【就活・転職】履歴書の学歴で転校や編入、転籍をどう書く?
履歴書の学歴に転校や編入、転籍の経験をどのように書けば良いのか悩む人は多いものです。
転校や編入を履歴書の学歴に記入する必要のある学校はどれでしょうか?また、どのように記入すれば良いでしょうか?
あわせて大学で転籍した場合の履歴書の学歴の書き方も知りたいものです。
本ブログは、履歴書の学歴で転校や編入、転籍したときの適切な書き方について解説します。
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履歴書の学歴で転校・編入の定義
はじめに、履歴書の学歴で記入する転校、編入の定義を説明します。
- 転校とは、小学校から高校までの間、ある学校に在籍している人の学籍(その学校の学生であることを証明する籍)がそのまま別の学校に移ることであり、転学ともいいます。
それまで在籍していた学校を転出し、新しい学校に転入しますが、転入しても学年は変わりません。
- 編入とは、高校と大学において、第一学年の途中または第二学年以上の学年で、外国の学校からその学校に入学することや、同種の学校などに在籍していた人が入学することです。
編入は、第一学年の始めに入学する新入学以外の入学と言えます。
- ここで高校の場合は転校と編入の違いがわかりにくいですが、転校は、現在高校に在籍している生徒が別の新たな高校に移ることであり、高校をやめずに学校を変えることです。編入は高校を退学した生徒が別の高校に再入学することをいいます。
履歴書に学歴を記入する場合は、転校・編入の定義を理解しておきましょう。
転校や編入を履歴書の学歴に記入する必要のある学校
ここでは、転校や編入をした場合、履歴書の学歴に記入する必要のある学校はどれか説明します。
- 高校の転校は履歴書の学歴に記入します。
就活や転職の活動で使用する履歴書の学歴において、中学までは義務教育であり絶対に載せなければならないということはありません。
しかし、中学卒業から記載することが丁寧とされています。
なので、小学校や中学時代に転校したことを履歴書の学歴に書く必要はありません。中学は卒業した中学の校名を記入すれば問題ありません。
一方で、高校時代に転校経験がある場合は、履歴書の学歴に書く必要があります。
- 高校と大学の編入は履歴書の学歴に記入します。
高校の編入は、高校を退学して通信制高校に編入することが一般的です。
大学の編入は、短期大学や専修学校(専門学校)、高等専門学校を卒業して入学する場合や、大学二年次修了の学生が他大学の三年次に入学することを指すことが一般的です。
以上、転校(高校)、編入は履歴書の学歴に記入する必要があります。
なお、大学院で編入は認められていません。
履歴書の学歴で転校・編入の書き方
ここでは、履歴書の学歴で、転校・編入した経験のある場合の書き方について説明します。
- 履歴書の学歴で転校の書き方
履歴書の学歴で転校は、「転校」と書かずに「転入学」と表します。
転校は、略式表現のため正式な文書である履歴書の学歴には「転入学」と書いてください。
20✕✕年 3月 ○○市立○○中学校 卒業
20✕✕年 4月 ○○県立○○高等学校 入学
20✕✕年 3月 私立△△高等学校 転入学
20✕✕年 4月 私立△△高等学校 卒業(見込み) - 履歴書の学歴で編入の書き方
履歴書の学歴で編入は、「編入学」と表します。
- 高校中退から別の高校へ編入
高校の編入は、高校を中退して別の高校に再入学する場合です。
20✕✕年 3月 ○○市立○○中学校 卒業
20✕✕年 4月 ○○県立○○高等学校 入学
20✕✕年 9月 ○○県立○○高等学校 中途退学
20✕✕年 4月 私立△△高等学校 編入学
20✕✕年 3月 私立△△高等学校 卒業(見込み) - 短期大学から大学へ編入
20✕✕年 4月 ○○短期大学○○学部○○学科 入学
20✕✕年 3月 ○○短期大学○○学部○○学科 卒業
20✕✕年 4月 △△大学△△学部△△学科 編入学
20✕✕年 3月 △△大学△△学部△△学科 卒業(見込み) - 専門学校、高等専門学校から大学へ編入
20✕✕年 4月 ○○高等専門学校○○学科 入学
20✕✕年 3月 ○○高等専門学校○○学科 卒業
20✕✕年 4月 △△大学△△学部△△学科 編入学
20✕✕年 3月 △△大学△△学部△△学科 卒業(見込み) - 大学から別の大学へ編入
別の大学へ編入する場合は、元の大学を中退して入学することになります。
20✕✕年 4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
20✕✕年 3月 ○○大学○○学部○○学科 中途退学
20✕✕年 4月 △△大学△△学部△△学科 編入学
20✕✕年 3月 △△大学△△学部△△学科 卒業(見込み)編入は、中途退学を書くと印象が良くないということで、中途退学を省略することも多いです。
- 大学を卒業後、別の大学へ編入
卒業後、別の大学の二年次または三年次に編入するときは、次のような書き方になります。
20✕✕年 4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
20✕✕年 3月 ○○大学○○学部○○学科 卒業
20✕✕年 4月 △△大学△△学部△△学科 編入学
20✕✕年 3月 △△大学△△学部△△学科 卒業(見込み)
- 高校中退から別の高校へ編入
履歴書の学歴で学部や学科を変える転籍の書き方
転校や編入以外にも、同じ大学のなかで学部や学科を変えることがありますが、この場合は「転籍」と呼びます。
転籍の場合の履歴書の学歴の書き方は次の通りです。
- 学部を変えた場合は「転学部」と記入します。
20✕✕年 4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
20✕✕年 3月 ○○大学△△学部△△学科 転学部
20✕✕年 3月 △△大学△△学部△△学科 卒業(見込み) - 学科を変えた場合は「転学科」と記入します。
20✕✕年 4月 ○○大学○○学部○○学科 入学
20✕✕年 3月 ○○大学○○学部△△学科 転学科
20✕✕年 3月 ○○大学○○学部△△学科 卒業(見込み)
まとめ
履歴書の学歴で転校や編入、転籍したときの適切な書き方について考えてみました。
転校とは、ある学校に在籍している人の学籍(学校の学生であることを証明する籍)がそのまま別の学校に移ることであり、転学ともいいます。
編入とは、第一学年の途中または第二学年以上の学年で外国にある学校からその学校に入学することや、同種の学校などに在籍していた人が入学することです。
小学校や中学時代に転校したことを履歴書の学歴に書く必要はありません。
一方で、高校時代に転校経験がある場合は、履歴書の学歴に書く必要があり、転校は、「転入学」と書きます。
編入は、高校と大学の場合がありますが、履歴書の学歴に「編入学」と記入します。
高校の編入は、高校を退学して通信制高校に再入学することが一般的です。
大学の編入は、短期大学や専修学校(専門学校)、高等専門学校を卒業して入学する場合や、大学二年次修了後、他の大学の三年次入学を指すことが一般的です。
大学院で編入は認められていません。
転校や編入以外にも、学部や学科を変えることがありますが、この場合は「転籍」と呼びます。履歴書にはそれぞれ「転学部」「転学科」と記入します。
以上、履歴書の学歴で転校や編入、転籍したときの適切な書き方について解説しました。
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