【就活・転職】面接で別の職種を勧められたときの正しい対応
面接において志望職種と異なる別の職種を勧められたとき、どうしたら良いか悩む人は多いようです。
面接で別の職種を勧められた理由は何でしょうか。
別の職種を勧められたときは不採用でしょうか?
別の職種を勧められたときの対応や、気をつけたいことも知りたいものです。
本ブログは、面接で別の職種を勧められたときの正しい対応について解説します。
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面接で別の職種を勧められた理由
面接で志望職種とは別の職種を勧められたとか、面接時以外にも応募時や面接終了後に人事担当者から別の職種を勧められたといったケースが意外とあるものです。
このように志望職種とは別の職種を勧められたときは、驚きとともになぜかと思うかも知れません。
ここでは、面接で別の職種を勧められた理由を探ってみます。
- 就活では専門性を考慮して別の職種を勧められた
就活では、技術系・事務系といった職掌別の募集以外にも、技術系では研究開発、生産技術、品質保証等、事務系では経理、法務、マーケティングなどといった職種別に募集する企業があります。
例えば研究開発に応募していた場合、生産技術で働く気はないかと別の職種を勧められた学生もいるかも知れません。
就活で別の職種を勧められた理由は、本人の専門性が志望職種とは別の職種でより活かせると会社が考えたからです。
- 転職では、本人の適性を判断して、あるいは社内の事情で別の職種を勧められた
面接などで、応募者の経験やスキル、資格などが志望職種より別の職種に向いていると判断されることがあります。
また、志望職種は他の応募者を採用することで充足しているが、それ以外の不足している職種があり、そちらを採用したい、といった事情で別の職種を勧められたかも知れません。
加えてそもそも別職種での勧誘が目的ということもありますから、そのさいは注意が必要です。
面接で別の職種を勧められたときは不採用なのか
それでは、面接で別の職種を勧められたときは不採用なのか探ってみます。
- 面接で別の職種を勧められたときは、応募した職種では不採用となる可能性があります。ですが、別の職種を勧められたときは、少なくとも企業は本人に興味がある場合に限ります。
採用基準を下回ってあきらかに不採用の場合は、別の職種を勧めることはありません。
採用するかどうかは決めていないけれど、志望職種より、別の職種のほうが本人の適性によりマッチしてい そうである、不足している職種に充てたいというケースです。
別の職種では採用される可能性は十分にあります。
- 面接で別の職種を勧められたときは、あくまで提案というかたちですから、それに対してどのような判断を下すかは本人次第と言えます。
面接で別の職種を勧められたときの正しい対応
面接で別の職種を勧められたときの正しい対応を説明します。
- 面接で別の職種を勧められたときは、ネガティブな反応をしない
面接で別の職種を勧められたときは、驚きとともにどうしてもネガティブな反応をしがちです。本人としては希望する職種で応募したわけですから、気持ちはわかりますが冷静に受け答えしましょう。
面接官としては、せっかくのオファーを直ちに拒否されると良い印象を持ちません。場合によってはそこで不採用が決定してしまうこともあります。
志望職種ではなく、別の職種を勧める理由は何か、確認しても良いでしょう。面接官が正直にその理由を伝えてくれるかもしれません。
- 面接で別の職種を勧められたときは、その場で回答せず、ゆっくり考える
その会社で働くことができれば、職種は何でもかまわないならば、即答してもかまいません。
ですが、どうしたら良いか判断できないならば、「考える時間が欲しい」と伝えて面接を終了し、別の職種で良いかゆっくり考えましょう。
- 志望職種と別の勧められた職種のどちらを選択するかそれぞれのメリットとデメリットを洗い出す
メリット、デメリットを比べて自分としてどちらを選択するか決めてください。
特に別の職種を選択したときは、その業務内容と必要なスキルを人事に確認しても良いでしょう。必要なスキルを十分保有していない場合は、新たにスキルの習得を覚悟しなければなりません。
- 採用担当者に志望職種と別の勧められた職種のどちらを選択するか、連絡する
最終的にどちらを選択したか決めたら、採用担当者に電話またはメールで連絡してください。ですが、採用担当者から電話またはメールのいずれかの指定があればそれに従ってください。
連絡する期限が決められていることが通常です。それまでには必ず連絡しないと不採用となることもありますから、注意してください。
別の職種を勧められたときの承諾・辞退の仕方
- 別の職種を勧められたとき承諾する
承諾するとき特に採用担当者から指定されていないときは、電話またはメールで連絡をしてください。
別の職種を承諾すれば、該当部門の管理職を加えて改めて面接することが一般的です。別の職種の業務内容を良く理解して面接に臨みましょう。
中小企業などで当初の面接に採用の決定権者が出席している場合は、承諾=内定ということもありえます。
- 別の職種を勧められたとき辞退する
検討した結果やはり志望した職種が良いと結論づけたときは、辞退することもありです。
別の職種でやりがいを持って働けそうならば問題ありませんが、少しでも不安があると「やはり向いていない」と不満を募らせて、退職することにもなりかねません。
辞退すると、そのまま不採用となる可能性もあることは覚悟してください。
連絡方法で特に企業から指定されていないときは、電話で正直に自分の気持ちを伝えるのが良いでしょう。「せっかくのご提案ですが、・・・」と丁寧に伝えてください。
別の職種を勧められたとき、気をつけたいこと
別の職種を勧められたとき、気をつけたいことがあります。
- 別の職種を勧められるのは、書類選考時や面接後でもありうる
別の職種を勧められるのは、面接時だけでなく、応募時や面接後でもあります。
応募時では、応募書類を送ったけれど、既に内定者が決まっていて志望職種では採用枠がないときです。採用担当者からメールや電話で連絡が来ます。
面接後では、採用担当者から呼び出しがあって別の職種を勧める理由や詳しい業務内容の説明があるでしょう。
いずれにせよこれらの場合でも別の職種を勧められたとき、承諾するか辞退するかよく考えて答えを見つけましょう。
- 面接で別の職種を勧められたから内定とはならない
企業から、別の職種を勧められたからといって内定とはなりません。
企業が本人に興味を持っていることは確かですが、だからと言ってそのまま内定と考えると間違ってしまいますから注意が必要です。(中小企業では承諾=内定ということもありえます)
別の職種の面接で、該当部門の管理職からダメ出しをされると、人事がどれほど推薦しても不採用となります。
まとめ
面接で別の職種を勧められたときの正しい対応について考えてみます。
面接で志望職種とは別の職種を勧められた理由は、次の2つです。
- 就活では専門性を考慮して別の職種を勧められた
- 転職では、本人の適性を判断して、あるいは社内の事情で別の職種を勧められた
面接で別の職種を勧められたときは、不採用でも、応募した職種に向いていないと判断されたわけでもありません。
面接で別の職種を勧められたときは、応募した職種では不採用となる可能性があります。ですが、少なくとも企業は本人に興味がある場合に限ります。
採用するかどうかは決めていないけれど、志望職種より、別の職種のほうが本人の適性によりマッチしていそうである、不足している職種に充てたいというケースです。
面接で別の職種を勧められたときは、あくまで提案というかたちですから、どのような判断を下すかは本人次第です。
面接で別の職種を勧められたときの正しい対応は次の通りです。
- ネガティブな反応をしない
- その場で回答せず、ゆっくり考える
- 志望職種と別の勧められた職種のそれぞれのメリットとデメリットを洗い出す
- 採用担当者に志望職種と別の勧められた職種のどちらを選択するか、連絡する
- 承諾するまたは辞退する
別の職種を勧められたとき、気をつけたいことは、次の2つです。
- 別の職種を勧められるのは、書類選考時や面接後でもありうる
- 面接で別の職種を勧められたから内定とはならない
以上、面接で別の職種を勧められたときの正しい対応について解説しました。
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