【転職】その職務経歴書はホッチキスで大丈夫?
転職活動で職務経歴書を複数枚提出する際、
「ホッチキスで留めてもいいの?」
「バラバラだと失礼?」
と悩む方は少なくありません。
結論から言うと、職務経歴書は原則としてホッチキスで留めないほうが無難です。
ただし、絶対NGというわけではありません。
重要なのは「採用担当者の実務」を理解したうえで判断することです。
本記事では、人事採用担当として数多くの応募書類を扱ってきた実務視点から、
- 職務経歴書とホッチキスの関係
- なぜ好ましくないのか
- 正しい留め方
- 失敗例・注意点
- よくある質問
を、初心者にもわかりやすく解説します。
転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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結論:職務経歴書にホッチキスは原則不要
職務経歴書にホッチキスは原則として不要です。
- 理由:人事の実務で手間が増えるから
転職時に提出された職務経歴書は、実はそのまま保管されるわけではありません。
多くの企業では、応募者の職務経歴書は次のような流れで扱われます。
① まず人事担当者が内容を確認します。
② 書類選考後、面接に進む場合は、面接官の人数分をコピーします。
コピーをするさいにホッチキスは必ず外されます。③ 面接用の資料としてまとめ、面接官にコピーを配布します。
④ 最後に、職務経歴書など応募書類は、社内で保管したりデータとして保存したりします。
社内で保管するさいにはホッチキスで留めることはありません。つまり、ホッチキスで留めて提出しても、企業側で一度外す作業が発生します。
- 実務で起きていること
- 応募者が多いと、1日に何十通も処理
- 針を外す作業が地味に時間を取る
- 針を外す際に破れることがある
- 針が残ってコピー機に詰まることもある
つまり、**ホッチキスは必ず“外す前提の存在”**なのです。
そのため、企業側に余計な作業を増やさないという配慮から、
職務経歴書にホッチキスは避けるのが一般的とされています。
具体例:人事が感じたリアルな失敗例
■失敗例①:強く留めすぎて破れる
厚めの書類を無理にホッチキスで留めると、外す際に破れます。
→ 破れた職務経歴書はコピーすると影が出る
→ 見た目が悪くなる
内容で判断するとはいえ、印象は下がります。
■失敗例②:針がコピー機でトラブル
実際に起きたケースですが、
- 針が完全に外れていなかった
- コピー機内部で引っかかった
ということもあります。
採用担当者の本音としては、
「なぜクリップにしてくれなかったのか…」となります。
■失敗例③:応募者ファイルで厚みが出る
企業では応募者ごとにファイル管理する場合があります。
職務経歴書にホッチキスの針があると、
- 厚みが出る
- きれいに綴じられない
結果として、外されます。
ではどうする?職務経歴書の正しい留め方
- 基本は「クリップ」です
職務経歴書が2枚以上ある場合は、左上をクリップで軽く留めるのが基本です。
ホッチキスではなく、「普通のゼムクリップ」で十分です。
- なぜクリップがよいのか?
理由はとてもシンプルです。
- すぐに外せる
企業ではコピーを取るため、書類を一度ばらします。
クリップなら、すぐに外せます。 - 紙が破れにくい
ホッチキスは外すときに紙が破れることがあります。
クリップなら、紙を傷つけません。 - コピーがスムーズ
クリップはサッと外せるので、コピー作業が止まりません。
応募者が多い企業ほど、この差は大きくなります。 - もう一度まとめやすい
コピー後に再びまとめるときも、クリップなら簡単です。
- すぐに外せる
企業からホッチキス指定があった場合
基本的に職務経歴書にホッチキスは使いません。
しかし、企業から「ホッチキスで留めてください」と指示があった場合は、
その指示に必ず従いましょう。
応募書類では「企業の指示に従うこと」が最優先です。
■正しいホッチキスの留め方
ホッチキスで留めるときは、次の3つを守りましょう。
- 左上に留める
横書きの職務経歴書は、左上を留めるのが基本です。
- 斜め45度に留める
針は、まっすぐではなく**少し斜め(約45度)**に留めます。
なぜかというと、ページをめくりやすくなるからです。
まっすぐ留めると、めくりにくくなります。
- 書類をきれいに揃える
- 角をきちんと合わせる
- ずれたまま留めない
これだけで印象が良くなります。
針なしホッチキスは使っていい?
- 結論:使わないほうが安心です。
「針がないなら安全そう」と思うかもしれません。
ですが、職務経歴書にはおすすめできません。 - 理由は3つあります。
- 穴があいて見た目が悪くなる
穴あけ式の針なしホッチキスは、紙に穴をあけて留めます。
そのため、
- 書類に穴が残る
- きれいな印象が下がる
というデメリットがあります。
- とじる力が弱い
圧着式は紙を押しつぶして留めますが、
- 途中で外れることがある
- ばらけやすい
という弱点があります。
- コピーすると影が出ることがある
圧着部分や穴の部分が、コピーすると黒い影になることがあります。
面接官に配る資料としては、あまりきれいではありません。
- 穴があいて見た目が悪くなる
- 大切なのは「採用側の扱いやすさ」
職務経歴書は、自分のための書類ではなく、企業が読む書類です。
そのため、
- 外しやすい
- 破れない
- コピーしやすい
この3つが大切です。
一番安心なのは、左上をクリップで留める方法です。
迷ったら、針なしホッチキスは使わないようにしましょう。
職務経歴書を提出するときの大切なポイント
職務経歴書は「内容」だけでなく、**出し方(まとめ方)**も大切です。
ここでは、特に気をつけたい4つのポイントを説明します。
- ページ番号を書く
職務経歴書が2枚以上ある場合は、必ずページ番号を書きましょう。
例)
1/3
2/3
3/3このように書きます。
なぜ必要なのでしょうか?
企業ではコピーやスキャンをするときに、書類を一度ばらします。
そのときに番号がないと、どの順番かわからなくなることがあります。
ページ番号があれば、すぐに正しい順番に戻せます。
複数枚ある場合は「番号は必ず書く」と覚えておきましょう。
- 履歴書が2枚でもホッチキスは使わない
パソコンで履歴書を作ると、A4用紙が2枚になることがあります。
この場合も、ホッチキスは使いません。
2枚重ねて、左上をクリップで留めればOKです。
また、両面印刷も避けましょう。
理由はシンプルです。
企業ではコピーを取ることが多いため、両面だと作業がしにくいからです。
片面印刷+クリップが基本です。
- クリアファイルに入れる
応募書類は、必ずクリアファイルに入れましょう。
理由は3つあります。
- 書類が折れない
- 汚れない
- きちんとした印象になる
封筒の中でそのまま入れるのは避けましょう。
クリアファイルに入れてあると、「丁寧な人だな」という印象になります。
- 書類の順番を守る
書類は、正しい順番でそろえましょう。
上から順番に、
- 添え状(送付状)
- 履歴書
- 職務経歴書
- その他の書類(資格証明など)
この順番が基本です。
採用担当者は、この順番で読むことを前提にしています。
順番が違うと、少し読みにくくなってしまいます。
人事が本当に見ているポイント
正直にお伝えします。
職務経歴書をホッチキスで留めたからといって、不採用になることはありません。
それだけで合否が決まることはないので、安心してください。
しかし、人事が見ているのは「ホッチキスを使ったかどうか」だけではありません。
見ているのは、次のような点です。
- 細かいところまで気を配れているか
- ページ番号があるか
- 書類がきれいにそろっているか
- 読みやすく整えられているか
こうした小さな部分から、
「仕事でも丁寧に取り組める人かどうか」を感じ取ります。 - 相手の立場で考えられているか
企業側は、
- コピーを取る
- 面接官に配る
- ファイルに保管する
といった作業をします。
そのことを考えて、外しやすいクリップでまとめてあれば、
「相手のことを考えられる人だな」と感じます。
転職では“小さな配慮”が差になる
転職活動では、大きなミスをしなければ合格、というわけではありません。
多くの場合、
「この人と一緒に働きたいか」で判断されます。
そのとき、
- 丁寧さ
- 気配り
- 想像力
といった部分が、少しずつ差になります。
よくある質問(Q&A)
Q1. 職務経歴書にホッチキスを使ったら不採用になりますか?
A1. なりません。ただし「配慮が足りない」と感じる人事もいます。
Q2. 職務経歴書の枚数が多いと不利ですか?
A2. 不利ではありません。内容が整理されていれば問題ありません。
Q3. 職務経歴書はバラバラで封筒に入れてもいい?
A3. NGです。必ずクリップでまとめましょう。
Q4. 電子応募の場合は?
A4. PDFは1つのファイルにまとめます。ページ番号は必ず入れましょう。
Q5. 職務経歴書の両面印刷はダメ?
A5. 避けましょう。コピーや配布のときに不便です。
Q6. ダブルクリップでもいいですか?
A6. 基本的には小さなゼムクリップが無難です。大きすぎるクリップはかさばります。
Q7. クリップはどこに留めればいい?
A7. 左上です。横書きの場合は左上が基本です。
Q8. 何も留めずに提出してもいい?
A8. おすすめしません。バラバラになると管理が大変です。
Q9. ホッチキスを2か所留めてもいい?
A9. やめましょう。外す手間が増えてしまいます。
Q10. カラークリップは使ってもいい?
A10. 派手な色は避けましょう。シルバーなどのシンプルなものが無難です。
Q11. 封筒の中で書類が動いても問題ない?
A11. 動かないようにクリアファイルに入れましょう。折れや汚れ防止にもなります。
Q12. ページ番号はどこに書く?
A12. 下中央、または右下が一般的です。小さく「1/3」のように書きます。
Q13. 職務経歴書が1枚なら留めなくていい?
A13. 1枚なら留めなくて大丈夫です。クリップも不要です。
Q14. ホッチキスの跡がある紙は使ってもいい?
A14. できれば新しく印刷しましょう。きれいな状態で提出するのが基本です。
Q15. 企業から特に指示がない場合は?
A15. ホッチキスは使わず、クリップで左上を留めるのが最も安心です。
まとめ
転職で複数枚の職務経歴書を提出する際、
- 原則
ホッチキスは使わない
- 理由
- コピーの手間
- ファイリング時に外す必要がある
- 破損リスク
- 正解
- 左上をクリップで留める
- ページ番号を振る
- クリアファイルに入れる
ホッチキスを使ったから即不採用になることはありません。
しかし、採用担当者の実務を理解した配慮ができる人は、確実に印象が良くなります。転職では「内容+マナー」が評価されます。
職務経歴書はあなたの分身です。
最後の仕上げまで、丁寧に整えましょう。
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