【転職】失敗しない転職先の決め方・応募先の見極め方

2023.12.03 更新
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これから転職活動を始めようとする人が、転職先の決め方がわからなくて悩むことがあります。

失敗しない転職先の決め方とはどのようなものでしょうか?

転職活動を始めてから、知っておきたい応募先の見極め方はあるでしょうか?

また、転職活動の結果、複数の会社から内定をもらったときの転職先の決め方も知りたいものです。

転職を決意したとき、初めに考えなくてはいけないことは転職先の決め方です。

本ブログは、転職の活動をしている人が失敗しない転職先の決め方・応募先の見極め方を解説します。

転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書や職務経歴書を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. 失敗しない転職先の決め方
  2. 転職活動を始めてから、知っておきたい応募先の見極め方
  3. 複数の会社から内定をもらったときの転職先の決め方
  4. 中途採用を募集する会社の視点
  5. まとめ

失敗しない転職先の決め方

転職を始めようとする人が知っておきたい転職先の決め方があります。

  1. 転職先の決め方はゆずれない条件を考えることから

    自分としてこれだけはゆずれないという条件を考えることが、転職先の決め方では必要となってきます。

    ゆずれない条件は、転職先で就きたい仕事、収入、労働条件、人事諸制度、会社の規模・経営ポリシーなどです。自分として重視したいことをいくつも書き出してください。

    例えば次のようなものです。

    • 就きたい仕事:能力・経験・スキル・資格など自分の持つ強みを活かせる仕事、現職(前職)と同じ業界・職種など
    • 収入:年収(基本給、手当・賞与)、退職金・年金制度など
    • 労働条件:勤務地、労働時間、副業の可否、転勤の可否、休日数、有休休暇、フレックスタイム、残業時間、育児・介護など
    • 人事諸制度:人事制度、人事評価制度、昇給制度、教育研修体系など
    • 会社の規模・経営ポリシー:大企業・ベンチャー企業、社員の定着率、経営理念、社風、女性の活躍度、技術・開発力、海外展開など

    以上のなかから自分としてゆずれない条件を抜き出して、その中で優先順位をつけてください。

    ゆずれない条件を多くすればするほど、転職先が狭まってしまうので、絶対にゆずれない条件を1~2つ、できればあったほうがよい条件をいくつか選択することが現実的です。

    このとき考慮すべきことは、ゆずれない条件が自分の身の丈に合っているかということです。

    身の丈より少しジャンプして届く条件ならチャレンジすることは間違いではありませんが、ジャンプしても届かない条件に固執すると転職活動が思うように進まないことがあります。

  2. 転職先の決め方は退職理由からも

    転職先の決め方ではゆずれない条件を調べることと並行して、退職理由も考慮する必要があります。

    「○○が不満だから」という理由で退職しても、転職先の○○が満足されなければ、再び退職してしまう可能性が高まります。

    同じ退職理由から、転職先を退職することは避けたいものです。

    退職理由は人により異なるものの、下記調査によると、職場の人間関係と労働条件・収入に関するものが多い傾向にあります。

    リクナビNEXTの転職理由と退職理由の本音ランキングBest10では、1位:上司・経営者の仕事の仕方が気に入らない(23%)、2位:労働時間・環境が不満(14%)、3位:同僚・先輩・後輩とうまくいかない(13%)、4位:給与が低い(12%)、5位:仕事内容が面白くなかった(9%)と続きます。

    退職理由のうち人間関係が36%、労働条件・収入が26%を占めています。

    転職先で良い人間関係を築くことができるか、やはり入社しないとわからないことが多いですが、転職活動中にできるだけ職場の雰囲気を探る方法を次章で紹介します。

転職活動を始めてから、知っておきたい応募先の見極め方

上記の「転職先の決め方」をもとに転職活動を始めた人が、知っておきたい応募先の見極め方を説明します。

  1. 転職の活動中における、ゆずれない条件の見極め方

    上記の「転職先の決め方」でゆずれない条件を決めたらそれに見合う企業に応募していきましょう。

    • 就きたい仕事、人事諸制度、会社の規模・経営ポリシーがゆずれない条件なら、採用担当者にそれらの知りたいことを自分が納得できるまで何でも確認してください。

      質問に対してあいまいな回答や、想定と異なる回答をした場合は、転職先として妥当ではありません。

    • 一方で、収入、労働条件がゆずれない条件の場合、採用担当者にルールを聞くことは問題ないですが、「自分の基本給はどれくらいもらえますか」など、本人の収入や労働条件を確認すると「この応募者は、労働条件ばかり気にしている」とマイナス評価を受けがちなので注意が必要です。

      OB・OGなど社内に知り合いがいればその人達から実態を聞くことが一番です。

      また、内定した場合には、採用時の労働条件が明示されますからそのときに確認したいことをまとめて質問できます。

  2. 転職の活動中における、職場の人間関係の探り方

    職場の人間関係について、採用担当者に確認することは問題ないですが、しつこく確認すると、「何か人間関係でつまずいたのか」と思われてマイナス評価となります。

    職場の人間関係を探るための方法は2つあり、ある程度見えてくるものがあります。

    • 転職となったさいに配属予定の上司が面接官となることが多いので、面接中に上司予定の人を見極めることです。

      自分のことを大切にしてくれそうか、そうでないか質問や態度からある程度見極めることができます。

    • 面接の連絡があったとき、あらかじめ職場見学を希望してください。親切な会社は職場見学に応じてくれます。

      職場見学を断られたときは、内定時に希望してください。この場合は見学を許可されるかと思います。

      職場見学が許されたら、その職場の雰囲気を察して、自分に合うかどうかの判断材料にしてください。

「転職先の決め方」をもとに転職活動を始めた人は、以上のような方法で応募先を見極めることができます。

複数の会社から内定をもらったときの転職先の決め方

複数の会社から内定をもらったときの転職先の決め方は、もう一度ゆずれない条件や退職理由に戻ることです。自分が転職先を納得できるか考えてください。

そして、採用条件の不明な点は納得ゆくまで確認することです。

転職することが普通になった現在でも、入社後、想定していた内容と異なるといって短期間で辞めることは良いことではありません。

本人が入社したい気持ちになる会社に転職することがベストです。

中途採用を募集する会社の視点

前章まで転職希望者の転職先の決め方を説明しましたが、ここでは、中途採用を募集する会社の視点を説明します。

会社が中途採用を募集するときは、職種を限定しての募集となり、採用したい人の詳細な条件が決まっています。

中途採用では、どのような能力、経験、スキル、資格などを持つ人が欲しいのか、あらかじめ募集条件に明示されていますが、その条件に外れた人を採用することはほぼ無いと言えます。

この会社の視点に立った時、自分は会社の欲しい人材かを見極めて応募することが、転職成功の基本といえます。

まとめ

これから転職活動を始めようとする人が、失敗しない転職先の決め方・応募先の見極め方について考えてみます。

転職を始めようとき知っておきたい転職先の決め方は、2つです。

一つ目は、自分としてゆずれないという条件を考えることが、転職先の決め方では必要です。

ゆずれない条件は、転職先で就きたい仕事、収入、労働条件、人事諸制度、会社の規模・経営ポリシーなどから探すことです。

二つ目は、転職先の決め方では退職理由も考慮することです。

「転職先の決め方」をもとに、転職活動を始めた人が知っておきたい応募先の見極め方が二つあります。

一つ目は、就きたい仕事、人事諸制度、会社の規模・経営ポリシーがゆずれない条件なら、採用担当者にそれらの知りたいことを自分が納得できるまで何でも確認することです。

二つ目は、転職の活動中における、職場の人間関係を探ることです。

複数の会社から内定をもらったときの転職先の決め方は、もう一度ゆずれない条件や退職理由に戻ることです。

一方で、自分は会社の欲しい人材かを見極めて応募することが、転職成功の基本といえます。

以上 失敗しない転職先の決め方・応募先の見極め方を解説しました。

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