【就活】エントリーシート研究内容が決まってない時の書き方
就活でエントリーシート(ES)を記入するとき、
「研究内容がまだ決まってないけど、何を書けばいいの?」
と悩む学生は少なくありません。
特に大学3年生などで、
研究室には所属していても研究テーマが正式に決まっていない場合、
エントリーシートの研究内容欄を記入するのは難しく感じます。
しかし、研究内容が決まってないからといって、
エントリーシートに「未定」とだけ書く必要はありません。
企業がエントリーシートの研究内容で確認したいのは、
テーマそのものだけではなく、“何に興味を持ち、
どのように考え、どんな準備をしているのか”です。
この記事では、就活で研究内容が決まってない場合のエントリーシートの書き方を、
人事・採用担当者の視点からわかりやすく解説します。
就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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エントリーシートで研究内容を聞かれる理由
企業がエントリーシートで研究内容を質問するのは、
専門知識だけを確認するためではありません。
研究テーマを通して、学生の考え方や取り組み方を知ろうとしています。
人事担当者がエントリーシートの研究内容から確認している主なポイントは、
次のとおりです。
- どんなことに興味を持っているか
- 自分で考えて行動できるか
- 研究にどのように取り組んでいるか
- 課題に対してどう向き合うか
- 入社後も学び続けられるか
そのため、研究内容が決まってない段階でも、
現在の関心や準備していることを具体的に説明できれば問題ありません。
研究内容が決まってないときの4つのケース
エントリーシートの研究内容を記入する前に、
自分がどのケースに当てはまるか確認しましょう。
- 研究室は決まっているがテーマが未定
最も一般的なケースです。
この場合は、研究室で扱っている分野や、
自分が興味を持っているテーマを説明します。「まだ研究テーマは決まっていません」で終わらせず、何に関心があり、
今後何を調べたいのかまで書くことが重要です。 - 研究室もテーマも決まってない
研究室への配属前などで、研究内容が決まってない場合です。
この場合は、現在力を入れている授業やゼミ、
これまで学んだ分野などを軸にします。「現時点では研究内容が決まってないが、○○分野に関心がある」
という形にすると、エントリーシートでも伝わりやすくなります。 - テーマは決まっているが研究が始まったばかり
研究内容が決まったばかりなら、テーマだけでなく、
研究の背景や目的を書きましょう。まだ結果が出ていなくても問題ありません。
「なぜその研究に興味を持ったのか」「今後どのように進めたいのか」
を説明すると、エントリーシートの内容に具体性が出ます。 - 大学院生で研究内容が決まってない
大学院生の場合は、学部時代の研究内容や現在取り組んでいる準備について
説明する方法があります。テーマが未定でも、これまでに身につけた知識・技術や、
今後研究したい方向性を整理しておきましょう。
エントリーシートの研究内容が決まってないときの書き方5ステップ
研究内容が決まってない場合は、
次の順番でエントリーシートを作ると書きやすくなります。
■STEP1 現在の状況を書く
最初に、研究内容が決まってない理由や現在の状況を簡潔に説明します。
例えば、「現在は研究室への配属が決まった段階で、
具体的なテーマは決まっていません。」のように、事実を簡潔に伝えます。
■STEP2 興味のある分野を書く
次に、自分が興味を持っている分野を説明します。
「AIに興味があります」だけでは弱いため、授業・ゼミ・書籍など、
興味を持ったきっかけも加えましょう。
■STEP3 興味を持った理由を書く
企業が知りたいのは、単なる興味ではなく「なぜ興味を持ったのか」です。
自分の経験と結び付けることで、
エントリーシートにオリジナリティが生まれます。
■STEP4 現在取り組んでいることを書く
研究内容が決まってない場合でも、できる準備はあります。
例えば、
- 関連する論文や資料を読む
- 基礎知識を勉強する
- 関連する授業を受講する
- 研究室の過去の研究を調べる
- 指導教員や先輩に話を聞く
などです。
ここを書くことで、「研究内容が未定=何もしていない」
という印象を避けられます。
■STEP5 今後の方向性を書く
最後に、今後どのような研究をしたいのかを説明します。
テーマを断定する必要はありません。
「現時点では○○分野に関心があり、今後は○○について理解を深めたい」
のように、現在の考えを具体的に示しましょう。
エントリーシートの研究内容「例文」
研究内容が決まってない学生は、次のような書き方を参考にできます。
■例文① 研究室は決まっている場合
現在は研究室への配属が決まっていますが、
具体的なテーマはまだ決まってない状況です。
これまで大学の授業でデータ分析について学んだ経験から、
データを活用して企業の課題を解決することに関心があります。
現在は関連する論文や事例を調べながら、
自分が取り組みたいテーマを検討しています。
今後は研究室での学びを深め、
実社会の課題解決につながる研究に取り組みたいと考えています。
■例文② 研究室もテーマも決まってない場合
現時点では研究室と具体的な研究内容は決まってないものの、
大学で学んだマーケティングに関心があります。
特に、消費者の行動が商品選択にどのような影響を受けるのかに
興味を持っています。
現在は関連する授業や文献を通じて基礎知識を身につけています。
今後は興味のある分野をさらに絞り込み、
テーマを具体化したいと考えています。
■例文③ テーマが決まったばかりの場合
現在、研究テーマは決まったばかりで、
具体的な研究はこれから始める段階です。
○○という課題に関心を持ったことをきっかけに、
このテーマを選択しました。
現在は先行研究を調べ、研究に必要な知識を身につけています。
今後は先行研究との違いを整理し、
自分なりの視点から課題を分析していきたいと考えています。
人事担当者がエントリーシートで見る5つのポイント
研究内容が決まってない場合、人事担当者は次の点を確認します。
- 「未定」だけで終わっていないか
「研究内容は未定です」だけでは、情報が少なすぎます。
興味のある分野・理由・現在の取り組みまで書きましょう。
- 自分の言葉で説明しているか
専門用語を並べるだけでは、研究内容の魅力は伝わりません。
採用担当者が専門外でも理解できる文章を意識してください。
- 研究への姿勢が伝わるか
テーマが決まってないこと自体よりも、
決まっていない状況でどのように行動しているかが重要です。 - 企業の仕事と無理に結び付けていないか
「この研究を仕事に必ず活かします」と無理に結論づける必要はありません。
研究で培った考え方や姿勢を説明するだけでも十分です。
- 面接で説明できる内容か
エントリーシートに書いた研究内容は、面接でも質問される可能性があります。
内容について「なぜ興味を持ったのか」「今後どうしたいのか」
を自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
エントリーシートで避けたいNG例
研究内容が決まってないときには、次の書き方に注意してください。
■NG① 「まだ決まっていません」で終わる
「研究内容はまだ決まっていません。」
これだけでは、企業が知りたい情報がほとんどありません。
改善:
「現状+興味のある分野+理由+現在の取り組み」を加えましょう。
■NG② 興味だけを並べる
「AI、マーケティング、経済学などに興味があります。」
興味の対象が多すぎると、何を研究したいのか伝わりません。
興味を持ったきっかけを一つ選び、具体的に説明しましょう。
■NG③ 架空の研究内容を書く
エントリーシートを充実させようとして、
まだ決まっていない研究テーマを確定したように書くのは避けましょう。
後の面接で説明できなくなる可能性があります。
■NG④ 企業に合わせて研究内容を作る
企業に評価されそうだからという理由だけで、
自分の興味と異なる研究内容を書くのもおすすめできません。
エントリーシートと面接で内容に一貫性を持たせることが大切です。
■NG⑤ 専門用語を多用する
専門知識をアピールしたくても、専門用語ばかりでは人事担当者に伝わりません。
「専門用語→簡単な説明」の順で書くと理解されやすくなります。
研究内容がエントリーシート提出後に決まったら?
エントリーシートを提出した時点では研究内容が決まってなく、
その後にテーマが決まるケースもあります。
その場合、面接で研究内容を聞かれたら、
① エントリーシート提出時は未定だった
② その後、○○に決まった
③ なぜそのテーマを選んだのか
④ 現在どこまで進んでいるのか
という順番で説明すると、状況が伝わりやすくなります。
研究内容が変化したこと自体を隠す必要はありません。
就活では研究内容以外の経験も整理しておく
就活では、研究内容だけで評価が決まるわけではありません。
特に研究内容が決まってない学生は、次の経験も整理しておきましょう。
- 授業で力を入れたこと
- ゼミ・実習で取り組んだこと
- アルバイト経験
- サークル・部活動
- 資格取得
- ボランティア
- 自主的に勉強したこと
エントリーシートでは、
研究内容以外の質問から自分の強みを伝えられる場合もあります。
エントリーシートの研究内容に関するQ&A
Q1.研究内容が決まってない場合、「未定」と書いてもいい?
A1. 「未定」だけで終わらせるのは避けましょう。
研究内容が決まってない理由、興味のある分野、現在の準備、
今後の方向性まで説明すると伝わりやすくなります。
Q2.研究テーマが決まってないと就活で不利ですか?
A2. テーマが決まってないことだけで判断されるわけではありません。
エントリーシートでは、
現在の状況と研究に向けた姿勢を具体的に説明することが重要です。
Q3.研究内容は何文字くらい書けばいい?
A3. 企業の指定文字数を優先してください。
指定がない場合は、100~300字程度なら「現状→興味→理由→取り組み→今後」
の流れを意識するとまとめやすくなります。
Q4.文系でも研究内容を書く必要がありますか?
A4. 企業から研究内容を聞かれている場合は、文系でも回答しましょう。
ゼミや卒業論文、授業など、研究に近い取り組みを具体的に説明できます。
Q5.面接で研究内容が決まってない理由を聞かれたら?
A5. 「まだ決まっていません」だけではなく、
現在どのようにテーマを検討しているのかを説明しましょう。
Q6.研究内容と志望動機は同じ内容にすべき?
A6, 同じ内容にする必要はありません。
研究内容では研究への関心や取り組み方、
志望動機では企業を志望する理由を中心に説明します。
Q7.研究内容が途中で変わった場合は?
A7. 変更した理由を説明できれば問題ありません。
研究では仮説や方向性が変わることもあるため、
変更の経緯を整理しておきましょう。
まとめ|研究内容が決まってないESは「過程」を伝える
エントリーシートの研究内容が決まってない場合でも、
無理に研究テーマを作る必要はありません。
重要なのは、「現在の状況、興味のある分野、興味を持った理由、
現在の取り組み、今後の方向性」を具体的に伝えることです。
特に就活では、研究テーマそのものだけでなく、
そこに至るまでの考え方や行動も確認されます。
「研究内容が決まってないから書けない」と考えるのではなく、
今の自分が何を考え、どんな準備をしているのかを整理しましょう。
エントリーシートに書いた研究内容は面接でも説明できるように準備しておくと、
テーマが未定の段階でも一貫した回答ができます。
研究内容が決まってないことを弱みにするのではなく、
テーマを決めるまでの過程を自分の言葉で伝えることがポイントです。
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