【就活・転職】履歴書の「満何歳」の正しい数え方を知る

2023.12.04 更新
次 » « 前
アイキャッチ画像

履歴書の生年月日欄は「満何歳」を記入するようになっていますが、「満何歳」と書けば良いか迷う人も多いものです。

履歴書の「満何歳」に記入する満年令とは何でしょうか?

「満何歳」を正しく書くには、どのように年令を数えたら良いでしょうか?

履歴書に「満何歳」を記入するときや、履歴書作成にあたっての注意点も知りたいものです。

本ブログは、履歴書にある「満何歳」の正しい記入方法を解説します。

就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

本サイト「キャリア育みファ―ム」を読んでいただければ、就活や転職活動の選考・面接対策に自信が持てるようになります。さらに、絶対の自信を持って臨みたい方には、「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を用意しております。

目次
  1. 満年令とは何か
  2. 「満何歳」に正しく記入する年令の数え方
  3. 履歴書に「満何歳」を記入するときや、その他の注意点
  4. まとめ

満年令とは何か

満年令とは、生まれた日を基準として最初の年を「0歳」とし、それから以後1年間の満了毎に1歳、2歳・・・と1年ずつ年令を加えていく考え方です。

満了する意味から「満」と呼びます。

満年令とは別に数え年という年令の算出方法もあります。生まれた年を1歳として、翌年は2歳といった数え方です。

つまり数え年は1月1日から1歳ずつ年齢を加えるものです。お正月を迎えたら1歳年をとるという数え方です。

かつては、満年令と数え年の2つの年令表現が使われていました。

しかし、1902年制定の民法付属法である「年齢計算ニ関スル法律」により公的には満年令に一本化されています。

ですから、履歴書では「満何歳」を記入することになっています。

「満何歳」に正しく記入する年令の数え方

履歴書欄の「満何歳」に記入する年令の計算方法は、次の通りです。

履歴書提出日の西暦年―誕生した年の西暦年=A

  • 履歴書提出日が誕生日前ならば、A-1が満年令です。
  • 履歴書提出日が誕生日を過ぎていれば、Aが満年令です。

履歴書の日付である、「〇年〇月〇日現在」には、作成日ではなく提出日(郵送または持参する日)を記入することがルールです。

例えば、2022年4月1日に提出し、誕生日は2000年4月15日ならば、2022-2000=22と計算し、22-1=21が満年令となります。

一方、2022年4月1日に提出し、誕生日は2000年3月15日ならば、2022-2000=22がそのまま満年令となります。

履歴書に「満何歳」を記入するときや、その他の注意点

続いて、履歴書に「満何歳」を記入するとき、及び履歴書作成にあたって次のような注意点があります。

  • 履歴書の提出日と間近の誕生日は整合性をとる

    上記のように、「満何歳」を記入する基準日は、郵送した日、持参した日のような提出日です。

    ですから、提出日により満年令が異なります。

    それでは、誕生日前後に履歴書を提出しなければならないとき、誕生日前と後では「満何歳」が異なることになり、釈然としません。

    この場合は、可能ならば誕生日後に履歴書を提出して誕生日後の満年令を記入するか、提出日を間近の誕生日として記入して、誕生日前に提出する方法もあります。

    このようにすれば履歴書に記入の満年令が、面接官に違和感がありません。

  • 履歴書は西暦、和暦のどちらかに統一する

    履歴書の提出日や学歴・職歴、免許・資格取得日などは、指定がない限り西暦、和暦のいずれでもかまいませんが、統一して使用してください。

    西暦使用の場合は、「22年」ではなく、「2022年」と省略せずに書きます。また、和暦使用の場合は、「H」や「R」ではなく「平成」「令和」と正式に書きましょう。

  • 履歴書作成中に書き間違えてしまったら、書き直す

    履歴書は黒のボールペンや万年筆で書きます。作成中に誤字、脱字など書き間違えてしまった場合などは、修正液や修正テープで修正しないでください。

    修正液やテープは見苦しいし、それらの上に字を書いても美しくありません。採用担当者から見て、他の応募者の履歴書と比較され良い印象は持たれないでしょう。

    書き間違いしたら、改めて新しい履歴書に書き直すことをお勧めします。

    ただし、履歴書を書き直す時間的余裕もない場合で、修正箇所が1ヵ所程度なら間違った箇所に定規で二重線を引いて訂正し、上から訂正印を押しますが、見た目はあまり良くありません。

    履歴書を記載するときは、鉛筆で下書きをする人もいますが、消しゴムで消しても鉛筆の跡が残ってしまいます。

    筆圧をかけすぎないように鉛筆を使用するようにしても、やはり鉛筆跡が残ってしまいますし、下手をすると消しゴムで消したときボールペンの字が汚れてしまいます。

    ですから、できるならば、はじめから鉛筆で下書きせず丁寧に履歴書を作成することをお勧めします。

まとめ

履歴書の生年月日欄は「満何歳」を記入するようになっていますが、「満何歳」と書けば良いか考えてみます。

満年令とは、生まれた日の最初の年を「0歳」とし、そこから以後1年間の満了毎に1年ずつ年令を加えていく考え方です。

満年令とは別に数え年という年齢の算出方法もあります。生まれた年を1歳として、翌年は2歳といった数え方ですが、1902年制定の「年齢計算ニ関スル法律」により公的には満年令に一本化されています。

履歴書欄の「満何歳」に記入する年令の計算方法は、次の通りです。

履歴書提出日の西暦年―誕生した年の西暦年=A

  • 履歴書提出日が誕生日前ならば、A-1が満年令
  • 履歴書提出日が誕生日を過ぎていれば、Aが満年令

履歴書に「満何歳」を記入するとき、及び履歴書作成にあたって次の3つの注意点があります。

  • 履歴書の提出日と間近の誕生日は整合性をとる
  • 履歴書は西暦、和暦のどちらかに統一する
  • 履歴書作成中に書き間違えてしまったら、書き直す

以上、履歴書にある「満何歳」の正しい記入方法を解説しました。

最後に、キャリア育みファームでは、面接の必勝マニュアル「就活面接必勝法」・「転職面接必勝法」を販売しています。

もちろん履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)の自己PRや志望動機などの作成にも役立つマニュアルとなっています。

会社側が採用の決め手として最も重視しているのは面接である‼
ということをご存知でしょうか。

面接対策には十分時間をかけることが大切です。具体的にどのように面接対策を進めていくのか、ほとんどの方は知りません。そんな方を支援したい一心で、必勝マニュアルを作成しております。

具体的な面接ノウハウが満載のマニュアルです。「なるほど、このようにすればいいのか」と理解して準備すれば、自信を持って面接に臨むことができ、ライバルからグンと抜け出すこと請け合いです。ぜひ、以下のページで詳細をご覧ください。

その他、以下のリンクも読み進めるとお役に立ちます。

0 件のコメント

お気軽にコメントください
新しいコメント
はい
いいえ
OK