【就活・転職】履歴書で、健康状態が選考に影響しない書き方

2023.12.05 更新
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履歴書には健康状態を書く欄があります。そこでどのような書き方をすれば選考に影響を与えないか、悩むことがあります。

健康状態に問題ないとき、履歴書はどのような書き方にすれば良いでしょうか?

持病があるとか、病気やけがをしたときなど、健康状態に少し問題があるとき、履歴書はどのような書き方にすれば良いでしょうか?

履歴書の健康状態の書き方によって、選考に影響するものでしょうか?

本ブログは、履歴書の健康状態が選考に影響しない書き方について解説します。

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目次
  1. 履歴書に健康状態を書く理由
  2. 健康状態に問題ないときの履歴書の書き方
  3. 持病、病気やけがなどケースごとの履歴書の健康状態の書き方
  4. 履歴書の健康状態の書き方によって、選考に影響するか
  5. 健康状態に不安がある場合は、転職の活動を控える
  6. まとめ

履歴書に健康状態を書く理由

履歴書に健康状態の欄がある理由は、応募者の健康状態が仕事に影響を与えないかを確認するためです。

すなわち、病気やけがのために突然休むことがないか、応募する職種で身体に負担がかかる業務に適応できるか、などを判断しています。

企業は社員に長く働いてもらいたいと考えていて、健康上の理由により、短期間で辞めてしまわないような人か探っているわけです。

ですから、履歴書の健康状態の書き方は、「長く働くことができる」ことを表現する必要があります。

以上のような理由で健康状態を記入する欄がありますから、健康状態欄を空欄にして履歴書を提出することはやらないでください。

健康状態に問題ないときの履歴書の書き方

健康状態に問題ないときは、履歴書に「良好」と記入してください。

履歴書を作成しているときに「風邪」「頭痛」「腹痛」などで体調を崩していても、数日中に治るならば「良好」でかまいません。

さらに、自分の健康に自信がある場合は、「高校、大学の〇年間無遅刻、無欠席です。」「〇年間、無遅刻、無欠勤です。」と加えても良いでしょう。

持病、病気やけがなどケースごとの履歴書の健康状態の書き方

持病を持っていたり、病気やけがをしたときなどの、ケースごとの履歴書の健康状態の書き方を説明します。

  1. 持病や、病気やけがで通院中だけれど、業務に支障がない場合の書き方
    • 持病や病気・けがで通院中だが、業務に支障がない場合の健康状態の書き方は「良好」とします。

      腰痛、頭痛、貧血、慢性胃炎、高血圧などの自覚症状があっても、業務に差し障りがなければ「良好」と記入しもてかまいません。

      応募時点ではけがをしているが、入社時点で完治している見込みなら同様に「良好」でかまいません。ただし、面接時に治療中であればその旨を健康状態欄に記入すると面接官が安心します。

      また、通院治療中であっても、土曜日など会社の休日に通院して業務に支障なければ「良好」と記入して大丈夫です。

    • 病気やけがにより前職を退職した場合は、職歴欄に「病気(けが)治療のため退職」と記入し、健康状態欄に「良好」と書き、続けて業務に支障がないことを伝えてください。

      例:良好(現在は完治しており、業務に支障はありません)

  2. 持病や病気・けがにより、業務に支障がでる場合の書き方
    • 持病や病気・けがにより業務に支障がでる場合は、①日常の業務遂行に影響はないこと、②定期的な通院のために一定程度会社を休まざるを得ないことなど、具体的な支障具合を記入します。採用となったとき、職場の協力を得やすくするためにも必要です。
    • 具体的な持病や病気・けがの名称を記入する必要はありませんが、面接においては質問されるでしょう。

      どれくらいの割合で出勤日に通院しなければいけないかについて、記入してください。

      出勤日に通院の必要があることは選考に影響がないとは言えませんが、事前に伝えておかないと採用となったときに働きづらくなることもありますので、正直に伝えておいてください。

      例1:業務に支障はありませんが、持病の通院で1ヶ月に1回の午後半休を希望します。

      例2:業務に支障はありませんが、腰に負担のかかる重い荷物は持つことができません。

履歴書の健康状態の書き方によって、選考に影響するか

履歴書の健康状態を見て、業務を遂行する上で支障がない持病や、病気・けがならば選考に影響はありません。

一方で、持病や病気・けがなどの影響により通常業務に支障をきたして、会社の期待するパフォーマンスを発揮できないと判断されると不採用となることがあります。

ですが、本人の能力やスキルが採用基準を上回っていれば、そのような場合にも採用されることは大いにあります。

また、通院時の周囲のフォローといった受入れ体制を整えることや、身体に負担のかからない職場を提示されることもあるでしょう。

通院時には、有給休暇を利用して対応すれば問題ないとみなされることもあります。

いずれにせよ、本人としても応募した会社に長く勤めるためには、正直に健康状態を申告して、会社にわかってもらえる書き方をした上で採否の判断をしてもらうことが大切です。

健康状態に不安がある場合は、転職の活動を控える

健康状態に不安がある場合、転職の活動は未だ控えるほうが賢明です。

折角採用となっても、十分にパフォーマンスを発揮できなかったり、休職や退職となったりしたら元も子もないからです。

履歴書に「良好」と記入できるまで回復してから転職活動を始めることをお勧めします。

まとめ

履歴書に健康状態の記入欄がありますが、そこでどのような書き方をすれば選考に影響を与えないのでしょうか。

履歴書に健康状態の欄がある理由は、会社が応募者の健康状態を確認することで、業務に支障がでないかを確認するためです。

健康状態に問題ないときは、履歴書に「良好」としてください。

自分の健康に自信がある場合は、「高校、大学の〇年間無遅刻、無欠席です。「〇年間、無遅刻、無欠勤です。」と加えても良いでしょう。

持病や病気・けががあるけれど、業務に支障がない場合の健康状態の書き方は「良好」とします。

病気やけがにより前職を退職した場合は、職歴欄に「病気(けが)治療のため退職」と記入し、健康状態欄に「良好」として、続けて業務に支障がないことを伝えてください。

持病や病気・けがにより、業務に支障がでる場合は、日常の業務遂行に影響はないこと、通院のために一定程度、会社を休まざるを得ないことを健康状態欄に記入します。

履歴書の健康状態を見て、業務を遂行する上で支障がないならば選考に影響はありません。

一方で、持病や病気・けがなどの影響により通常業務に支障をきたして、会社の期待するパフォーマンスを発揮できないと判断されると不採用となることがありますが、本人の能力やスキルが採用基準を上回っていれば、採用されることは大いにあります。

応募した会社に長く勤めるためには、正直に健康状態を申告して、会社にわかってもらえる書き方をした上で採否の判断をしてもらうことが大切です。

健康状態に不安がある場合、履歴書に「良好」と書けるまで回復してから転職活動を始めることをお勧めします。

以上、履歴書の健康状態の選考に影響しない書き方について解説しました。

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