【就活】留年しても大丈夫‼こんな就活の対策を
大学を何らかの事情で留年した場合、就活で不利にならないか不安になってしまうものです。
留年してしまったことは仕方がないとして、就活を上手に乗り切って希望する会社に採用されるためには、知っておきたいことがあります。
留年した学生が就活するときの心構えはあるでしょうか?
留年している期間の過ごし方と、就活の準備はどうしたら良いでしょうか?
留年したことを、就活の面接で面接官に納得させるやり方も知りたいものです。
本ブログは、留年したときの就活の上手な乗り切り方を解説します。
就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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学生が留年する理由
はじめに、学生が留年する理由を洗い出してみます。なぜなら、留年する理由によって就活の対策も異なるからです。(以下は、留年の他休学するケースも含んでいます)
就活する時間が取れなかったための就職留年
- 卒業論文や卒業研究で忙しかった
- クラブ活動に没頭した
就活失敗による就職留年
- 就活がおもうようにいかないため再挑戦
目的意識を持ち、意図した留年
- 海外の大学に留学した(休学を含む)
- 長期インターンによる学業より仕事優先
なんとなくの留年
- アルバイトが楽しくて授業に出席しないための単位不足
- 特別な理由もなく授業に出席しないための単位不足
やむを得ない理由による留年
- 病気による(休学を含む)
- 経済的理由による(休学を含む)
このように留年する理由はさまざまですが、特になんとなく留年してしまった場合は、留年中に生活を改善する意識を持たないと留年がずるずると何年も続き、就活が思うように進まないことになりかねず、注意が必要です。
留年した学生が就活するときの心構え
留年した学生が就活するときの心構えは次の2つです。
- どのような理由であろうとも留年したことは変えられませんが、留年をネガティブに捉えたままで就活に臨むことは避けてください。ネガティブな気持ちを持ったまま面接に臨むと表情も暗くなり、良い印象を与えません。
留年することは決して珍しいことではありません。これからの人生は長く、後で振り返って留年したことが無駄ではなかったと言える日が来ると信じてください。
留年したことを逆手にとって、アピールするくらいに前向きに考えて良い結果に結びつけましょう。
- 面接では留年について質問されるでしょう。
留年したことを理由として不採用となることはありませんが、留年したことについて面接官が納得できる回答を準備することが大切です。
留年している期間の過ごし方と就活の準備
ここでは、留年している期間の過ごし方と就活の準備について説明します。
- 卒業できることを最優先し、そのための計画を立てる
留年の期間中は、卒業できることを最優先して単位取得の計画を立ててください。せっかく企業に内定しても卒業に必要な単位不足では元も子もありません。
特になんとなく留年してしまった場合は、生活の改善を図りましょう。
レポートの提出期限や出席回数でもれがないよう、日々の生活できちんとスケジュールを立てましょう。このためには、夜型生活タイプの人は大学に通学できるように夜更かしを改めてください。
勉強以外のことにハマりやすい人は気持ちを切り替えてください。
病気や経済的理由などやむを得ない理由により留年した場合は、病気を就活本番までに治癒する、アルバイトなど経済的理由を解消する手段をとることで、就活に備えるようにしましょう。
- 学内で友人を持つ、先に就職した同級生と友人関係を維持する
当たり前ですが、留年するとそれまで1学年下の下級生が同級生となります。
気持ちの上で抵抗があるかも知れませんが、友人となればゼミや授業などで困ったときに助け合うことができます。
また、先に就職した同級生からは、働くことの実態や、希望する業界や就職先の情報が手に入るかも知れません。
このような友人関係は大切にしましょう。
- 就活に向けて万全の準備をする
就活に向けてスケジュールを立てて万全の準備をしましょう。
インターンシップ、自己分析、業界研究、企業研究、エントリー、履歴書・エントリーシートなど応募書類提出、面接準備などやるべきことはたくさんあります。
その時になってあわてず、年間計画を立てながら一歩一歩着実に実行していくことが大切です。
留年したときの面接対策
留年したことは言わなくても履歴書の学歴を読めばわかります。面接では必ず留年について面接官から質問されると考えてください。
留年に引け目を感じていても、面接ではそのような態度を示さずに、留年を乗り越えた(乗り越える)前向きな回答をすることが大切です。
また、面接で話す内容は問題なくても、話す表情が暗く声のトーンが低いと、マイナスイメージを持たれてしまいますので、こんなときこそ意識して明るく元気に話してください。
- 留年について質問されたときの答え方
留年について質問されたときは、次のステップで答えてください。
①留年の理由を正直に答える
②留年を反省し、失敗を挽回するための取り組みを説明する
③留年して学んだことや、働くうえで活かしていきたいことを説明する
- 留年の理由を正直に答える
「なぜ留年したのか」について質問があったときは正直に答えてください。格好をつけていつわりの理由を答えても、深掘りをされるといつわりがばれてしまい、マイナス評価となってしまいます。
「がんばりが足りなかった」「精神的に弱かった」など抽象的な回答は、ひよわな人間と思われてしまいますので避けてください。
- 留年を反省し、失敗を挽回するための取り組みを説明する
留年を反省したことを伝えてください。留年は親にとって経済的に負担増となりますから、経済的支援をする親に対しての感謝もしてください。
続いて、失敗を挽回するための具体的な取り組みを説明してください。取り組みの内容次第では、企業から評価してもらえます。
大切なことはどのように取り組んだのか、面接官がイメージしやすいようにエピソードを交えて伝えることです。
- 留年して学んだことや、働くうえで活かしていきたいことを説明する
留年は決して良いことではありませんが、失敗を乗り越えて学んだことは、働くうえで活かしていけるものがあります。
これらを前向きに伝えることで、入社しても困難を克服できる人物とプラス評価をしてもらえることができます。
- 留年の理由を正直に答える
- 留年の理由毎の面接のポイント
留年の理由毎に大切な面接のポイントを記してみます。
- 卒業論文や卒業研究で忙しかったとか、クラブ活動に没頭して就活する時間が取れなかったための就職留年
海外の大学に留学した、長期インターンによる学業より仕事優先といった目的意識を持ち、意図した留年この場合の留年はマイナスイメージがほとんどありません。目標を成し遂げた経験と成果、そこで得たもの、働くうえで活かしていきたいことを伝えてください。
- 就活失敗による再挑戦のための就職留年
特に「就活が失敗した理由、反省点」を深掘りされますので答えられるように準備してください。
就活失敗による留年は、「1社も受からない原因が何かあるのでは」と勘繰られますのでこのような疑問を払しょくする回答が必要です。
また、学業や長期アルバイト、ボランティアなどに精を出したことや、資格取得のための勉強など1年間を無駄にしていないことを伝え、一回り成長したことを伝えられるといいです。
- アルバイトが楽しくてとか、特別な理由もなく授業に出席せずに単位不足といった、なんとなくの留年
「単位不足となった理由、反省点」を深掘りされますので答えを準備してください。
「なんとなく学校へ行きたくなかった」とか、「朝起きられなかった」「精神的に弱かった」などの曖昧な回答はマイナス評価されます。
このような傾向のある人は、「入社しても真面目に働いてくれないのでは」、とか「直ぐに退職するかも知れない」と思われますで、疑問を払しょくする回答が必要です。
反省の上に立ってどのように生活態度を変えて過ごしたかを具体的に説明してください。
単位を取得するための努力や成果を伝え、留年から学んだことが、「入社したらこのように活かすことができる」といったことをアピールしましょう。
- 病気や経済的な理由といった、やむを得ない理由
「病気は全快したか」「経済的な理由は解消したか」と深掘りされます。
病気は治癒して仕事をすることに問題ないこと、経済的な理由についてはアルバイトなどをして解決したといったような、現在は何ら問題ないことを伝えてください。
体力をつけるために運動を続けていることや、お金を稼ぐことの大切さ・難しさを伝えてください。
併せて、中断した学業が再開できた喜びと、困難にくじけない精神力をアピールしましょう。
- 卒業論文や卒業研究で忙しかったとか、クラブ活動に没頭して就活する時間が取れなかったための就職留年
まとめ
留年したとき、就活を上手に乗り切って希望する会社に採用されるためには、知っておきたいことがあります。
留年は、就活する時間が取れなかったための就職留年、就活失敗による就職留年、目的意識を持ち意図した留年、なんとなくの留年、やむを得ない理由による留年と分けられますが、留年する理由によって就活対策も異なります。
どのような理由であろうとも留年したことは変えられませんが、留年をネガティブに捉えたままで就活に臨むことは避けてください。留年したことを逆手にとって、アピールするくらいに前向きに考えて良い結果に結びつけましょう。
留年している期間は、①卒業できることを最優先し、そのための計画を立てる、②学内で友人を持つ、先に就職した同級生と友人関係を維持する、③就活に向けて万全の準備をする、ことが大切です。
面接では必ず留年について面接官から質問されると考えてください。
留年に引け目を感じていても、面接ではそのような態度を示さずに、留年を乗り越えた(乗り越える)前向きな回答をすることです。また意識して明るく元気に話してください。
留年について質問されたときは、①留年の理由を正直に答える、②留年を反省し、失敗を挽回するための取り組みを説明する、③留年して学んだことや、働くうえで活かしていきたいことを説明する、といったステップで答えてください。
留年の理由毎に大切な面接のポイントも覚えておきましょう。
以上、留年したときの就活の上手な乗り切り方を解説しました。
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