【就活】OB訪問に手土産を持って行く?~人事屋のうら話~

2023.12.13 更新
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OB訪問をするさいに手土産を持って行くべきか、悩む人が多いようです。

OB訪問をするさいに手土産は必要でしょうか?

OB訪問をするさい、手土産以外で感謝の気持を表すことができるでしょうか?

本ブログでは人事屋のうら話として、OB訪問に手土産を持って行くべきか解説します。

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目次
  1. OB訪問をするさいに手土産は必要なのか
  2. OB訪問をするさい、手土産以外で感謝の気持ちを表すことができるもの
  3. OB訪問の後でお礼メールを送るときの考え方
  4. OB訪問のお礼メールの例文
  5. まとめ

OB訪問をするさいに手土産は必要なのか

結論として、OB訪問をするさいに手土産は必要ありません。その理由は次の通りです。

  • 会社の方針として受け取らない

    OB訪問は、OBの直接の業務ではないけれど、採用活動のひとつとしてとらえている会社も多いです。ですから、OB訪問を就業時間中に受け入れているわけです。

    OB訪問を受け入れるさいは、人事に許可を得て行うことが通常です。あるいは、人事からOBを学生に紹介することもあります。

    OB訪問が採用活動の一環ならば、そこで手土産を受け取ることは賄賂であるとみなされてしまいます。

    このような理由から、会社の方針として金額の多寡にかかわらず手土産を受け取らないことになっています。

  • OB個人としての考えで手土産を受け取らない

    会社の具体的な方針として手土産の受け取りはNGとは定められていなくても、OB訪問で学生から手土産を受け取らないという人がいます。

    その理由として、賄賂と感じる人がいますし、そもそも先輩である自分が学生から手土産をもらいたくない人もいます。

    これらの理由によりOB訪問をするさいに手土産は必要ありません。手土産といったほどでなくても、安価な飲み物を提供したいと考える学生もあるかと思いますが、それも必要ありません。

    飲み物であっても、随分と世慣れした学生だなとの感想を持つかも知れませんが、ちょっと違和感を持たれてしまうでしょう。

    ですから、手土産もそれ以外の何も不要と考えてください。

OB訪問をするさい、手土産以外で感謝の気持ちを表すことができるもの

OB訪問で、手土産は対応してもらえたことの感謝の気持ちを表すものです。

ですが、手土産が不要ならば他に感謝の気持ちを伝える方法で適切なものは、訪問後のお礼のメールまたは手紙です。

OBもお礼のメールや手紙を受け取れば、対応したことは良かったと思ってくれるでしょう。

OB訪問後のお礼メールについてはこちらの記事を参考にしてください。

OB訪問の後でお礼メールを送るときの考え方

手土産の代わりにOB訪問のお礼メールを送るときの考え方について説明します。

  • OB訪問の感想は、訪問後直ちにまとめる

    お礼メールは、ただ定型文を送れば良いというわけではなく、「訪問を受けたことが役に立てて良かった」と思われる内容が望まれます。

    それが後の就活や入社後の財産になります。そのためには、OB訪問の後で直ちに感想をまとめましょう。

  • お礼メールは、当日中に送る

    OB訪問の感想はまとめたら当日中に送りましょう。当日中にメールをもらうとOBは素早い対応に好印象を持ちます。

    お礼メールの送信は、当日の就業時間内が望ましいです。

    OB訪問が、相手の都合で終業時刻以降となってしまったときは、翌日午前中でもかまいません。

    OB訪問の翌日が休日のときは、休日明けの午前中にお礼メールを送ります。

  • メールアドレスは就活用のものを使用する

    メールアドレスは就活用のメールアドレスを使用しましょう。

    フリーメールを使うときは、Gmailならスマートフォンとの連携がしやすくメールの保存容量が大きいために使いやすいです。

    プライベートのメールアドレスは、プライベートと就活用の区別がつかなくなること、企業との連絡に適さないメールアドレスの場合があります。

  • お礼メールは簡潔に感謝の気持ちが伝わる内容とする

    お礼メールは、あくまでOB訪問についての感謝を伝えるものです。それ以外の自己アピールや、採用担当者へのとりなし希望と感じられる内容などは謹んでください。

    OB訪問の目的はそのためだったのかと、印象が良くありません。簡潔に感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。

OB訪問のお礼メールの例文

OB訪問の後のお礼メールの例文は次の通りです。本文は読むやすくするために適度に改行しましょう。

件名:OB訪問のお礼 【○○大学 田中太郎】

○○株式会社
営業部海外営業課
鈴木次郎様

お世話になっております。
本日(昨日)OB訪問をさせていただきました、○○大学法学部の田中太郎と申します。

本日(昨日)はご多忙の中、貴重なお時間をいただき、また、おいしいコーヒーをごちそうになり
本当にありがとうございました。

単なる海外へのあこがれで会社を選ぶのではなく、自分が成長できる会社という視点を持つように、
という鈴木様のお話は大変勉強になりました。

また、今回のOB訪問で、海外営業に携わりたいという気持ちがますます強くなりました。

これから貴社の選考で採用を勝ち取るように一生懸命努力しますので、引き続き相談にのって
いただければ幸いです。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

----------------------------
○○大学法学部政治学科
田中太郎
〒160-0000
東京都新宿区○○○○
電話番号:070-xxxx-xxxx
Eメール:xxxx@xxxx.xxx
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まとめ

人事屋のうら話として、OB訪問に手土産を持って行くべきか考えてみます。

結論としてOB訪問をするさいに手土産は必要ありません。その理由は次の通りです。

  • 会社の方針として受け取らない
  • OB個人としての考えで手土産を受け取らない

OB訪問で、感謝の気持ちを伝えるやり方で適切なものは、訪問後のお礼のメールまたは手紙です。

OBもお礼のメールや手紙を受け取れば、対応したことは良かったと思ってくれるでしょう。

手土産の代わりにOB訪問のお礼メールを送るときの考え方は次の通りです。

  • OB訪問の感想は、訪問後直ちにまとめる
  • お礼メールは、当日中に送る
  • メールアドレスは就活用のものを使用する
  • お礼メールは簡潔に感謝の気持ちが伝わる内容とする

以上、人事屋のうら話として、OB訪問に手土産を持って行くべきか解説しました。

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