【就活】面接でラフに話すのは問題ない?適切な話し方は?
面接において、堅苦しく話すのは苦手なので、ラフに話すのは問題ないか、悩む学生は多いようです。
気さくな話し方をする面接官だと、ついこちらもラフに話すようになりがちですが、注意が必要です。
普段通りの若者言葉をつかってしまうことや、ため口になって不合格となってしまうこともあります。
本ブログは、面接でラフに話すのは問題ないのか、適切な話し方はどのようなものかについて解説します。
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面接官が気さくな人でもラフに話すのはNG
面接では、気さくで親しみやすい話し方の面接官が対応することがあります。
冗談を言って、緊張しないように配慮してくれたり、「何社も面接を受けて大変ですね」と気遣ってくれたりする。
「普段通りに話してください」と、フランクな面接官もいます。
このように親しみを込めて話しかけられると、緊張感もなくなり、受け答えしやすくなります。
ですから、面接官が親しげに話しかけてくるために、つい油断し、ラフに話すようになってしまうのです。
若者言葉を使ったり、偉そうな言い方になったり、ため口をきいたりします。
どれほど面接官が親しげとはいえ、これらのようなラフに話すのはNGです。
面接は、言葉遣いも評価されますから、親しげな話し方をしていても、面接官は、しっかり応募者の言動を見ていることを忘れないでください。
応募者の本音をみるため、わざと油断させていることもありますから、どんなに面接官の話し方が親しげでも、ラフに話すのは、やめましょう。
面接で若者言葉は使わない
面接で「普段通りに話してください」と言われて、その通りにラフに話すと印象が良くありません。
特に若者言葉は印象が良くありません。
若者言葉とは、「主に10代から20代前半の青少年が日常的に用いる俗語などで、それ以外の世代ではあまり用いない言葉」を言います。
若者言葉は、普段本人が友人との会話で無意識に使用しているために、何が若者言葉なのかわからないこともあります。
ですから、意識しないと面接で何気なく使用してしまう可能性がありますから注意してください。
面接でNGの若者言葉は次のようなものがあります。
- 「っす」「っすね」
「そうっすね」「本当っすか?」のように言われると、面接官はなめられたように感じます。
「そうですね」「本当ですか」のような言葉に言い換えましょう。
- 「っていうか」
元々は「と、言うか」が縮まったものです。 それまで話されていた話題や相手の発言・提案を否定する意味合いを持っていますが、なれなれしい感じがします。
「と言うより」「むしろ」のような言葉に言い換えましょう。
- 「~とか」「みたいな」
「~とか」は、二つ以上のことを並べて例示するときに用いますが、一つを示すために使うには誤りです。「図書館とかはよく利用します」は、いい加減な印象となります。
「とても気持ちよかったかな、みたいな」のように意味もなく「みたいな」を口癖のように語尾につけると、言っていることがあやふやな印象を受けます。
「~とか」も「みたいな」もあいまいな表現であり、使用しなくても正しく意味は伝わります。
- 「~的には」
「~的には」は、はっきりとした物言いを避けたい気持ちがあって無意識に使用しますが、面接では自信がなさそうに聞こえます。
「私としましては」と言うのが適切です。
- 「ガチで」
「ガチで」は、「がちんこ」を略した言葉ですが、面接で使用してはいけません。
「真剣に」「本気で」のような言葉が適切です。
- 「ぶっちゃけ」
「ぶっちゃけ」は、言いにくいことをはっきり言うことばです。くだけた言い方なので面接には向いていません。「率直に」と言い換えてください。
- 「めっちゃ」
「めっちゃ」は、「滅茶苦茶」などで使用される「めちゃ」が変化した言葉で、「程度がはなはだしい」意味を持っていますが、「非常に」「とても」に言い換えてください。
- 「大丈夫です」
「大丈夫です」を、肯定の意味と否定の意味の両方で使用するケースがあり、大丈夫だけでは肯定しているのか、否定なのかわからないことがあります。
肯定ならば、「問題ありません」「承知しました」、否定ならば「結構です」「必要ありません」「いりません」と言い換えてください。
これら以外にも様々な若者言葉があります。面接でラフに話すとこのような若者言葉を使ってしまう恐れがありますから、自分はこのような言葉を使っていないかチェックしてください。
面接で間を置くつなぎ言葉は使わない
面接で質問があったとき、直ぐに答えられなくて間を置くつなぎ言葉を使うことも、ラフに話すことと言えます。
間を置くつなぎ言葉は、「えーと」「うーん」「あのー」などがありますが、語尾を伸ばしてしまって、ハキハキと話さないことに特徴があります。
そのようなつなぎ言葉は、子供っぽく聞こえるし、だらけて、なれなれしい感じがします。
「はい」と元気よく言いましょう。
直ぐに回答できない場合は、「はい」の次に「少しお時間をいただけますか」と伝えてもかまいません。
面接でため口を使わない
面接でラフに話すと、ため口をきくことがあります。
面接で、どれほど気さくな面接官だからといっても、決してため口で話さないでください。
油断してため口で話していると、この応募者は敬語を知らないと、しっかりマイナス評価されていますから注意が必要です。
年長の人には、しっかりと敬語を使うべきです。
ですが、丁寧過ぎるほど敬語を使用すると逆に不自然になります。少なくとも「です」「ます」は使ってください。
面接でラフに話すと印象の良くない言葉
面接でラフに話すと、印象の良くない言葉が口に出ることがあります。
- 「大体」「多分」「おそらく」「・・・だと思います」「一応」
面接でこのような言葉を使用すると、自信がなく、正確さに欠けると思われますから、はっきりとわからなければ使わない方が良いでしょう。
- 「・・・ですよね」
「はじめから分かっていましたけどね」というニュアンスになってしまいます。ビジネスでは使わない軽い感じがします。 口癖のように使う人は注意してください。
「わかりました」を使いましょう。
- 「ごめんなさい」「すみません」
面接でミスをしたとき謝罪する言葉ですが、目上の人に使う場合は、「申し訳ありません」が適切な言葉です。
これら以外にも、面接でラフに話すと、印象の良くない言葉があります。
まとめ
面接でラフに話すのは問題ないのか、適切な話し方はどのようなものか考えてみました。
面接では、面接官が親しげに話しかけてくるとき、つい油断し、ラフに話すようになってしまいます。
応募者の本音をみるため、わざと油断させていることもありますから、どんなに面接官の話し方が親しげでも、ラフに話すのは、やめましょう。
- 若者言葉を使うと印象が良くありません。意識しないと面接で何気なく使ってしまう可能性がありますから注意してください。
- 面接で質問があったとき、直ぐに答えられなくて間を置くつなぎ言葉を使うことも、印象が良くありません。
- 面接で、どれほど気さくな面接官だからといっても、決してため口を使わないでください。
- その他、面接でラフに話すと、印象の良くない言葉があります。
以上、面接でラフに話すのは問題ないのか、適切な話し方はどのようなものか解説しました。
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