【就活】エントリーシート自由記入欄、上手に活用しなきゃ!
エントリーシートの自由記入欄には、何を書いたら良いか悩む学生も多いようです。
エントリーシートに自由記入欄を設ける企業の意図は何でしょうか?
自由記入欄に書いた方が良い内容とはどのようなものでしょうか?
自由記入欄を書くときに気をつけたいことも知りたいです。
本ブログは、エントリーシートの自由記入欄の上手な活用法を解説します。
就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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エントリーシートに自由記入欄を設ける企業の意図
エントリーシートの自由記入欄に、「何も書くことがない」と空白のまま提出する学生が多いようです。
何を記入したら良いかわからないからですが、わざわざ自由記入欄を設ける企業の意図は何でしょうか?
自由記入欄を設ける企業の意図を知り、上手に活用することでエントリーシートの書類選考を有利に進めることもできます。
それでは自由記入欄を設ける企業の意図は何でしょうか。
- エントリーシートの質問だけではわからない応募者の一面を知りたい
エントリーシートの質問は、履歴書の項目と異なり企業独自の質問となっています。
エントリーシートの質問内容により、応募者がどのような人物なのか探ろうとしているわけです。
それでもスペースの関係で自己PRや志望動機など質問する項目は限られますから、知りたい項目の全てを質問することはできません。
一方で、応募者からは、質問項目だけで本人の全てがわかってもらえないと思うこともあります。
なので、自由記入欄を設けることで、企業としてはエントリーシートの質問ではわからない応募者を知りたいと考え、応募者も自分をアピールできるわけです。
- 自由記入欄に書かれた内容により応募者が求める人材なのかを知りたい
エントリーシートの他の質問では、その回答がある程度想像の範囲内に収まるものですが、自由記入欄に何を書くか、人それぞれの個性が出るものです。
自己PR欄や志望動機欄があってもそれらを補足する意味で記入する、何らかの質問をする、企業に事業などの提案をするなど、さまざまな利用方法があります。
どのような内容であってもそこから学生の個性や人柄を把握し、応募者が求める人材なのかを探ろうとします。
- 広告業界やマスコミでは、クリエイティブ性を見極めたい
広告業界やマスコミといったような創造力、発想力が求められる業界では自由記入欄でクリエイティブ性を確かめられることがあります。
自由記入欄は文章だけでなく、全体の構成やデザイン、図や写真の活用、色合いなどを工夫することができます。クリエイティブ性を要求する企業に応募する場合は、それらを考慮することもありです。
一方で、個性よりも堅実性、組織への適応度を重視する会社にはこのようなやり方は向かないかもしれません。
エントリーシートの自由記入欄を他の応募者より個性的にしたい場合は、その企業に受け入れられるかどうか、検討してからにすることをお勧めします。
エントリーシートの自由記入欄に書いた方が良い内容とは
エントリーシートの自由記入欄に書いた方が良い内容は何でしょうか?
上記にあるように、エントリーシートに自由記入欄を設ける企業の意図は、エントリーシートの質問ではわからない応募者を知りたいことや、自由記入欄に書かれた内容により応募者が求める人材なのかを知りたいことです。
エントリーシートの自由記入欄に書いた方が良い内容は、他の質問では書けなかった自分の良さをアピールして、「自分は貴社の求める人材にぴったりです」と伝えるものと言えます。
そこで自由記入欄で具体的に伝えるテーマは、次のようなものが考えられます。
- 他の質問で答えた内容のものは省く
自己PRや志望動機、ガクチカは、他のところで質問されていたらこれらは省きます。
自己PRや志望動機、ガクチカは、スペースに書ききれないことがあります。
自由記入欄に書き足したい気持ちはわかりますが、定められたスペースのなかで伝えたいことをまとめることも一つの能力です。
採用担当者からすれば、「またか」「くどい」と思われる可能性もあり避けたほうが良いでしょう。
もちろん他の質問項目のなかに自己PRや志望動機、ガクチカがなければ、それらを記入することは問題ありません。
そのほかにも、他のところで質問されているものは自由記入欄に重ねて記入することは避けてください。
- 他で質問されない項目は、基本的に何をアピールしてもOKだが、「求める人材」を意識する
自分の強み、趣味・特技、尊敬する人、入社してやりたいこと、将来の夢など、基本的に何を書いてもかまいませんが、「求める人材」を意識して記入してください。
企業の求める人材はホームページの採用サイトに載っています。載っていなければ、企業理念などを理解して求める人材を探ってください。
自由記入欄に書いた内容が求める人材にそぐわないとせっかくのアピールが逆効果になってしまいます。
例えば、自分の強みは「堅実で、石橋をこつこつ渡るタイプです」とアピールしたさいに、求める人材が、「失敗を恐れず果敢にアピールする人」では、不採用となる可能性が高いです。
エントリーシートの自由記入欄を書くときに気をつけたいこと
ここでは、エントリーシートの自由記入欄を書くときに気をつけたいことを探ってみます。
- 空欄にしない
自由記入欄は空欄にせず、必ず埋めてください。
自由記入欄は他の質問と比べて何を書くか指定されていないだけに、記入する内容に苦労しがちです。
そのため空欄で提出しようかと考える人もいるかも知れませんが、それは止めてください。空欄は、採用担当者から見れば「志望する熱意が足りない」と感じてしまいます。
その他の質問に対する回答が優れたものであっても、自由記入欄が空欄だとマイナスイメージとなってしまいます。
- ホームページに書いてあることを質問しない
自由記入欄に訊きたいことを書いてもかまいませんが、ホームページを読めばわかるようなことを質問しないでください。
採用担当者が、「良く企業研究している」と感心する質問は、本人をアピールできますが、「それってホームページを読めば載っているよね」とあきれられたら逆効果です。
質問の前に、ホームページをじっくり読んでおいてください。
- 受け狙いをしない
他の応募者より目立たせようとするあまり、受け狙いのために一風変わったアピールをして、採用担当者をあきれさせるような内容は避けてください。
本人は気にならないことでも見る人を不快にさせるようなことや、過激なアピールをすることもありますので、気をつけてください。
- ビジネスの提案は企業研究をしっかり行ってからする
ビジネスの提案は、自由記入欄に書く内容のうち最も難易度の高いものです。
応募先のビジネスに対する提案をしたいときは企業研究をしっかり行ってからしましょう。
企画力や発想力のあることを認めてもらいたいために、企業研究することなしに、思いつきで提案すると、「現実味がない」「空想に過ぎない」と採用担当者から思われてしまいます。
企業研究をしっかりと行ったうえで、企業が保有する技術を応用できる提案や、現在と異なる市場向けの商品開発、未開拓市場への進出など、現在の企業の事業内容やマーケットを踏まえて検討しましょう。
まとめ
エントリーシートに自由記入欄がある場合、何を書いたら良いか悩む学生も多いものです。
自由記入欄を設ける企業の意図は次の3つです。
- エントリーシートの質問だけではわからない応募者の一面を知りたい
- 自由記入欄に書かれた内容により応募者が求める人材なのかを知りたい
- 広告業界やマスコミでは、クリエイティブ性を見極めたい
エントリーシートの自由記入欄に書いた方が良い内容は次の2つです。
- 他の質問で答えた内容のものは省く
- 他で質問されない項目は、基本的に何をアピールしてもOKだが、「求める人材」を意識する
エントリーシートの自由記入欄を書くときに気をつけたいことは、以下の4つです。
- 空欄にしない
- ホームページに書いてあることを質問しない
- 受け狙いをしない
- ビジネスの提案は企業研究をしっかり行ってからする
以上、エントリーシート自由記入欄の上手な活用法を解説しました。
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