【就活】「私服」「服装自由」と指定されたとき何を着る?

2024.01.25 更新
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就活の会社説明会や面接などで会社から、「私服」とか「私服可」、「服装自由」などと指定されることがあります。

就活はリクルートスーツと決めていたのに「私服」といわれるとはたと困ってしまいます。

そもそも会社はなぜ就活でスーツではなくわざわざ「私服」と指定するのでしょうか?

「私服」「私服可」「服装自由」の違いは何でしょうか?

どのような私服を着用すれば良いでしょうか?

本ブログでは、就活の「私服」「私服可」「服装自由」と指定されたとき何を着たら良いか解説します。

就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 企業が私服を指定するわけ
  2. 「私服」「私服可」「服装自由」の違いは何か
  3. ビジネスカジュアルとは何か?
  4. 私服のNG例
  5. まとめ

企業が私服を指定するわけ

企業によっては「私服」を指定することがありますが、そのわけについて説明します。

  • 社員も私服で勤務している

    以前は、事務部門のオフィスでは「スーツ」を着用し、工場や技術部門は「ユニフォーム」を着用することが普通の企業でした。(工場に隣接する事務所では、事務部門も制服着用となるケースも多いです。)

    ですが、最近ではどの企業も「自由な発想」「創造力」を重視するようになり、そのためには没個性の型にはまったスーツではなく、オフィスでもカジュアルな服装(私服)で勤務したほうが発想が豊かになると考え始めました。

    なので、外資系やIT、マスコミ、広告を中心に私服可の企業が増えています。

    社員が私服で勤務しているのに、就活の学生がスーツを着ているのも少し変と考えた企業が「私服」「私服可」「服装自由」を言い始めたのではないでしょうか。

  • どのような私服で就活にのぞむか、個性を見る

    就活の会社説明会や面接において「私服」「私服可」とすることで、学生の個性がわかります。

    リクルートスーツはどんな学生でもほぼ同じ格好で個性に区別はつきにくいですが、私服着用となると、どのような私服を選ぶかで個性がはっきり出るものです。

    派手ではないか、地味すぎないか、くだけすぎていないかなど真剣に考えた服装がどのような私服なのかによって、就活生を推し量ることができるわけです。

    また、その個性が自社の社風に合うのかどうかも判断材料のひとつになります。

    ただし注意すべきは他の応募者と比べて個性が強すぎることも、企業によっては問題となりますので注意してください。

  • 面接の緊張感をほぐしてありのままをみたい

    就活の面接を受ける学生は誰もが緊張するものです。まして着慣れていないスーツを着用すると、より緊張感が増してしまうことがあります。

    なので、リラックスして面接を受けてもらうために私服を指定する企業もあります。

    緊張がほぐれると面接官にとって応募者のありのままを見やすくなるメリットがあります。一方で、就活生にとっても思っていることを伝えやすくなるメリットがあります。

「私服」「私服可」「服装自由」の違いは何か

それでは企業が考える就活での「私服」とはどのようなものを想定しているのでしょうか

リクナビの人事アンケートによると、「私服」指定の場合、人事が想定している服装は65.3%がビジネス(オフィス)カジュアルと回答しています。

また、「服装自由」指定の場合は、55.6%がビジネス(オフィス)カジュアルと回答しています。*リクナビ 2018年5月調査

以上から私服、服装自由はビジネスカジュアルと想定してください。

また、企業によっては「私服可」と指定することもあります。「私服でもスーツでも構わない」という意味ですから、どちらでも良いならばスーツ着用が無難です。

ビジネスカジュアルとは何か?

それでは就活でビジネスカジュアルを着用するにはどのようなアイテムを準備すれば良いでしょうか。

ビジネスカジュアルは、ビジネスパーソンとして働いた場合、企業を訪問するときにも適したカジュアルな服装ということです。

スーツより少しくずしたスタイルと考え、スーツに近いシルエットと落ち着いた色合いを考えてください。

応募先の社員がどのような私服を着ているかチェックすればその会社のカジュアル度がわかります。

ホームページにある採用担当者や先輩インタビューの写真を見たり、応募する企業の近くを訪れたりして探ってください。

  • 男性のビジネスカジュアルとは

    就活において男性の場合はジャケットとパンツが基本で、スーツ姿と似ています。

    ですが、ジャケットとパンツが上下別々であることと、ネクタイは着用してもしなくてもかまわないこと、落ち着いた色や柄が基本ですが、スーツと比較して自由度は高いことです。

    ジャケットは、黒、紺、こげ茶、グレー、ベージュなど落ち着いた色合いのものを選びましょう。

    シャツは、白、薄い水色、グレーの襟付きシャツの中から選んでください。

    パンツは、チノパン、スラックスです。黒、紺、こげ茶、グレー、ベージュなどの落ち着いた色合いのものを選びましょう。

    ジャケットとパンツは同系色でなくてもかまいません、センタープレス入りのパンツなら「きちんと感」がでます。

    靴は革靴ですが、ひものついた革靴でも、ローファーでもかまいません。色は服装に合わせましょう。

  • 女性のビジネスカジュアルとは

    就活において、女性の場合は、ジャケットとスカートまたはパンツが基本で、落ち着いた色や柄が基本です。

    ジャケットは、黒、紺、こげ茶、グレー、ベージュなど落ち着いた色合いのものを選びましょう。

    ブラウスまたはカットソーは、白、パステルカラーを選んでください。

    ボトムスはスカートでもパンツでもかまいません。

    靴は、フラットシューズよりも数センチヒールがあるパンプスの方が、スッキリ見えます。色は服装に合わせましょう。

    以上のような私服にまとめれば、採用担当者や面接官に好印象となります。

  • 私服のポイントは、「清潔感」と「きちんと見える感」です。奇抜な色や柄、華美な装飾、ロゴが目立つものは控えてください。

    また、服装選びに迷ったときは、友人や家族など、第三者の目で評価してもらいましょう。

    特に両親など面接官に近い年齢の人から私服を評価してもらうと間違えません。

    「きちんと見えるか」「清潔感が感じられるか」「似合っているか」など、他者からの印象は大切です。

私服のNG例

私服においてもカジュアルすぎるものは避けたほうが無難です。

ここでは、採用担当者が考える就活でNGな私服について考えてみたいと思います。

  • 男女に共通してNGな私服は、Tシャツ、デニム生地のジャンパー、トレーナー、ジーンズ、スウェットなどカジュアルすぎるモノです。
  • 男性の半ズボン、女性のノースリーブといった肌の露出が多いモノもNGです。
  • 靴について、スニーカー、サンダルはカジュアルすぎます。
  • 男性はベルトが派手なものは避け、女性はアクセサリーを身に付けないでください。

まとめ

  • 就活の会社説明会や面接で会社から、「私服」とか「私服可」、「服装自由」などと指定されることがあります。

    会社が私服を指定する理由として、①そもそも社員も私服で勤務している ②どのような私服で就活にのぞむか、応募者の個性を見てみたい ③面接などでの緊張感をほぐしてありのままをみたい、といったことが挙げられます。

  • 企業が考える「私服」や、「服装自由」は、ビジネスカジュアルを想定しています。

    また、「私服可」と指定の場合は「私服でもスーツでも構わない」という意味であり、スーツ着用が無難です。

  • ビジネスカジュアルでは、ビジネスパーソンとして働いた場合、お客様を対応するときにふさわしく、かつ、かっちりしすぎないことが基本です。

    スーツより少しくずしたスタイルと考え、スーツに近いシルエットと落ち着いた色合いを考えてください。

  • 就活において、男性のビジネスカジュアルはジャケットとパンツが基本で、スーツ姿と似ています。ネクタイ不要です。

    女性のビジネスカジュアルはジャケットとスカートまたはパンツが基本で、落ち着いた色や柄が基本です。

  • 私服のポイントは、「清潔感」と「きちんと見える感」です。奇抜な色や柄、華美な装飾、ロゴが目立つものは控えるべきです。

    また、私服においてもカジュアルすぎるものは避けたほうが無難です。

以上、就活の「私服」「服装自由」と指定されたとき何を着たら良いか解説しました。

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