【就活・転職】面接で盛り上がる‼それでも落ちる?
面接では、面接官と盛り上がることで受かるかもと思っても、落ちることがあります。
面接で盛り上がると感じるのは、どのようなときでしょうか?
盛り上がったにもかかわらず、落ちるのはなぜでしょうか?
面接官が盛り上がらせる意図は何でしょうか?
盛り上がらないときは落ちるサインなのかも知りたいものです。
本ブログは、面接で盛り上がるにもかかわらず、落ちる理由などを解説します。
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「面接で盛り上がる」と感じても落ちることはある
就活や転職活動の面接では、面接官と盛り上がったから受かるだろうと信じていたにも関わらず、落ちることがあります。
逆に盛り上がらないから落ちると思っていたら、受かることもよくあることです。
面接で盛り上がる・盛り上がらないで、受かる・落ちる、を予想することはあまり生産的ではありません。
「面接で盛り上がる」と感じるとき
応募者が「面接で盛り上がる」と感じるときは、次のようなシーンがあったときです。
- 自己PRやガクチカ(就活)、業務内容(転職活動)、志望動機で盛り上がる
自己PRや学生時代に力を入れたこと(就活)、業務内容(転職活動)、志望動機などはどこの会社の面接でも必ず質問されます。そして多くの場合、回答の深掘りがあります。
これらの質問に面接官が期待する回答をしたとき、盛り上がることが多いでしょう。「求める人材に合っている」「入社すれば期待に応えてくれそう」と面接官が考えたときは盛り上がる可能性が高いです。
- 履歴書で面接官と応募者の共通点があれば盛り上がる
履歴書に記入してある出身地や学校、趣味・特技など、面接官と応募者の間で共通点があると盛り上がることが多々あります。
応募者もこのような話しやすい会話をすると緊張がほぐれて、面接の時間であることを忘れてつい友人との会話の口調になってしまうことがあります。
- 雑談で盛り上がる
面接の終了時間が近くなり、質問することがなくなるとスポーツや読書、休日の過ごし方など面接に直接関係のない雑談をして盛り上がることがあります。
雑談ですから応募者も会話しやすく、面接に手ごたえがあったと考えてしまいます。
- 面接時間が長いと盛り上がると感じる
面接時間が予定された時間を大幅に延長すると、盛り上がると考えることがあります。自分に関心を持っていると感じるからです。
以上のような面接の内容があると、落ちることなど想像もできず、受かると思っても仕方がないことです。
面接で盛り上がったにもかかわらず落ちる理由
上記のように面接で盛り上がれば受かったと思いますが、落ちることもあります。面接は、盛り上がる=受かる、盛り上がらない=落ちるというほど単純ではありません。
- 自己PRやガクチカ(就活)、業務内容(転職活動)、志望動機で盛り上がる
自己PRなどで盛り上がる場合は、それだけ応募者に興味を持っているということです。
深掘りすることで、企業が求める人材に近い、採用したら貢献してもらえそうと判断すると自然に盛り上がることがあります。
ですが、これらのような質問で盛り上がるから必ず受かるとは限りませんから、間違えないでください。
採用には定員があります。ライバルもひょっとしたら盛り上がっているかも知れません。どれほど評価が高くても、自分以上の評価を得た応募者がいたらその人が受かり、自分は落ちることになります。
- 履歴書で面接官と応募者の共通点があれば盛り上がる
面接官と応募者に共通点があれば、面接官が親しみを持つことがあります。同郷であるとか、学校OB、同じ趣味など面接を離れてちょっと話をしてみたくて盛り上がるわけです。
そこから応募者の人間性を上手に伝えることができれば、合格に近づくことがあります。ですが、共通点があるからといって受かるわけではありません。それらは仕事に直接関係がないからです。
また、複数の面接官の場合、他の人にとっては興味のない話かも知れません。
加えて、学校のOBだからと言って、ついため口なってしまうとマイナスの印象を受けてしまいますから注意してください。
このように面接官と応募者の共通点があれば盛り上がるかも知れませんが、受かる、落ちるとは関連性がありません。
- 雑談で盛り上がる
雑談で盛り上がるのは、面接の最後に質問が終了して時間が余ってしまうときです。
いくら盛り上がっても面接とは直接関係のない話題ですから、受かる、落ちるに影響はありません。
- 面接時間が長いと盛り上がると感じる
面接時間が長いと盛り上がると感じます。自分に関心を持っているために時間をかけているからと思うからです。
もちろんこのケースもありますが、合否のボーダーライン上にいるために時間をかけて見極めようとするケースもあります。
また、まれにですが、次の面接を受ける人がいない場合に面接時間が長くなることがあります。
面接時間が長いから、盛り上がったのだから受かる、と思うと間違えますから注意してください。
以上から、面接で盛り上がるから受かるとは限りません、落ちることもあるのです。
面接官が盛り上がらせる意図
面接官が盛り上がらせようとする意図はどこにあるのか探ってみます。
- 応募者の緊張感を軽減する
面接ではだれでも緊張しますから、できるだけ応募者の緊張を和らげようとします。そのさい、面接の冒頭でアイスブレイクとして交通手段や天気に関する質問を投げることや、面接の本題に入っても出身地、学校、趣味・特技などの簡単な質問をします。
応募者がこれでリラックスして本当の自分を見せてもらえれば、面接官の意図は達成します。
- 企業のイメージを良くしたい
面接では受かる人より、落ちる人の方が多いのが通常です。落ちる人は、ともすればその企業に良い印象を持ってもらえないことがあります。
一般消費者向けの商品を製造・販売する会社では将来のお客様であり、ひょっとすると仕事の上で関係することもあります。
ですから、面接でたとえ不採用であっても、盛り上がることで、フレンドリーな会社という良い印象を持ってもらいたいと考えています。
面接で盛り上がらない場合は落ちるサインなのか
ここまで、面接で盛り上がる場合に受かるか、落ちるかについて説明しましたが、逆に面接で盛り上がらない場合は、落ちるサインでしょうか。
結論として、面接で盛り上がらなくても落ちることが決まったわけではありません。ここでは、面接官の対応から盛り上がらない理由を考えてみます。
- 面接官が性格的にそっけない態度をとる
面接官にはフレンドリーな人、そっけない人、優しそうな人、怖そうな人など様々な人がいます。
フレンドリー、優しそうな人には話しやすいですが、そっけなく淡々と質問を繰り返す人に当たると盛り上がることもなく、落ちるかも知れないと感じるかも知れません。
ですが、親しみやすい人だから受かるわけではなく、そっけない人は落ちるわけではありません。
- 面接官がストレス耐性を見ている
面接官が意識してそっけない態度をとって、ストレス耐性を見ている場合もあります。
面接という緊張する場でどこまで自分を出すことができるのか見ているわけです。
以上、面接官の対応から盛り上がらない理由を説明しましたが、大切なことは、盛り上がる、上がらないということではなく、質疑応答が適切であったかということです。盛り上がらなくても適切であれば受かることを知ってください。
まとめ
面接で盛り上がるにもかかわらず、落ちる理由を考えてみます。
面接では、面接官と盛り上がったから受かるだろうと信じていたにも関わらず、落ちることがあります。逆に盛り上がらないから落ちると思っていたら、受かることもよくあることです。
応募者が「面接で盛り上がる」と感じるときは、次の4つです。
- 自己PRやガクチカ(就活)、業務内容(転職活動)、志望動機で盛り上がる
- 履歴書で面接官と応募者の共通点があれば盛り上がる
- 雑談で盛り上がる
- 面接時間が長いと盛り上がりを感じる
面接で盛り上がれば受かったと思いますが、落ちることもあります。
- 自己PRなどで盛り上がる場合は、それだけ面接官が応募者に興味を持っているということです。ですが、採用には定員があり評価が高くても、自分以上の評価を得た応募者がいたらその人が受かり、自分は落ちることになります。
- 履歴書で面接官と応募者に共通点があれば、面接官が親しみを持つことがあり、応募者の人間性を上手に伝えることができれば、合格に近づくことがあります。ですが、共通点があるからといって受かるわけではありません。
- 雑談で盛り上がるのは、面接の最後に質問が終了して時間が余ってしまうときで、受かる、落ちるに影響はありません。
- 面接時間が長いのは、応募者に関心を持っているために時間をかけている場合と、合否のボーダーライン上にいるために時間をかけて見極めようとする場合があります。面接時間が長いから盛り上がって、受かるわけではありません。
面接官が盛り上がらせようとする意図は、応募者の緊張感を軽減することと、企業のイメージを良くしたいことです。
面接官が性格的にそっけない態度をとる場合や、ストレス耐性を見ている場合があり、面接で盛り上がらなくても落ちることが決まったわけではありません。
以上、面接で盛り上がるにもかかわらず、落ちる理由を解説しました。
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