【就活・転職】履歴書住所のふりがなやハイフンのルール
就活や転職の活動で履歴書やエントリーシートに住所を記入するとき、ふりがなはどこまでつけるべきか、番地はハイフンを使用して良いかなど知っておきたいことがあります。
住所のふりがなや、ハイフン以外にも、住所が長い場合の書き方や、連絡先欄の書き方など、住所の書き方のルールを知っておくと役に立ちます。
本ブログは、履歴書の住所を記入するときのふりがな、ハイフンなどのルールについて解説します。
就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。
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履歴書の住所のふりがなはどこまでつけたら良いか
履歴書の住所にふりがなをつける理由は、特に市町村などについてそこに住んでいる人でないと読めないことや、誤って読むことがあるからです。
以下に、履歴書の住所のふりがなをつけるときのルールを説明します。
例:現住所(〒156-0057)
東京都 世田谷区 上北沢1丁目2番3号 幸福コーポ201号室
- 住所は、都道府県から記入します。ふりがなは基本的には、都道府県名から番地の前までつけます。
アパート、マンションなど集合住宅に住んでいる場合について、集合住宅が漢字やアルファベット名ならば、ふりがなをつけます。このとき、部屋番号のふりがなはつける必要はありません。
例でいうと、「とうきょうと せたがやく かみきたざわ こうふくこーぽ」とします。
- 都道府県、市町村名、町名の間を少し開けると読みやすくなります。
- 市町村名にひらがな、カタカナを使用している場合には、そのままひらがな、カタカナにふりがなをつけます。
「いわき市」「つくば市」「さいたま市」、「ニセコ町」「南アルプス市」などがあります。
- 履歴書のふりがな欄に、「ふりがな」とある場合は、ひらがなを、「フリガナ」とある場合は、カタカナで書いてください。
履歴書の住所の番地にハイフンは使えるか
履歴書の住所でにふりがなをつける以外にも、番地にハイフンを使えるか探ってみます。
番地とは、市町村、町名の後に続く、「丁目」「番」「号」の数字です。通常は、これらを省略してハイフンでつなげることが多いものです。
上記の例でいうと、「1丁目2番3号」にあたる部分です。
それでは、番地を「1-2-3」のように、ハイフンでつなげることは問題ないでしょうか?
パスポート、運転免許証など正式な文書の住所には、「丁目」「番」「号」といった番地の記入を求められ、ハイフンでつなげることはできません。
履歴書も正式な文書ですから、ハイフンは使わないことが基本です。
ただし、応募先の会社が、履歴書等の送付先住所にハイフンを使用しているならば、ハイフンを使用しても問題ないと考えます。
ふりがなやハイフン以外にも履歴書で気をつけたいこと
ふりがなやハイフン以外にも、履歴書で気をつけたいことがあります。
- 住所がマンションやアパートといった集合住宅ならば、たとえ名称が長くても正式名称としましょう。
- 番地の記入は、「1丁目2番3号」といったアラビア数字と、「一丁目二番三号」の漢数字の2通りありますが、縦書きなら漢数字、横書きならアラビア数字をお勧めします。
- 住所が長いときの記入方法
住所が長くて履歴書の住所欄に1行では収まらないときは、2行に分けて記入してもかまいません。
例:現住所(〒000-0000)
○○県 ○○○○郡 ○○○○町✕✕✕✕△△△△番△△△号
幸福コーポA棟 201号室 - 住所欄の「連絡先」の記入方法
住所欄に「連絡先」がある場合は、現住所と同じならば、「同上」とします。現住所を繰り返し書く必要はありません。
緊急時に実家などの連絡先がある場合には、実家などの住所、電話番号を記入します。この場合は、あらかじめ実家などに連絡して、「連絡先」として登録したことを伝えておいてください。
そうしないと、いきなり応募先から電話があったさいに驚いてしまうこともありますから。
- 下宿・寄宿しているときの履歴書の住所の記入方法
住所欄に( 方)と印刷してある履歴書を使用しているときは、下宿・寄宿先の家の人の姓をカッコ内に書きます。
例えば、山田さんの家にAさんが下宿しているときは、(山田方)とします。
また、住所欄に( 方)がない履歴書を使用して下宿・寄宿しているときは、住所の最後に山田方と書きます。
企業からの郵便物を間違いなく受け取ることができます。
- 引っ越す場合の、履歴書の住所の記入方法
履歴書を書く時点で引っ越し先が決まっているときは、住所欄の現住所には、応募時点の住所を書きます。電話番号もその時の番号とします。
加えて、連絡先には、引っ越し先の住所、電話番号、引っ越し予定日を記入します。
例:現住所(〒156-0057)
東京都 世田谷区 上北沢1丁目2番3号 幸福コーポ201号室
電話 03-1234-5555連絡先(〒168-0082)
東京都 杉並区 久我山2丁目3番4号 ABコーポ105号室
電話 03-5678-6666 *20XX年3月12月 転居予定です履歴書を書く時点で引っ越し先が決まっていないときは、転居予定のあることを記します。
転居先が決まった段階で、応募先には電話で転居を伝えて、改めてメールにて住所、電話番号などを送ってください。
例:現住所(〒156-0057)
東京都 世田谷区 上北沢1丁目2番3号 幸福コーポ201号室連絡先
20XX年3月中旬 杉並区に転居予定です - 住んでいる場所と、住民票の住所が異なる場合
住民票に記載の住所と実際の住所が異なる場合は、住民票の住所を現住所に、実際に住んでいる住所を連絡先欄に書きます。
まとめ
履歴書やエントリーシートに住所欄を記入するとき、ふりがなはどこまでつけるべきか、番地はハイフンを使用していいのか、その他、住所欄の書き方について知っておくと役に立つルールがあります。
履歴書の住所のふりがなはどこまでつけたら良いのか、ふりがなをつけるときのマナーは、次の通りです。
- ふりがなは基本的には、都道府県名から番地の前までつける。マンションなど集合住宅に住んでいる場合について、集合住宅が漢字やアルファベット名ならば、ふりがなをつける
- 都道府県、市町村名、町名の間を少し開ける
- 市町村名にひらがな、カタカナを使用している場合には、そのままひらがな、カタカナにふりがなをつける
- 履歴書のふりがな欄に、「ふりがな」とある場合は、ふりがなを、「フリガナ」とある場合は、「カタカナ」で書く
履歴書は正式な文書ですから、ハイフンは使わないことが基本ですが、応募先の会社が、送付先住所にハイフンを使用しているならば、ハイフンを使用しても問題ありません。
その他にも、履歴書を記入するときは、以下のような気をつけたいことがあります。
- 住所が集合住宅ならば、たとえ名称が長いときであっても正式名称とする
- 番地の記入は、縦書きなら漢数字、横書きならアラビア数字とする
- 住所が長くて履歴書の住所欄に1行では収まらないときは、2行に分けて記入する
- 住所欄に「連絡先」がある場合は、現住所と同じならば、「同上」とする
- 下宿・寄宿しているときは、履歴書の住所欄の住所の最後に○○方とする
- 履歴書を書く時点で引っ越し先が決まっているときは、住所欄の現住所には、応募時点の住所を書き、連絡先には、引っ越し先の住所、電話番号、引っ越し予定日を記入する
引っ越し先が決まっていないときは、転居予定のあることを記し、転居先が決まった段階で、応募先には電話で転居を伝えて、改めてメールにて連絡する
- 住民票に記載の住所と実際の住所が異なる場合は、住民票の住所を現住所に、実際に住んでいる住所を連絡先欄に書く
以上、履歴書の住所に関するふりがな・ハイフンなどのマナーについて解説しました。
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