【就活】リクルーター面談は選考に関係ないって本当なの?
企業の採用活動ではリクルーター面談を取り入れている企業があります。
リクルーター面談は、面接と異なり選考に関係ないのではと考える人もいるようですが、選考の一形態です。
リクルーター面談とはどのようなものでしょうか?
リクルーター面談のタイミングや、選考への影響、学生に対する評価の基準などを知りたいものです。
本ブログは、リクルーター面談は選考に関係ないと考える人に、リクルーター面談の真実を解説します。
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リクルーター面談とは何か
リクルーター面談とはどのようなものか説明します。
- リクルーター面談とは、人事部から指名された若手社員がフランクな雰囲気の場で学生と面談することを指します。「リク面」とも呼ばれます。
ホテルロビーやカフェ、レストランなどくつろいだ雰囲気のなかで、面談することが多いですが、会社の会議室で行うこともあります。
人事部門以外の若手社員が面談する大きな理由は、応募者が多数殺到する人気企業では、人事部の採用担当者だけでは対応できないからです。
また、フランクな場面では、応募者の素顔が見えやすいことも理由の一つです。リクルーター面談は選考に関係ないと、気を許していると失敗しますから注意してください。
- リクルーター面談を担当するリクルーターは、20代の人事部以外の若手社員が担当します。
一般的には、応募者が文系なら事務・営業部門、理系なら技術部門のOBOG社員が担当しますが、OBOGが少ない場合は他の大学出身者がリクルーターになることもあります。
リクルーターは人事部から指名されて採用活動を担います。在籍する部門で仕事ができ、人間的にも問題なくて、応募者と上手にコミュニケーションできそうな社員を指名します。
リクルーターは面接官の役目を担い、次の一次面接などに進ませるかどうかの権限を持っている場合が多いです。
ですから、リクルーター面談は選考に関係ないとは言えません。
リクルーター面談のタイミング
リクルーター面談は、どのタイミングでセットされるのでしょうか。リクルーター面談は、選考に関係ないわけではありませんから、選考の一連の流れの中で行われます。
以下を参照ください。
- 本選考の前にセットされる
リクルーター面談は、プレエントリーやエントリーした学生のうち、これはと思う人を人事が選んで行わることが多く、この段階で応募者を一定数に絞る役割を担っています。
ですから、リクルーターは面接官の視点で学生を見ており、本選考の前に設定されることが一般的です。
- 最終面接の前にセットされる
一方、最終面接の前にリクルーター面談を設定する企業もあります。本人の志望度を確認することと、入社後のミスマッチや早期退職は避けたいので、入社への不安を解消するために行います。
面接のかたちだと、応募者の本音を話さない場合があり、リクルーター面談というくつろいだ雰囲気で本音を引き出そうとするものです。
- 面接と面接の間にセットされる場合もある
面接と面接の間にセットされるリクルーター面談は、志望度合いを高めるために、応募者の疑問点を解消する逆質問が中心となります。選考の意味合いは比較的薄くなります。
以上からリクルーター面談は選考に関係ないと考えるのは誤りです。
リクルーター面談は選考に関係ないか
リクルーター面談は選考に関係ないわけではなく、大いに関係あると考えてください。
リクルーターは、あらかじめ人事から学生の評価基準を与えられています。
なぜなら、同じ評価基準を持っていないと、リクルーターにより次のステップに進む人のレベルにばらつきが生じてしまうからです。
一方で、リクルーターと学生との相性もあります。
面接は複数人の面接官が学生を見ているために一人の評価で合否が決定するわけではありませんが、リクルーター面談は一人の社員が評価していますから要注意です。
リクルーター面談を、選考に関係ないといって甘く考えない方がいいです。
リクルーター面談の評価基準
それでは、どのような視点で学生を評価しているのでしょうか。
- リクルーターの質問は、面接の質問と大きな違いはありません。
自己紹介、自己PR、学生時代に力を入れたこと、就活の軸、志望理由、他社の応募状況などです。逆質問の時間も十分とってもらえます。
このような質問に回答を事前準備して的確に答えることが求められます。リクルーターは、それら質問に対する回答から基準に基づき、自分なりの評価を下します。
また、評価基準があるといっても、人事の専門家ではありませんから、本人の主観に基づいた判断をされがちです。
- リクルーターの評価基準は、一般的に次のような内容です。
一緒に働きたいと思える
リクルーターが「この学生となら一緒に働きたい」と思ってもらえることはとても大事です。
一緒に働きたくなる理由は、これだと決まっているわけではありませんが、リクルーター面談を通して、リクルーターがそのような気持ちになれば、成功です。
学生の評価をするさいに、最終的には「一緒に働きたいと思えるか」で決めるでしょう。
論理的な受け答えができる
質問に対して、その意図をくみ取って論理的に適切な回答ができるかが見られます。
主な質問はあらかじめ想定されるものが殆どですから、面接の一つと考えて回答の準備をしておきましょう。
選考に関係ないと思ってその場で適当に答えるとマイナス評価されます。
チームワークで働くことができる
どのように優秀な人でも仕事は一人の力でやりおおせるものではありません。組織はチームで動いていますから、基本的にチームワークができることを求められます。
クラブ・サークル活動の中で、どのような役割を果たしているのか質問があれば答えられるようにしておきましょう。
学生から受ける印象が良い
これは評価基準にはありませんが、第一印象が良いと面談結果に良い影響を与えます。
アメリカの心理学者メラビアンは「人は見た目と声で93%が印象づけられる」としています。
「見た目」とは顔の表情や態度、動作やみだしなみ、「声」は声の大きさ、トーン、イントネーション、速さ、間の取り方といったものです。
ちなみに残りの7%は「話の内容」です。
第一印象では、見た目と声が話の内容以上に大切ですから、面接練習もかねて事前に面談の練習をしておくと良いでしょう。
リクルーター面談は選考に関係ないと思っていると、以上のような評価基準の準備がおろそかになりますから注意してください。
まとめ
リクルーター面談は選考に関係ないのか考えてみます。
リクルーター面談とは、人事部から指名された人事部以外の若手社員がフランクな雰囲気の場で学生と面談することを指します。「リク面」とも呼ばれます。
リクルーター面談は、本選考の前、最終面接の前にセットされます。面接と面接の間にセットされる場合もあります。
リクルーター面談は選考に関係ないわけではなく、大いに関係あると考えてください。
面接は複数人の面接官が学生を見ているために一人の評価で合否が決定するわけではありませんが、リクルーター面談は一人の社員が評価していますから要注意です。
リクルーター面談では、次のような視点で応募者を評価しています。
- リクルーターの質問は、面接の質問と大きな違いはありません。
- リクルーターの評価基準は、①一緒に働きたいと思える、②論理的な受け答えができる、③チームワークで働くことができる、④学生から受ける印象が良い、です。
リクルーター面談は選考に関係ないと思っていると、以上のような評価基準の準備がおろそかになりますから注意してください。
以上、リクルーター面談 は選考に関係ないのか解説しました。
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