【就活】大丈夫、二浪でも志望する会社に就職できる

2023.12.05 更新
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大学入学に二浪した学生は、現役や一浪の人と比べて就職で不利なのではと不安になる人も多いようです。

企業が考える二浪のイメージはどのようなものでしょうか?

二浪で就職の活動をする場合のメリット、デメリットは何でしょうか?

二浪の人が就職を上手に乗り切る方法や、考慮したいことも考えてみます。

本ブログでは、二浪の人が志望する会社に就職するための方法を解説します。

就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 企業が考える二浪のイメージ
  2. 二浪で就職のメリット、デメリット
  3. 二浪の人が就職を上手に乗り切る方法
  4. 二浪で就職の活動をするときに考慮したいこと
  5. まとめ

企業が考える二浪のイメージ

二浪の人は就職の活動のときに、二浪したという事実によってマイナス評価をされてしまうのではないかと心配するかも知れません。

ですが、応募した学生に二浪の人がいることは珍しいことではなく、二浪というだけで企業がマイナス評価をすることはありません。

会社が新卒の募集を行う理由は、事業活動に貢献できる人を見つけるためです。

貢献できる人なら、どのような背景のある人でも会社は積極的に採用するでしょう。

ですから、二浪というだけで心配する必要はありません。

一方で会社がチェックしたいことは、二浪が本人にどのような影響を与えたかです。

なぜ二浪したのか、二浪したことを本人がどのように感じているか、入社したら二浪の経験を活かして活躍してくれるかなどを知りたいと考えています。

これらの質問に的確に答えられることが肝心です。

二浪で就職のメリット、デメリット

二浪したことはデメリットばかりではありません。

ここでは、二浪で就職するメリット、デメリットを並べてみました。二浪の人はメリット、デメリットを理解して就職活動を行うことが肝心です。

  1. 二浪で就職の活動をするメリット
    • 他の応募者より落ち着いている

      二浪しているということは、大学の現役入学の同級生より2才年上ということです。人生経験も相応にあり、応募者のなかで落ち着いて見えるはずです。

      面接官に「この応募者は何事にも動じないかも」とか「大人の雰囲気」を感じさせればプラス評価です。

    • 苦労を乗り越えた経験を持っている

      面接では、これまでの人生で苦労や困難を乗り越えた経験を問われることが多くあります。

      二浪したことは苦労や困難を乗り越えた経験を語る上での格好の材料となります。

  2. 二浪で就職の活動をするデメリット
    • 他の応募者より年上にふさわしい対応を求められる

      他の応募者より年上であることは、それにふさわしい受け答えやマナーを求められるということです。

      若者言葉を使うことは良い印象を与えませんし、他の応募者と同じレベルの対応では、年令差分だけ評価が下がってしまいます。

    • 他の応募者と比べて少し若々しさに欠ける

      外見が年令より若く見える人もいますが、一般的には他の応募者よりも少し年上に見えることは仕方がないことです。ですが、それが問題ではありません。

      問題は、二浪ということで自分より若い学生に対して引け目を感じていると、それが自信のなさに繋がり、受け答えや振る舞いに表れることです。すると面接官からは、自信がなさそうとか、若々しさに欠けると思われてしまいます。

二浪の人が就職を上手に乗り切る方法

それでは、二浪の人が就職を上手に乗り切るためには、どのような方法があるのでしょうか。

  1. 二浪を受け入れて就職の活動に臨む

    二浪したことは本人の望むところではなかったでしょうが、二浪したことを受け入れて就職の活動を行いましょう。

    二浪して希望の大学に入学した人も、そうでない人も全力で就職を乗り切るという強い意志を持ってください。

    実はこの強い意志こそが、二浪で就職の活動を乗り切るために最も必要なことです。

  2. 二浪したことの理由と、二浪についての本人の感想、二浪が就職してからどのように活きるか、答えられる

    二浪したことは、面接官がエントリーシートや履歴書を読めばすぐにわかります。会社も二浪したことについて関心があるはずですから、次のような質問をかならず投げてくるでしょう。

    • なぜ二浪したのですか

      この質問に対しては、希望する大学に入学したなら「自分のやりたい勉強、研究があり、○○大学ならやりたいことができるので、どうしても入学したかった」といった前向きな答えを用意してください。

      希望する大学に入学できなかったなら、「自分のやりたい勉強、研究ができる大学を目指したが結果として叶わず、今の大学に入学した。しかし二浪したことは後悔していない」と前向きに伝えることがポイントです。

      「なんとなくずるずると浪人してしまった」などと後ろ向きな回答ではなく、前向きな回答が必要です。

    • 二浪したことの感想を教えてください  

      この質問には、「ムダな2年間だった」とか、「高校の同級生より2年遅れて働くことが残念」とかいったような後ろ向きの回答をしないで、二浪したことで自分が成長したことを考えて答えてください。

      2年間の苦労や困難の内容と、それをどのように乗り越えたか、その結果として自分が身につけたことを語ってください。

    • 二浪したことが働くうえで活きることがありますか

      この質問に対しては、上記の感想にある自分が成長して身につけたことを入社したらこのように発揮したいと答えてください。

      例えば、「粘り強さ」をアピールするならば、就職できたら「営業活動でノルマを達成するために頑張る力がある」とか、「研究開発で、与えられた使命をなんとしても達成する」といったようなことです。

  3. 二浪した年令にふさわしい、面接対応ができるように心がける

    面接で、他の応募者と比べて1~2才年上にふさわしい受け答えができて、ビジネスマナーを身につける必要があります。

    「さすが二浪しているだけあって、他の応募者と違う」と思わせたら内定に一歩近づきます。

    そのためには、自己分析や企業研究をしっかり行い、それらに基づいた自己PRや志望動機を答えられるようにすることです。

    ビジネスマナーもあらかじめ練習を重ねてしっかりと身につけておいてください。

  4. 若々しさを失っていないことを示す

    二浪といえども若者であることに違いありません。若者らしく振舞いましょう。

    弱気になっていると、面接で視線が下に向きがちとなり、歩くときにも猫背気味にもなってしまい印象が良くありません。

    視線を面接官に向けて、元気よく、明るい口調で受け答えするように気をつけてください。背筋を伸ばして、堂々と歩きましょう。

二浪で就職の活動をするときに考慮したいこと

ここでは二浪で就職の活動をするときに考慮したいことを挙げてみます。

  • 自分が納得できる会社に応募する

    二浪だからと言って卑屈になって、希望する会社をあきらめることはありません。自分が入社したい会社を選んで堂々と応募しましょう。

    その結果はどうなるかわかりませんが、たとえ不採用となったとしても精一杯努力した結果なら受け入れることができると思います。

  • 企業は、事業活動に貢献できる人を求めている

    会社が採用したい人は、事業活動に貢献できる人です。能力やスキルがあり、人間性も申し分のない人こそぜひとも採用したい人です。

    貢献できるかどうかを面接で見極めていますから、二浪というそれだけで不合格となることはありません。

  • 入社後は現役でも二浪でも仕事をする上では全く関係ない

    上記にあるように、入社した後は事業活動に貢献できるかどうかが、ビジネスパーソンとして大切なことです。現役でも二浪でも全く関係ありませんし、話題にものぼりません。

    現役入社組から2年遅れだから収入面で不利という指摘もありますが、本人次第で定年までの長い間に挽回するチャンスはいくらでもありますから安心してください。

まとめ

二浪は就職するときに不利なのではと不安になっている学生のために、志望する会社に就職するための方法を考えてみます。

企業は二浪だけでマイナス評価をすることはありません。会社がチェックしたいことは、二浪がその人にどのような影響を与えたかです。

二浪で就職するメリットは、他の応募者より落ち着いていること、苦労を乗り越えた経験を持っていることです。

一方、二浪で就職するデメリットは、他の応募者より年上にふさわしい対応を求められること、他の応募者と比べて少し若々しさに欠けることです。

二浪の人が就職の活動を上手に乗り切るためには、次のような方法があります。

  • 二浪を受け入れて就職の活動に臨む
  • 二浪したことの理由と、二浪をしたことについて本人の感想、それが就職してからどのように活きるか、答えられる
  • 二浪にふさわしい、面接対応ができるように心がける
  • 若々しさを失っていないことを示す

二浪で就職活動をするときに考慮したいことを挙げてみます。

  • 自分が納得できる会社に応募する
  • 企業は、事業活動に貢献できる人を求めている
  • 入社したら現役でも二浪でも仕事をする上では全く関係ない

以上、二浪の人が志望する会社に就職するための方法を解説しました。

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