【就活・転職】手書き、PCでの履歴書の文字の大きさは?
履歴書の作成で、手書きやパソコンを使用しての適切な文字の大きさはどれくらいか悩む人は多いようです。
文字の大きさが適切でないと、履歴書が読みづらくなってしまいます。
履歴書を手書きやパソコンで作成するさいの文字の大きさはどれくらいが適切でしょうか?
文字の大きさ以外にも手書きやPCで履歴書を作成するさいに気をつけたいことはあるでしょうか?
本ブログは、手書きやPCで履歴書を作成するさいの文字の大きさなど、読みやすい履歴書作成のポイントを解説します。
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履歴書を手書きで作成するさいの適切な文字の大きさ
履歴書を手書きで作成するさいの適切な文字の大きさについて説明します。
履歴書を手書きするさいの文字の大きさは特に決まっているわけではありませんが、履歴書全体のバランスを意識してください。
- 枠の上下、左右のどちらかに片寄りすぎることなく枠の中央に意識して記入すること、及び枠の上下で文字との間に少しすき間を開けるようにすると、すっきりとしてバランスが良くなります。
- 枠の中で小さすぎる文字や、枠からはみださないことは当然のこととして、枠一杯の大きすぎる文字は見にくくなりますから避けてください。
- 文字の大きさを統一するとバランスが整いやすくなります。
一方で、名前や住所はスペースが大きいため枠内のバランスをとるために大きめの文字とします。
また、志望動機や自己PRの見出しなど強調したい部分は大きめの文字としてもかまいません。
ですが、文章の中でむやみやたらと文字の大きさを変えるとバランスを欠いて逆に見にくくなってしまいます。文章の中では文字の大きさを統一してください。
- ひらがなやカタカナは漢字に対して8割くらいの文字の大きさで書くように意識すると読みやすくなります。
履歴書をパソコンで作成するさいの適切な文字の大きさ
続いて、履歴書をパソコンで作成するさいの適切な文字の大きさを説明します。
- 履歴書をパソコンで作成するさいの文字の大きさは、手書きとは異なり基本のサイズがあります。
Wordでは、規定サイズとして文字の大きさが10.5ポイントに設定されていて、これはビジネスシーンでも一般的に使用されるサイズです。官公庁などの文書用として設定されているサイズでもあります。
ですから、履歴書をパソコンで作成するさいの文字の大きさは、10.5ポイントに設定しましょう。
- 一方で、名前や住所は記入するスペースも大きいために10.5ポイントより大きめのサイズとします。また、項目の見出しも本文より少し大きめで問題ありません。
ですが、履歴書の中でむやみやたらと文字の大きさを変えると逆に見にくくなってしまいます。見た目やバランスを意識し、10.5ポイントを基本のサイズとしてできるだけ統一しましょう。
- フォントはビジネスシーンで一般的に使われる明朝体が基本です。
手書きで履歴書を作成するさいに気をつけたいこと
ここでは手書きで履歴書を作成するさいに、文字の大きさ以外にも気をつけたいことを説明します。
- 手書きの履歴書は黒色のボールペンを使用する
手書きで履歴書を作成するさいは、ボールペンを使用します。ボールペンの太さは普段使っているものより太めの0.5~0.7ミリが適切です。
このとき、履歴書を読む採用担当者や面接官が読みやすいか、筆跡が美しく見えるかが大切です。
ボールペンには油性インク、水性インク、ゲルインクの3種類ありますが、ゲルインクがお勧めです。
ゲルインクは、油性と水性の長所を持ち、書き味が軽くかすれにくい、濃く書けて耐水性があるので、読むやすく、美しく書けます。
また、摩擦熱で文字を消すことができるフリクションボールペンがありますが、履歴書で使用すると書いた情報が消えてしまう恐れがありますから、避けてください。
また、強調したい個所を蛍光マーカーで線を引きたいと考える人もいますが、正式な文書である履歴書にはふさわしくありませんから、避けてください。
- 文字は丁寧に書く
採用担当者は、書類選考で履歴書の文字から本人をイメージします。
なので、文字の大きさが適切でも、なぐり書きのような文字が汚く読みにくい文章ではマイナスイメージとなってしまいます。また、丸文字は幼く感じてしまいます。
文字を書くのが苦手な人でも、読みやすい文字を意識して丁寧に書いてください。明朝体を意識すると良いです。
- 適宜改行する
履歴書を記入するとき、熱心さのあまり改行せずに一気に書いてしまうことがありますが、これでは採用担当者が読みづらくなります。
文章の区切りの良いところで適宜改行して、読みやすい文章としましょう。
ただし改行を多用すると、志望動機や自己PRなどアピールしたいことが書ききれないこともあります。
このような場合は、箇条書きで伝えたいことをシンプルに書く方法があります。ですが、箇条書きを多用すると報告書のようで感情がこもっていない淡々とした履歴書になってしまいますので、注意が必要です。
- 余白はできる限りつくらない
志望動機欄や趣味・特技欄などある程度の文章が記入できるスペースがある場合は、余白をできる限りつくらないようにします。
余白が目立つと入社への熱意が低いと感じられてしまうことがあります。
- 書き間違えたときは、書き直すことが基本
誤字・脱字や記載ミスなど書き間違いをしてしまったときに、修正液や修正テープを使わないで、書き直すのが基本です。
履歴書は公式書類であり、修正液や修正テープの使用は、誰が修正したかわかりませんから、マナー違反です。
書き間違いに不安な人は、鉛筆でうすく下書きをするなど、間違わないための対策をしましょう。
- 試し書きの履歴書に記入してみる
はじめて履歴書を手書きする場合では、実際に記入してみないとわからないことがあります。せっかく書いても文字の大きさやその他、思うとおりに書けないことが通常です。
なので、履歴書を1枚ムダにするつもりで試し書きをして、読みやすさを体感してみると正式な履歴書を作成するときに役に立ちます。
一度、自分なりの書き方を身につけてしまえば、後は何枚の履歴書を書いても大丈夫です。もし書き方に自信が持てない場合は、家族や知り合いにチェックしてもらうと良いです。
履歴書を1枚試し書きしてみることをお勧めします。
パソコンで履歴書を作成するさいに気をつけたいこと
続いて、パソコンで履歴書を作成するさいに、文字の大きさ以外にも気をつけたいことを説明します。
- 適宜改行する
パソコンで履歴書を作成するときも、手書きと同様に文章の区切りの良いところで適宜改行して、読みやすい文章としましょう。
- 余白はできる限りつくらない
手書きと同じく、志望動機欄や趣味・特技欄などある程度の文章が記入できるスペースがある場合は、余白をできる限りつくらないようにします。
余白が目立つと入社への熱意が低いと感じられてしまうことがあります。
- 変換ミスや誤字・脱字に気をつける
パソコンで履歴書を作成するさいは、手書きではやらない変換ミスをすることがあります。
履歴書を作成後には、改めてミスがないかチェックしましょう。
履歴書の作成は手書きとパソコンのどちらが良いか
履歴書の作成は手書きとパソコンのどちらが良いのでしょうか。
履歴書の作成で企業から指定があればそれに従ってください。指定が特にない場合は以下を参照ください。
- 就活の履歴書は手書きが好まれる
就活では学生の人柄や潜在的な能力が重視されるために、本人の個性が感じられる手書きの履歴書が好まれます。
なので、できる限り手書きの履歴書を提出することをお勧めします。
手書きで履歴書を作成するさい、文字の大きさや気をつけたいことは上記の通りです。
- 転職活動の履歴書は、手書き、パソコンのどちらでも可
中途採用の応募では、業務経験やスキル、成果・実績など履歴書の内容そのものがより重視されるために、手書き・パソコンといった作成方法はあまり重視されません。
なので、手書きの文字がきれいなことをアピールする、複数応募のため効率的に履歴書を作成するといった本人に合った作成方法を選択すると良いでしょう。
一方で、一般事務、営業事務など一般職に応募の場合は、入社後の仕事がパソコン使用以外にも、手書きで文書を作成することも多いです。このため手書きの文字を見てみたいと考える会社がありますから、履歴書は手書きで丁寧に作成することをお勧めします。
手書きとパソコンのどちらが良いか迷った場合、企業に問合わせることを考える人もいるかと思いますが、それは避けた方が無難です。
「そのようなことも判断できない人」とみなされる可能性が高いです。
まとめ
手書きやPCで履歴書を作成するさいの文字の大きさなど、読みやすい履歴書作成のポイントを考えてみます。
履歴書を手書きするさいの文字の大きさは特に決まっているわけではありませんが、履歴書全体のバランスを意識してください。以下の4つを参照ください。
- 枠の上下、左右のどちらかに片寄りすぎることなく枠の中央に意識して書くこと、及び枠の上下で文字との間に少しすき間を開ける
- 枠の中で小さすぎる文字や、枠からはみださないことは当然のこととして、枠一杯の大きすぎる文字は避ける
- 文字の大きさを統一する
- ひらがなやカタカナは漢字に対して8割くらいの文字の大きさで書く
履歴書をパソコンで作成するさいの適切な文字の大きさについては以下の3つを参照ください。
- 履歴書をパソコンで作成するさいの文字の大きさは、10.5ポイントに設定する
- 名前や住所は記入するスペースも大きいために10.5ポイントより大きめのサイズとします。また、項目の見出しも本文より少し大きめで問題ない
- フォントはビジネスシーンで一般的に使われる明朝体が基本
手書きで履歴書を作成するさいに、文字の大きさ以外にも気をつけたいことは、次の6つです。
- 手書きの履歴書は黒色のボールペンを使用する
- 文字は丁寧に書く
- 適宜改行する
- 余白はできる限りつくらない
- 書き間違えたときは、書き直すことが基本
- 試し書きの履歴書に記入してみる
パソコンで履歴書を作成するさいに、文字の大きさ以外にも気をつけたいことは、次の3つです。
- 適宜改行する
- 余白はできる限りつくらない
- 変換ミスや誤字・脱字に気をつける
履歴書の作成は手書きとパソコンのどちらが良いか、企業から指定があればそれに従い、指定がない場合は次を参照ください。
- 就活の履歴書は手書きが好まれる
- 転職活動の履歴書は、手書き、パソコンのどちらでも可
以上、手書きやPCで履歴書を作成するさいの文字の大きさなど、読みやすい履歴書作成のポイントを解説しました。
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