【就活・転職】履歴書の封筒に書く採用担当がわからない!

2023.12.06 更新
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就活や転職活動で、履歴書などの応募書類を送る封筒の宛名に書く採用担当の氏名がわからないで悩む人は多いようです。

履歴書を送る封筒の宛名で採用担当がわからないときはどうしたら良いでしょうか?

封筒の宛名以外にも、メールや電話をする場合に採用担当がわからないときもあります。

履歴書を送る封筒に関するマナーも知りたいものです。

本ブログは、履歴書を送る封筒の宛名に書く採用担当の氏名がわからないときの対応などを解説します。

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目次
  1. 履歴書を送る封筒の宛名で採用担当がわからないとき
  2. 履歴書を送る封筒の宛名で採用担当がわかるとき
  3. 封筒の宛名以外で、メールをする場合に採用担当がわからないとき
  4. 封筒の宛名以外で、電話をする場合に採用担当がわからないとき
  5. 知っておきたい履歴書を送る封筒に関するマナー
  6. まとめ

履歴書を送る封筒の宛名で採用担当がわからないとき

履歴書を送る封筒の宛名で、採用担当の氏名がわからないときはどうしたら良いでしょうか。

  • 履歴書を送る封筒の宛名で採用担当の氏名がわからないときは、「採用ご担当者様」と書きます。(採用御担当者様、採用担当者様でもかまいません。以下同様)

    封筒の宛名は、「企業名、部署名、採用ご担当者様」の順で記入します。

    ○○株式会社 人事部人事課 採用ご担当者様

    封筒に縦書きで「○○株式会社 人事部人事課 採用ご担当者様」を記入するときは、封筒の真ん中に大きめの文字で、「人事部人事課 採用ご担当者様」と書き、その右に少し小さめの文字で「○○株式会社」を記入すると見た目が良くなります。

  • 履歴書を送る封筒の宛先で採用担当の氏名がわからないときは、部署宛てとすることもできます。この場合は「御中」となります。

    御中は、会社などの法人や学校、店舗、施設などに封書などを送付する際に使用します。また、特定の部署宛の場合や、担当者の氏名がわからない場合も部署名の後に使うことができます。

    封筒の宛名は、「企業名、部署名 御中」の順で記入します。

    ○○株式会社 人事部人事課 御中

  • 「○○部人事課御中 採用ご担当者様」のように、部署名御中と「ご担当者様」を一緒に使うことは二重敬語となりますからやらないでください。

    (誤)○○株式会社 人事部人事課御中 採用ご担当者様

履歴書を送る封筒の宛名で、採用担当がわからないときの書き方を知っておきましょう。

履歴書を送る封筒の宛名で採用担当がわかるとき

履歴書を送る封筒の宛名で採用担当の氏名がわかるときは、「採用ご担当者様」の表現は使わず、個人名を書きます。

  • 履歴書を送る封筒の宛名で採用担当の氏名がわかるときは、「様」を使い、「企業名、部署名、(役職名)○○様」の順で記入します。

    役職名を入れるときは、「役職・氏名・様」の順となります。注意点として、「氏名・役職・様」とは書くのは役職自体が敬語なので、二重敬語となり間違いです。

    また、封筒に縦書きする場合は、企業名・部署名と役職名・氏名は改行して記入します。

       ○○株式会社 人事部人事課 鈴木一郎様
       ○○株式会社 人事部人事課 課長 佐藤二郎様
    (誤)○○株式会社 人事部 佐藤(二郎)課長様

  • 履歴書を送る封筒の宛名で採用担当の名字はわかるが、名前はわからない場合は、「名字・様」でかまいません。

    ○○株式会社 人事部人事課 鈴木様
    ○○株式会社 人事部人事課 課長 佐藤様

  • 「○○部人事課御中 ○○様」のように、「御中」と「様」を一緒に使うことは二重敬語となりますからやらないでください。

    (誤)○○株式会社 人事部人事課御中 鈴木一郎様

    「御中」と「様」を使い分けるさいは、送付先が組織や部署なのか、個人なのかをしっかり確認して、組織・部署宛の場合は「御中」を、個人宛の場合は「様」を使う、と覚えておくと良いでしょう。

封筒の宛名以外で、メールをする場合に採用担当がわからないとき

履歴書を送る封筒以外にも、企業にメールをする場合に採用担当が誰なのかわからないことがありますが、そのような場合にどう対応するでしょうか。

  • メールでの連絡で採用担当の氏名がわからないときは、「採用ご担当者様」と書きます。

    メールの宛名は、「企業名、部署名、採用ご担当者様」の順で記入します。このとき、企業名、部署名、採用ご担当者様をそれぞれ改行して入力します。

    ○○株式会社
    人事部人事課
    採用ご担当者様

  • メールでの連絡で採用担当の氏名がわからないときは、部署宛てとすることもできます。この場合は、「御中」となります。

    メールの宛名は、「企業名、部署名御中」の順で記入します。企業名、部署名御中はそれぞれ改行して入力します。

    ○○株式会社
    人事部人事課 御中

  • 「○○部人事課御中 採用ご担当者様」のように、部署名御中と「ご担当者様」を一緒に使うことは二重敬語となりますからやらないでください。

    (誤)○○株式会社
       人事部人事課御中
       採用ご担当者様

企業にメールをする場合に、採用担当が誰なのかわからないときの書き方も知っておきましょう。

封筒の宛名以外で、電話をする場合に採用担当がわからないとき

履歴書を送る封筒以外にも、企業に電話をする場合に採用担当がわからないことがありますが、そのような場合にどう対応したら良いでしょうか。

採用担当がわからないときに電話する場合でも、「採用ご担当者様」と告げることで採用担当につなげてもらうことができます。

「お忙しいところ、失礼いたします。

(就活)新卒採用募集に応募いたしました、○○大学○○学部の山田✕✕と申します。
(転職)○○の求人に応募いたしました、山田○○と申します。

採用ご担当者様にお取次ぎ願えますでしょうか?」

なお、電話をかけるさいは、就業時間内として、始業・終業時刻や昼休みは避けた方が良いでしょう。

知っておきたい履歴書を送る封筒に関するマナー

履歴書を送る封筒の宛名で採用担当がわからないときの対応以外にも、履歴書を送る封筒についてのマナーがあります。

  • 履歴書を送る封筒は、角形2号を使用する

    履歴書などの応募書類を郵送するときの封筒は角形2号を使用しましょう。角形2号(240×332mm)は、A4サイズの書類を折らずに入れることができるサイズです。封筒の色は白を使用するのが一般的です。

  • 宛先や宛名を間違えない  

    履歴書など応募書類を郵送する際は、宛先や宛名の間違いがないよう十分に注意してください。間違いは失礼なうえ、返送されて提出期限に間に合わなくなることもあります。

    たとえ届いたとしても、宛先、宛名が間違えていると、採用担当にイメージが良くありません。

    封筒に住所と応募先名を書き終えたら、誤字脱字がないかをよく確認しましょう。

  • 修正テープや修正ペンは使用しない

    封筒の宛先や宛名を書き損じた場合は、修正テープや修正ペンを使用せず、新しい封筒に書き直しましょう。二重線による訂正もイメージが良くないので避けてください。

  • 封筒で略称は使わない

    封筒に企業名を書く場合は、略称を使わず、正式名称で記入します。

       ○○株式会社 人事部人事課 採用ご担当者様
    (誤)○○(株)人事部人事課 採用ご担当者様

  • 「履歴書(応募書類)在中」と書く

    封筒が履歴書などの応募書類であることをわかりやすく伝えて、他の郵便物と紛れることを防ぐために、「履歴書在中」や「応募書類在中」と記入してください。

    縦書き封筒では表面の左下、横書き封筒では表面の右下に赤色のペンで記入し、文字は四角い枠で囲みます。

  • 履歴書などを入れた封筒は、郵便局の窓口で郵送する

    履歴書の郵送に使う封筒は定形外の角形2号がおすすめですが、郵送するためには料金分の切手を貼る必要があります。

    履歴書や他の書類、クリアファイルなどを含めて100グラムまでなら140円ですが、重さを正確に量るためには、郵便局で郵送しましょう。

    料金不足になってしまうと企業に届けられたとき、不足分を企業が支払うことになり、その段階でマナー不足として不合格になる確率が高くなってしまいます。

    確実に郵送するためにも、窓口での郵送がおすすめです。

  • 封筒を閉じるときは「〆マーク」を書く

    履歴書などを入れた封筒に封をしたら、閉じ目の中央に黒いペンで「〆マーク」を書きます。

    「〆(しめ)」は「締」を簡略化したもので、「✕(バツ印)」ではありませんから、注意してください。

    「〆マーク」は、何種類かある「封字」の一つです。封字とは、封筒を郵送の途中で第三者に開封されないために、開封されていないことを表す、封筒の綴じ目の部分に書く印のことです。

まとめ

履歴書を送る封筒の宛名に書く採用担当の氏名がわからないときの対応などを考えてみます。

  • 履歴書を送る封筒の宛名で採用担当の氏名がわからないときは、「採用ご担当者様」と書きます。(採用御担当者様、採用担当者様でもOK)

    採用担当の氏名がわからないときは、部署宛てとすることもできます。この場合は、「御中」となります。

    「○○部人事課御中 採用ご担当者様」のように、部署名御中と「ご担当者様」を一緒に使うことは二重敬語となりますからやらないでください。

  • 履歴書を送る封筒の宛名で採用担当の氏名がわかるときは、「様」を使い、「企業名、部署名、(役職名)○○様」の順で記入します。

    採用担当の名字はわかるが、名前はわからない場合は、「名字・様」でかまいません。

    「○○部人事課御中 ○○様」のように、「御中」と「様」を一緒に使うことは二重敬語となりますからやらないでください。

  • メールでの連絡で採用担当の氏名がわからないときは、「採用ご担当者様」と書きます。

    メールでの連絡で採用担当の氏名がわからないときは、部署宛てとすることもできます。 この場合は「御中」となります。

  • 企業に電話をする場合に採用担当がわからないことがありますが、そのような場合は「採用ご担当者様」と告げることで採用担当につなげてもらうことができます。
  • 履歴書を送る封筒について、気をつけたいことは次の7つです。
    • 履歴書を送る封筒は、角形2号を使用する
    • 宛先や宛名を間違えない 
    • 修正テープや修正ペンは使用しない
    • 封筒で略称は使わない
    • 「履歴書(応募書類)在中」と書く
    • 履歴書などを入れた封筒は、郵便局の窓口で郵送する
    • 封筒を閉じるときは「〆マーク」を書く

以上、履歴書を送る封筒の宛名に書く採用担当の氏名がわからないときの対応などを解説しました。

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