【就活】TOEICはいつまでに受ける?何点で評価されるか

2024.12.18 更新
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就活を進める上ではTOEICを受験して高得点を取れば有利と言われていますが、いつまでに受けるのが良いか、わからなくて悩む人は多いようです。

就活を進める上で、TOEICをいつまでに受けるのが正解でしょうか?

就活では、TOEICの点数が何点ならば企業に評価されるのでしょうか?

就活でTOEICの受験が間に合わないときはどうしたら良いか、その他気をつけたいことも知りたいものです。

本ブログは、就活でTOEICはいつまでに受けるか、何点なら評価されるかなどについて解説します。

就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 就活を進める上で、TOEICをいつまでに受けるのが正解か
  2. 就活でTOEICのスコアの有効期限はあるか
  3. 就活で、TOEICのスコアで企業に評価される点数
  4. 就活でTOEICの受験が間に合わないときはどうしたら良いか
  5. 就活におけるTOEICで気をつけたいこと
  6. まとめ

就活を進める上で、TOEICをいつまでに受けるのが正解か

就活を進める上で、TOEICをいつまでに受けるのが正解なのか探ってみます。

  • TOEICのスコアは、デジタル公式認定証または紙の公式認定証に記載されます。

    紙の公式認定証(Official Score Certificate)の発行は2024年度以降廃止となり、デジタル公式認定証のみの予定となっていましたが、テストを実施する国際ビジネスコミュニケーション協会によると2024・2025年度も紙の公式認定証は発行されるようです。

    紙の公式認定証がいつまで発行されるかについて、受験のさいは国際ビジネスコミュニケーション協会のWEBサイトをチェックしてください。

  • デジタル公式認定証は、試験から19日後にTOEICのWEBサイト上、ログイン後のページに発行されます。(日米の祝日の影響により、遅れる場合があります。)

    試験日から5年間は表示され、5年経過後は非表示となります。5年以内であれはPDFでダウンロードが可能です。

    一方、紙の公式認定証は試験日から30日以内に発送するとされています。

    具体的には、TOEICのWEBサイトの年間公開テスト日程において、試験日とデジタル公式認定証発行予定日・公式認定証発送予定日が載っていますから確認してください。

以上、デジタル公式認定証は試験から19日後、紙の公式認定証は30日以内に発送となっていますから、少なくともエントリー開始の1ヶ月以上前までにはTOEICを受けておきましょう。

エントリーは3月に解禁されますから、いつまでに受けるかについては、1月実施のTOEICのテストまでに受けるということです。

就活でTOEICのスコアの有効期限はあるか

就活でTOEICをいつまでに受けることが必要か考えるさいには、TOEICのスコアの有効期限の有無についても知っておく必要があります。

TOEICのスコアの有効期限はありませんから、直近のテストでなくても、それ以前に受けたTOEICのスコアをアピールすることに問題はありません。

ですが、あまりにも古いTOEICのスコアでは、就活の応募時点でスコア通りの実力がそのままあるのか疑問に思われることがあります。

一般的には2年以内のできる限り就活に近い時期のTOEICのスコアが適していると考えられています。

その理由として、少なくとも2年以内のスコアでないと、その後になぜ再受験しなかったのか向上心が足りないのではとも思われる可能性があるからです。

また、企業によってはTOEICのスコア取得時期を指定する場合もあります。

古いTOEICのスコアでは、現時点でそこまで取れるか自信がない場合には、改めて受験しても良いでしょう。

また、デジタル公式認定証は試験日から5年間ダウンロード可能となっています。紙の公式認定証の再発行は受験日から2年間となっています。

「TOEICのスコア○○点以上」と応募条件で求めている企業や、英語力を重視している企業では、公式認定証の提出を求めることがあります。

5年間のダウンロード可能期間や、2年間の再発行期間を過ぎると提出できませんから、公式認定証が手元にあるかどうか、事前に確認しておいてください。

就活で、TOEICのスコアで企業に評価される点数

就活では、TOEICをいつまでに受けることが必要かと同時に何点ならば企業に評価されるのか知ることが大切です。

TOEICの点数で、履歴書に書いてアピールできる点数は、下記の通り600点以上といえます。これ以下の500点台では、記入してもマイナスにはなりませんが、評価も微妙と言えます。

  • 600~695点:上場企業の一般社員に求める点数が600点以上であり、履歴書でアピールできるようになる。キャビンアテンダントやホテルスタッフの採用条件になることが多い点数。
  • 700~795点:十分英語力をアピールできる。上場企業の7割で海外部門の業務遂行には700点以上が必要と答えている。
  • 800~895点:英語力が強みと言える。外資も含め800点以上ならば選考で足切りはほぼない。海外赴任のさいは860点以上を課されることもある。
  • 900点~990点:全受験者のなかで3~4%程度。ここまで高い点数を求める企業や職種はほぼない。

*神田外語学院「TOEICスコア帯別の特徴」

一方、TOEICを実施する国際ビジネスコミュニケーション協会公式の「PROFICIENCY SCALE」では、730点以上で「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」と評価されています。

さらに860点以上で「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる」と評価されています。

上記はあくまで点数と評価の目安です。ですが、応募者に求める点数は企業によってまちまちです。そのため、一概に「TOEICを何点取れば有利である」と断言することはできません。応募する企業がどれくらいの英語力を求めているか見極める必要があります。

就活でTOEICの受験が間に合わないときはどうしたら良いか

就活でTOEICをいつまでに受けるか確認した結果、受験が間に合わないとき、どのように英語力をアピールしたら良いでしょうか。

  • TOEFL、英検などの資格があればアピールする

    TOEICを持っていないけれど、TOEICに匹敵するTOEFL、英検(実用英語技能検定)の点数や級を持っていればアピールできます。

    国内の一般企業ではTOEFL70点以上、外資系企業では80点以上ならばアピールできます。

    また英検では準1級以上ならば、有利となります。

  • 履歴書の「自己PR欄」を利用する

    TOEICは持っていないが、留学経験などがあり、英語力に自信がある場合は、自己PR欄でアピールできます。

    英語力を身につけた背景として「留学を○年経験している」「英語を使った経験がある」など、具体的な使用経験を記載すると良いでしょう。

就活におけるTOEICで気をつけたいこと

就活において、TOEICはいつまでに受ける必要があるのか以外にも、気をつけたいことがあります。

  • 取得年月とTOEICの種類を明記する

    履歴書の資格・免許欄でTOEICをアピールするさいは、取得年月とTOEICの種類を明記します。

    「TOEIC Listening&Reading」公開テスト

    「年月」欄には、「受験年月」を記入します。「免許・資格」欄には「TOEIC Listening&Reading スコア ○○○点取得」と書きます。

    例:2024年 10 月 TOEIC Listening&Reading Test  650点取得

    「TOEIC Listening&Reading」IPテスト

    TOEICには、学校や企業を対象とした「団体特別受験制度」による「IPテスト」があります。IPテストでは、最新の問題ではなく公開テストの過去問題が出題され、またスコアを取得しても公式認定証は交付されませんから注意が必要です。

    「年月」欄には、「受験年月」を記入します。「免許・資格」欄には「TOEIC Listening&Reading IPテスト スコア ○○○点取得」とIPテストであることがわかるような書き方とします。

    例:2024年 10月 TOEIC Listening&Reading Test IP 650点取得

  • 平均点以下のTOEICのスコアは記載しない

    履歴書の資格・免許欄には、保有するスコアが平均点以下ならば記載しないほうが良いです。

    TOEIC受験者の平均点は、2023年で561点です。(国際ビジネスコミュニケーション協会調査)

    このため600点未満を記入してはいけないということではありませんが、ほぼ平均ということであり、アピール不足となります。

  • いつわりの記載をしない

    採用選考でできるだけ自分を良く見せたいために、履歴書に偽りの点数を書かないでください。

    その理由として、①公式認定証の提出を求められることがある、②筆記試験や面接で英語力を見られる可能性がある、③入社後の業務を遂行するさいにTOEICと英語力に乖離がある、といったことで嘘がばれる可能性があるからです。

    内定時に嘘がバレると、履歴書の虚偽記載で内定取り消しとなります。また入社後にバレると懲戒の対象となることや、社内での立場が微妙になる恐れがあります。

    履歴書には必ず本当の点数を正直に書きましょう。

まとめ

就活でTOEICはいつまでに受けるか、何点なら評価されるかなどについて考えてみます。

就活を進める上で、いつまでに受けるかについては、少なくともエントリー開始の1ヶ月までにTOEICを受けておきましょう。

TOEICのスコアの有効期限はありませんから、直近のテストでなくても、それ以前に受けたTOEICのスコアをアピールすることに問題はありません。

ですが、一般的には2年以内のできる限り就活に近い時期のTOEICのスコアが適していると考えられています。

TOEICの点数で、履歴書に書いてアピールできる点数は、600点以上といえます。

一方、TOEICを実施する国際ビジネスコミュニケーション協会公式の「PROFICIENCY SCALE」では、730点以上で「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」と評価されています。

就活でTOEICの受験が間に合わないとき、英語力をアピールするための方法は、次の2つです。

  • TOEFL、英検などの資格があればアピールする
  • 履歴書の「自己PR欄」を利用する

就活におけるTOEICで気をつけたいことが3つあります。

  • 取得年月とTOEICの種類を明記する
  • 平均点以下のTOEICのスコアは記載しない
  • いつわりの記載をしない

以上、就活でTOEICはいつまでに受けるか、何点なら評価されるかなどについて解説しました。

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