【就活・転職】既卒の就活のやり方6ステップ
「学校を卒業したけれど就職できなかった」
「既卒になったけれど、就活のやり方が分からない」
と悩んでいませんか。
既卒の就活は、新卒の就活とまったく同じやり方で進める必要はありません。
新卒枠と中途枠の両方を確認し、
自分に合った求人を複数の方法で探すことが大切です。
厚生労働省の調査では、令和6年度に新規学卒者の採用枠で
正社員を募集した事業所のうち、既卒者が応募可能だった事業所は71%でした。
そのうち43%は実際に既卒者を採用しています。
つまり、既卒だから就職できないわけではありません。
この記事では、“既卒の就活のやり方”を、求人探しから内定まで
具体的なステップに分けて、人事担当者の視点から分かりやすく解説します。
就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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既卒とは?第二新卒との違い
既卒の就活のやり方を考える前に、
まず「既卒」と「第二新卒」の違いを理解しておきましょう。
一般的に既卒とは、学校を卒業した後、
正社員として就職していない人を指します。
一方、第二新卒は、学校を卒業して一度は正社員として就職したものの、
比較的短期間で退職して転職活動をしている人を指すのが一般的です。
区分 一般的な意味
…………………………………………………………………
新卒 卒業予定で就職活動をする学生
既卒 卒業後、正社員として就職していない人
第二新卒 卒業後に就職し、短期間で退職した人
転職者 就業経験を生かして次の会社を探す人
なお、「既卒」には法律上の一律の定義があるわけではありません。
そのため、既卒の就活では「既卒だから応募できる・できない」
と決めつけず、求人ごとの応募条件を確認することが重要です。
既卒の就活は難しい?やり方次第で就職できる
既卒の就活は、新卒の就活と比べると不利になるケースがあります。
しかし、既卒だから就職できないというわけではありません。
厚生労働省は、学校卒業後少なくとも3年間は「新卒枠」に応募できるよう、
企業への周知を続けています。
また、令和6年度の調査では、
既卒者の応募を認めた企業のうち43%が実際に既卒者を採用しています。
このことからも、既卒の就活はやり方を工夫することが重要だと分かります。
例えば、次のようなやり方があります。
- 既卒歓迎求人を探す
- 未経験歓迎求人にも応募する
- 新卒枠と中途枠の両方を確認する
- 就職エージェントを利用する
- ハローワークを利用する
- 転職サイトも活用する
- 複数企業に並行して応募する
一つのやり方に限定せず、複数の方法を組み合わせることがポイントです。
既卒の就活のやり方7選
既卒の就活では、求人を探す方法を一つに限定しないことが重要です。
ここでは、代表的な7つのやり方を紹介します。
- 求人サイトを利用する
既卒の就活のやり方として、まず利用したいのが求人サイトです。
「既卒歓迎」「未経験歓迎」「第二新卒歓迎」「正社員」
などの条件で検索すると、自分に合った求人を探しやすくなります。ただし、「未経験歓迎」と書いてあっても、
既卒者が必ず応募できるとは限りません。応募する前に、
- 既卒応募が可能か
- 年齢条件
- 学歴条件
- 経験・資格条件
- 新卒枠か中途枠か
を確認しましょう。
- 企業の採用ページを確認する
興味のある企業が決まっている場合は、
企業の採用ページを確認するのも有効なやり方です。求人サイトに掲載されていなくても、
自社サイトだけで募集している企業があります。特に、
- 既卒歓迎
- 第二新卒歓迎
- 未経験者歓迎
- ポテンシャル採用
などの記載があれば、応募を検討できます。
- ハローワークを利用する
既卒の就活では、ハローワークを利用するやり方もあります。
特に「新卒応援ハローワーク」では、新卒者だけでなく、
卒業後に就職活動を続けている人への支援も行われています。求人紹介だけでなく、
- 職業相談
- 応募書類の相談
- 面接対策
- 求人の探し方
などについて相談できる点がメリットです。
一人で既卒の就活を進めることに不安がある人は、
相談してみるとよいでしょう。 - 就職エージェントを利用する
既卒向けの就職エージェントを利用するのも有効なやり方です。
エージェントでは、求人紹介だけでなく、
- 自己分析
- 求人選び
- 履歴書・職務経歴書の添削
- 面接対策
- 企業との日程調整
などをサポートしてもらえる場合があります。
「自分にどんな仕事が向いているのか分からない」という人は、
第三者に相談することで、自分では気づかなかった選択肢を
見つけられる可能性があります。 - 転職サイトを利用する
既卒でも転職サイトを利用できるケースがあります。
「転職サイトは社会人経験がない既卒には使えない」
と考える必要はありません。ただし、転職サイトには経験者向け求人も多いため、
- 未経験歓迎
- 第二新卒歓迎
- 若手歓迎
- ポテンシャル採用
などの求人を中心に探すとよいでしょう。
既卒の就活では、新卒向けサービスと転職向けサービスを
使い分けることも一つのやり方です。 - 学校のキャリアセンターや知人に相談する
卒業した学校のキャリアセンターに相談するやり方もあります。
学校によっては卒業後も就職支援を受けられる場合があります。
また、知人から企業を紹介してもらう方法もあります。
「卒業したから学校には相談できない」と決めつけず、
利用できる支援制度がないか確認してみましょう。 - アルバイト先で正社員を目指す
現在アルバイトをしている場合は、
勤務先で正社員登用制度がないか確認してみましょう。すでに働いている職場であれば、
- 勤務態度
- コミュニケーション能力
- 業務への理解
- 周囲との協調性
- 責任感
などを企業側が把握しています。
そのため、外部から新しく応募する以外のやり方として、
アルバイト先から正社員を目指す方法もあります。
既卒は新卒枠と中途枠のどちらに応募する?
既卒の就活で迷いやすいのが、新卒枠と中途枠のどちらに応募するかです。
結論として、応募条件を満たしているなら両方を確認するやり方がおすすめです。
求人 確認したいポイント
………………………………………………………………………………
新卒枠
卒業後の年数などの条件を確認
第二新卒・未経験枠 年齢や経験条件を確認
中途採用 未経験応募が可能か確認
既卒歓迎求人 既卒者を対象としているか確認
厚生労働省は、卒業後少なくとも3年間は
新卒枠に応募できる機会を設けるよう企業に周知しています。
ただし、これは「すべての企業で3年間応募できる」という意味ではありません。
最終的には企業ごとの応募条件を確認してください。
既卒の就活のやり方を6ステップで解説
ここからは、実際に既卒の就活を始める場合の具体的なやり方を
6ステップで紹介します。
■STEP1:既卒になった理由を整理する
最初に考えたいのが、「なぜ卒業後に就職しなかったのか」です。
面接では、既卒になった理由を質問される可能性があります。
例えば、
- 就職活動をしていたが内定を得られなかった
- 自分に合う仕事を慎重に考えていた
- 資格取得を目指していた
- 家庭の事情があった
- 卒業後に進路を見直した
など、人によって理由は異なります。
重要なのは、理由を隠すことではありません。
「なぜ既卒になったのか」だけで終わらせず、
「その経験から何を考え、現在はどう行動しているのか」
まで説明することが大切です。
■STEP2:自己分析をする
次に自己分析を行います。
新卒時の就活でうまくいかなかった場合は、
以前と同じやり方をそのまま繰り返すのではなく、
一度立ち止まって考えましょう。
例えば、
- どんな仕事に興味があるか
- 得意なことは何か
- 苦手な仕事は何か
- どんな働き方をしたいか
- 企業選びで何を重視するか
を整理します。
既卒の就活では、
「早く就職したい」という気持ちだけで企業を選ばないことも重要です。
■STEP3:求人を探す
自己分析ができたら求人を探します。
おすすめのやり方は、一つの求人サービスだけに頼らないことです。
例えば、
求人サイト+企業HP+ハローワーク+就職エージェント
のように、複数の方法を組み合わせます。
「既卒歓迎」だけでなく、「未経験歓迎」「第二新卒歓迎」なども検索すると、
応募できる求人の幅を広げられます。
■STEP4:応募書類を作成する
求人が決まったら、履歴書などの応募書類を作成します。
既卒の場合は、志望動機や自己PRだけでなく、
“卒業後に何をしていたのかを説明できるようにしておくこと”も重要です。
アルバイト経験があるなら、
- 接客
- 電話対応
- 品出し
- 新人教育
- リーダー経験
- クレーム対応
など、具体的な業務を整理しておきましょう。
アルバイト経験も、
仕事に対する姿勢やコミュニケーション能力を伝える材料になります。
■STEP5:既卒になった理由を面接で説明する
既卒の面接では、卒業後の期間について質問されることがあります。
回答するときは、
理由 → その期間にしたこと → 現在の考え → 入社後の意欲
という順番で説明すると分かりやすくなります。
例えば、
「卒業時には自分に合う仕事を十分に見極められておらず、
就職活動を継続していました。
その後、仕事内容を改めて調べる中で○○の仕事に興味を持ち、
現在は業界研究と応募準備を進めています。
入社後は○○の経験を生かして貢献したいと考えています。」
というように、既卒になった理由を現在の就職意欲につなげます。
■STEP6:複数企業に並行して応募する
一社だけに応募して結果を待つやり方では、就活が長期化しやすくなります。
もちろん、応募企業を無理に増やす必要はありません。
しかし、
- 第一志望
- 志望度の高い企業
- 未経験でも応募しやすい企業
などを組み合わせ、複数社を並行して進めると効率的です。
【人事視点】既卒の就活で企業が見るポイント
人事担当者は、既卒者を単純に「卒業後何年経過したか」
だけで判断するわけではありません。
特に次の5つを意識しましょう。
- 働く意欲があるか
「とりあえず就職したい」という気持ちだけでは、
入社意欲が伝わりにくくなります。「なぜその会社で働きたいのか」を具体的に説明できるようにしましょう。
- 既卒期間をどう過ごしたか
卒業後にアルバイトをしていた、資格取得を目指していた、
就職活動を継続していたなど、事実を整理します。何もしていなかった場合でも、嘘をつく必要はありません。
重要なのは、現在どのように就職活動をしているかです。
- 仕事内容を理解しているか
企業研究をしていないと、志望動機が抽象的になりがちです。
「御社の社風に魅力を感じました」だけではなく、
具体的な仕事内容や事業内容に触れましょう。 - 長く働く意思があるか
企業側は採用後に長く働いてくれる人材を求めています。
「なぜこの仕事をしたいのか」を具体的に伝えることが大切です。
- コミュニケーションが取れるか
既卒だからといって、過度に自信をなくす必要はありません。
面接では質問された内容を理解し、
結論から分かりやすく答えることを意識しましょう。
既卒の就活でやってはいけない失敗例
■失敗1:既卒だから無理だと諦める
既卒になったことで、応募前から諦めるのは避けましょう。
既卒者の応募を受け付けている企業はあります。
「既卒だから応募できない」と考えるのではなく、
応募条件を一社ずつ確認するのが正しいやり方です。
■失敗2:新卒求人だけを見る
新卒枠だけに限定すると、応募できる求人を狭めてしまう可能性があります。
「既卒歓迎」「第二新卒歓迎」「未経験歓迎」なども確認しましょう。
■失敗3:既卒になった理由をごまかす
面接で説明しにくいからといって、事実と違う説明をするのはおすすめできません。
理由を簡潔に説明し、その後の行動や現在の就職意欲につなげましょう。
■失敗4:応募する企業を絞りすぎる
第一志望だけに応募して、不採用になってから次を探す方法では時間がかかります。
複数企業を比較しながら就活を進めましょう。
■失敗5:転職サイトだけに頼る
転職サイトは便利ですが、既卒向け求人を十分に見つけられない場合があります。
求人サイト、企業HP、ハローワーク、就職エージェントなどを併用しましょう。
既卒の就活で注意したいこと
既卒の就活のやり方を考えるときは、次の点にも注意しましょう。
- 求人の応募条件を確認する
- 新卒枠と中途枠を使い分ける
- 既卒になった理由を説明できるようにする
- 卒業後の経験を整理する
- 志望動機を企業ごとに考える
- 面接対策を早めに始める
- 就職を急ぐあまり企業研究を省略しない
- 労働条件を確認してから応募する
特に注意したいのが、「どこでもいいから就職する」という考え方です。
既卒の就活を早く終わらせたい気持ちはあっても、
仕事内容や労働条件を確認せずに入社すると、
入社後のミスマッチにつながる可能性があります。
既卒の就活を今日から始めるやり方
「既卒の就活を始めたいけれど、何からやればいいのか分からない」という場合は、
次の順番で進めてみましょう。
- 今日やること
- 希望する業界を3つ書き出す
- 希望する職種を3つ考える
- 求人サイトを確認する
- 気になる求人を5社探す
- 明日やること
- 求人の応募条件を確認する
- 履歴書を作る
- 自己PRを作る
- 既卒になった理由を整理する
- 3日以内にやること
- 応募する企業を決める
- 企業研究をする
- 面接で聞かれそうな質問を整理する
- 1週間以内にやること
- 実際に応募する
- 面接対策をする
- 新しい求人を追加で探す
ポイントは、“完璧な準備が終わるまで応募しないこと”です。
既卒の就活では、応募しながら書類や面接の内容を改善していくやり方もあります。
既卒の就活に転職サイトは使える?
「既卒なのに転職サイトを使っていいの?」と疑問に思う人もいるでしょう。
結論として、既卒でも転職サイトを利用できます。
ただし、転職サイトには社会人経験者向け求人も多いため、求人選びが重要です。
「未経験歓迎」「第二新卒歓迎」「若手歓迎」などの求人を中心に探しましょう。
卒業後の期間が短い場合は、新卒求人も並行して確認すると選択肢を広げられます。
つまり、「既卒=新卒求人だけ」でも、
「既卒=転職求人だけ」でもありません。
年齢、卒業からの期間、経験、応募条件を確認しながら、
複数のサービスを使い分けることが、既卒の就活のやり方として重要です。
既卒の就活のやり方Q&A
Q1.既卒の就活は何歳までできますか?
A1. 年齢だけで既卒の就活が一律にできなくなるわけではありません。
ただし、求人によって年齢条件や応募条件が異なるため、
求人票を確認する必要があります。
Q2.卒業して3年以上でも就活できますか?
A2. できます。
ただし、卒業後3年間の既卒者を新卒枠で受け付ける企業がある一方、
3年を超えると新卒枠に応募できない企業もあります。
その場合は、中途採用や未経験歓迎求人なども含めて探しましょう。
Q3.アルバイトしか経験がなくても大丈夫ですか?
A3. 問題ありません。
アルバイト経験の中から、責任感、接客、協調性、リーダー経験など、
仕事に生かせる経験を整理しましょう。
Q4.既卒の就活は転職と同じですか?
A4. 完全に同じではありません。
社会人経験がない既卒者の場合、転職者とは評価されるポイントが異なります。
既卒の場合は、経験よりもポテンシャルや仕事への意欲、
人物面などが重視されるケースがあります。
Q5.既卒の就活はいつまでに始めるべきですか?
A5.「何月まで」という決まりはありません。
ただし、就職したいと考えた時点で早めに始めることをおすすめします。
求人探し、書類作成、応募、面接には時間がかかるためです。
まとめ:既卒の就活はやり方が重要
既卒の就活では、「既卒だから不利」と考えて最初から諦める必要はありません。
既卒者の応募を受け付けている企業もあり、
実際に既卒者を採用している企業もあります。
既卒の就活を成功させるためには、次のようなやり方が重要です。
- 既卒になった理由を整理する
- 自己分析をする
- 求人を複数の方法で探す
- 新卒枠と中途枠を確認する
- 応募書類を作成する
- 面接で卒業後の期間を説明する
- 複数企業に並行して応募する
特に重要なのは、「既卒だから応募できない」と決めつけず、
求人ごとの応募条件を確認することです。
求人サイト、企業の採用ページ、ハローワーク、就職エージェント、
転職サイトなどを上手に使い分ければ、
既卒でも就職先を見つける可能性を広げられます。
既卒の就活のやり方で迷ったら、まずは自己分析を行い、
気になる求人を5社程度探すところから始めてみましょう。
完璧な準備を待つのではなく、
「調べる→応募する→改善する」という流れで行動することが、
既卒の就活を前に進めるポイントです。
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会社側が採用の決め手として最も重視しているのは面接である‼
ということをご存知でしょうか。
面接対策には十分時間をかけることが大切です。具体的にどのように面接対策を進めていくのか、ほとんどの方は知りません。そんな方を支援したい一心で、必勝マニュアルを作成しております。
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