【就活】TOEICを受けてないと不利?面接対策は?

2024.03.02 更新
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就活でTOEICを受けてないと不利ではないかと悩む学生は多いようです。

TOEICとはどのようなテストでしょうか?

実際、就活でTOEICを受けてないと不利でしょうか?

就活でTOEICを受けてないときの面接対策を知りたいものです。

本ブログは、就活でTOEICを受けてないときは不利なのかなどについて解説します。

就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. TOEICとはどのようなテストなのか
  2. 就活でTOEICを受けてないと不利なのか
  3. 就活でTOEICを受けてないときの面接対策
  4. 就活でTOEICを受けてないときは、余裕があれば受験する
  5. まとめ

TOEICとはどのようなテストなのか

就活でTOEICを受けてないけど不利なのか考える前に、TOEICとはどのようなテストなのか理解しましょう。

  • TOEICとはTest of English for International Communicationの略で、日本では一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会が運営しており、英語のコミュニケーション能力を判定する世界160カ国で実施されている世界共通のテストです。

    受験対象は学生と社会人であり、受験時のを認定する制度です。TOEICは履歴書の「資格・免許欄」に点数(スコア)を記入することができます。

  • TOEICのテストは5種類ありますが、就活でTOEICというとTOEIC Listening & Reading Test (TOEIC L&R)を指します。なお、TOEICは会話力がテストに含まれていません。

    就活でTOEICをアピールするには少なくも600点以上が求められます。また、特に英語力が求められる外資系企業や海外部門の業務遂行にはそれ以上の点数が必要とされます。

  • 就活でTOEICが重視されるのは、企業規模の大小にかかわらずグルーバル化が進んでいるなかで、海外駐在や海外との取引・交渉に携わることが、かつてのような一部の人だけではなく、誰でも担当する時代になっていることが挙げられます。

    そこで、ビジネス向けの英語資格であるTOEICの点数で、どれくらい英語力があるのかをはかる指標として参考としているわけです。

就活でTOEICを受けてないと不利なのか

ここでは就活でTOEICを受けてないと不利なのか探ってみます。

  • TOEICは、英語力を図るためのテストであり、確かにTOEICを受けておくと就活で有利になることは確かです。

    国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)の「英語活用実態調査2019(企業・団体)」によると、TOEICのスコアを新卒採用でみている企業の割合は約49%となっています。

    特に英語力を必要としている外資系企業、商社、航空会社は就活でTOEICを受けていないと不利になることはありえます。企業によってはTOEICの点数を申告することもあります。

    ですが、どの企業も受けていないと採用されないということではありません。就活では、応募者を総合的に判断して採否を決めています。単にTOEICを受けている、受けていないで決定しているわけではありません。

  • TOEICを受けているといっても、企業に評価されるのは一定の点数以上に限られます。逆にそれ以下の点数では英語力が弱いというように見なされますから、あえて履歴書などに載せないほうが良いです。

    TOEICの点数でアピールできる点数は次の通りです。

    600~695点:上場企業の一般社員に求める点数が600点以上であり、履歴書でアピールできるようになる。キャビンアテンダントやホテルスタッフの採用条件になることが多い点数。

    700~795点:十分英語力をアピールできる。上場企業の7割で海外部門の業務遂行には700点以上が必要と答えている。 

    800~895点:英語力が強みと言える。外資も含め800点以上ならば選考で足切りはほぼない。楽天は800点以上を社員に課している。海外赴任のさいは860点以上を課されることもある。

    900点~990点:全受験者のなかで3~4%程度。ここまで高い点数を求める企業や職種はほぼない。

    *神田外語学院「TOEICスコア帯別の特徴」参照

    一方、TOEICを実施する国際ビジネスコミュニケーション協会公式の「PROFICIENCY SCALE」では、730点以上で「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」と評価されています。

    さらに860点以上で「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる」と評価されています。

    これからわかることは、TOEICの点数を履歴書やエントリーシートに記入してアピールできるのは少なくとも600点以上ということです。

  • 英語力はTOEICだけでなく、英検(実用英語技能検定)やTOEFL(Test of English as a Foreign Language)でも証明できます。

    英検は、企業によって求めるレベルは異なりますが、通常2級(高校卒業程度)以上が評価してもらえるレベルと言えます。

    TOEFLは、TOEFL iBTスコア70点以上なら英語力をアピールできると考えられます。外資系企業に就職希望の場合は、80点以上あればアピールポイントとなるでしょう。  

就活でTOEICを受けてないときの面接対策

就活では、TOEICを受けて高得点ならばアピールポイントになりますが、それだけで合格になるわけではありません。

一方で、TOEICを受けてないからといって、不合格が決まるわけでもありません。繰り返しますが、就活では、応募者を総合的に判断して採否を決めています。

ここでは、TOEICを受けてないときの面接対策を説明します。

  • 面接では英語力を訊かれるまで話さない

    TOEICを受けてないときは、面接で英語力を訊かれるまで話す必要はありません。

    仮にTOEICの受験を訊かれたときは、他に力を入れて取り組んでいたことがあったために受験しなかったと伝えてください。

    ガクチカが面接官の胸にさされば、TOEICを受けてないことは問題にならないでしょう。

  • TOEIC以外の資格をアピールする

    TOEIC以外で応募先企業に使える資格があれば、その資格をアピールしましょう。たとえば簿記2級やIT関係の資格はどの企業でも持っていると役に立つ資格です。

  • 英語力をつけるために現在取り組んでいる内容を話す

    現時点では英語力が足りないことを反省し、英語力を高めるために取り組んでいることを話してください。

    抽象的な「勉強している」といったようなものではなく、具体的に「○○のようなことに取り組んでいる」と説明することが大事です。

  • 入社までに(入社後も)英語力の向上に努めることを宣言する

    入社したら他の社員に負けないように、入社前、入社後も英語力の向上に努めることを宣言すると、面接官から前向きな姿勢に好感を持ってもらえます。

就活でTOEICを受けてないときに面接で訊かれたら、これらを組み合わせて回答すると良いでしょう。

就活でTOEICを受けてないときは、余裕があれば受験する

就活が始まっていても、TOEICを受けてない人で余裕があれば受けておきましょう。筆記試験で英語力を試す企業もあるので、試験対策にもなります。

テスト結果はOfficial Score Certificate(公式認定証)として、試験日から30日以内に受験者本人宛に親展封筒で発送されます。

また、2023年4月以降の試験より、Digital Official Score Certificate(デジタル公式認定証)が試験日から19日後を目途にログイン後のページに発行されます(日米の祝日の影響により、遅れる場合があります)

試験勉強から受験して結果がわかるまでに、就活が終わってしまうかも知れませんが、TOEICの受験は無駄ではありません。

企業によっては社員にTOEIC受験を積極的に進めています。社会人になってから必ず役に立つ資格なので、時間がある時に受けておくと良いでしょう。

まとめ

就活でTOEICを受けてないときは不利なのか考えてみました。

TOEICとは、英語のコミュニケーション能力を判定する世界160カ国で実施されている世界共通のテストです。

就活でTOEICをアピールするには少なくも600点以上が求められます。また、特に英語力が求められる外資系企業や海外部門の業務遂行にはそれ以上のスコアが必要とされます。

就活でTOEICが重視されるのは、グルーバル化が進んでいるなかで、海外駐在や海外との取引・交渉に携わることが、誰でも担当する時代になっていることが挙げられます。

TOEICは、英語力を図るためのテストであり、確かにTOEICを受けておくと就活で有利になることは確かです。ですが、どの企業も受けていないと採用されないということではありません。

TOEICを受けているといっても、TOEICの点数を履歴書やエントリーシートに記入してアピールできるのは600点以上です。

英語力はTOEICだけでなく、英検やTOEFLでも証明できます。

就活では、TOEICを受けて高得点ならばアピールポイントになりますが、一方で、TOEICを受けてないからといって、不合格が決まるわけでもありません。就活では、応募者を総合的に判断して採否を決めています。

TOEICを受けてないときの面接対策は、次の4つです。

  • 面接では英語力を訊かれるまで話さない。TOEICの受験を訊かれたときは、他に力を入れて取り組んでいたことがあったために受験しなかったと伝える
  • TOEIC以外の資格をアピールする
  • 英語力をつけるために現在取り組んでいる内容を話す
  • 入社までに(入社後も)英語力の向上に努めることを宣言する

就活が始まっていても、TOEICを受けてない人で余裕があれば受けておきましょう。

以上、就活でTOEICを受けてないときは不利なのか解説しました。

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