【就活・転職】面接で最後に一言と言われた際の正しい答え方
就活や転職活動の面接の終盤で、面接官から
「最後に一言ありませんか」と聞かれた経験、もしくは聞かれることに不安を感じている人は多いでしょう。
この「面接の最後に一言」は、単なる形式的な質問ではありません。
答え方を間違えると、それまで評価されていた面接が一気にマイナスへ傾くこともあります。一方で、適切に答えられれば評価を押し上げる最後のチャンスにもなります。
本記事では、
- 面接官が「最後に一言」を聞く本当の目的
- 面接で「最後に一言」と言われたときの正しい答え方
- 就活生・転職者それぞれに合った考え方
- 言ってはいけないNG回答
- よくある質問(Q&A)
を、実際に面接官を務めてきた立場から、わかりやすく・実践的に解説します。
この記事を読めば、面接で「最後に一言」と言われても迷わず、好印象で締めくくれる状態になります。
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面接官が「最後に一言」を聞く本当の目的
就活・転職の面接で「最後に一言」を聞く目的は、大きく分けて2つしかありません。
ここを理解することが、正しい答え方の第一歩です。
- 合否判断の材料として、最後にもう一度確認したい
面接官は、すべての応募者を即断即決できるわけではありません。
- 受け答えは安定している
- 能力や経験は一定水準を満たしている
- ただし、決め手に欠ける
このように、合否のボーダーライン上にいる応募者に対して、
「最後に一言」を求めるケースは非常に多いです。この一言で、
- 本人の本気度
- 思考の整理力
- 会社への理解度
- 人柄や誠実さ
を最終確認しています。
つまり、面接官にとって「最後に一言」は判断材料の一部です。
- 応募者が悔いを残さないようにする配慮
もう一つの目的は、応募者への配慮です。
- 緊張して言いたいことを言えなかった
- 途中で話を遮られてしまった
- 後から「これも伝えればよかった」と思い出した
こうした不完全燃焼を防ぐため、全員に対して機械的に「最後に一言」を聞く企業もあります。
この場合、応募者は
「自分を出し切れた面接だった」と納得できる形で面接を終えられます。いずれにしても、面接で「最後に一言」と言われたら必ず意味があると理解してください
面接で「最後に一言」と言われたときの基本的な考え方
面接で「最後に一言ありませんか」と言われたら、特別な質問をされたわけではありません。
この場面では、次の3つを意識すれば十分です。
- 面接で自分を伝えられる「本当に最後のチャンス」
「最後に一言」は、その面接で自分の考えや姿勢を伝えられる最後の機会です。
この後に話す時間はありません。そのため、
- 少し言い足りなかったこと
- 強調しておきたいこと
- 面接を通して感じた前向きな気持ち
を一言で補足する場だと考えましょう。
- 面接官の印象に一番残りやすいタイミング
面接官は、最後に聞いた内容ほど記憶に残りやすいものです。
そのため「最後に一言」は、内容がシンプルでも印象に残ります。逆にここで、
- まとまりのない話
- 長くて要点がわからない話
をしてしまうと、マイナスの印象も残りやすくなります。
- 長く話す場ではなく、「一言」が前提の質問
「最後に一言」は、
- スピーチ
- 志望動機のやり直し
- 自己PRの再説明
をする場ではありません。
30秒以内で終わる短い一言が正解です。
「簡潔に話せる人」「空気が読める人」という評価にもつながります。
この考え方を間違えるとどうなるでしょうか。
この質問の意味を誤解すると、
- 言いたいことをすべて詰め込む
- 同じ話を最初から繰り返す
- ダラダラと話してしまう
といった対応になり、それまでの良い評価を下げてしまう可能性があります。
覚えておくことは、
- 「最後に一言」は短く・要点だけ
- 面接の内容を踏まえて補足・熱意・感謝のどれかを選ぶ
- 長く話さないことが最大のコツ
この考え方を押さえておけば、面接で「最後に一言」と言われても慌てる必要はありません。
面接の状況別|「最後に一言」の正しい答え方
面接で「最後に一言」と言われたときは、面接の流れを振り返って内容を選ぶことが重要です。
- 面接で自分を十分にアピールできなかった場合
緊張でうまく話せなかった、質問の意図を外してしまったなど、納得できない面接だった場合は、最後に一言を「挽回の場」として使いましょう。
ポイントは以下の通りです。
- 新しい話を始めない
- 面接中に説明不足だった点を補足する
- 端的にまとめる
例文:
「本日の面接では緊張してしまい、〇〇の経験について十分にお伝えできなかった点が心残りです。実際には✕✕の役割を担い、△△に取り組んできました。この点も含めてご評価いただければ幸いです。」
このように、事実を簡潔に補足する形が最も効果的です。
- 面接で十分にアピールできた場合は「熱意」を伝える
手応えを感じている場合は、入社・入社後への前向きな姿勢を伝えましょう。
注意点は、
- 志望動機の繰り返しをしない
- 感情論だけにしない
という点です。
例文:
「本日の面接を通じて、御社の事業や考え方への理解がさらに深まり、ぜひ一員として貢献したいという気持ちがより強くなりました。ご縁をいただけた際には、これまでの経験を活かし、早期に戦力となれるよう努力いたします。」
- アピールも熱意も十分なら「前向きな質問」をする
通常、逆質問は面接後半で行われますが、最後に一言で質問をしても問題ありません。
ただし条件があります。
- 前向きな内容であること
- 調べれば分かる質問をしない
- 労働条件に関する質問をしない
例文:
「最後に一点よろしいでしょうか。入社までに特に意識して身につけておくと良い知識やスキルがあれば教えていただけますでしょうか。」
質問という形を取りながら、意欲をアピールするのがポイントです。
- すべて伝え切った場合は「感謝」で締める
アピール・熱意・質問、すべて問題なければ、感謝の一言で締めるのが最も無難かつ好印象です。
例文:
「本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただきありがとうございました。御社について深く知ることができ、大変有意義な面接でした。」
シンプルですが、面接官の印象は確実に良くなります。
面接で「最後に一言」と言われたときのNG回答
「特にありません」「大丈夫です」
これは最も評価を下げやすい回答です。
面接官からすると、
- 意欲が感じられない
- 与えられた機会を活かせない
- コミュニケーションが受け身
という印象を持たれます。
どんな場合でも、必ず一言は伝えるようにしてください。
面接で「最後に一言」を聞かれなかった場合の考え方
実は、「最後に一言」を聞かれない面接の方が多数派です。
そのため、
「最後に一言用にネタを残しておく」という考え方は危険です。
- 伝えるべきことは面接中に出し切る
- 最後に一言は“追加の機会”と考える
これが正解です。
どうしても伝えたいことがある場合のみ、
「差し支えなければ最後に一言よろしいでしょうか」と簡潔に申し出る程度に留めましょう。
よくある質問(Q&A)
Q1. 面接で「最後に一言」は必ず評価に影響しますか?
A1. はい。プラスにもマイナスにも影響します。特にボーダーラインの応募者では重要な判断材料になります。
Q2. 就活生と転職者で答え方は変えるべきですか?
A2. 基本は同じです。ただし転職者は「即戦力」「経験の活かし方」を意識した一言が好まれます。
Q3. どれくらいの長さが適切ですか?
A3. 30秒以内が目安です。「一言」を意識してください。
Q4. 緊張して何も思いつかない場合は?
A4. 事前に「感謝」「熱意」「補足」の3パターンを準備しておけば対応できます。
まとめ|面接で「最後に一言」は戦略的に使う
面接で「最後に一言」と言われたら、
- 面接官の目的を理解する
- 面接の流れを振り返る
- 簡潔に、前向きに伝える
この3点を守るだけで、面接の評価を下げることはなく、むしろ上げることが可能です。
就活でも転職でも、「最後に一言」は準備した人だけが得をする質問です。
ぜひ本記事の内容をもとに、自分なりの一言を用意して面接に臨んでください。
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