【就活・転職】面接の順番で有利・不利はある?~面接官のうら話~

2023.11.30 更新
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就活や転職の面接において、控室のドアを開けたとき、たくさんの応募者がじっと座って面接の順番を待っている光景に出会ったことがありませんか?

そのとき、あなたは、少したじろぎませんでしたか?

そして、この中で何人が採用されるだろうかと、心の中で不安に感じたことでしょう。

同日に多数の応募者が面接を受けることは、就活では当たり前ですし、中途採用の応募でもありうることです。

それでは応募者が多数の場合、面接の順番の決め方にルールはあるのでしょうか?

そして、面接の順番によって有利、不利があるのでしょうか?

本ブログでは、面接官のうら話として、就活の学生や転職の希望者が知らない面接の順番の決め方をこっそり教えます。

但し、本ブログに載る内容は全ての企業にあてはまる訳ではなく、あくまで筆者の経験によるものであることをご了解ください。

就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 面接の順番の決め方
  2. 面接の順番によって有利・不利はあるのか
  3. 集団面接の回答順で有利・不利はあるのか
  4. 質問をいかに答えるかが大切
  5. まとめ

面接の順番の決め方

就活や中途採用などで、同日に多数の応募者への面接が行なわれる場合、応募者の気になることは、面接の順番です。

結論から言うと、面接の順番の決め方にルールはありません。

全て、採用担当者の裁量で決めます。

世の中では、あいうえお順とかエントリー順とか、いろいろ言われていますが、筆者の会社の場合はエントリー順でした。

会いたい応募者順ということはありませんでした。

ただし、就活で職種別採用の場合は、学生同士を比較しやすいように同じ職種を希望する学生をまとめて面接することはありうると考えます。

面接の順番に深い意味はないと考えてください。

面接の順番によって有利・不利はあるのか

では、面接の順番によって採否の判断に影響はあるのでしょうか?

  • 面接で有利と言われる順番は?

    一般論として、朝から面接が行われる場合に、面接官の思考がスッキリしている状態だから一番最初に面接を受ける人は有利と言われることがあります。

    確かに面接官の頭の中はスッキリしているかも知れませんが、それだけ質問に対する回答の深掘りが鋭いかも知れませんので有利、不利はないと考えます。

    休憩後、昼一番の面接も同様のことが言えます。面接官は昼食休憩があり、面接の疲れを解消できるので有利ではないかという説です。

    これも朝一番と同じような理由で有利・不利はありません。

    また、面接の最後に順番が回ってきた場合、有利ではないかとの説もあります。

    それまでの面接で疲れがピークに達しているけれど、面接官が気持ちを引き締めて最後の応募者の面接に臨むため、回答をじっくり聞いてもらえるので有利ではないかということです。

    確かに気持ちを引き締めることはあると思いますが、やはり有利だとする根拠はありません。

  • 面接で不利と言われる順番は?

    一方、後半の面接は不利と言われることがあります。

    多数の応募者を面接しているために、面接官の疲れが蓄積して質問がやや雑になり、学生や転職の希望者の本当の姿を見抜けられないとの説です。

    では本当にそうなのでしょうか?

    筆者の経験では、何人かの面接の後、気持ちをリフレッシュするように必ず休憩時間を設定していました。

    あるいは、他の面接官から適宜休憩の要請があれば休憩をとるようにしていました。

    確かに、何日間も就活の面接が続けば疲れることがあります。だからといって応募者によって面接の濃淡がでないようにすることも面接官の心得です。

    したがって、面接の後半の応募者が不利ということはありません。

    筆者の経験でも、一番目や最後の応募者ばかりが採用となり、中だるみしそうな後半の応募者が不採用になりやすいということは全くありませんでした。

以上のことより、面接の順番が採用・不採用に影響することはありませんから安心して面接に臨んでください。

集団面接の回答順で有利・不利はあるのか

次に、就活の集団面接の回答順で、有利・不利はあるのでしょうか?

質問に対して一番目に回答する場合と、そうでない場合とどちらが有利かということですが、それぞれにメリットとデメリットがあり、どちらが有利ということはありません。

一番目に回答する場合のメリットは、話す内容が2番目以降に回答する学生と決してダブらないということです。

デメリットは、質問に対して即座に答えなければならないことです。瞬発力が要求されます。

2番目以降の学生は、質問の回答を考える余裕がありますが、それまでの回答とダブらない独自性が必要になってきます。

よってそれぞれメリット・デメリットがあり、集団面接の回答順に有利・不利はありません。

筆者の経験でも回答順が採否に影響を与えることはありませんでした。

質問をいかに答えるかが大切

採用の面接で大切なことは、質問に対する受け答えです。

面接官からの質問に対していかに的確に答えるかが大切です。

要は、自分の力を最大限出せるように事前準備を怠らないことです。

まとめ

就活や中途採用などで同日に多数の応募者の面接を行なう場合、面接の順番の決め方に決定的なルールはありません。

また面接の順番が採用・不採用に影響することはありません。

さらに、集団面接の回答順によって有利・不利になることもありません。

採用の面接で大切なことは、順番ではなく、質問に対する受け答えです。

面接官からの質問に対して的確に答えるために、事前準備が大切です。

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