【転職】給料が上がらないと悩む人が知るべき現実と対策
「今の会社で何年も働いているのに、給料が上がらない」
「頑張っているつもりなのに、昇給の気配がない」
こうした理由から給料が上がらないことをきっかけに転職を考える人は、年々増えています。
転職理由のアンケートでも「給料が低い」「収入に不満がある」は常に上位です。
しかし、人事の立場からはっきり言えるのは、
「給料が上がらない=すぐ転職すべき」とは限らないということです。
給料が上がらない原因を正しく理解せずに転職すると、
「転職したのに給料が変わらない」「むしろ下がった」
という失敗につながるケースも少なくありません。
この記事では、
- なぜ給料が上がらないのか
- 転職すべき人・踏みとどまるべき人の違い
- 給料が上がらない状態で転職したいときの注意点
を、人事目線でわかりやすく解説します。
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給料が上がらないから転職したい人は本当に多い
「給料が上がらない」という悩みは、転職を考える理由として非常に一般的です。
実際に、マイナビの調査(転職動向調査2025年版/2024年12月)では、
**転職理由の1位が「給料が低かった(25.5%)」**となっています。
次いで、
- 仕事内容(23.1%)
- 職場の人間関係(21.2%)
- 会社の将来性(20.3%)
- 休日・残業などの待遇(16.2%)
と続いており、給料への不満が転職の大きな引き金になっていることは明らかです。
つまり、給料が上がらないから転職したいと感じること自体は、決して特別なことではありません。
ただし重要なのは、「なぜ給料が上がらないのか」を正しく理解しているかどうかです。
給料が上がらない理由は大きく2つに分かれる
給料が上がらない理由は、人によってさまざまです。
しかし大きく分けると、次の2パターンに整理できます。
- 会社に原因がある場合
- 本人に原因がある場合
この切り分けを間違えると、転職しても状況は改善しません。
- 会社に原因があって給料が上がらないケース
- 給与水準そのものが低い
会社によっては、そもそも給与水準が低く設定されているケースがあります。
原因として多いのは、
- 業界全体の給料水準が低い
- 売上や利益が伸びていない
- 価格競争が激しく利益率が低い
といった構造的な問題です。
この場合、どれだけ個人が頑張っても、会社全体の給料が上がらないため限界があります。
一つの目安として、
「上司や先輩がどれくらいの年収なのか」を見てみてください。
その金額が、自分の将来の上限になる可能性が高いからです。 - 年功序列型の賃金制度
年功序列の会社では、若いうちは給料が上がりにくい傾向があります。
- 成果より勤続年数が重視される
- 昇給ペースが年齢と連動している
このような会社では、
「今は我慢の時期」と割り切れない人にとってはストレスになります。 - 利益を内部留保に回している
会社が利益を出していても、
- 内部留保を増やしている
- 新規事業や設備投資を優先している
といった理由で、給料に還元されないケースもあります。
この場合、社員の努力とは無関係に、給料が上がりません。
- 給与水準そのものが低い
- 本人に原因があって給料が上がらないケース
- 専門性を必要としない仕事をしている
給料は、「代わりがいるかどうか」で決まる側面があります。
- 誰でもできる仕事
- マニュアル通りに進める業務
こうした仕事は、残念ながら給料が上がりにくいです。
一方で、
- 専門知識が必要
- 経験がものを言う
- 代替が難しい
仕事ができる人は、会社としても簡単に手放せません。
- 仕事で成果を出せていない
評価制度がある会社では、成果が給料に直結します。
成果が出ない理由は、
- スキル不足
- 経験不足
- 人間関係がうまくいっていない
- 上司との相性が悪い
などさまざまですが、「成果が見えない状態」では昇給は期待できません。
- 専門性を必要としない仕事をしている
給料を上げたいなら、まず考えるべきこと
給料を上げるためには、
「なぜ上がらないのか」を把握したうえで対策を取ることが必要です。
会社に原因がある場合、個人でできることは限られます。
一方、本人に原因がある場合は、行動次第で状況を変えられます。
- 専門性を身につける
給料を上げたいなら、
「会社にとって価値のある専門性」を意識することが重要です。- 業務に必要な知識・スキルを洗い出す
- 足りない部分を自己投資で補う
- 必要に応じて資格取得を目指す
専門性は一朝一夕では身につきませんが、積み重ねれば確実に評価につながります。
- 仕事で成果を出す
給料を上げる最短ルートは、目に見える成果を出すことです。
- 数字で示せる実績
- 業務改善の提案
- 一緒に働く人たちから見た、あなたの仕事の信頼度・評価
ただし、人間関係が原因で成果が出せない場合は、
配置転換や異動を相談するのも一つの方法です。それでも改善が難しい場合、転職を検討する価値はあります。
会社に原因があって給料が上がらない場合の選択肢
会社の仕組みや方針が原因で給料が上がらない場合、
本人がどれだけ頑張っても限界があることがあります。
そのようなときに考えられる選択肢は、主に次の3つです。
- 給料が高い会社へ転職する
今よりも給料水準が高い会社に移る方法です。
同じスキル・経験でも、会社や業界が変わるだけで給料が上がることは珍しくありません。3つの選択肢の中では、最も現実的で、多くの人が選びやすい方法と言えます。
- 起業する
自分で会社を立ち上げて、事業を行う方法です。
うまくいけば収入を大きく伸ばせる可能性がありますが、- 失敗のリスクが高い
- 安定収入まで時間がかかる
といった点から、誰にでも向いている選択肢ではありません。
- フリーランスになる
会社に属さず、個人で仕事を請け負う働き方です。
スキルがあれば収入アップも期待できますが、- 仕事が不安定
- 収入が月によって大きく変わる
というリスクもあります。
なぜ「転職」が一番現実的なのか
起業やフリーランスは自由度が高い反面、
収入や将来の不安が大きいというデメリットがあります。
その点、転職は、
- 今の経験を活かせる
- 収入の見通しが立てやすい
- 生活の安定を保ちやすい
という理由から、多くの人にとって現実的な選択肢です。
給料が上がらないから転職したいときの注意点
一方で、給料が上がらないから転職したいときの注意点もあります。
- 退職理由を「給料が上がらない」にしない
面接で「なぜ転職するのか」は必ず聞かれます。
ここで「給料が上がらないからです」と答えるのはNGです。
- お金目的に見える
- 自己評価ができていない印象を与える
- 条件交渉が難しくなる
本音は給料でも、
表向きは「キャリアアップ」「スキル向上」など前向きな理由にしましょう。 - 転職すれば必ず給料が上がるわけではない
同じマイナビ調査(転職動向調査2025年版:2024年12月)では、転職後に年収が「増加した」のは39.4%です。
20代男性では37.7%、女性では30.0%、30代男性では49.5%、女性では35.0%でした。
逆に言うと60.6%は、年収が変わらない、または減少したということです。転職すれば給料が上がるとは限らないことがわかります。
「転職=給料アップ」と期待しすぎるのは危険です。
- 給料が高い会社ほど仕事がきついこともある
給料が高い会社は、
- 高い成果を求められる
- 業務量が多い
- 責任が重い
ケースが多いです。
また、残業代込みの給与や、いわゆるブラック企業も存在します。
「なぜ給料が高いのか」は必ず確認しましょう。
よくある質問(Q&A)
Q1. 給料が上がらないだけで転職してもいいですか?
A1. 会社に原因があり、将来も改善が見込めない場合は選択肢として有効です。
Q2. 面接で給料の話はどこまでしていいですか?
A2. 最終面接や内定後が基本です。最初から給料の話を強調しすぎないようにしましょう。
Q3. 転職回数が多いと不利になりますか?
A3. 理由と一貫性が説明できれば問題ありません。
まとめ|給料が上がらないから転職したい人へ
給料が上がらないと、転職を考えるのは自然なことです。
ただし、
- 原因が会社にあるのか
- 本人にあるのか
を見極めないまま転職すると、後悔する可能性があります。
転職はあくまで手段です。
給料が上がらない理由を理解し、納得したうえで選択してください。
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