポレーションと合併し、「ソデッソジャパン」に社名を変更します。
2011年株式会社LEOCに商号変更し、現在に至っています。
- 2024年3月現在の経営数字は以下の通りです。
資本金は、5,000万円です。
従業員数は、全社員26,446人です。(2023年4月1日時点)
売上高は、1,182億円です。
面接では、「LEOCの社名の意味は何か知っていますか」と質問がなされるかも知れません。覚えておくと良いです。
LEOCの経営理念
LEOCの経営理念を紹介します。
経営理念
お客様に喜びと感動を
パートナーに成長と幸福を
社会に貢献を
誓いの言葉
私たちは、お客様に喜びと感動を与え、常にお客様に感謝し、信頼される関係をつくります。
私たちは、常に感謝の気持ちを忘れずに、自身の能力を高めます。
私たちは、会社の発展に全力を尽くし、社会に貢献できる会社をつくります。
面接では、「経営理念を知っていますか」と質問されるかも知れません。覚えておきましょう。
LEOCが選ばれる「5つの理由」
LEOCが選ばれる「5つの理由」は以下の通りです。
- 美味しさとともに健康な食事の追求 ~味と技術で感動を創造~
- 大型のセントラルキッチンはあえて持たず、現地調理で「出来立て」を提供
- 熟練の料理人が集まっている
- 先鋭・新調理システムの積極的導入
- 鮮度と旬にこだわった食材を届けるため、レオックフーズが安心・安全で高品質な食材を一元管理
- 独自のテストキッチンで、研究開発・試作・人財育成
- 「健康な食事」で顧客のヘルシーライフをサポート
- 身体にも地球にも美味しい「ヴィーガン」メニューを提供
- 「銀座おのでら」ブランドによる世界3地域15店舗を展開
- 積み重ねてきたカスタマイズ力 ~時代に密着した付加価値で“オーダーメイド”を提案~
- ニューノーマルな時代のニーズに応える「社員食堂だからこその安心・安全な利用価値」を提案
- ファシリティのスペシャリストが設計・デザイン・厨房会社と連携して快適でサステナブルな空間造り
- 年間を通じたスペシャルメニューやイベント開催
- PR関連制作物もデザインするチーム
- オーダーメイドのサービス
- ホスピタリティーへの拘り ~お客様へ喜びと感動をお届けしたい~
- コミュニケーションを重視した、拘りのホスピタリティ専門研修
- 経済産業省の「おもてなし規格認定証」“紺”認証を取得
- 徹底した安全・衛生管理 ~持続可能な徹底した管理~
- 中小企業基盤整備機構「事業継続力強化計画」認定を取得
- 安全・安心な食事提供を最優先とし、徹底した衛生管理体制を構築
- ニューノーマルな時代への対応として「公衆衛生」を徹底
- 全国に36支社・122支店を配置し、地域密着型の細やかな対応
- 全国一括で食材の購買・物流を一元管理
- BCP対策(災害対策)の徹底
- 人・社会・地球環境に配慮したサステナブルな取り組み
面接で自己PRや志望動機を語るとき、「5つの理由」を理解しておくことが大切です。