【転職】新卒が会社を辞めたいとき後悔しない正しい選択は?
「せっかく新卒で入社した会社なのに、もう辞めたい……」
そう感じている新卒の方は、決して少数派ではありません。
新卒で会社を辞めたいと思ったとき、多くの人が
「こんなに早く辞めて大丈夫なのか」
「履歴書に傷がつくのではないか」
と不安になります。
結論から言えば、新卒が会社を辞めたいと感じること自体は珍しいことではありません。
ただし、感情だけで辞めてしまうと後悔する可能性が高いのも事実です。
本記事では、人事の視点から
- 新卒が会社を辞めたいと感じる背景
- 辞めたほうがいい会社・辞めないほうがいい会社
- 第二新卒としての正しい進み方
- 失敗しないための具体的な判断軸
をわかりやすく解説します。
「辞めたい」という気持ちを、将来につながる正しい選択に変えるためのノウハウです。
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新卒の離職率はどれくらい?「辞めたい」は普通の感情
厚生労働省が2025年10月に発表した「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者の状況)」によると、新卒で入社した人のうち3年以内に離職する割合は以下の通りです。
- 大卒:約33%
- 短大卒:約43%
- 高卒:約37%
つまり、新卒の約2〜3人に1人は3年以内に会社を辞めているということになります。
この数字から分かるのは、「新卒で会社を辞めたい」と悩むこと自体は、決して特別ではないという事実です。
なお、一般的に新卒入社から3年以内の退職は「早期退職」と呼ばれますが、
それだけでキャリアが終わることはありません。
新卒が会社を辞めたいと感じる主な理由
では、なぜ新卒は会社を辞めたいと感じるのでしょうか。
内閣府の「子供・若者白書(平成30年度)」で紹介されている「初職の離職理由(複数回答)」の調査結果及び筆者の人事体験をもとにすると、理由は大きく4つに分類できます。
- 仕事が合わないと感じたとき
新卒が会社を辞めたい理由で最も多いのが「仕事が合わない」です。
- 想像していた仕事内容と違った
- ノルマや責任が重すぎる
- 自分の強みや能力を活かせない
新卒は入社前に実務を経験できないため、入社後にギャップを感じやすいのが現実です。
- 労働条件が良くないと感じたとき
- 残業が多すぎる
- 休日が少ない
- 給与や昇給に不満がある
こうした労働条件への不満も、新卒が会社を辞めたいと感じる大きな要因です。
- 人間関係に悩んだとき
上司・先輩・同僚との関係がうまくいかないと、仕事そのものが辛くなります。
特にパワハラ・セクハラがある場合は、我慢すべき問題ではありません。 - 会社に将来性を感じられないとき
- 業績が悪化している
- 業界自体が衰退している
- 成長のビジョンが見えない
将来への不安から、「この会社に居続けていいのか」と悩む新卒は少なくありません。
新卒でも「会社を辞めたほうがいい」ケース
基本的に、会社は簡単に辞めるものではありません。
しかし、新卒であっても辞めたほうがいい会社は確実に存在します。
明らかに辞めるべき会社の特徴は次のようなものです。
- 新人に対して過剰なノルマや責任を課す
- 違法な長時間労働やサービス残業が常態化している
- パワハラ・セクハラが放置されている
- 違法行為を業務として強要される
これらに該当する場合、
「もう少し頑張れば何とかなる」という問題ではありません。
心身を守るためにも、会社を辞めたいと判断するのは正しい選択です。
新卒が「会社を辞めないほうがいい」ケース
一方で、辞めたい気持ちがあっても、少し立ち止まって考えたほうがいい場合もあります。
辞めないほうがいい代表的なケースは次のようなものです。
- 続けることで確実にスキルが身につく
- 仕事に慣れていないだけの可能性が高い
- 人間関係が時間と工夫で改善できそう
新卒は、社会人生活そのものに慣れていないため、
一時的なストレスを「会社が合わない」と誤解してしまうこともあります。
新卒で会社を辞めたい場合の現実的な選択肢「第二新卒」とは?
新卒で入社した会社を辞めたい場合、多くの人は
「第二新卒」という立場で、次の就職活動を行うことになります。
第二新卒とは、新卒で入社してからおおむね3年以内に退職し、再び就職活動をする人のことです。
「新卒」と「中途採用」の中間のような位置づけだと考えると分かりやすいでしょう。
- 第二新卒として転職するメリット
第二新卒には、企業から見て次のような評価されやすいポイントがあります。
- 若さ・将来性を期待してもらえる
第二新卒は年齢が若いため、「これから成長してくれそう」「長く活躍してくれそう」とポテンシャル重視で見てもらいやすいのが特徴です。
- 社会人としての基本は身についている
一度は会社で働いているため、
- 社会人としての言葉づかい
- 電話対応やメールの書き方
- 会社で働く厳しさ
といった基本的なビジネスマナーは理解していると評価されます。
- 仕事選びの失敗が起きにくい
実際に会社で働いた経験がある分、
「自分にはどんな仕事が合わないか」が分かっています。そのため企業側も「入社後すぐ辞めてしまうリスクが新卒より低い」
と考えることがあります。
- 若さ・将来性を期待してもらえる
- 第二新卒として転職するデメリット
一方で、注意すべき点もあります。
- 「すぐ辞める人では?」と不安に思われる
新卒で早く辞めていると、企業は
- 忍耐力がないのでは
- 嫌なことがあるとすぐ辞めるのでは
と心配します。
この点は面接で必ず説明を求められるポイントです。
- 即戦力としては期待されにくい
第二新卒は社会人経験が短いため、専門的なスキルや実績はほとんど求められません。
そのため、「すぐに成果を出してほしい会社」では採用されにくい場合もあります。
- 「すぐ辞める人では?」と不安に思われる
- だからこそ大切なのは「辞め方」と「次の動き方」
第二新卒は、辞めたこと自体が問題なのではありません。
- なぜ会社を辞めたいのか
- 次はどんな仕事をしたいのか
- 今度は長く働く意思があるか
これを自分の言葉で説明できるかどうかが、転職成功のカギになります。
つまり、新卒で会社を辞めたいと感じたときは、「勢いで辞める」のではなく、
第二新卒としてどう動くかを考えることが重要なのです。
新卒が会社を辞めたいときに取るべき正しい方法
新卒で「会社を辞めたい」と思ったときに大切なのは、
勢いで辞めないことです。
人事の立場から見ると、次の3つを押さえている人は失敗しにくいです。
- 「なぜ辞めたいのか」をはっきりさせる
まずやるべきことは、自分が会社を辞めたい理由を言葉にすることです。
このとき大切なのは、
「つらい」「もう無理」といった感情だけで考えないことです。例えば、次のように整理します。
- 仕事の内容が合わないのか
- 労働時間や休日に問題があるのか
- 人間関係が原因なのか
- 会社の将来が不安なのか
何が一番の原因なのかを1つか2つに絞るだけでも、
次の行動が考えやすくなります。 - できれば辞める前に「次」を考える
会社を辞めたいと思ったら、すぐに退職届を出すのではなく、
次にどうするかを考える時間を持つことが大切です。例えば、
- 他の会社ではどんな仕事があるのか調べる
- 第二新卒の求人を見てみる
- 自分がやりたい仕事を考えてみる
こうした情報収集をしておくと、
「辞めたあとどうしよう…」と不安になるのを防げます。※心身に限界がある場合は、この限りではありません。
- 退職理由は「前向き」に説明できるようにする
新卒で会社を辞めると、
転職活動の面接で必ず「なぜ辞めたのですか?」と聞かれます。このときに大切なのは、会社の悪口を言わないことです。
たとえば、
NG:「上司が最悪でした」
NG:「会社がブラックでした」ではなく、
OK:「自分には○○の仕事の方が合っていると感じた」
OK:「△△の分野で成長したいと考えた」というように、
「次に何を目指しているか」を中心に話せるようにしましょう。以上をまとめると、
新卒が会社を辞めたいときに大切なのは、この3つです。
- 辞めたい理由を冷静に整理する
- 辞める前に次の選択肢を考える
- 辞めた理由を前向きに説明できるようにする
この3つができていれば、新卒で会社を辞めても、
「失敗した選択」にはなりにくいと人事は判断します。
よくある質問(Q&A)
Q1. 新卒で会社を辞めたいのは甘えですか?
A1. 甘えではありません。理由と行動次第で、正しい選択になります。
Q2. 入社1年未満で辞めても転職できますか?
A2. 可能です。第二新卒としての採用枠は多く存在します。
Q3. 会社を辞めたいけど自信がありません
A3. 自信がないままでも構いません。重要なのは、考え抜いた決断かどうかです。
まとめ|新卒で会社を辞めたいと感じたら「正しい判断」を
新卒で会社を辞めたいと感じることは、決して異常ではありません。
大切なのは、感情で辞めるのではなく、将来につながる選択をすることです。
- 辞めるべき会社か
- 続ける価値がある会社か
- 次に何を目指すのか
これらを整理した上で決断できれば、
「新卒で会社を辞めた経験」は、むしろ強みになります。
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