【就活】意外とできない面接の入退室のマナー~面接官のうら話~
就活において面接は避けて通れません。
就活中の学生の皆さんは、面接の質疑応答については入念に準備することと思いますが、面接会場への入退室のマナーについては意外と身についていないことが多いものです。
そこで本ブログでは、面接官のうら話として、就活の学生が見落としがちな面接の入退室のマナーをこっそり教えます。
その中で、応募者の入室や退室時の気になる立ち振る舞いについても挙げてみたいと思います。
但し、本ブログに載る内容は全ての企業にあてはまる訳ではなく、あくまで筆者の経験によるものであることをご了解ください。
就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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入退室のマナーを再確認しよう
学生は面接経験が少ないために、面接会場への入退室のマナーがどうしてもぎこちなくなりがちです。
しかし、面接の入退室のマナーを正しく身に付けないと、マイナス点をもらってしまいます。
それでは面接における入退室のマナーを再確認してみましょう。
- 入室のさいはドアを3回ノックします。
2回ノックする応募者が50%くらいいます。
2回のノックは、部屋の中に人がいるかどうか確認する場合です。
社会人としての常識では、3回のノックは「入ります」という意味を持っています。
よってノックは3回してください。
- 「どうぞ」と声がかかってから「失礼します」と言ってドアを開けます。
「どうぞ」と声をかけられる前にさっさと開けてしまう学生がまれにいます。
また、緊張しているために「どうぞ」と一度声をかけても入室しない学生もいます。
仕方がないので、もう一度大きな声で「どうぞ」と言わざるを得ません。
- ノブに手を添えて静かに閉め、その場で面接官に向き直し「よろしくお願いします」と言って会釈します。
ドアの前で会釈をしないことや、何も言わずに立ち尽くして、面接官に「椅子にどうぞ」と言われるのを待っていることは、良くありません。
このとき、会釈や「よろしくお願いします」をしない人が10%くらいいます。
- 面接官が「どうぞ」と椅子を指したら、背筋を伸ばして椅子まで元気よくさっそうと歩いてください。
元気よくさっそうと歩かない人が30%くらいいます。
普段の歩き方そのままなのか、だらだらとした歩き方をしてしまうと、マイナスです。
- 椅子の横に立ったまま姿勢を正し、元気な声で自分から名前を名乗ります。
「○○大学○○学部の××と申します、よろしくお願いします。」との名乗り方です。
自分から名前を名乗らず、じっと立ったままの人が60%くらいいます。
この場合、面接官は名前を名乗ってくれるだろうと考えていますから、お互いが見合ったまま数秒間経ってしまいますので注意してください。
- 名乗り終えたらおじぎをします。
おじぎをし終えたら、真ん中の面接官へ笑顔を向けます。
この笑顔が大切です。緊張していても自然な笑顔がつくることができれば、好印象を与えます。
よって鏡の前で笑顔をつくる練習を繰り返し行ってください。
自然な笑顔をつくることができる学生は10%未満でしょう。
(販売・サービス業関係に就職を希望する学生にとって、笑顔は必須アイテムです。)
- 「どうぞお座りください」と言われたら「失礼します」と言って座ります。
座ったときは、背もたれに背中をつけず、猫背にならないように背筋を伸ばしてください。
男性は、足を適度に離し、女性は膝と膝をぴったりとつけます。
- ここからは質疑応答の時間です。
- 「以上で面接を終了します」と言われたら、着席した状態で「本日はありがとうございました」と一礼します。
その後、はじめに挨拶した椅子の横に立ちます。姿勢を正し、真ん中の面接官を見て再度「ありがとうございました」と最敬礼します。
このときなんとなく頭を下げているといった感じの応募者が30%くらいいます。
- 入室のときと同じようにドアまで元気よく歩き、ノブに手をかける前に面接官に笑顔で向き直ります。
姿勢を正して「失礼します」と会釈し、静かにドアを開けて退室します。
時々背中を向けたまま退室する学生がいますので注意してください。
以上が入退室のマナーです。いかがですか?
まとめ
学生が気になる面接での入退室のマナーについて解説します。
入室のさいのドアのノック回数から、ドアの開け方や閉め方、椅子に向かっての歩き方、名前の名乗り方、椅子の座り方など、覚えておきたいマナーがあります。
また、面接が終わった後の一言、ドアまでの歩き方、退室のドアの開け閉めなどについても問題ない立ち振る舞いが要求されます。
面接官は、入室から退室までしっかりとあなたの立ち振る舞いを観察しています。
本ブログを読んで、もし自分の入退室のマナーに問題があったら、面接の本番に向けて実際に練習すると良いとです。
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