【転職】在職中に転職活動をするとき退職を伝えるタイミング

2024.06.19 更新
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在職中に転職活動をするとき、退職を伝えるタイミングがわからなくて悩む人は多いようです。

在職中に転職活動をするとき退職を伝えるタイミングはいつが良いでしょうか?

退職を伝えるとき気をつけたいことはあるでしょうか?

本ブログは、在職中に転職活動をするとき退職を伝えるタイミングについて解説します。

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目次
  1. 在職中に転職活動をするとき、退職を伝えるさいの前提
  2. 在職中の転職活動で、退職を伝えるタイミング
  3. 在職中の転職活動で退職を伝えるとき気をつけたいこと
  4. まとめ

在職中に転職活動をするとき、退職を伝えるさいの前提

在職中に転職活動をするとき、会社に退職を伝えるタイミングは、応募先の採用が正式に決まってからとすることを前提としましょう。

転職活動中で未だ転職先が決まってないにもかかわらず上司に伝えてしまうと、引き止めにあう懸念があります。また、職場に伝わってしまい、居づらくなることもあります。

ですから、上司に伝えるのは、応募先の採用が正式に決まってからが良いでしょう。

在職中の転職活動で、退職を伝えるタイミング

在職中の転職活動で、退職希望日をいつにするか、伝えるタイミングを決めるとき考慮しておきたいことがあります。

  • 民法では、退職申し入れから2週間すれば、使用者の承諾がなくとも、会社を辞めることができます。

    *民法第627条第1項:

    「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申し入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申し入れの日から2週間を経過することによって終了する」

    ですから、法律上では2週間前に退職を申し出れば問題ありません。

  • 就業規則上で退職申し出についてのルールを確認する必要があります。

    就業規則の退職ルールを確認してください。

    就業規則で「退職は○ヶ月前までに申し出なければならない」などと規定されている場合があります。この場合、就業規則で「1ヶ月前まで」と規定されていても、民法の2週間前が優先します。

  • 法律にもかかわらず、会社の後任者探しや、引き継ぎを考慮すると、少なくとも1ヶ月以上前には申し出ることが円満退職をするためには望ましいです。

    就業規則よりも法律が優先することは確かですが、業務の引き継ぎや退職手続きにかかる時間を考慮すると、少なくとも1ヶ月以上前、あるいは就業規則に規定された期間までに上司に申し出をすることが望ましいと言えます。

  • 残っている有給休暇を消化するつもりならば、そのことを含めて退職予定日を決めなければいけません。 

在職中の転職活動では、これらを総合的に鑑みて退職日を伝えるタイミングを決めることになります。

まとめると在職中の転職活動で退職日を伝えるタイミングは、法律上は2週間前の申し出で問題ありませんが、後任者への引継ぎなどを考慮すると、少なくとも1ヶ月以上前とすることが望ましいと言えます。(就業規則上のルールは要確認です)

円満退職したいと考えている人は、少なくとも1ヶ月以上前を目安に退職の意思を伝えるようにしましょう。

在職中の転職活動で退職を伝えるとき気をつけたいこと

在職中の転職活動において退職申し出は、伝えるタイミングとともに、気をつけたいことがあります。

  • 上司に口頭で退職の決意を伝える

    応募先の採用が決まったら、上司に口頭で退職の決意を伝えてください。上司に伝えるタイミングは、上司が時間に余裕があるときが良いです。会議室など他の人の耳に入らない静かな場所がいいです。

    本人が職場でかけがいのない人なら、引き止めに合うかも知れませんから、毅然とした態度で伝えましょう。

  • 退職理由は、前向きなものとする

    上司に退職理由を伝えるときは、たとえそれが本当だとしても「仕事が合わない」「持っている資格が使えない」「人間関係が良くない」など後ろ向きの理由を伝えないでください。聴いている上司も気持ちが良いものではありません。

    「キャリアプランを実現する」「資格を活かす」「チームワークで成果を追求できる」など前向きな理由として伝えることで、上司も納得しやすくなります。

  • 退職日は、上司と引継ぎ等相談しつつ、転職先の意向を踏まえて決定する

    退職日はできるだけ現職の引継ぎを尊重するなかで、転職先の意向を踏まえて決定してください。

    転職先も1~3ヶ月程度は入社を待ってくれると考えます。

  • 退職日まで職場に迷惑をかけないように業務に励む

    退職日が決まっているからといっても、与えられた業務を適当にこなすのではなく、業務に精励してください。

    また、後任者への引継ぎは、計画をたてて退職日までに確実に終わらせるように実行してください。

    仕事上の関係先には後任者や上司とあいさつに伺い、自分が辞めた後も業務が滞りなく進むことを説明しましょう。

    退職日まで職場に迷惑をかけないようにきちんと業務に励むことで、退職後も元の会社の上司や同僚と円滑な人間関係を築くことができます。

まとめ

在職中に転職活動をするとき退職を伝えるタイミングについて考えてみました。

在職中に転職活動をするとき、会社に伝えるタイミングは、応募先の採用が正式に決まってからとすることを前提とします。

在職中の転職活動で、退職希望日をいつにするか、伝えるタイミングを決めるとき考慮しておきたいことがあります。

  • 民法では、退職申し入れから2週間すれば、使用者の承諾がなくとも、会社を辞めることができます。
  • 就業規則上で退職申し出についてのルールを確認する必要があります。
  • 法律にもかかわらず、会社の後任者探しや、引き継ぎを考慮すると、少なくとも1ヶ月以上前には申し入れることが円満退職をするためには望ましいです。
  • 残っている有給休暇を取得するつもりならば、そのことを含めて退職予定日を決めなければいけません。

在職中の転職活動では、これらを総合的に鑑みて退職日を伝えるタイミングを決めることになります。

まとめると在職中の転職活動で退職日を伝えるタイミングは、法律上は2週間前で問題ありませんが、後任者への引継ぎなどを考慮すると、1ヶ月以上前とすることが望ましいと言えます。

在職中の転職活動において退職を申し出るときは、伝えるタイミングとともに、気をつけたいことが4つあります。

  • 上司に口頭で退職の決意を伝える
  • 退職理由は、前向きなものとする
  • 退職日は、上司と引継ぎ等相談しつつ、転職先の意向を踏まえて決定する
  • 退職日まで職場に迷惑をかけないように業務に励む

以上、在職中に転職活動をするとき退職を伝えるタイミングについて解説しました。

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