【転職】履歴書に職歴を書ききれない|転職回数多い人の対策
結論からいうと、履歴書に職歴を書ききれない場合は、
職歴を勝手に省略するのではなく、履歴書には概要を記載し、
詳細は職務経歴書で補足する方法が最適です。
履歴書に職歴を書ききれない場合、具体的には次の方法が有効です。
- 学歴を簡潔にまとめる
- 部署名や業務内容を省略する
- 1社を1行で記載する
- 転職者向け履歴書を利用する
- 職務経歴書を活用する
採用担当者は転職回数そのものではなく、応募者の経験やスキルを重視しています。
そのため、職歴を見やすく整理することが重要です。
転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
本サイト「キャリア育みファーム」を読んでいただければ、転職活動の選考・面接対策に自信が持てるようになります。さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「転職面接必勝法」を用意しております。
履歴書に職歴を書ききれない人が増えている理由
近年は終身雇用の考え方が薄れ、転職が一般的になりました。
特に次のような人は履歴書に職歴を書ききれない傾向があります。
- 転職回数が5回以上ある
- 派遣社員として複数企業で勤務した
- 契約社員として更新を繰り返した
- ベンチャー企業を中心にキャリア形成した
- 20年以上の社会人経験がある
転職市場では珍しいことではありません。
実際に採用担当者も職歴の多い応募者を見る機会が増えています。
履歴書に職歴を書くときの基本ルール
履歴書に職歴を書ききれない人は、
まずは職歴を書くときの基本ルールを知ってください。
- 職歴は原則としてすべて記載する
履歴書では職歴をすべて記載することが基本です。
短期間で退職した会社であっても、原則として省略してはいけません。
職歴を意図的に隠してしまうと、
- 経歴詐称を疑われる
- 面接で説明できなくなる
- 入社後のトラブルにつながる
可能性があります。
- 企業名は正式名称で記載する
企業名は正式名称で記載しましょう。
良い例
令和5年4月 ○○株式会社 入社
悪い例
令和5年4月 ○○(株) 入社
略称や通称は避けるのが基本です。
- 退職理由は簡潔に記載する
自己都合退職の場合は、「一身上の都合により退職」
で問題ありません。また、
- 会社都合退職
- 契約期間満了
- 派遣契約終了
などの場合は事実に基づいて記載します。
- 正社員応募ではアルバイト経験は原則不要
正社員への転職では、通常アルバイト経験は書きません。
ただし、
- 応募職種と関連する経験
- 実績がある業務
については記載することでアピール材料になる場合があります。
履歴書に職歴を書ききれない時の対策7選
- 学歴を簡潔にまとめる
学歴部分を短くすることで職歴欄を確保できます。
記載例
【一般的】
平成27年3月 ○○中学校卒業
平成27年4月 ○○高校入学
平成30年3月 ○○高校卒業
令和 4年3月 ○○大学卒業【簡略化】
平成30年3月 ○○高校卒業
令和 4年3月 ○○大学卒業最終学歴が大学以上の場合は高校卒業から記載しても問題ありません。
- 部署名や業務内容を省略する
履歴書では詳細な仕事内容まで記載する必要はありません。
省略前
令和2年4月 ○○株式会社入社
営業部法人営業課配属
新規開拓営業を担当
令和5年3月 一身上の都合により退職省略後
令和2年4月 ○○株式会社入社
令和5年3月 一身上の都合により退職業務内容は職務経歴書で説明しましょう。
- 入社と退職を1行にまとめる
職歴が多い場合は非常に効果的です。
記載例
令和2年4月 ○○株式会社入社(令和5年3月退職)
1社あたり1行で済むため、大幅なスペース削減になります。
- 「現在に至る」と「以上」を同じ行にする
小さな工夫ですが、1行分節約できます。
記載例
現在に至る 以上
- 転職者向け履歴書を利用する
履歴書にはさまざまなフォーマットがあります。
職歴が多い人は、
- 転職者向け履歴書
- 職歴欄が大きい様式
- パソコン作成用フォーマット
を利用しましょう。
- 職務経歴書を活用する
もっともおすすめの方法です。
職歴が多く履歴書に収まりきらない場合は、
職歴欄には「企業名・入社年月・退職年月」だけを簡潔に記載し、
最後に次の一文を入れると自然です。※大学卒業後、現在まで計○社を経験しております。
詳細な職歴・担当業務・実績につきましては、
別紙職務経歴書をご参照ください。採用担当者は職務経歴書を重視するため問題ありません。
- 長期勤務先を優先して記載する
どうしてもスペースが不足する場合は、
- 長期間勤務した企業
- 応募職種と関連性が高い企業
- 直近の企業
を優先して履歴書に書きます。
そのうえで職務経歴書に全職歴を記載しましょう。
転職回数別の履歴書記載例
履歴書に職歴を書ききれないほど転職回数が多い人は以下を参考にしてください。
- 転職回数5回の場合
5社程度であれば、1社1行でまとめれば履歴書内に収まるケースが多いです。
記載例
2018年4月 ○○株式会社入社(2020年3月退職)
2020年4月 △△株式会社入社(2022年6月退職)
2022年7月 □□株式会社入社(現在に至る) - 転職回数10回以上の場合
10社以上になると職務経歴書の活用が必須です。
記載例
2013年4月 ○○株式会社入社
2015年3月 退職
2025年4月 △△株式会社入社
現在に至る※大学卒業後、計11社経験。詳細は職務経歴書をご参照ください。
- 派遣社員の職歴が多い場合
派遣元企業を中心に記載します。
記載例
2020年4月 ○○人材サービス株式会社 入社(派遣社員)
複数企業にて一般事務・営業事務業務に従事
2025年3月 契約期間満了により退職※派遣先企業および担当業務の詳細は職務経歴書をご参照ください。
人事担当者は職歴が多い応募者をどう見ているのか
- 転職回数だけでは評価しない
採用担当者は転職回数だけで不採用にすることはほとんどありません。
重要なのは、
- なぜ転職したのか
- 何を学んだのか
- どんな実績があるのか
です。
- キャリアの一貫性を見ている
例えば、
営業→営業→営業
であれば専門性が評価されやすくなります。一方で、
営業→事務→販売→製造
と方向性がバラバラの場合は理由を確認したくなります。 - 直近の職歴を重視する
実務では直近3〜5年の経験が最も重要です。
古い職歴よりも、
- 現在のスキル
- 最新の実績
- マネジメント経験
が評価対象になります。
履歴書でやってはいけないNG例
- 職歴を勝手に削除する
最も危険な失敗です。
短期間勤務であっても基本的には記載しましょう。
- 空白期間をごまかす
採用担当者は職歴の年月を細かく確認します。
ブランク期間がある場合は正直に説明しましょう。
- 職務経歴書と内容が違う
意外と多いミスです。
- 入社年月
- 退職年月
- 企業名
は必ず一致させましょう。
- 転職理由を嘘で塗り固める
面接では深掘りされます。
事実を前向きに伝えることが重要です。
履歴書に職歴が書ききれないほど多い人の面接対策
職歴が書ききれないほど多い人は、履歴書だけでなく面接対策も重要です。
面接官からは高確率で、「転職回数が多い理由を教えてください」
と質問されます。
回答するときは、
- 転職理由
- 得られた経験
- 今回の応募理由
をセットで説明しましょう。
回答例
営業スキルを高めるため複数企業で経験を積んできました。
各社で法人営業や新規開拓営業を担当し、提案力を磨いてきました。
今後は長期的なキャリア形成を目指し、貴社で経験を活かしたいと考えています。
履歴書に職歴を書ききれない時のよくある質問(Q&A)
Q1. 履歴書に職歴を書ききれない場合、一部を省略してもよいですか?
A1. 原則として職歴はすべて記載する必要があります。
どうしても履歴書の職歴欄に書ききれない場合は、履歴書には概要を記載し、
詳細は職務経歴書で補足しましょう。
Q2. 短期間で退職した会社も書く必要がありますか?
A2. はい。数か月程度の勤務であっても、原則として職歴として記載します。
意図的に省略すると経歴詐称と疑われる可能性があります。
Q3. 転職回数が多いと不利になりますか?
A3. 転職回数だけで不採用になるケースは多くありません。
採用担当者は転職理由やスキル、実績、キャリアの一貫性を重視しています。
Q4. 履歴書に書ききれないときは、職務経歴書だけに職歴を書いてもよいですか?
A4. いいえ。履歴書にも最低限の職歴は書く必要があります。
履歴書は概要、職務経歴書は詳細という役割分担が基本です。
Q5. 派遣社員や契約社員の職歴も記載すべきですか?
A5. はい。雇用形態に関係なく職歴として書きます。
派遣社員の場合は派遣元企業を中心に記載し、
詳細は職務経歴書で説明しましょう。
Q6. 職歴が10社以上ある場合はどう書けばよいですか?
A6. 長期間勤務した企業や直近の企業を履歴書に記載し、
全職歴は職務経歴書で整理する方法がおすすめです。
Q7. 職歴が20社以上ある場合でもすべて記載する必要がありますか?
A7. はい。履歴書に収まらない場合は職務経歴書に全職歴を記載し、
履歴書には「詳細は職務経歴書参照」と補足しましょう。
Q8. ブランク期間(空白期間)がある場合はどうすればよいですか?
A8. ブランク期間が6か月以上ある場合は、資格取得や育児、介護、留学などの
理由を説明できるようにしておきましょう。面接で質問される可能性が高いためです。
Q9. 履歴書の職歴欄が足りない場合、別紙を添付してもよいですか?
A9. 企業から指定がない限り、別紙で職歴一覧を作成するよりも
職務経歴書にまとめる方が一般的です。
Q10. アルバイト経験は職歴に含まれますか?
A10. 正社員として応募する場合、一般的なアルバイト経験は記載不要です。
ただし応募職種に関連する経験であれば書いても構いません。
Q11. パート勤務の経験は職歴に書くべきですか?
A11. はい。パート勤務も職歴に含まれます。特に長期間勤務した場合や
応募職種に関連する経験がある場合は記載しましょう。
Q12. 会社名が変更された場合はどう書けばよいですか?
A12. 在籍時の社名を記載し、その後に現在の社名を併記します。
記載例
2020年4月 ○○株式会社(現 △△株式会社)入社
Q13. 職歴が多い場合、履歴書は手書きとパソコン作成のどちらがよいですか?
A13. 現在はパソコン作成が一般的です。職歴が多い場合は
レイアウト調整がしやすく、誤記も防ぎやすいためパソコン作成をおすすめします。
Q14. 転職回数が多いことを面接でどのように説明すればよいですか?
A14. 転職理由だけでなく、各社で得た経験やスキル、今回の応募先で
どのように活かしたいかを説明しましょう。
前向きなキャリア形成として伝えることが重要です。
Q15. 職歴を書ききれないで省略したことが後から発覚するとどうなりますか?
A15. 採用担当者から経歴詐称を疑われる可能性があります。
入社後に発覚した場合、企業との信頼関係に影響を及ぼすこともあるため、
正確に記載しましょう。
Q16. 会社が倒産した場合の職歴はどのように書けばよいですか?
A16. 通常どおり会社名を記載し、退職理由として「会社都合により退職」や
「事業終了に伴い退職」と記載します。
Q17. 同じ会社で部署異動が多い場合はすべて書くべきですか?
A17. 履歴書では省略しても構いません。
部署異動の詳細や担当業務は職務経歴書に記載するのが一般的です。
Q18. 職歴欄に「現在に至る」と「以上」は必ず必要ですか?
A18. はい。現在在職中の場合は「現在に至る」、
職歴の最後には「以上」を記載するのが一般的なルールです。
Q19. 職務経歴書には何社まで記載できますか?
A19. 制限はありません。職務経歴書には原則としてすべての職歴を記載し、
業務内容や実績も整理して記載しましょう。
Q20. 採用担当者は職歴が多い応募者のどこを見ていますか?
A20. 採用担当者が重視しているのは次のポイントです。
- 転職理由に一貫性があるか
- 応募職種で活かせる経験があるか
- どのような実績を残したか
- 長期的に活躍してくれそうか
転職回数そのものよりも、
経験やスキルの内容が評価されるケースがほとんどです。
まとめ
履歴書に職歴を書ききれない場合でも、
職歴を隠したり省略したりする必要はありません。
対策としては、
- 学歴を簡潔にする
- 業務内容を省略する
- 1社1行でまとめる
- 転職者向け履歴書を使う
- 職務経歴書を活用する
ことが効果的です。
採用担当者が本当に知りたいのは転職回数ではなく、
これまでの経験やスキル、そして今後どのように活躍できるかです。
履歴書と職務経歴書を上手に使い分け、
読みやすく整理された応募書類を作成し、転職成功につなげましょう。
最後にキャリア育みファームでは、面接の必勝マニュアル「転職面接必勝法」を販売しています。
もちろん履歴書や職務経歴書の自己PRや志望動機などの作成にも役立つマニュアルとなっています。
会社側が採用の決め手として最も重視しているのは面接である‼
ということをご存知でしょうか。
面接対策には十分時間をかけることが大切です。具体的にどのように面接対策を進めていくのか、ほとんどの方は知りません。そんな方を支援したい一心で、必勝マニュアルを作成しております。
具体的な面接ノウハウが満載のマニュアルです。「なるほど、このようにすればいいのか」と理解して準備すれば、自信を持って面接に臨むことができ、ライバルからグンと抜け出すこと請け合いです。ぜひ、以下のページで詳細をご覧ください。
その他、以下のリンクも読み進めるとお役に立ちます。