【就活・転職】履歴書の「年」で令和元年の書き方は正解?
履歴書の学歴・職歴や免許・資格で「年」を記入するとき、「令和元年」なのか「令和1年」なのか書き方に迷う人は多いようです。
はたして履歴書で「令和元年」「令和1年」のどちらの書き方が正解でしょうか?
履歴書に書く令和元年や平成元年の期間はいつからいつまででしょうか?
その他、履歴書に「年」を記入するさいの書き方の決まりはあるでしょうか?
履歴書に記入する和暦と西暦を変換する方法も知りたいものです。
本ブログは、履歴書の「年」で令和元年の書き方は正解なのか、「年」を記入するさいの書き方の決まりや、和暦と西暦を変換する方法について解説します。
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「令和元年」「令和1年」のどちらの書き方が正解か
履歴書の学歴・職歴や免許・資格などで入学・卒業や入社・退職、取得の「年」を記入します。このさい「令和元年」と「令和1年」のどちらの書き方が正解でしょうか。
- 履歴書には「令和元年」と書く
「元年」とは、天皇が即位した最初の年という意味をもっています。「令和元年」と「令和1年」のどちらが正しいという法律はありません。
ですが、昭和から平成に移ったとき、昭和64年1月7日付け法務省通達で公的な書類は「平成元年」を使うように指示がありました。
平成から令和に移ったときもこれにならい、公的書類は「令和元年」を用いています。
履歴書は公文書扱いですから、やはり「令和1年」よりも「令和元年」の書き方が正解といえます。
- 履歴書には「平成元年」とする
上記の理由により平成についても「平成1年」ではなく、「平成元年」の書き方が正解です。
「令和元年」や「平成元年」の期間はいつからいつまでか
「令和元年」と「平成元年」は通常と異なり1年間ではありません。履歴書に記載するさいは、1年間のなかで改元までの期間と改元以降の期間で年号を区別した書き方となります。
2019年は、5月1日を境にそれ以前を平成、以降が令和となります。また、1989年は、1月8日を境にしてそれ以前を昭和、以降が平成となります。
具体的には以下の書き方となります。
- 令和元年:2019年5月1日~12月31日
平成31年:2019年1月1日~4月30日
- 平成元年:1989年1月8日~12月31日
昭和64年:1989年1月1日~1月7日
履歴書に「年」を記入するさいの書き方の決まり
履歴書の学歴・職歴や資格欄などに「年」を記入するさい書き方の決まりがありますから覚えておきましょう。
- 履歴書に記載する西暦・和暦は、統一する
履歴書では、西暦、和暦のどちらでもかまいません。ですが、履歴書では書き方をどちらかに統一してください。
生年月日や学歴・職歴年月、資格・免許取得年月のみならず、自己PRや志望動機、本人希望などで年月を書く場合も同様とします。
- 履歴書に年号が印刷されている場合は、和暦で統一する
履歴書に「昭和」「平成」「令和」といった年号が印刷されている場合があります。その場合は和暦で統一します。
- 和暦を使用する場合は、省略しない
履歴書には複数の年月を書くために、「令和2年○月」のように正式に記入するのではなく、「R2年○月」と年号を省略したくなりますが、この書き方は避けて、正式な書き方としてください。
「令和」を「R」としない
「平成」を「H」としない
「昭和」を「S」としない - 年月は算用数字とする
数字の書き方では、横書きは算用数字(アラビア数字)、縦書きは漢数字とすることがルールです。履歴書は横書きなので算用数字で書きます。
なお、履歴書を送付する封筒について、郵便番号は横書きですが、それ以外の住所、企業名、氏名など縦書きで記入する場合は漢数字を使用します。
- スラッシュ(/)はNG
「年月日」を記載する場合は、「2024/09/10」のようにスラッシュは使わないで「2024年9月10日」ときちんと記入してください。
- 繰り返しの記号(〃)はNG
学歴・職歴などは、「年」や「学校名」「社名」を繰り返して書くためについ繰り返しの記号(〃)を使いたくなりますが、履歴書では正式名称で記載することがルールとなっています。
繰り返しの記号(〃)を使ってはいけません。
以上、履歴書では令和元年の書き方以外にも覚えておきたい決まりがあります。
履歴書に記入する和暦と西暦を変換する方法
和暦と西暦の早見表は、インターネットで検索すると数多くがヒットします。ここでは、早見表を使わないで和暦と西暦を変換する方法を説明しますから履歴書作成にあたって覚えておくと役に立ちます。
- 和暦から西暦に変換する
- 昭和の例
和暦に1925を足すと西暦となります。
例:昭和58年は1983年
58+1925=1983 - 平成の例
和暦に1988を足すと西暦となります。
例:平成20年は2008年
20+1988=2008 - 令和の例
和暦に2018を足すと西暦となります。
例:令和元年は2019年
1+2018=2019
- 昭和の例
- 西暦から和暦に変換する
- 西暦が昭和となる例
1989年までは1925を引くと昭和となります。
例:1985年は昭和60年
1985-1925=601989年は昭和64年(~1月7日)と平成元年(1月8日~)にまたがっているので書き方に注意ください。
- 西暦が平成となる例
1989年~2019年は1988を引くと平成となります。
例:2000年は平成12年
2000-1988=122019年は平成31年(~4月30日)と令和元年(5月1日~)にまたがっているので書き方に注意ください。
- 西暦が令和となる例
2019年以降は2018を引くと令和となります。
例:2024年は令和6年
2024-2018=62019年は平成31年(~4月30日)と令和元年(5月1日~)にまたがっているので書き方に注意ください。
- 西暦が昭和となる例
まとめ
履歴書の「年」で令和元年の書き方は正解なのか、「年」を記入するさいの書き方の決まりや、和暦と西暦を変換する方法について考えてみます。
履歴書には、「令和1年」ではなく「令和元年」との書き方が正解です。
「令和元年」と「平成元年」は通常と異なり1年間ではありません。履歴書に記載するさいは、1年間のなかで改元までの期間と改元以降の期間で年号を区別した書き方となります。
2019年は、5月1日を境にそれ以前を平成、以降が令和となります。また、1989年は、1月8日を境にしてそれ以前を昭和、以降が平成となります。
履歴書の学歴・職歴や資格欄などに「年」を記入するさい、以下の書き方の決まりがあります。
- 履歴書に記載する西暦・和暦は、統一する
- 履歴書に年号が印刷されている場合は、和暦で統一する
- 和暦を使用する場合は、省略しない
- 年月は算用数字とする
- スラッシュ(/)はNG
- 繰り返しの記号(〃)はNG
早見表を使わないで和暦と西暦を変換する方法は、履歴書作成にあたって覚えておくと役に立ちます。
以上、履歴書の「年」で令和元年の書き方は正解なのか、「年」を記入するさいの書き方の決まりや、和暦と西暦を変換する方法について解説しました。
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