【転職】履歴書に退職予定は必要?在職中転職の書き方
在職中に転職活動をしていると、
- 履歴書に「退職予定」と書いたほうがいい?
- まだ日付が決まっていない場合は?
- もし予定日に辞められなかったらどうなる?
と悩む方が非常に多いです。
結論から言うと、
履歴書に退職予定を記入するのは「退職日が確定している場合のみ」。
未確定なら書かないのが正解です。
この記事では、採用側のリアルな判断基準も交えながら、
在職中の転職活動における履歴書の正しい書き方を詳しく解説します。
転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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結論:退職予定は“確定している時だけ”履歴書に書く
まず結論です。
在職中の転職活動で履歴書に退職予定を記入すべきケースは、次の1つだけ。
- 会社と合意済みで、退職日が確定している場合
それ以外は、
- 退職するつもり
- 上司に相談中
- 〇月頃を想定している
といった“予定レベル”では、履歴書に記入しないほうが安全です。
なぜ確定前の退職予定を書いてはいけないのか
理由はとてもシンプルです。
会社は、あなたの退職予定日をもとに仕事の準備をするからです。
採用する側は、履歴書に書かれた日付を見て、
- いつから働いてもらうか
- 誰が引き継ぎをするか
- 研修はいつ始めるか
こうした予定を全部決めています。
つまり、あなたの退職予定日は**会社にとって“スタートの約束の日”**なんです。
もし予定日が変わったらどうなるでしょうか?
たとえば、「4月1日から来られます」と履歴書に記入して内定が出たのに、
あとから「すみません、5月になります」となると…
会社側は、
- 人が足りない期間が増える
- 現場の負担が大きくなる
- スケジュールを全部組み直し
という状態になります。
その結果、
「この人、計画性がないかも」
「約束を軽く考えていそう」
と評価が下がってしまいます。
在職中の履歴書|職歴欄の正しい書き方【具体例】
- 退職日が未定の場合
この場合は、シンプルに
- 「在職中」
- 「現在に至る」
と記載します。
例:
2024年4月 ○○株式会社 入社
在職中または職務内容を書く場合:
2024年4月 ○○株式会社 入社
営業部にて法人営業を担当
現在に至る - 退職日が確定している場合
確定しているなら、以下のように追記します。
例:
2024年4月 ○○株式会社 入社
在職中(2026年3月31日 退職予定)または職務内容を書く場合:
2024年4月 ○○株式会社 入社
営業部にて法人営業を担当
現在に至る(2026年3月31日 退職予定)もしくは本人希望欄に、
「3月31日退職予定。4月1日より勤務可能です。」
と記載してもOKです。
ポイントは必ず「退職予定」と書くこと。
「退社予定」は日常会話の意味にも取られるため、履歴書では不適切です。
人事が本音で見ているポイント【実務視点】
採用担当者が「退職予定」を見るとき、実は次の3点をチェックしています。
- 本当にその時期に入社できそうか
記入されている退職予定日が現実的かどうかを見ています。
「急すぎないか」「会社と話がついていそうか」という点です。 - 現在の会社ときちんと話し合っているか
上司に何も伝えていない状態で退職予定を記入している人もいます。
そういう場合、「この人は段取りが苦手かも」と思われます。 - 約束したことを守れる人か(ここが一番重要)
履歴書に書いた退職予定日は、採用側にとっては“約束の日”**です。
仮に後から、
- やっぱり1か月延びます
- まだ決まっていませんでした
となると、
「計画性がない人」
「責任感が弱そう」
という印象になりやすいです。
つまり人事は、この人は社会人としてちゃんとスケジュール管理できるか?
を見ています。
失敗例:実際にあったNGケース
- 失敗例①:まだ決まっていない日を履歴書に書いた
よくあるパターンです。
「4月末に辞めたいな」と思い、履歴書に「4月30日 退職予定」と記入した。
でも実際は、
- 上司にまだ話していない
- 引き継ぎの話もしていない
状態でした。
その後、会社から「後任が決まるまで待ってほしい」と言われ、退職が1か月延期に…。
結果として、
- 転職先に伝えていた入社日がズレる
- 「話が違う」と思われる
- 内定が取り消されそうになる
という流れになります。
ポイントは、「希望日」は絶対に書かない。確定した日だけ記入する、
ということです。 - 失敗例②:有給休暇を考えていなかった
これもとても多いです。
よくある勘違いは次のようなものです。
「3月31日が最終出社日だから、そこが退職日だ」と思っていた。
でも実際は、4月1日〜4月10日まで有給消化し、本当の退職日は4月10日
というケース。つまり、本人は「もう辞めたつもり」ですが、
会社的には「まだ在職中」状態です。そのまま転職先で働き始めると、
- 二重雇用になる
- 社会保険の手続きがぐちゃぐちゃになる
など、面倒なトラブルになります。
ポイントとしては、「有給が終わった日=正式な退職日」ということです。
必ずここまで計算しましょう。
退職予定で気をつけたい4つの注意点
- 退職は“最低でも1か月前”に伝える
法律では2週間前でもOKですが、現実的には1か月以上前が普通です。
会社の就業規則も確認してください。
また、厚生労働省も「早めに申し出ると円満に退職しやすい」と案内しています。
ポイントは、急に辞めるとトラブルになりやすい。早めが安全ということ。
- 有給休暇中でも“まだ会社員”
有給を使っている間は、まだ前の会社の社員です。
その期間に転職先で働くと、
- 二重雇用になる
- 社会保険がややこしくなる
という問題が起きます。
ポイントは、有給が終わった日=本当の退職日ということ。
- 履歴書には「退職予定」と記入する
似た言葉に「退社予定」がありますが、
これは「今日は定時で帰る」という意味にも取れます。履歴書では必ず「退職予定」を使いましょう。
- 辞める日まで、きちんと働く
「もう辞めるから適当でいいや」はNGです。
- 引き継ぎ
- 周囲への対応
ここも評価されています。
ポイントは、最後の態度=あなたの印象になります。
よくある質問(Q&A)
Q1. まだ退職を伝えていません。履歴書に書くべき?
A1. いいえ。退職日が確定していないなら「在職中」でOKです。希望や予定の段階では記入しないほうが安全です。
Q2. 面接で退職予定を聞かれたら?
A2.「現職と調整中ですが、〇月頃を想定しています」と“まだ確定していない”ことをはっきり伝えましょう。日付を断言する必要はありません。
Q3. 内定後に退職日が延びたら不利になりますか?
A3. 早めに正直に伝えれば大きな問題にならないことが多いです。逆に、
- 黙っている
- ギリギリで伝える
これはかなり印象が悪くなります。
Q4. 履歴書に退職予定を記載しないと不利になりますか?
A4. いいえ。人事は
- いつから働けるか
- 調整状況
を面接で確認します。未確定なのに記載するほうがリスクです。
Q5. 退職予定日は「最終出社日」ですか?
A5. 違います。有給休暇が終わった日が正式な退職日です。ここを間違える人がとても多いので注意してください。
Q6. 有給消化中に次の会社で働いてもいいですか?
A6. ダメです。有給中はまだ前の会社の社員なので、二重雇用になります。必ず退職日“翌日”から働きましょう。
Q7. 退職予定日は本人希望欄に記載してもいい?
A7. はい。問題ありません。
例:「3月31日退職予定。4月1日より勤務可能です。」
このように記載すると分かりやすいです。
Q8. 退職予定を記入した後、内定が出なかったらどうなりますか?
A8. 特に問題ありません。履歴書は応募企業向けの書類なので、不採用ならそのまま在職を続ければOKです。
Q9. 上司に引き止められたらどうすればいい?
A9. まずは冷静に話を聞きましょう。それでも転職の意思が固いなら、
- 感謝を伝える
- 退職理由を簡潔に説明する
この2点を守ると円満に進みやすいです。
Q10. 退職予定日はいつ決めるのがベスト?
A10. 理想はこの順番です
① 転職先の入社目安を確認
② 現職に相談
③ 有給日数を計算
④ 正式な退職日を確定
これが、一番トラブルが少ない流れです。
まとめ
在職中の転職活動で履歴書に退職予定を書くかどうかは、
- 退職日が確定している → 書く
- 未確定・希望段階 → 書かない
これが原則です。
そして大切なのは、
- 現職との調整
- 転職先への早めの共有
- 約束した日付を守る姿勢
履歴書の退職予定は、単なる記載事項ではなく、あなたのビジネス姿勢そのもの。
ぜひ今回のポイントを押さえて、後悔のない転職活動を進めてください。
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会社側が採用の決め手として最も重視しているのは面接である‼
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