【就活・転職】履歴書の「同上」の正しい使い方と注意点

2026.01.29 更新
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履歴書を作成する際、住所・電話番号・連絡先など、同じ内容を何度も記入する場面は
少なくありません。
そのようなときに便利なのが、履歴書で使われる「同上」という表現です。

履歴書に「同上」を使用することで、内容を簡潔にまとめられ、読みやすい書類になります。

一方で、使い方を誤ると「雑」「配慮が足りない」とマイナス評価につながる可能性もあります。

本記事では、

  • 履歴書で「同上」を使用してよいのか
  • 「同上」を使える項目・使えない項目
  • 履歴書で「同上」を使用するときの注意点
  • 就活生・転職者それぞれが気をつけるべきポイント
  • よくある質問

を、人事の視点からわかりやすく解説します。

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目次
  1. 履歴書で「同上」は使っていい?
  2. 履歴書で「同上」を使える項目・使えない項目
  3. 履歴書で「同上」を使うときに気をつけたいこと
  4. 【人事目線】履歴書で「同上」を使う人の評価ポイント
  5. よくある質問(Q&A)
  6. まとめ|履歴書の「同上」は正しく使えば評価アップにつながる

履歴書で「同上」は使っていい?

結論から言うと、履歴書で「同上」を使用しても問題ありません。

「同上」とは、「上、または直前に記載した内容と同じ」
という意味を持つ言葉で、正式な書類でも使用が認められています。

履歴書においても、

  • 同じ内容を何度も書く手間を省ける
  • 見た目がすっきりし、採用担当者が読みやすい

といったメリットがあります。

また、履歴書では空欄を作らないことが基本です。
「同上」を適切に用いれば、空欄を避けつつ、丁寧な印象の履歴書に
仕上げることができます。

履歴書で「同上」を使える項目・使えない項目

履歴書では、すべての項目に「同上」が使用できるわけではありません。
使える項目と、使ってはいけない項目を正しく理解しておきましょう。

  1. 履歴書で「同上」を使える項目A:住所

    現住所と連絡先住所が同じ場合、**連絡先欄に「同上」**と記入できます。

    • 記入例:

      ふりがな とうきょうと ちゅうおうく つきじ
      現住所 〒104-0045
      東京都中央区築地一丁目〇番〇号

      ふりがな
      連絡先 同上

    • 住所で「同上」を使用するときの注意点

      履歴書の住所欄で「同上」を使用する場合は、次の3点を押さえておけば大丈夫です。

      • 連絡先の「ふりがな」は書かなくていい

        「同上」は上に書いた住所と同じという意味なので、改めてふりがなを書く必要は
        ありません。空欄のままで問題ありません。

      • 「同上」は左端から書く

        他の住所と同じ位置(左寄せ)に「同上」と書きます。中央や右に寄せると、
        雑な印象になることがあります。

      • 注意書きがある場合は無理に書かない

        「※現住所と異なる場合のみ記入」などの注意がある場合は、
        同じ住所なら「同上」と書かず、空欄でOKです。

    • 人事から一言アドバイス

      「同上」を使うかどうかよりも、履歴書全体が読みやすく、
      ルールを理解しているかが見られています。
      迷ったら、「同上」を使わず同じ住所を書くのも問題ありません。

  2. 履歴書で「同上」を使える項目B:電話番号

    現住所と連絡先の電話番号が同じ場合も、「同上」を使用できます。

    • 記入例

      現住所 電話番号 070-XXXX-XXXX
      連絡先 電話番号 同上

    • 電話番号で「同上」を使うときの注意点

      履歴書の電話番号欄で「同上」を使用する場合は、
      「本当に連絡が取れるか」を意識することが大切です。

      • すぐに連絡が取れる電話番号を書く

        企業からの連絡は、面接日程の調整など急ぎの場合もあります。
        そのため、普段使っていて確実に出られる電話番号を記入しましょう。

      • 実家の電話番号を書くときは家族に伝えておく

        実家の固定電話を連絡先として書く場合、企業から家族に電話がかかることがあります。
        「就活(転職)中で、会社から電話が来るかもしれない」と事前に伝えておくと安心です。

      • 転職中でも会社の電話番号は書かない

        今の会社から支給されている携帯電話や内線番号は、個人の連絡先ではありません。
        退職後につながらなくなる可能性もあるため、履歴書には記入しないようにしましょう。

    • 人事目線のポイント

      電話番号は、「連絡が取れない」だけで評価が下がることもあります。
      「同上」を使うかどうかより、企業が確実にあなたと連絡できるかが一番重要です。

  3. 履歴書で「同上」を使えない項目:学歴・職歴  

    学歴・職歴欄では「同上」は使用できません。

    学歴や職歴は、企業が応募者を判断するうえで非常に重要な情報です。

    そのため、

    • 学校名
    • 学部・学科
    • 会社名
    • 入社・退職年月

    などを正式名称で省略せずに記入する必要があります。

    手間はかかりますが、「同上」で省略せず、正確に書くことが評価につながります。

履歴書で「同上」を使うときに気をつけたいこと

履歴書で「同上」を使用するときは、難しいルールはありません。
次の4つだけ覚えておけば大丈夫です。

  1. 「同上」の前に書いた内容は、正しく書く

    「同上」は、「上に書いた内容と同じです」という意味です。

    そのため、上に書いた住所や電話番号が間違っていると、
    「同上」と書いた部分もすべて間違いになってしまいます。

    • 住所 → 住民票どおりに書く
    • 電話番号 → 数字の間違いがないか確認する

    「同上」を使用する前の情報こそ、丁寧に書くことが大切です。

  2. 「〃(ダブルクォーテーション)」は使わない

    「〃」は「同上」と同じ意味ですが、履歴書では使用してはいけません。

    「〃」はメモや簡易書類で使う表現なので、
    履歴書に使うと「正式な書類としての意識が低い」
    と思われてしまうことがあります。

    履歴書では、必ず 「同上」と文字で書く ようにしましょう。

  3. 無理に「同上」を使わなくても問題ない

    「同上」を使用せずに、同じ住所や電話番号をそのまま書いても
    評価が下がることはありません。

    ただし、同じ内容が何度も並ぶと、少し読みにくくなることがあります。

    • すっきり見せたい → 「同上」を使用する
    • 迷った → そのまま書く

    このくらいの感覚で大丈夫です。

  4. 就活生の職歴欄は「なし」と書く

    新卒の就活では、職歴がない人がほとんどです。
    その場合でも、職歴欄は空欄にしません。

    • 職歴:なし と記入する

    アルバイトや短期インターンは、職歴には含めません。
    (※長期インターンは例外になることがあります)

    履歴書は、空欄を作らないことが基本です。

【人事目線】履歴書で「同上」を使う人の評価ポイント

採用担当者は、「同上」を使っているかどうかよりも、

  • ルールを理解しているか
  • 読み手への配慮があるか

を見ています。

正しく「同上」を使用できている履歴書は、
「事務処理能力がある」「丁寧な人」という好印象につながります。

よくある質問(Q&A)

Q1. 履歴書で「同上」を使うと手抜きに見えませんか?

A1. 正しい使い方であれば、手抜きには見えません。むしろ「要点を整理できている」「読み手を意識している」というプラス評価につながることもあります。

Q2. パソコン作成の履歴書でも「同上」は使用できますか?

A2. はい、使用できます。手書き・パソコン作成のどちらでも、「同上」のルールは同じです。

Q3. 現住所と連絡先が同じでも、全部書いてもいいですか?

A3. 問題ありません。ただし、同じ内容が続くと読みにくくなるため、見やすさを重視するなら「同上」がおすすめです。

Q4. 転職活動でも「同上」のルールは同じですか?

A4. 基本的なルールは同じです。特に転職では、連絡が確実につく電話番号かどうかが重視されます。

Q5. 履歴書のメールアドレス欄でも「同上」は使用できますか?

A5. 一般的には使いません。メールアドレスは1か所のみ記入する履歴書が多く、「同上」を使う場面はほとんどありません。

Q6. 現住所と本籍地が同じ場合も「同上」は使用できますか?

A6. 履歴書に本籍地欄がある場合でも、「同上」は使用可能です。ただし、履歴書の注意書きがある場合は指示に従うようにしましょう。

Q7. 学歴・職歴で「同上」を使うとどうなりますか?

A7. 使用は避けてください。学歴・職歴は重要な個人情報のため、「同上」を使うとルールを理解していない印象を与えてしまいます。

Q8. 「同左」「同右」は履歴書で使ってもいいですか?

A8. 基本的に履歴書では使用しません。履歴書では「同上」を使うのが一般的で、「同左」「同右」は使わない方が無難です。

Q9. 「同上」は省略しすぎて失礼になりませんか?

A9. 適切な範囲であれば失礼にはなりません。むしろ、無駄を省いて必要な情報を整理できていると受け取られます。

Q10. 履歴書で一番やってはいけない「同上」の使い方は?

A10. 「同上」を使ってはいけない項目(学歴・職歴)で使用することです。これは減点対象になりやすいため、必ず避けましょう。

Q11. 「同上」と書く位置に決まりはありますか?

A11. はい、あります。住所や電話番号と同じ位置に、左寄せで書くのが基本です。

Q12. 履歴書に空欄がある場合、「同上」と書いた方がいいですか?

A12. 同じ内容がある場合のみ「同上」を使います。該当しない場合は、無理に「同上」を書かず、指示どおり空欄で問題ありません。

まとめ|履歴書の「同上」は正しく使えば評価アップにつながる

履歴書の「同上」は、

  • 正式な書類でも使用可能
  • 住所・電話番号で使用できる
  • 学歴・職歴では使用不可

というルールを守ることが大切です。

正しく使えば、履歴書は見やすく、丁寧で、評価されやすい書類になります。
就活生・転職者ともに、ぜひ今回の内容を参考に、完成度の高い履歴書を作成してください。

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