【就活・転職】履歴書の語尾はですます調?である調?
履歴書の語尾は「ですます」か、
それとも「である」か、について人事担当者が解説します。
就活や転職活動で履歴書を書いていると、
- 履歴書の語尾は「ですます調」と「である調」のどちらが正しいの?
- 自己PRや志望動機は敬語で書くべき?
- 語尾によって採用担当者の印象は変わる?
と悩む人は少なくありません。
特に初めて履歴書を書く就活生の場合、
「間違った文体で評価を下げたくない」と不安になるものです。
結論からお伝えすると、
履歴書の語尾は「ですます調」「である調」のどちらでも問題ありません。
ただし、人事担当者として数多くの履歴書を見てきた経験から言えば、
迷った場合は「ですます調」を選ぶことをおすすめします。
なぜなら、読み手に丁寧で誠実な印象を与えやすく、
ビジネスシーンでも一般的な文体だからです。
この記事では、履歴書の語尾の基本ルールから、
人事担当者が実際に見ているポイント、よくある失敗例まで詳しく解説します。
就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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結論|履歴書の語尾は迷ったら「ですます調」がおすすめ
まず結論を整理しましょう。
履歴書の語尾の結論は次の通りです。
- 「ですます調」でも問題ない
- 「である調」でも問題ない
- 最も大切なのは語尾を統一すること
- 迷ったら「ですます調」がおすすめ
採用担当者が履歴書を見る際、
語尾そのものを評価することはほとんどありません。
しかし、文章全体から受ける印象は変わります。
そのため、語尾は
- 新卒就活 → ですます調
- 転職活動 → どちらでも可
- 研究職・技術職 → である調も可
と考えるのが一般的です。
履歴書の語尾で「ですます調」が選ばれる理由
- 丁寧で礼儀正しい印象を与える
履歴書は企業へ提出する正式な応募書類です。
採用担当者は履歴書から、
- ビジネスマナー
- コミュニケーション能力
- 社会人としての基礎
を確認しています。
例えば、「私は大学時代に接客アルバイトを経験しました。」
という文章は自然で丁寧な印象があります。一方、「私は大学時代に接客アルバイトを経験した。」
だと少し堅い印象になります。どちらも間違いではありませんが、
多くの企業では前者の方が読み慣れています。 - 読みやすい文章になる
採用担当者は短時間で多くの応募書類を確認します。
応募者一人ひとりに何十分も時間をかけることはできません。
そのため、
- 読みやすい
- 理解しやすい
- 自然に読める
文章が好まれます。
普段のビジネスメールや社内文書でも使われる「ですます調」は、
読み手に負担を与えにくい文体です。 - 協調性を感じてもらいやすい
企業はチームで仕事を進めます。
そのため採用担当者は、「この人は周囲とうまく協力できるだろうか」
という視点でも履歴書を見ています。柔らかい印象の「ですます調」は、
協調性や誠実さを感じてもらいやすい傾向があります。
履歴書の語尾で「である調」を使っても問題ない?
- 「である調」が評価されるケース
「である調」は必ずしもマイナスではありません。
特に以下のような職種では使われることがあります。
- 研究職
- 開発職
- エンジニア
- 技術職
- 学術系職種
これらの職種では論理的な文章が求められるためです。
例えば、「私は研究活動を通じて課題解決能力を培った。」
という表現は簡潔で論理的な印象があります。 - 人事採用担当者が感じる印象
「である調」には次の特徴があります。
- 良い印象
- 論理的
- 自信がある
- 意思が明確
- 悪い印象
- 堅苦しい
- 冷たい
- 上から目線に見える場合がある
つまり、文章力が求められる文体と言えるでしょう。
- 良い印象
人事担当者が実際に見ているポイント
- 語尾だけで合否は決まらない
採用担当者が本当に見ているのは、
- 何を経験したか
- どんな成果を出したか
- どんな強みがあるか
- 入社後に活躍できそうか
です。
語尾が完璧でも内容が薄ければ評価されません。
逆に多少表現が不自然でも、
経験や実績が具体的なら評価されることがあります。 - 実際に高評価だった履歴書の特徴
私が採用担当として見てきた中で評価が高かった履歴書には
共通点があります。その共通点は次のようなものです。
- 語尾が統一されている
- 具体的なエピソードがある
- 数字を使っている
- 成果がわかる
- 志望理由が明確
語尾はその一部に過ぎません。
履歴書の語尾で「ですます調」を使うメリット・デメリット
- メリット
- 丁寧な印象になる
最も大きなメリットです。
礼儀正しく誠実な印象を与えられます。
- 読みやすい
採用担当者が慣れている文体なので理解しやすくなります。
- 書きやすい
普段から使っているため自然な文章を書きやすいでしょう。
- 新卒採用との相性が良い
社会人経験が少ない新卒では、マナーや人柄も評価対象です。
そのため「ですます調」が好まれる傾向があります。
- 丁寧な印象になる
- デメリット
- 語尾が単調になる
「〜です」
「〜ます」が続きやすくなります。
- 文字数が増える
限られたスペースでは不利になることがあります。
- 敬語ミスが起きやすい
不自然な敬語はかえってマイナス評価になることがあります。
- 語尾が単調になる
履歴書の語尾で「である調」を使うメリット・デメリット
- メリット
- 説得力が増す
断定的な表現になるため、自信や主体性を表現できます。
- 文字数を節約できる
履歴書の記入欄が狭い場合は有利です。
- 論理的な印象を与える
研究職や技術職との相性が良いと言えます。
- 説得力が増す
- デメリット
- 堅い印象になる
論文やレポートのように感じられることがあります。
- 高圧的に見える場合がある
特に新卒採用では注意が必要です。
- 文章力が求められる
「である調」は論理的な構成でないと違和感が出やすい文体です。
- 堅い印象になる
履歴書の語尾でよくある失敗例
■失敗例① 文体が混在している
最も多い失敗です。
- NG例
私は接客アルバイトを経験しました。
売上向上に貢献した。
貴社でも活躍したいです。 - OK例
私は接客アルバイトを経験しました。
売上向上に貢献しました。
貴社でも活躍したいと考えています。
■失敗例② 同じ語尾を連続させる
- NG例
接客を担当しました。
売上向上に貢献しました。
新人教育を担当しました。 - 改善例
接客を担当しました。
売上向上にも貢献できました。
さらに新人教育にも携わりました。
■失敗例③ 過剰敬語
- NG例
貴社の説明会に参加させていただきましたのでございます。
- OK例
貴社の説明会に参加いたしました。
新卒の履歴書の語尾は「ですます調」がおすすめ
新卒採用では実績よりも将来性が重視されます。
そのため、
- 礼儀
- 誠実さ
- コミュニケーション能力
を感じてもらいやすい「ですます調」が無難です。
採用担当者も違和感なく読めます。
転職の履歴書の語尾はどちらでも問題ない
転職では職務経験や実績が重視されます。
そのため、
- ですます調
- である調
どちらでも問題ありません。
ただし職務経歴書との統一感は意識しましょう。
採用担当者が減点する3つのケース
履歴書の語尾は
「ですます調」「である調」のどちらを選んでも問題ありません。
しかし、人事担当者が実際に履歴書を読む中で、
「これはもったいない」と感じるケースがあります。
ここでは、
採用担当者が減点対象としやすい代表的な3つのケースを紹介します。
■ケース① 語尾が混在している
履歴書で最も多いミスの一つが、
「ですます調」と「である調」が混在していることです。
例えば、
「私は接客アルバイトを経験しました。
お客様対応を通じて課題解決力を身につけた。
貴社でもその経験を活かしたいです。」
このように文体が混ざっていると、文章に統一感がなくなり、
読みにくい印象を与えてしまいます。
採用担当者は、「細かい部分まで見直しができていないのではないか」
と感じることもあります。
履歴書を書く際は、
- 「ですます調」で統一する
- 「である調」で統一する
のどちらかを選び、最後まで一貫した文体で書くことが大切です。
■ケース② 敬語が不自然
「丁寧に書かなければ」と意識しすぎるあまり、
不自然な敬語になってしまうケースも少なくありません。
例えば、
NG例
- 御社様の企業理念に感銘を受けました。
- 拝見させていただきました。
これらは敬語を重ねすぎた「過剰敬語」や誤った敬語表現です。
一方で、以下のような自然な表現で十分です。
OK例
- 貴社の企業理念に感銘を受けました。
- 拝見しました。
採用担当者が評価するのは、難しい敬語を使えることではありません。
むしろ、
- 自然な日本語が使えているか
- 基本的なビジネスマナーを理解しているか
を見ています。
無理に難しい敬語を使う必要はないため、
読みやすさを意識して記載しましょう。
■ケース③ 内容が薄い
実は、採用担当者が最も重視しているのは語尾ではなく「内容」です。
どれだけ文体が整っていても、
自己PRや志望動機の内容が抽象的では評価につながりません。
例えば、
- 評価されにくい例
- コミュニケーション能力があります。
- 責任感があります。
- 頑張ります。
これだけでは、
具体的にどのような経験を通じて身につけた能力なのかが伝わりません。
一方で、
- 評価されやすい例
- 飲食店のアルバイトで新人教育を担当し、
スタッフの定着率向上に貢献しました。 - 大学のゼミ活動ではリーダーとして10名のチームをまとめ、
研究発表を成功させました。
- 飲食店のアルバイトで新人教育を担当し、
このように、
- 何をしたのか
- どのような工夫をしたのか
- どんな成果を出したのか
を具体的に書くことで、
採用担当者は応募者の強みをイメージしやすくなります。
語尾ばかりを気にして内容がおろそかになると、
本来伝えるべき魅力が伝わりません。
履歴書を書くときのチェックリスト
提出前に確認しましょう。
□ 語尾は統一されているか
□ 誤字脱字はないか
□ 敬語は自然か
□ 数字を使っているか
□ 成果が具体的か
□ 志望理由が明確か
□ 自分らしさが伝わるか
よくある質問(Q&A)
Q1. 履歴書の語尾は必ず「ですます調」ですか?
A1. 必須ではありません。どちらでも問題ありません。
Q2. 志望動機も「ですます調」が良いですか?
A2. 迷ったら「ですます調」がおすすめです。
Q3. 自己PRだけ「である調」でも良いですか?
A3. 可能ですが、履歴書全体で統一する方が望ましいです。
Q4. 職務経歴書も同じですか?
A4. 基本的な考え方は同じです。
Q5. パート・アルバイト応募でも同じですか?
A5. 同じです。「ですます調」が無難です。
Q6. エントリーシートも同じですか?
A6. 就活では「ですます調」が一般的です。
Q7. 公務員試験の履歴書は?
A7. どちらでも問題ありませんが、「ですます調」が多く使われています。
Q8. 体言止めは使っても良いですか?
A8. 一部で使うのは問題ありませんが、多用は避けましょう。
Q9. 手書き履歴書でも同じですか?
A9. 同じです。手書きかどうかは関係ありません。
Q10. 語尾と面接での話し方は合わせるべきですか?
A10. 合わせる必要はありません。ただし内容は一致させましょう。
まとめ
履歴書の語尾は「ですます調」「である調」のどちらでも問題ありません。
しかし、人事担当者の視点から見ると、
迷った場合は「ですます調」をおすすめします。
その理由は、
- 丁寧な印象を与えられる
- 読みやすい
- 協調性を感じてもらいやすい
- 就活・転職のどちらにも対応しやすい
からです。
一方で、研究職や技術職などでは
「である調」が評価されるケースもあります。
最も重要なのは、語尾ではなく履歴書の内容です。
語尾を統一し、自分の経験や強みを具体的に伝えることが、
書類選考通過への近道と言えるでしょう。
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もちろん履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)の自己PRや志望動機などの作成にも役立つマニュアルとなっています。
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