【就活】就活のマナー、コートのたたみ方や取り扱い方は?
冬から春先の就活では、コートなど防寒対策をしっかり準備して風邪などをひかないようにすることも大切な心がまえです。
ですが、就活で意外とやっかいなのはコートのたたみ方や取り扱い方です。
ビジネスマナーとして、コートのたたみ方とコートを脱ぐタイミングがわかりません。
面接や会社説明会でのコートの取り扱い方は、どうすれば良いでしょうか?
就活に適したコート選びやコートの手入れについても知りたいものです。
本ブログは、就活のマナーとして、コートのたたみ方や取り扱い方などについて解説します。
就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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就活のマナーとしてのコートのたたみ方
若者でコートの正しいたたみ方について知っている人は意外と少ないものです。就活を迎える学生の皆さんは、マナーとしてコートのたたみ方を覚えておきましょう。
コートのたたみ方が就活の選考に直接影響を与えることはありませんが、後述する面接会場での取り扱いで正しいたたみ方を知らないと、ちょっと恥ずかしいこともあります。
それでは、正しいコートのたたみ方を説明します。コートの外側ではなく、内側(裏地側)が見えるようにしてたたむことがコツです。
- コートの内側(裏地側)から、それぞれ両肩の部分に手を入れます。
- 肩部分に手を入れたままの状態で、内側(裏地側)が外側に出るようくるりと折り返します。このとき、袖は折り返した内側(コートの表側)に垂れ下がっているようにします。
- 前身頃(ボタンがついている前側)を後ろ見頃(背中にあたる後ろ側)に合わせます。
- コートの中間部分から折りたたんで上下半分にします。
なぜコートを外側ではなく、内側(裏地側)が見えるようなたたみ方とするのでしょうか。
その理由は、外のチリやホコリ、花粉などを室内に持ち込まないという配慮や、なんらかのアクシデントによりコートの外側を汚さないようにするためです。
また、丁寧にたたむことでシワになりにくく、見た目がすっきりすることも理由のひとつです。
以上、社会人のマナーとしてのコートのたたみ方を覚えておくと良いでしょう。スマートにできるためには何回も練習してみてください。
就活のマナーとしてコートを脱ぐタイミング
冬から春先の就活ではコートを着る機会が増えます。そのさいコートを脱ぐタイミングはいつが良いのか説明します。
- コートは、会社説明会や面接会場の建物に入る前に脱ぐことが基本マナーです。建物の入り口、屋根のある場所でさっと脱いで手に持って受付に向かいましょう。
マフラー、手袋といった防寒具も同時に外してください。
入口は他の人が出入りしますから、邪魔にならないように気をつけて脱いでください。
特に寒い冬の日は、建物外で脱ぐのはつらいですが、社会人のマナーとなっていますから我慢しましょう。
雨や雪が降っていて、建物の入り口でコートを脱ぐとスーツなど衣類が濡れてしまう場合には、臨機応変に対応してもかまいません。エントランスで脱いでも問題はありません。
雨や雪をコートから払うさいは、エントランスではなく入口で行ってください。
いずれにせよ、会社の受付ではコートを脱いでおくことが大切です。
- 一方で、コートを着用する場合は、会社説明会や面接会場の建物を出てから、建物の入り口で着用してください。
以上、就活のマナーとして、コートのたたみ方と同時に、コートを脱ぐタイミングを理解しておきましょう。
面接や会社説明会でのコートの取り扱い方
就活の面接や会社説明会ではコートをどのように取り扱えば良いでしょうか。
- 脱いだコートはたたんで腕にかけて持ち歩く
受付を通って建物内を移動するとき、脱いだコートは上記のたたみ方のようにたたんで、腕にかけて持ち歩きます。
会社説明会会場や面接の控室などにはハンガーラックが準備されている場合があります。また、会場がホテルの場合はクロークで預けることができますから、それらを利用してください。
- 面接会場までコートを持って行くときは、コートはカバンの上に置く
コートを預けることができないときは面接会場まで持っていくことになります。
この場合は、着席した椅子の背もたれにコートを掛けるのではなく、横に置いたカバンの上に置くのがマナーです。
椅子の背もたれにかけてしまうとコートの裾が床につくことや、立ったり座ったりする間に背もたれからずり落ちてあわててしまい、面接の質疑応答に支障をきたす恐れがあるからです。
カバンの上にコートを置くときは、床につかないように4つ折りにたたんでください。このため厚手のコートは折りにくくカバンの上に置きにくいために避けた方が無難です。
ですが、コートをカバンの上に置くと安定しない場合には、ずり落ちないように二つ折りにして背もたれにかけましょう。
就活の面接本番でいきなりコートをカバンの上に置くことができるか不安な人は、練習しておくことをお勧めします。
就活に適したコート選び
一概にコートといっても様々な種類がありますが、就活に適したコートとはどのようなものでしょうか。
- 男子学生の場合
スーツに合う、トレンチコートやステンカラーコート、チェスターコートなどが就活に適しています。
ダッフルコートやダウンコートはカジュアル過ぎでしまうので避けてください。
スーツの上着より長い丈のコートで、黒や紺、グレー、ベージュなど落ち着いた色のものとして派手な色(裏地を含む)のコートは避けてください。
一番下のボタンは留めないのが一般的です。
- 女子学生の場合
就活では、スーツに合うステンカラーコートやトレンチコートが適しています。
ダッフルコートやファー付きのコートなどカジュアルなものは避けてください。
長さはひざ上の短い丈のものとします。ベージュや茶、グレーなど落ち着いた色のものとして、派手な色(裏地を含む)は避けてください。
コートの種類によってはたたみ方で苦労するかも知れません。就活に適したコートを選んでください。
就活で着用するコートの手入れ
就活で着用するコートは、帰宅するとクローゼットにしまいっぱなしとか、ソファーに無造作に置きっぱなしになっていないでしょうか。あるいは、コートをたたんで収納ボックスに入れておく人もいるかも知れません。
コートは、自宅で簡単に手入れすることで美しく長持ちすることができます。以下の方法を試してみてください。
- コートをブラッシングする
コートについたほこりや髪の毛、ニットの繊維は、手ではらってもなかなか取れません。
粘着テープで表面のほこりを取る人もいますが、洋服ブラシでちょっとブラッシングすると、ほこり取りだけではなく、繊維の間に空気が入るため、シルエットが保たれやすく、型崩れ防止にもなります。
- コートを乾かしてから保管する
帰宅後は直ちにハンガーにかけてクローゼットに収納することは避けてください。(ソファーに投げておくのもダメです)
一度着たコートには、外気や汗など、目には見えない湿気が含まれていますから、乾かさないまま放っておくと、シミ汚れが定着する、ひどい時にはカビが増殖してしまうことにもなりかねません。
ですから、なるべく乾燥させてから保管するようにしましょう。
まずは、なるべく厚くてしっかりした、コートを掛けたとき着用時と似たシルエットになるようなハンガーを選んで、半日~1日は、風通しのいい場所で、かけて置きましょう。
すぐにクローゼットにしまうと、においや湿気がクローゼット内にこもってしまい、他の洋服にも良くありません。
- クリーニング後のビニールは外す
クリーニングしたコートをホコリ除けにビニール袋をかけっぱなしにして保管すると、ビニールのせいで通気性が悪くなり、湿気がこもってしまいます。必ずビニールを外しましょう。
コートの長さに合った不織布の保管カバーをかけて収納すると良いです。心配ならば、ハンガータイプの防虫剤などを併用すると良いでしょう。
就活のマナーとして、コートのたたみ方や取り扱い方以外に、手入れや保管方法についても注意を払うことが大切です。
まとめ
就活のマナーとして、コートのたたみ方や取り扱い方について考えてみました。
コートのたたみ方が就活の選考に直接影響を与えることはありませんが、面接会場での取り扱いで正しいたたみ方を知らないと、ちょっと恥ずかしいこともあります。
正しいコートのたたみ方のコツは、コートの外側ではなく、内側(裏地側)が見えるようにしてたたむことです。
冬から春先の就活ではコートを着る機会が増えます。そのさいは、会社説明会や面接会場の建物に入る前に脱ぐことが基本マナーです。
受付を通って建物内を移動するとき、脱いだコートはたたみ方のルールに従ってたたんで、腕にかけて持ち歩きます。
面接会場までコートを持って行くときは、鞄の上に置くのがマナーです。
就活に適したコートについて、男子学生の場合は、スーツに合う、トレンチコートやステンカラーコート、チェスターコートなどです。
女子学生の場合、就活では、スーツに合うステンカラーコートやトレンチコートが適しています。
コートは、自宅で簡単に手入れすることで美しく長持ちすることができます。ブラッシングする、乾かしてから保管する、クリーニング後のビニールは外すことを心がけてください。
以上、就活のマナーとして、コートのたたみ方や取り扱い方について解説しました。
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