【就活】自己PRで縁の下の力持ちを言い換えて上手に使う!
就活の自己PRで、「縁の下の力持ち」をアピールしたいのですが、どのように言い換えたら良いかわからなくて悩む学生は多いようです。
そもそも「縁の下の力持ち」とはどのような人でしょうか?
自己PRで「縁の下の力持ち」を言い換えると、どのような表現になるでしょうか?
「縁の下の力持ち」を自己PRするときの上手な伝え方と、気をつけたいことも知りたいものです。
本ブログは、自己PRで、「縁の下の力持ち」を言い換えて上手に使うコツを解説します。
就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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「縁の下の力持ち」とはどのような人か
就活の自己PRで「縁の下の力持ち」をアピールしたいことがあります。
縁の下の力持ちとは、「人には見えないところで力をつくし、苦労すること(人)のたとえ。脚光を浴びていないが、陰で重要な役割を果たす者のたとえ」のことです。(コトバンク)
縁側を下から支える柱を指していますが、そこから人知れず支えている存在のことをいうようになりました。
組織で例えるなら、表立った活躍をすることはないものの、裏方でしっかりと組織の役に立っている人、組織にために献身的な努力ができる人、というイメージです。
たとえば、「クラブ活動で補欠メンバーだったけれど、レギュラーメンバーが試合で力をだせるよう○○をしてサポートした」「ゼミの合宿が成功するように、宿泊先や交通手段の手配、資料の準備といった事前準備を間違いのないように行った」といったようなことがあげられます。
就活の自己PRで、自分は「縁の下の力持ち」であることを伝えるならば、まずはその意味を理解しておきましょう。
「縁の下の力持ち」を言い換えると、どのような表現になるか
「縁の下の力持ち」の意味を、採用担当者や面接官は理解できないことはありませんが、自己PRやガクチカでその言葉をそのまま使ってもピンとこないかも知れません。
「縁の下の力持ち」は、以下のようなもっと理解しやすい、具体的な表現をするとわかりやすいです。
- チームメンバーが力を発揮できるようにサポートしている
- チーム目標に向けて地道にコツコツ努力できる
- 協調性があり、メンバーが困ったときには進んで助けている
- チームメンバーの気がつかない点を補っている
これら以外にも、表立った活躍をすることはないものの、裏方でしっかりと組織の役に立っている、組織にために献身的な努力ができることは、「縁の下の力持ち」ですから、自己PRでは自分なりの表現を工夫すればかまいません。
「縁の下の力持ち」を自己PRするときの上手な伝え方
「縁の下の力持ち」を自己PRして採用担当者や面接官に納得してもらうためには、上手に伝える必要があります。
自己PRとして伝える内容については、以下のポイントを考慮してください。
- 「縁の下の力持ち」を別のわかりやすい、言葉に言い換える
はじめに「縁の下の力持ち」ができることを伝えてください。
「自分は縁の下の力持ちです」と言ってもわかりにくいので、別のわかりやすい表現に変えると良いです。
- 「縁の下の力持ち」がわかる具体的なエピソードを伝える
次に具体的なエピソードを続けることで、面接官は応募者が入社後にどのような働き方をしてもらえるのかがわかります。
エピソードは、自分が担った役割について、どのような状況下で「縁の下の力持ち」を発揮したのかがわかるものとしてください。
- 「縁の下の力持ち」をした結果、チームにどのように貢献したかを伝える
続いて「縁の下の力持ち」を発揮したことで、所属するチームにどのよう貢献をもたらしたのかわかるようにします。
このとき注意したいことは、自分の感想でなく、客観的な評価で貢献度をアピールすることです。
そのためには、数字で貢献度が表現できるようにすることや、数字での表現が難しいならばチームメンバーからどのような評価をされたかを表することです。
「○○%の経費節約ができた」「○%の売上アップとなった」「○○さんのおかげで」「○○さんがいたから」「自分の意見に賛同してくれた」など評価されたことを伝えると、入社後の働きぶりを想像しやすいです。
- 「縁の下の力持ち」を入社後、どのように活かすか伝える
最後に、「縁の下の力持ち」という強みを入社後にどのように活かすか説明します。
会社は陽のあたる人だけでなく、裏方として周りを陰で支える人の存在なくしては成り立ちません。
自分は前面に出るのが苦手なので、人を支える仕事をやりたいと考えているならば、「縁の下の力持ち」を自己PRとしてアピールするのは有効です。
「縁の下の力持ち」が、どのように仕事で活かせるかを伝えることで、「採用後はこの業務で活躍してくれるだろう」とイメージを与えることができます。
「縁の下の力持ち」を自己PRするとき気をつけたいこと
「縁の下の力持ち」を自己PRするとき以下の気をつけたいことがあります。
- 受け身ではなく、積極的に取り組んだということが感じられるような伝え方をする
「縁の下の力持ち」という言葉は、控えめ、消極的、メンバーを導けない、アピールできるものがないといったような受け身の姿勢が感じられてしまうものです。
事実、控えめな性格のために、人をぐいぐい引っ張っていくことが苦手な人が裏方にまわることを好む傾向があるようです。
ですから、「縁の下の力持ち」を自己すると、「他の人についていく受け身なタイプなのでは」と思われてしまうでしょう。
「縁の下の力持ち」を自己PRするなら、人から指示されたのではなく、自らサポート役を買って出て、積極的に取り組んだことを伝えてください。
- 人とのコミュニケーションが苦手ではないことをわかってもらう
「縁の下の力持ち」を自己PRすると、どうしても控えめな性格と見做される可能性があります。
控えめな性格は、決して悪いことではありませんが、人とのコミュニケーションが苦手ではないかとの不安を持たれてしまうかも知れません。
コミュニケーションが苦手でないことをわかってもらうためには、面接官とのやり取りで明るく、元気な態度を見せることや相槌を打つこと、必要に応じて身振り、手振りをするなどしてコミュニケーションは出来ますよと、アピールすることが大切です。
- 企業研究を通じて「縁の下の力持ち」として強みを発揮できる事業や部署、業務を事前に把握しておく
企業には、「縁の下の力持ち」にふさわしい業務がたくさんあります。「縁の下の力持ち」を自己PRするならば、その強みを発揮できる事業や部門、業務を事前に把握しておくことです。
たとえば、バックオフィス系の総務・人事・経理・法務・知財・広報のような業務です。
あるいは、各部門の事務職(一般事務・営業事務等)です。
これらの職種・業務を希望するならば、「縁の下の力持ち」を自己PRすることができます。
まとめ
就活における自己PRで、「縁の下の力持ち」を言い換えて上手に使うコツを考えます。
縁の下の力持ちとは、「人には見えないところで力をつくし、苦労すること(人)のたとえ。脚光を浴びていないが、陰で重要な役割を果たす者のたとえ」のことです。
組織で例えるなら、表立った活躍をすることはないものの、裏方でしっかりと組織の役に立っている人、組織にために献身的な努力ができる人、というイメージです。
「縁の下の力持ち」の意味を、採用担当者や面接官は理解できないことはありませんが、就活の自己PRやガクチカでその言葉を使ってもピンとこないかも知れません。
就活で「縁の下の力持ち」を自己PRするには、以下のポイントを考慮してください。
- 「縁の下の力持ち」を別のわかりやすい、言葉に言い換える
- 「縁の下の力持ち」がわかる具体的なエピソードを伝える
- 「縁の下の力持ち」をした結果、チームにどのように貢献したかを伝える
- 「縁の下の力持ち」を入社後、どのように活かすか伝える
就活で「縁の下の力持ち」を自己PRするとき3つの気をつけたいことがあります。
- 受け身ではなく、積極的に取り組んだということが感じられるような伝え方をする
- 人とのコミュニケーションが苦手ではないことをわかってもらう
- 企業研究を通じて「縁の下の力持ち」として強みを発揮できる事業や部署、業務を事前に把握しておく
以上、就活の自己PRで、「縁の下の力持ち」を言い換えて上手に使うコツを解説しました。
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