【就活】書類選考で落ちる理由7つと対策|人事視点で解説
就活で企業に応募したものの、書類選考で落ちるという経験をした学生は
多いのではないでしょうか。
「なぜ書類選考で落ちるのだろう」
「何を改善すればいいのだろう」
と悩む人も少なくありません。
しかし、就活では書類選考で落ちることは珍しいことではありません。
人気企業では、採用人数の何百倍もの学生が応募します。
そのため企業は、応募者を絞るために書類選考を行っています。
この記事では、人事採用担当の視点から
- 就活で書類選考が行われる理由
- 書類選考で落ちる主な原因
- 書類選考を通過する対策
- ES(エントリーシート)の書き方
- 就活生のよくある失敗例
などをわかりやすく解説します。
就活では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシートを作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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就活で企業が書類選考を行う理由
結論から言うと、企業が書類選考を行う理由は面接する人数を絞るためです。
- 応募者が多すぎて面接できない
人気企業では、採用予定人数の何百倍もの応募があります。
例えば
採用予定:20人
応募人数:4,000人というケースも珍しくありません。
もし全員と面接を行うと、採用活動が成り立たなくなります。
そのため企業は
① 書類選考
② 適性検査
③ 面接という段階的な選考を行います。
書類選考で落ちるのはあなただけではありません。 - 書類選考は能力だけで決まるわけではない
書類選考で落ちると「自分の能力が低いのでは」
と考えてしまう人もいます。しかし実際には
- 応募人数
- 会社との相性
- 採用枠
などの影響もあります。
つまり書類選考で落ちることは、必ずしも能力の問題ではありません。
書類選考で人事が最初に見る3つ【採用の実務視点】
人事担当者が書類選考で最初に確認するポイントは主に次の3つです。
- 基本情報
- 志望動機
- 自己PR(ガクチカ)
- 基本情報
最初に目に入るのは
- 大学
- 学部
- 学科
- 資格
などの基本情報です。
応募者が非常に多い企業では、ここで最初の判断が行われる場合もあります。
学歴フィルターで落ちるケースです。 - 志望動機
次に重要なのが志望動機です。
志望動機からは
- 志望度
- 企業理解
- 業界理解
- 仕事理解
がわかります。
人事担当者は「この学生は本当に自社を志望しているのか」
を見ています。ここをしっかり書かないと落ちることになります。 - 自己PR(ガクチカ)
自己PRでは
- 行動力
- 課題解決力
- 継続力
- チームワーク
などが評価されます。
重要なのは、実績の大きさではなく行動のプロセスです。
落ちる学生はこの点が弱いケースが多いです。
書類選考の通過率はどれくらい?
書類選考の通過率は会社によって異なります。
一般的な目安は次の通りです。
人気企業:10〜20%
大手企業:20〜30%
中小企業:30~50%
人気企業ほど通過率は低くなり、落ちる学生が多くなります。
そのため就活では、複数企業に応募することが重要です。
書類選考で落ちる主な理由
書類選考で落ちる理由は主に次の7つです。
- 学歴フィルター
- 書類の不備
- 読みにくい文章
- 求める人材像と合わない
- 自己PRが弱い
- 志望動機が浅い
- 応募条件を満たしていない
- 学歴フィルター
会社によっては、学歴を参考に選考する場合があります。
ただし会社が公式に公表することはほとんどありません。
そのため学生からすると判断が難しいのが実態です。
もし学歴が理由で落ちる場合は、自分に合う企業を探す方が効率的です。
- 書類の不備
書類選考では基本的なミスで落ちるケースもあります。
例えば
- 誤字脱字
- 証明写真のミス
- 押印忘れ
- 企業名の間違い
このようなミスは「注意力が低い」と判断される可能性があります。
提出前のチェックは必須です。
- 読みにくい文章
人事担当者は1日で何十人ものESを読みます。
そのため
- 長すぎる文章
- 結論がない
- 何を言いたいかわからない
文章は評価が下がり落ちる可能性が高くなります。
“結論 → 理由 → 具体例”
の順番で記載すると読みやすくなります。 - 求める人材と合わない
会社には「求める人材」があります。
例えば
- チャレンジ精神
- 協調性
- 主体性
などです。
これと合わないアピールをすると評価されにくく、落ちることになります。
企業研究は必須です。 - 自己PRが弱い
自己PRでよくあるのは“根拠がないアピール”です。
例えば、「私は努力家です。」だけでは説得力がありません。
- どんな経験をして
- どんな行動をして
- どんな成果が出たか
を記載することが重要です。
- 志望動機が浅い
よくある志望動機は「御社の成長性に魅力を感じました」などです。
これはどの会社にも当てはまります。
志望動機では
- なぜこの業界か
- なぜこの会社か
- 入社後何をしたいか
を記載する必要があります。
- 応募条件を満たしていない
企業によっては
- TOEIC点数
- 資格保有
- 学部指定
などの条件があります。
これを満たしていないと書類選考で落ちる可能性があります。
書類選考で評価されるポイント【人事の判断基準】
書類選考では、人事担当者がいくつかのポイントを見て評価しています。
特に重要なのは、次の3つです。
- 志望度
- 学生時代の行動
- 会社との相性
それぞれわかりやすく説明します。
- 志望度
まず人事担当者が確認するのは、その会社に本当に入りたいと思っているかです。
その判断材料になるのが「志望動機」です。
例えば次のような志望動機は評価されにくい傾向があります。
- 御社の成長性に魅力を感じました
- 社会貢献したいと思いました
これらは多くの企業に当てはまるため、
志望度が高いとは感じにくく落ちることになってしまいます。一方で評価されやすい志望動機は、
- なぜこの業界を志望したのか
- なぜこの会社なのか
- 入社後にどんな仕事をしたいのか
が具体的に書かれているものです。
志望動機をしっかり書くことで、志望度の高さを伝えることができます。
- 学生時代の行動
次に見られるのは、学生時代にどのような行動をしてきたかです。
人事担当者は、自己PRやガクチカ(学生時代に力を入れたこと)から
次のような点を見ています。- 目標に向かって努力した経験
- 課題を解決した経験
- 周囲と協力して成果を出した経験
重要なのは、実績の大きさではありません。
例えば
- アルバイト
- サークル
- ゼミ
- ボランティア
などの経験でも問題ありません。
大切なのは、どんな課題に対してどのように行動したのかです。
- 会社との相性
最後に見られるのは、会社との相性です。
企業にはそれぞれ
- 社風
- 仕事の進め方
- 大切にしている価値観
があります。
例えば
- チャレンジを重視
- チームワークを重視
- 安定した仕事を重視
などです。
そのため、会社が求めている人物像と合うかどうかも重要な評価ポイントになります。
企業研究を行い、求める人材に合わせたアピールをすることが大切です。
人事採用担当者の実務視点(採用の裏側)
書類選考では、就活生が思っているよりも短い時間でES(エントリーシート)が
読まれています。
そのため、読みやすくわかりやすい文章とすることがとても大切です。
採用の現場でよくある実態を説明します。
- ESを読む時間は短い
人気企業には、多くの応募者が集まります。
そのため、人事担当者が1人のESにかけられる時間はあまり長くありません。
企業によっては、
1つのESを30秒〜1分程度で読むこともあります。短い時間で内容を確認するため、
読みづらいESは最後まで読まれないこともあり、落ちることになります。 - 最初の数行で印象が決まる
ESでは、最初の数行がとても重要です。
最初の部分で内容がわかりにくいと、
採用担当者に良い印象を持ってもらえないことがあります。そのため、次の2つを意識することが大切です。
- 最初に結論を書く
- 読みやすい文章にする
例えば自己PRでは、最初に「私の強みは○○です」
と書くと、内容がすぐに伝わります。このように、結論から記入することでESは読みやすくなります。
就活の書類選考でよくある失敗例
書類選考では、ちょっとしたミスが原因で落ちることもあります。
ここでは、就活でよくある失敗例を紹介します。
- 企業名の間違い
よくあるミスが、企業名の書き間違いです。
例えば、別の会社の名前を記入してしまうケースです。
これは、同じエントリーシート(ES)を
複数の企業で使い回していると起こりやすいミスです。企業名の間違いは、「この会社をしっかり志望していないのでは?」
と思われる可能性があります。ESを提出する前に、企業名が正しいか必ず確認することが大切です。
- テンプレートをそのまま使う
就活サイトには、ESの例文やテンプレートが多く紹介されています。
しかし、例文をそのまま使うのはおすすめできません。人事担当者は多くのESを読んでいるため、
テンプレートの文章はすぐに気づくことが多いからです。そのため、例文は参考にしながらも、自分の言葉で記載することが大切です。
- 空欄が多い
ESの回答が短すぎたり、空欄が多かったりするのもよくある失敗です。
例えば志望動機が短すぎると、人事担当者に「この会社への志望度が低いのではないか」
と思われてしまうことがあります。ESでは、できるだけ内容を具体的に記入し、
しっかり自分の考えを伝えることが大切です。
書類選考を通過するESの書き方
ES(エントリーシート)を記入するときは、PREP(プレップ)法という書き方が
おすすめです。
PREP法を使うと、文章の内容が整理されて読みやすいESになり、
落ちる可能性が下がります。
PREPとは、次の4つの順番で書く方法です。
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- まとめ(Point)
この順番で記載すると、伝えたいことがわかりやすくなります。
- 結論
最初に、一番伝えたいことを記入します。
例えば自己PRなら、次のように書きます。
例:「私の強みは、最後までやり抜く力です。」
最初に結論を記入することで、人事担当者は内容をすぐに理解できます。
- 理由
次に、なぜそれが自分の強みなのかを記入します。
例:「なぜなら、目標を決めたら最後まで努力を続けることを
大切にしているからです。」理由を書くことで、結論の内容に説得力が出ます。
- 具体例
次に、実際のエピソードを記入します。
例:「アルバイトでは売上が伸びないという課題がありました。
そこで私は○○を行い、売上を改善しました。」具体例を書くことで、話の内容がイメージしやすくなります。
- まとめ
最後に、もう一度結論をまとめます。
例:「この経験から、私は最後まで努力を続ける力を身につけました。」
まとめを記入することで、文章がきれいに終わります。
書類選考に通るESの文字数の目安
ESにおいて指定された文字数の理想は9割以上、少なくとも8割記載する必要があります。これ以下では落ちる可能性が高くなります。
理由は次の通りです。
- 空欄が多いと志望度が低く見える
- 内容が十分に伝わらない
ただし無理に文字を増やす必要はありません。
読みやすさが最優先です。
書類選考で受かる自己PRの基本テンプレート
自己PRは、次の5つの順番で記載すると伝わりやすくなります。
書類選考で落ちることがないようにするためには、
このテンプレートを理解してください。
① 強み
② 理由
③ 具体例
④ 結果
⑤ 仕事でどう活かすか
この順番とすると、内容が整理されて説得力のある自己PRになります。
- 強み
最初に、自分の強みをはっきり記入します。
例:「私の強みは、最後までやり抜く力です。」
最初に強みを書くことで、人事担当者が内容をすぐ理解できます。
- 理由
次に、なぜそれが自分の強みなのかを書きます。
例:「なぜなら、目標を決めたら途中であきらめずに努力を続けてきたからです。」
理由を伝えることで、強みに説得力が出ます。
- 具体例
次に、**実際の経験(エピソード)**を記入します。
例:「アルバイト先では売上が伸びないという課題がありました。
そこで私は○○に取り組みました。」具体例を書くことで、話の内容がイメージしやすくなります。
- 結果
その行動によって、どんな結果が出たのかを記入します。
例:「その結果、売上が○%向上しました。」
結果を書くことで、行動の成果を伝えることができます。
- 仕事でどう活かすか
最後に、その強みを仕事でどう活かすかを記入します。
例:「この強みを活かして、仕事でも課題に粘り強く取り組みたいと
考えています。」
書類選考で通る志望動機の書き方
志望動機を記載するときは、次の3つのポイントを入れることが大切です。
書類選考で落ちることがないようにするためには、このポイントを理解してください。
- なぜこの業界を志望したのか
- なぜこの企業を志望したのか
- 入社後に何をしたいのか
この3つを書くことで、説得力のある志望動機になります。
- なぜこの業界を志望したのか
まずは、その業界を志望した理由を記入します。
例えば、次のような理由です。
- その業界に興味を持ったきっかけ
- 学んできたこととの関係
- 将来やりたい仕事との関係
このように、自分の経験や考えと結びつけて書くことが大切です。
- なぜこの企業を志望したのか
次に、その企業を志望した理由を記入します。
ここでは、
- 企業の特徴
- 事業内容
- 強み
などを調べて書くとよいでしょう。
「なぜこの会社なのか」が伝わると、
志望度が高いと感じてもらいやすくなります。 - 入社後に何をしたいのか
最後に、入社後にどんな仕事をしたいのかを記入します。
例えば、
- 取り組みたい仕事
- 活かしたい強み
- 将来の目標
などです。
入社後のイメージを書くことで、働く意欲を伝えることができます。
書類選考で落ちるNG志望動機
次のような志望動機は評価されにくいです。
- 成長したい
- 社会貢献したい
- 有名企業だから
- 安定している
- 福利厚生が良い
これだけでは志望動機として弱いです。
書類選考に落ちたときの改善方法
書類選考に落ちることがあっても、あまり落ち込む必要はありません。
多くの就活生が、何度も書類選考に落ちながら改善していきます。
大切なのは、原因を考えて書類を見直すことです。
ここでは、書類選考に落ちたときの改善方法を紹介します。
- ESを改善する
まずは、ES(エントリーシート)の内容を見直しましょう。
特に次の部分を確認することが大切です。
- 自己PRはわかりやすいか
- 志望動機は具体的か
- 内容が短すぎないか
文章がわかりにくい場合は、
結論から書くことを意識すると読みやすくなります。 - 企業研究をやり直す
次に、企業研究をもう一度行うことも大切です。
企業には、それぞれ
- 求めている人物像
- 大切にしている価値観
があります。
その会社が求めている人材に合った内容を記載することで、
書類選考の通過率が上がる可能性があります。 - 第三者にチェックしてもらう
自分だけでESを確認すると、ミスや改善点に気づきにくいことがあります。
そのため、次のような人に見てもらうのもおすすめです。
- 大学のキャリアセンター
- 家族
- 先輩
第三者にチェックしてもらうことで、
文章のわかりにくい部分や改善点が見つかることがあります。
よくある質問(Q&A)
Q1. 書類選考で落ちるのは普通ですか
A1. はい、就活ではよくあることです。
人気企業には多くの応募者が集まるため、
書類選考の倍率が高くなることがあります。
そのため、書類選考に落ちることは珍しくありません。
大切なのは、ESを改善しながら応募を続けることです。
Q2. 書類選考の通過率はどれくらいですか
A2. 企業によって違いますが、一般的には10〜50%程度と言われています。
人気企業では、通過率が10%以下になることもあります。
そのため、1社だけでなく複数の企業に応募することが大切です。
Q3. 書類選考は運ですか
A3. 一部は運の要素もありますが、多くは対策で改善できます。
例えば次のポイントを意識すると、通過率が上がる可能性があります。
- 志望動機を具体的に書く
- 自己PRをわかりやすくする
- 企業研究をしっかり行う
Q4. ESは何文字くらい書けばよいですか
A4. 基本的には、指定された文字数の8〜9割以上を記入するのがおすすめです。
文字数が少なすぎると、
「志望度が低いのではないか」と思われることがあります。
ただし、無理に長く書く必要はありません。
内容をわかりやすくまとめることが大切です。
Q5. ESに空欄があっても大丈夫ですか
A5. できるだけ空欄は作らないほうがよいです。
空欄が多いと、人事担当者に
「やる気が低いのではないか」と思われ落ちる可能性があります。
書ける内容が少ない場合でも、
自分の経験を思い出してできるだけ記入するようにしましょう。
Q6. 同じESを複数の企業で使ってもよいですか
A6. 基本的な内容を使い回すことは問題ありません。
しかし、志望動機は企業ごとに書き直すことが大切です。
企業の特徴に合わせて内容を変えることで、
志望度が伝わりやすくなります。
Q7. 書類選考に何社くらい応募すればよいですか
A7. 就活では、10〜30社程度に応募する学生も多いです。
書類選考は倍率が高いため、
複数の企業に応募することでチャンスが増えます。
Q8. 書類選考の結果はどれくらいで届きますか
A8. 企業によって違いますが、1週間〜2週間程度で連絡が来ることが多いです。
会社によっては、合格者だけに連絡する場合もあります。
Q9. ESは誰かにチェックしてもらった方がよいですか
A9. はい、第三者にチェックしてもらうことをおすすめします。
- 自分では気づかない
- 誤字脱字
- わかりにくい文章
などを指摘してもらえることがあります。
Q10. 書類選考に落ちた場合はどうすればよいですか
A10. 落ちた場合は、ESを見直して改善することが大切です。
例えば次の点を確認しましょう。
- 志望動機は具体的か
- 自己PRはわかりやすいか
- 文字数が少なすぎないか
改善を続けることで、通過率が上がる可能性があります。
まとめ
就活で、書類選考で落ちる理由は主に次の7つです。
- 学歴フィルター
- 書類の不備
- 読みにくい文章
- 求める人材像と合わない
- 自己PRが弱い
- 志望動機が浅い
- 応募条件を満たしていない
しかし多くの場合は
- ES改善
- 企業研究
- 自己分析
によって通過率を上げることができます。
書類選考で落ちることがあっても落ち込まず、改善を続けることが内定への近道です。
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もちろん履歴書やエントリーシートの自己PRや志望動機などの作成にも役立つマニュアルとなっています。
会社側が採用の決め手として最も重視しているのは面接である‼
ということをご存知でしょうか。
面接対策には十分時間をかけることが大切です。具体的にどのように面接対策を進めていくのか、ほとんどの方は知りません。そんな方を支援したい一心で、必勝マニュアルを作成しております。
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