【就活】インターンシップを途中でやめる前に知るべきこと

2026.01.24 更新
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期待を胸に参加したインターンシップでも、
「思っていた内容と違った」
「続ける意味があるのかわからない」
と感じ、途中でやめるかどうか悩む学生は少なくありません。

インターンシップを途中でやめる判断は、感情だけで決めてしまうと後悔につながる可能性があります。

一方で、無理に続けることが必ずしも正解とは限らないのも事実です。

本記事では、インターンシップを途中でやめるときに考慮すべきことを、人事の視点から体系的に解説します。

*2025年卒から従来インターンシップと呼ばれたものは、「オープン・カンパニー 」「 キャリア教育」「汎用的能力・専門活用型インターンシップ 」「高度専門型インターンシップ(大学院生向け)」の4つのタイプに分けられました。

「オープン・カンパニー 」「キャリア教育」はインターンシップと称されなくなりましたが、企業や業界、仕事について知る機会として活用することができますので、本ブログでは、便宜上このタイプを含めてインターンシップとして解説しています。

就活は、インターンシップから始まり、面接を経て、自分の活躍できる企業へ内定することがゴールです。

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目次
  1. インターンシップとは何かを改めて理解する
  2. 短期インターンシップを途中でやめるべきか
  3. 長期インターンシップを途中でやめる判断基準
  4. インターンシップを途中でやめると就活に影響する?
  5. 短期インターンシップを途中でやめるときの連絡方法
  6. 長期インターンシップを途中でやめるときの注意点
  7. インターンシップを途中でやめるときの【電話テンプレ】
  8. メールで伝えるとき(短期インターン用)
  9. メールで伝えるとき(長期インターン用)
  10. 人事からのワンポイント(重要)
  11. よくある質問(Q&A)
  12. まとめ

インターンシップとは何かを改めて理解する

インターンシップを途中でやめるか判断する前に、そもそもインターンシップが
どのような制度なのか整理しておきましょう。

  1. インターンシップの定義

    インターンシップとは、企業が学生に職業体験の場と機会を提供する制度です。
    主な目的は以下の理解を深めることにあります。

    • 仕事内容
    • 業界の特徴
    • 企業文化・社風
    • 自身の適性や価値観

    給与を得ることが主目的のアルバイトとは異なり、
    就活準備やキャリア形成のための学びの場という位置づけです。

  2. インターンシップ等の4分類(2025年卒以降)

    現在、インターンシップ等は次の4タイプに整理されています。

    • タイプ1:オープン・カンパニー

      企業説明・業界理解が中心(採用直結不可)

    • タイプ2:キャリア教育

      教育型プログラム(採用直結不可)

    • タイプ3:汎用的能力・専門活用型インターンシップ

      実務体験5日以上、条件付きで採用活用可

    • タイプ4:高度専門型インターンシップ

      主に大学院生向けの専門実務型

    このうち、正式な「インターンシップ」と定義されているのはタイプ3・タイプ4です。

    本記事では便宜上、

    • タイプ1=1dayインターンシップ
    • タイプ2=短期インターンシップ
    • タイプ3・4=長期インターンシップ

    として説明します。

短期インターンシップを途中でやめるべきか

  1. 原則:短期インターンシップは最後まで参加がおすすめ

    短期インターンシップは期間が限られているため、
    基本的には途中でやめることなく最後まで参加することをおすすめします。

    理由は以下の通りです。

    • 学生のうちしか経験できない貴重な機会である
    • グループワークや課題は就活でのアピール材料になる
    • 企業理解・自己理解が進む

    「つまらない」「思っていた内容と違う」と感じた場合でも、
    すぐに途中でやめる判断をするのは早いケースが多いです。

  2. 「なんとなく合わない」と感じたときの考え方

    短期インターンシップを途中でやめるか迷う理由が、

    • なんとなくつまらない
    • 雰囲気が合わない気がする

    といった場合は、受け身になっていないか振り返ってみましょう。

    • 社員に積極的に質問しているか
    • 社内の雰囲気や価値観を観察しているか
    • 良い点・良くない点を意識的に整理しているか

    主体的に関わることで、「参加してよかった」と感じられる学びが見えてくることもあります。

  3. 例外的に途中でやめてもよいケース

    以下のような場合は、短期インターンシップでも途中でやめる判断を否定しません。

    • 明らかに学びがなく、時間的損失が大きい
    • 誰が見ても不適切な運営が行われている
    • 心身に強い負担がかかる状況

    ただし、その場合でも必ず企業に連絡を入れることが社会的マナーです。

長期インターンシップを途中でやめる判断基準

  1. 長期インターンシップの特徴

    長期インターンシップは、社員と近いレベルの業務を任されることが多く、企業側も期待を持って学生を受け入れています。

    メリットとしては、

    • 実務スキルが身につく
    • 就業経験として評価されやすい
    • 就活時の説得力が高い

    といった点が挙げられます。

  2. やめたい理由を深掘りすることが重要

    長期インターンシップを途中でやめるか迷うときは、
    「なぜやめたいのか」を冷静に言語化することが不可欠です。

    • 業務内容そのものが合わないのか
    • 成長実感がないのか
    • 人間関係なのか
    • 学業や家庭との両立が難しいのか

    また、その理由は他の企業でも起こりうることなのかを考える必要があります。

  3. やむを得ず途中でやめるべきケース

    以下のようなケースでは、途中でやめる判断は妥当です。

    • 実質的に単純作業のみで成長が見込めない
    • ハラスメントなどの不適切な環境
    • 学業・家庭事情により継続が困難

    この場合、一人で抱え込まず、信頼できる先輩・家族に相談することをおすすめします。

インターンシップを途中でやめると就活に影響する?

  1. その企業への応募への影響

    インターンシップを途中でやめる場合、その企業への応募に影響が出る可能性はあります。

    企業側は、

    • 継続力に不安がある
    • 入社後も早期離職するのではないか

    と懸念を持つことがあるためです。

    ただし、途中でやめるからといって、即不採用が決まるわけではありません。

  2. ブラックリストに載ることはある?

    結論から言うと、ブラックリストとして他社と情報共有されることはありません。

    個人情報は法律で厳しく管理されており、本人の同意なく第三者に提供されることはありません。

    ただし、グループ企業内で情報共有が行われているケースはあります。

  3. 大学や親に連絡がいくことはある?

    通常、途中でやめることを理由に大学や親へ電話などがいくことはありません。

    ただし、無断でやめた場合は、安否確認として問い合わせが入ることがあります。

    その意味でも、必ず企業へ連絡を入れることが重要です。

短期インターンシップを途中でやめるときの連絡方法

  1. 連絡するときに大切な3つのポイント

    短期インターンシップを途中でやめるときは、次の3点を意識してください。

    • できるだけ早く伝えること

      参加を前提に企業は準備をしています。やめると決めたら、後回しにせず早めに伝えましょう。

    • 誠意をもって謝ること

      途中でやめること自体よりも、「どう伝えたか」が印象を左右します。感謝とお詫びの気持ちは必ず伝えます。

    • 理由は簡潔に伝えること

      長い言い訳や本音は不要です。学業や家庭など、相手が理解しやすい理由を短く伝えましょう。

  2. 連絡は「電話→メール」が基本

    インターンシップを途中でやめる場合は、
    まず電話で伝え、その後にメールで正式に連絡するのが社会人としてのマナーです。

    いきなりメールだけで済ませると、
    「一方的」「誠意がない」と受け取られてしまうことがあります。

    電話で直接伝えたうえで、
    内容を整理したメールを送ることで、丁寧で信頼できる対応になります。

長期インターンシップを途中でやめるときの注意点

長期インターンシップを途中でやめる場合は、社会人が退職するときと同じ意識を持つことが大切です。特に、次の3点は必ず押さえておきましょう。

  1. できれば2週間以上前に伝える

    急に辞めると、企業側の業務に支障が出てしまいます。
    辞めると決めたら、できるだけ早めに相談するのがマナーです。

  2. 引き継ぎを意識する

    自分が担当していた仕事は、次の人が困らないように整理しておきましょう。
    メモを残したり、口頭で説明したりする姿勢が好印象につながります。

  3. 後ろ向きな理由は伝えない

    「合わなかった」「つらかった」などの理由は避け、学業や進路など前向きな理由を
    伝えるのが無難です。

長期インターンは、辞め方次第で評価が大きく変わります。
最後まで誠実に対応し、円満に終えることを意識しましょう。

インターンシップを途中でやめるときの【電話テンプレ】

電話で伝えるときは、結論から簡潔に、3分以内が理想です。

電話(短期・長期共通)は次のような内容とします。

① 取り次ぎ

お忙しいところ失礼いたします。
私、〇〇大学工学部の山田太郎と申します。
インターンシップの件でお電話いたしました。
ご担当の佐藤様はいらっしゃいますでしょうか。

② 要件+結論

お世話になっております。〇〇大学工学部の山田太郎です。
少しお時間よろしいでしょうか。

(了承後)

インターンシップについてご相談があり、
誠に勝手ながら、やむを得ない事情により
途中で辞退させていただきたく、ご連絡いたしました。

③ 理由(簡潔に)

学業との両立が難しくなり、
このまま継続することが困難な状況となっております。

※「合わない」「つまらない」は言わない

④ お詫び

貴重な機会をいただいたにもかかわらず、
私の見通しの甘さでご迷惑をおかけし、
大変申し訳ございません。

⑤ 締め

急なご連絡となり恐縮ですが、
何卒ご理解いただけますと幸いです。
本日はありがとうございました。失礼いたします。

メールで伝えるとき(短期インターン用)

※電話後、当日中または翌日午前中に送信

件名:インターンシップ辞退のご連絡 【○○大学 山田太郎】

〇〇株式会社
人事部 人事課
佐藤二郎様

お世話になっております。
○○大学工学部機械工学科の山田太郎と申します。

このたびは、インターンシップに参加させていただき、
誠にありがとうございました。

先ほどお電話でもお伝えいたしました通り、学業上の都合により、
やむを得ずインターンシップを途中で辞退させていただきたく、
改めてご連絡申し上げます。

貴重な機会をご用意いただいたにもかかわらず、
私の見通しの甘さによりご迷惑をおかけしましたこと、
心よりお詫び申し上げます。

誠に勝手なお願いではございますが、
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

末筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

----------------------------
○○大学工学部機械工学科
山田太郎
〒160-0000
東京都新宿区○○○○
電話番号:070-xxxx-xxxx
Eメール:xxxx@xxxx.xxx
----------------------------

メールで伝えるとき(長期インターン用)

※2週間以上前/引き継ぎ配慮を明示

件名:インターンシップ辞退のご連絡 【○○大学 山田太郎】

〇〇株式会社
人事部 人事課
佐藤二郎様

お世話になっております。
○○大学工学部機械工学科の山田太郎です。

現在参加させていただいております長期インターンシップにつきまして、
ご相談がありご連絡いたしました。

誠に勝手ながら、学業との両立が難しくなり、〇月〇日をもちまして
インターンシップを辞退させていただきたく存じます。

これまでご指導いただいたにもかかわらず、
このような形となり大変申し訳ございません。

業務の引き継ぎ等につきましては、ご指示をいただけましたら
誠意をもって対応いたします。

お忙しいところ恐れ入りますが、
何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

----------------------------
○○大学工学部機械工学科
山田太郎
〒160-0000
東京都新宿区○○○○
電話番号:070-xxxx-xxxx
Eメール:xxxx@xxxx.xxx
----------------------------

人事からのワンポイント(重要)

インターンシップを途中でやめる場合は、伝え方ひとつで印象が大きく変わります。
特に次の点は必ず守りましょう。

  • 途中でやめる連絡は「電話 → メール」の順番が基本

    まずは電話で直接伝え、その後にメールで正式に通知するのが社会人としてのマナーです。

  • 理由は「学業・家庭・体調」などやむを得ない事情にまとめる

    個人的な不満や本音は伝えず、誰にでも理解されやすい理由を選びましょう。

  • 感情的・評価的な表現は使わない

    「大変だった」「合わなかった」などの言葉は避け、事実だけを簡潔に伝えます。

  • 無断欠席や連絡なしは絶対にNG

    連絡をしない行為は、就活全体で最悪の印象につながります。

インターンは「学生」でも、対応は「社会人」と同じです。最後まで誠実な姿勢を忘れないことが大切です。

よくある質問(Q&A)

Q1. インターンシップを途中でやめると就活で不利ですか?

A1. 影響が出る可能性はありますが、対応次第で致命的になることはありません。早めの連絡と丁寧な謝罪を行えば、マイナス評価を最小限に抑えられます。

Q2. 正直な理由をそのまま伝えてもいいですか?

A2. 本音をそのまま伝えるのは避け、相手が納得しやすい表現に言い換えるのが無難です。「業務が合わなかった」ではなく、「学業との両立が難しくなった」などが一般的です。

Q3. 無断で行かなくなったらどうなりますか?

A3. 企業側に強い悪印象を与えるだけでなく、大学やキャリアセンターに電話などが入る可能性もあります。無断欠席は絶対に避け、必ず連絡を入れましょう。

Q4. 途中でやめた企業に再応募できますか?

A4. やむを得ない理由と誠実な対応があれば、再応募できる可能性はゼロではありません。ただし、無断欠席や不誠実な対応があった場合は難しくなります。

Q5. どのタイミングで連絡するのがベストですか?

A5. 辞退や欠席が決まった時点で、できるだけ早くするのが基本です。前日や当日になる場合でも、必ず事前に連絡しましょう。

Q6. 電話がつながらない場合はどうすればいいですか?

A6. 何度か時間帯を変えて電話をかけ、それでもつながらない場合は、先にメールで要件を伝え、後ほど改めて電話するのが適切です。

Q7. メールだけで途中でやめる連絡をしても大丈夫ですか?

A7. 欠席や辞退の連絡は、原則として電話が優先です。メールのみは、やむを得ない場合の補助的手段と考えましょう。

Q8. 体調不良の場合、どこまで説明する必要がありますか?

A. 詳細に説明する必要はありません。「体調不良のため」と簡潔に伝え、無理に個人情報を話す必要はありません。

Q9. 引き継ぎは必ずしなければいけませんか?

A9. 必須ではありませんが、「引き継ぎが必要であれば対応します」と一言添えると、印象が良くなります。

Q10. 謝罪はどの程度すればいいですか?

A10. 過度にへりくだる必要はありませんが、感謝・お詫び・理由を簡潔に伝えることが大切です。

まとめ

インターンシップを途中でやめるときに考慮すべきことは以下の通りです。

  • インターンシップの本来の目的を理解する
  • 短期と長期で判断基準は異なる
  • 就活への影響は「対応次第」
  • 必ず企業へ誠実に連絡する

インターンシップを途中でやめる判断は、
将来の自分にとって納得できる選択かどうかが何より大切です。

迷ったときは、一度立ち止まり、冷静に考えてから決断してください。

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