【就活】インターンシップをばっくれると就活への影響は?

2024.05.25 更新
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インターンシップをばっくれると、その後の影響がわからなくて悩む人は多いようです。

インターンシップは、ばっくれても問題ないのか、就活などへの影響はあるでしょうか?

そもそもインターンシップをばっくれないためには、どうしたら良いでしょうか?

ばっくれとならないための企業への連絡の仕方を知りたいものです。

本ブログは、インターンシップをばっくれたときの就活への影響や、ばっくれないための対策を解説します。

*2025年卒から従来インターンシップと呼ばれたものは、「オープン・カンパニー 」「 キャリア教育」「汎用的能力・専門活用型インターンシップ 」「高度専門型インターンシップ(大学院生向け)」の4つのタイプに分けられました。

「オープン・カンパニー 」「キャリア教育」はインターンシップと称されなくなりましたが、企業や業界、仕事について知る機会として活用することができますので、本ブログでは、便宜上このタイプを含めてインターンシップとして解説しています。

就活は、インターンシップから始まり、面接を経て、自分の活躍できる企業へ内定することがゴールです。

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目次
  1. インターンシップは、ばっくれても問題ないか
  2. インターンシップをばっくれたときの就活などへの影響
  3. インターンシップをばっくれないためには、どうしたら良いか
  4. ばっくれとならないための企業への連絡の仕方
  5. まとめ

インターンシップは、ばっくれても問題ないか

インターンシップをばっくれるとは、無断欠席してそのまま辞退することを指します。

インターンシップを何らかの事情によって休むことは仕方のないことですが、ばっくれるのは問題があります。

企業はインターンシップの開催に時間や費用をかけています。また、ばっくれにより欠員が生じてしまい、グループワークができないことにもなりかねません。

せっかく希望したにもかかわらず参加できなかった学生がいることも忘れてはいけません。

インターンシップを休むときは必ず事前に連絡を入れてください。

インターンシップをばっくれたときの就活などへの影響

インターンシップをばっくれたときは、就活などへの影響はあるのか心配するところです。ここでは、その点について説明します。

  • インターンシップをばっくれたとき就活に影響はあるか

    インターンシップをばっくれたときは、人事担当者にイメージが悪いですから、その企業に採用されることはむずかしくなります。絶対に避けてください。

    また、ばっくれなくても、キャンセルとか、途中で辞める場合には、その企業の応募に影響は多少なりともあります。企業からみると自社への熱意がうすいと感じられるからです。

    これを少しでも挽回するためには、インターンシップを辞めるときにきちんと事前連絡を入れることが大切です。やむをえない事情により辞退するときには、マナーを守って電話などで事前に連絡してください。

  • ばっくれた会社のグループ企業への就活への影響はあるか

    インターンシップをばっくれたとき心配になるのは、ばっくれた情報が他の企業に流れて就活に影響を及ぼすことです。

    これについては、「個人情報保護に関する法律」で「本人の同意を得ないで、個人データを第三者に提供してはならない」と定められており、そのような心配はありません。

    一方で、ばっくれる会社のグループ企業への就活を考えている学生もいるかと思います。

    大手企業では、グループ企業の採用情報を一括で管理していることがあり、その情報のなかで応募者の採用情報の他にもインターンシップの参加の有無などを記録している可能性があります。

    インターンシップの一括管理については、参加の契約書で本人の同意を得ていることが原則ですが、契約書にあれば、ばっくれはグループ内で共有されると考えたほうが良いでしょう。

    やむをえない事情により辞退するときには、ばっくれることなくマナーを守って電話などで事前に連絡することで、グループ企業への就活に影響がでないようにしましょう。 

  • 大学や親に連絡がいくか

    辞退するときばっくれることなく、事前に連絡を入れれば大学のキャリア担当や親に連絡がいくことはありません。

    ですが、連絡先がわかっていれば大学や親に電話することがあります。「インターンシップに来ないけれど、連絡がつかない」との安否を確認する電話です。

    大学や親に心配や迷惑をかけないようにするために、ばっくれはやらないでください。

    キャリア担当からも、インターンシップや就活で同じ大学の学生に迷惑をかけないように注意されるでしょう。

インターンシップをばっくれないためには、どうしたら良いか

ここでは、インターンシップをばっくれないためにはどうしたら良いか説明します。

  • インターンシップの申し込みの前にその内容を確認する

    インターンシップの申し込みの前に、プログラム内容を確認しましょう。内容も理解できずに企業のネームバリューにひかれて申し込んでも、「想像していたものと違う」と感じてばっくれてしまうことがあります。

  • インターンシップを最後までやり切る意思を持つ

    インターンシップのプログラムをあらかじめ理解していても、参加してから企業の社風や業務内容、社員との相性などに疑問を感じて途中でばっくれたくなることがあります。

    ですが、インターンシップはやり通すことで最終的に評価する気持ちを持ってください。

    特に、インターンシップに参加した企業が就活の有力な志望先ならば、ばっくれないで最後まで参加することで、その企業を見極めることが必要です。

    担当する社員と積極的に会話することや、社内の雰囲気を感じ取るなどして、その企業の良い点、良くない点を積極的に理解する行動をとってみましょう。

    インターンシップを最後まで続けることができれば、今後の就活のさいのアピールポイントになるかもしれません。

ばっくれとならないための企業への連絡の仕方

やむを得ない事情でインターンシップを辞退するにしても、ばっくれないで企業へきちんと連絡をすることが、その後の就活や周囲に迷惑をかけないためにも必要です。

ここでは、ばっくれとならないための企業への連絡の仕方を説明します。

  1. インターンシップを辞退する理由

    インターンシップを辞退する理由を、「朝早く起きるのが大変である」「自分のためにならない」などとそのまま正直に伝えると、人事担当者に良い印象を与えません。すると就活で応募するさいにマイナス評価されてしまうことがあります。

    ここは、人事担当者に納得してもらえるような理由を考えましょう。

    無難な理由としては、学業に関するものが考えられます。

    ①研究発表と重なる
    ②授業の予定が変更になった
    ③レポートを再提出しなければならない のような理由です

    あるいは、「家庭の事情」など本人の意思によらないものが良いでしょう。

    前日や当日の辞退は、「体調不良」を理由とすることが受入れられやすいでしょう。

  2. 人事担当者にインターンシップの辞退を連絡する

    インターンシップ辞退の連絡は、まずは電話で伝えて、その後改めてメールを送るのが丁寧で誠意を伝えるやり方と言えます。

    電話はお詫びの気持ちが生の声により伝わりやすいのですが、メールではどうしても事務的な印象を与えてしまいます。

    ですが、メールを送ることで、履歴が残り、その後のトラブルを防ぐことができます。

    メールだけの連絡では、人事担当者がメールをいつ見るかわかりません。前日や当日のメールで辞退の連絡をしても伝わらない恐れもあります。

  3. インターンシップの辞退を電話するときのかけ方

    電話で辞退を連絡するマナーは、次の通りです。

    • 挨拶の後、氏名を名乗り、電話に出た社員にインターン担当者につないでもらう

      例:「お忙しいところ、失礼いたします。 私、○○大法学部の山田太郎と申します。 ○月×日に行われるインターンシップの件で電話いたしました。担当の佐藤様はいらっしゃいますか」

      インターン担当の氏名がわからないときは、「ご担当者様につないでいただけますか」と伝えます。

    • 担当者にインターンシップの辞退を簡潔に伝える

      例:「お忙しいところ、失礼いたします。 私、○○大学法学部の山田太郎と申します。○月×日に行われるインターンシップの件で電話いたしました。 少しお時間をいただいてもよろしいでしょうか」

      インターンシップ担当が「大丈夫です」などと言った場合は、次に進みます。

      例:「○月×日に行われるインターンシップですが、○○(理由)のため、参加することが難しく、大変申し訳ないのですが辞退させていただきたく、ご連絡いたしました」

      インターン担当が「わかりました」と言った場合は、次に進みます。

    • 辞退のお詫びのことばを伝える

      例:「貴重な機会を作っていただいたにも関わらず、ご迷惑をおかけして、大変申し訳ございません」

    • 忙しいなかで電話対応をしてくれたことの感謝を伝える

      例:「お忙しいところお時間をいただき、ありがとうございました。また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。失礼いたします」

  4. インターンシップの辞退を電話してからのメールの例文

    インターンシップを辞退するメールは、簡潔に書きます。誤字・脱字、文字の誤変換がないように十分チェックして送りましょう。

    また、本文は読むやすくするために適度に改行しましょう。

    以下の例文を参照ください。

    インターンシップ辞退のご連絡 【○○大学 山田太郎】

    ○○株式会社
    人事部 人事課
    佐藤二郎様

    お世話になっております。
    ○○大学法学部政治学科 山田太郎と申します。

    この度、○○(理由)のためインターンシップに参加することが難しく、辞退させていただきたくご連絡いたしました。

    折角の貴重な機会をいただいたにも関わらず、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。何卒ご容赦いただければと存じます。

    末筆ながら、貴社の益々のご発展とご活躍を祈念しております。

    ----------------------------
    ○○大学法学部政治学科
    山田太郎
    〒160-0000
    東京都新宿区○○○○
    電話番号:070-xxxx-xxxx
    Eメール:xxxx@xxxx.xxx
    ----------------------------

まとめ

インターンシップをばっくれたときの就活への影響や、ばっくれないための対策を考えてみます。

インターンシップをばっくれるとは、無断欠席してそのまま辞退することを指します。

企業はインターンシップの開催に時間や費用をかけています。また、ばっくれにより欠員が生じてしまい、グループワークができないことにもなりかねません。

せっかく希望したにもかかわらず参加できなかった学生がいることも忘れてはいけません。

インターンシップをばっくれたときは、人事担当者にイメージが悪いですから、その企業に採用されることはむずかしくなります。

インターンシップをばっくれた情報が他の企業に流れて就活に影響を及ぼすことはありません。一方で、大手企業では、グループ企業のインターンシップの参加の有無などを記録している可能性があります。

インターンシップをばっくれると大学や親に電話することがあります。

インターンシップをばっくれないためには次の2つに留意ください。

  • インターンシップの申し込みの前にその内容を確認する
  • インターンシップを最後までやり切る意思を持つ

やむを得ない事情でインターンシップを辞退するにしても、ばっくれないで企業へきちんと連絡をすることが、その後の就活や周囲に迷惑をかけないためにも必要です。

インターンシップを辞退する理由は、学業、家庭の事情、体調不良など、人事担当者に納得してもらえるような理由を考えましょう。

インターンシップ辞退の連絡は、まずは電話で伝えて、その後改めてメールを送るのが丁寧で誠意を伝えるやり方と言えます。

電話はお詫びの気持ちが生の声により伝わりやすいのですが、メールではどうしても事務的な印象を与えてしまいます。メールを送ることで、履歴が残り、その後のトラブルを防ぐことができます。

以上、インターンシップをばっくれたときの就活への影響や、ばっくれないための対策を解説しました。

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