【就活】インターン後のお礼のメールや手紙は必要?書き方は?

2023.12.03 更新
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インターンに参加した後で、感謝の気持ちを込めてお礼のメールや手紙を送りたいけれど、どうしようと悩むことがあります。

インターン後のお礼のメールや手紙は送ったほうがいいでしょうか?

お礼のメールや手紙を送るなら、どのように書いたらいいでしょうか?

お礼のメールや手紙を送るときに気をつけたいことも知りたいものです。

本ブログは、インターン後のお礼のメールや手紙は必要か、及びマナーに沿った書き方について解説します。

就活は、インターンシップから始まり、面接を経て、自分の活躍できる企業へ内定することがゴールです。

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目次
  1. インターン後のお礼のメールや手紙は送ったほうがいいか
  2. インターンのお礼メールや手紙はいつ送るか
  3. インターンのお礼メールや手紙は誰に送るか
  4. インターン後のお礼メールの書き方
  5. インターン後のお礼メールの例文
  6. インターン後のお礼の手紙の書き方
  7. インターン後のお礼の手紙の例文
  8. お礼メールや手紙を送るときに気をつけたいこと
  9. まとめ

インターン後のお礼のメールや手紙は送ったほうがいいか

インターン後には、お礼のメールまたは手紙を送ることをお勧めします。

メールまたは手紙のどちらを選択するかについて決まりはありませんが、1dayインターンシップや短期インターンシップの場合は、メールで送るほうが望ましいです。

メールは、印象が鮮明で、担当者も記憶にあるうちに、素早く送ることができます。手紙はどうしてもメールより相手に届くのが遅れてしまいます。

しかし、メールよりも手紙で出すほうが丁寧な印象を受けますので、長期インターンの場合や、字を書くことが得意な人は、手紙を選択することは有効です。

インターン後にお礼のメールまたは手紙を送る理由は、次の4つです。

  • 企業のインターンシップ関係者は、業務が多忙な中で、インターンの実施に多くの時間をかけて対応しています。

    このような企業の努力に感謝の気持ちを込めてお礼のメールや手紙を送ることはあたりまえのマナーといえます。

  • 人事のインターン担当者は、特にお礼のメールや手紙を期待しているわけではありません。

    ですが、次のインターン実施計画を策定するために、参加者の感想を知りたい気持ちがあることは確かです。お礼のメールや手紙に感想があれば担当者もうれしいはずです。

  • インターン後のお礼のメールや手紙を送ったからといって、就活の応募で有利となるわけではありません。

    ですが、人事のインターン担当者がそのまま採用担当者となることが多いです。お礼のメールや手紙を送ることで良い印象を与えることができます。

  • インターンのお礼の感想を書くときに、インターンを振り返ることで、就活で使えるエピソードが見つかる可能性があります。

以上のような理由により、インターン後のお礼のメールや手紙は有効です。

インターンのお礼メールや手紙はいつ送るか

お礼のメールや手紙は、インターン終了後できるだけ早く送ってください。

  • お礼のメールはインターン終了の当日がベストです。

    インターンのお礼のメールは、インターン終了当日がベストですが、遅くとも翌日の午前中の早い時間に送ってください。

    多数の学生がインターンに参加していることもあり、お礼のメールが遅いと本人の印象が薄くなってしまいます。

  • メールを送る時間は夜間の残業時間帯までとしてください。

    パソコンのメールなら、電話と違い夜遅い時間でも相手に迷惑がかかるわけではなく、インターン担当者も翌営業日に確認できるので問題ないのでは、という考えもあります。

    ですが、パソコンに送られたメールをスマートフォンで確認できるよう設定している人もいますし、相手が気を使って「すぐに返信」と思うことも考えられます。

    なので、できれば就業時間内、遅くても21時頃までにメールを送るようにしてください。

  • お礼の手紙はインターンの終了後、3日以内がベストです。遅くとも1週間以内に送ってください。

インターンのお礼メールや手紙は誰に送るか

インターンのお礼のメールや手紙は、人事のインターン担当者に送ってください。

インターンを実施した職場の関係者にもお世話になったお礼を伝えたいときには、メールや手紙の中で、「お礼を伝えていただけるよう」に添えると、メールや手紙を転送してもらえます。

インターン後のお礼メールの書き方

お礼のメールは、簡潔に書くことが求められます。だらだらと長い文章は、インターンシップ担当者も多忙なために迷惑になるかも知れません。

また、インターンの感想がありきたりで、テンプレそのままではかえって印象が悪くなる可能性があります。

具体的なエピソードを交えて、感想と感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。

インターン後のお礼メールを書くポイントは、次の内容を参照ください。

  1. 件名は、一目でお礼メールであることと、誰がメールしたのか、わかるようにします。

    インターンシップのお礼 【○○大学 佐藤✕✕】

  2. 宛先  

    社名は正式名称とし、株式会社を(株)と略さないでください。企業名、部署名、役職名、氏名の順で書きます。

    ○○株式会社
    人事部 人事課
    ○○○○様

  3. 自分の名前を伝える

    挨拶と共に、大学、学部、氏名を書きます。

    お世話になっております。
    ○○大学○○学部○○学科 佐藤✕✕と申します。

  4. インターンのお礼をする

    インターンシップの機会を与えてもらったお礼を書きます。

    この度は○○インターンシップの貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。

  5. 本文

    本文では、インターンの感想をありきたりな内容ではなく、企業に対する印象、具体的に成長したこと、社員との交流から学んだことなどを自分の言葉で、具体的に書きます。

    私にとって初めてのことばかりで驚きと緊張の連続でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。

    特に、実際に○○業務を体験させていただくことで、○○のような大変さが良くわかりました。一方で、○○業界についてよく理解でき、○○業界で働くイメージを持つことができました。

    また、業務内容だけではなく、○○様から社会人としての働き方の基本も教えて頂き、大変感謝しております。

    社員の方々とも交流させていただき、貴社の働く環境も知ることができて、ますます入社の希望が強くなりました。

  6. 結びの言葉

    インターンで得たことを今後どう活かしていこうと考えているのかを記載し、感謝の言葉で締めくくります。

    これからインターンシップで学んだことを活かし、貴社で必要とされる人材になれるよう努力していきます。

    末筆ながら貴社のますますのご発展と、皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。

  7. 署名

    大学・学部名、氏名、住所、連絡先を正式名称で記載し、署名の前後を傍線や破線で区切るように装飾すると読みやすくなって親切です。

    なお住所は必須ではありません。

    メーラーは、自動で署名がつくように設定できるものも多いので、活用するといいでしょう。

    ----------------------------
    ○○大学○○部○○学科
    佐藤✕✕
    〒154-0000
    東京都世田谷区○○○○
    電話番号:070-xxxx-xxxx
    Eメール:xxxx@xxxx.xxx
    ----------------------------

インターン後のお礼メールの例文

インターン後のお礼のメールの例文は次の通りです。本文は読むやすくするために適度に改行しましょう。

インターンシップのお礼 【○○大学 佐藤✕✕】

○○株式会社
人事部 人事課
○○○○様

お世話になっております。
○○大学○○学部○○学科 佐藤✕✕と申します。

この度は○○インターンシップの貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。

私にとって初めてのことばかりで驚きと緊張の連続でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。

特に、実際に○○業務を体験させていただくことで、○○のような大変さが良くわかりました。一方で、○○業界についてよく理解でき、○○業界で働くイメージを持つことができました。

また、業務内容だけではなく、○○様から社会人としての働き方の基本も教えて頂き、大変感謝しております。

社員の方々とも交流させていただき、貴社の働く環境も知ることができて、ますます入社の希望が強くなりました。

これからインターンシップで学んだことを活かし、貴社で必要とされる人材になれるよう努力していきます。

末筆ながら貴社のますますのご発展と、皆様のご健康を心からお祈り申し上げます。

----------------------------
○○大学○○部○○学科
佐藤✕✕
〒154-0000
東京都世田谷区○○○○
電話番号:070-xxxx-xxxx
Eメール:xxxx@xxxx.xxx
----------------------------

インターン後のお礼の手紙の書き方

インターン後のお礼について、手紙はメールより丁寧な印象を受けます。長期インターンの場合や、字を書くことが得意な人は、手紙を出すことは有効です。

お礼の手紙は、メールと同様に簡潔に書くことが求められます。

また、インターンの感想がありきたりで、テンプレそのままではかえって印象が悪くなります。具体的なエピソードを交えて感想と感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。

インターン後のお礼の手紙を書くポイントは、次の内容を参照ください。

  1. 頭語

    頭語とは、手紙の一番初めにくる挨拶にあたる言葉で、結語と必ずセットとして使用します。

    「拝啓」「前略」などがこれにあたります。「前略」は、目上の人には使いません。

    拝啓

  2. 挨拶と自分の名前を伝える

    時候の挨拶と、インターンでお世話になったこと、続いて大学、学部、氏名を伝えます。

    時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

    〇月〇日から1か月間のインターンシップに参加させていただきました、○○大学○○学部○○学部の佐藤✕✕と申します。

  3. インターンのお礼をする

    インターンシップの機会を与えてもらったお礼を書きます。

    この度は貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。

  4. 本文

    本文では、インターンの感想をありきたりな内容ではなく、企業に対する印象、具体的に成長したこと、社員との交流から学んだことなどを自分の言葉で、具体的に書きます。

    私にとって初めてのことばかりで驚きと緊張の連続でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。

    特に、実際に○○業務を体験させていただくことで、○○のような大変さが良くわかりました。一方で、○○業界についてよく理解でき、○○業界で働くイメージを持つことができました。

    また、業務内容だけではなく、○○様から社会人としての働き方の基本も教えて頂き、大変感謝しております。

    社員の方々とも交流させていただき、貴社の働く環境も知ることができて、ますます入社の希望が強くなりました。

  5. 結びの言葉

    最後に重ねてお礼の気持ちを伝え、会社の今後の繁栄を祈る言葉で結びます。

    インターンシップに参加させていただいたお礼を申し上げたく、取り急ぎお便りいたしました。

    末筆ながら、貴社の発展と皆様のご活躍をお祈り申し上げます。

  6. 結語

    結語とは、手紙の末文にくる挨拶にあたる言葉で、一般的に知られているものとして「敬具」などがこれにあたります。

    敬具

  7. 日付け  

    年号、月日を書きます。

    令和〇年〇月〇日

  8. 署名  

    大学・学部名、氏名、住所を正式名称で記載します。

    東京都世田谷区○○✕丁目✕✕番✕✕号
    〇〇大学○○学部○○学科 佐藤✕✕

  9. 宛名  

    社名は正式名称とし、株式会社を(株)と略さないで、企業名、部署名、役職名、氏名の順で書きます。

    ○○○○株式会社
    人事部人事課 ○○○○様

インターン後のお礼の手紙の例文

インターン後のお礼の手紙の例文は次の通りです。読むやすくするために適度に改行しましょう。

拝啓

時下、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

〇月〇日から1か月間のインターンシップに参加させていただきました、○○大学○○学部○○学部の佐藤✕✕と申します。

この度は貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました。

私にとって初めてのことばかりで驚きと緊張の連続でしたが、とても充実した時間を過ごすことができました。
特に、実際に○○業務を体験させていただくことで、○○のような大変さが良くわかりました。一方で、○○業界についてよく理解でき、○○業界で働くイメージを持つことができました。
また、業務内容だけではなく、○○様から社会人としての働き方の基本も教えて頂き、大変感謝しております。
社員の方々とも交流させていただき、貴社の働く環境も知ることができて、ますます入社の希望が強くなりました。

インターンシップに参加させていただいたお礼を申し上げたく、取り急ぎお便りいたしました。

末筆ながら、貴社の発展と皆様のご活躍をお祈り申し上げます。

敬具

令和〇年〇月〇日

東京都世田谷区○○✕丁目✕✕番✕✕号
〇〇大学○○学部○○学科 佐藤✕✕

○○○○株式会社
人事部人事課 ○○○○様

お礼メールや手紙を送るときに気をつけたいこと

ここでは、お礼のメールや手紙を送るときに、気をつけたいことを説明します。

  • お礼のメールや手紙のコピーを手許に残しておく

    インターンシップに参加した企業に、その後応募する可能性もあります。面接ではインターンの感想などを聞かれることがありますから、お礼メールや手紙のコピーを残しておくと役に立ちます。

  • 文字の誤りに気をつける

    誤字・脱字、メールの場合は、文字の誤変換がないように十分チェックして送りましょう。

    誤字・脱字、文字の誤変換があると、せっかくのお礼メールや手紙が台無しになってしまいます。

  • お礼メールの返信があれば簡潔に再送信する

    お礼メールでは、返信を受け取ることがあります。そのときには、感謝の気持ちを簡潔に表す文章とし、お礼メールの本文に書いた内容を再度書く必要はありません。

    ただし、返信不要とある場合は、返信する必要はありません。

まとめ

インターンシップに参加した後で、お礼のメールや手紙を送ったほうが良いのか考えてみます。

インターン後には、お礼のメールまたは手紙を送ることをお勧めします。

インターン後のお礼のメールや手紙を送る理由は、4つあります。

  • インターンシップ関係者に感謝の気持ちを込めて、お礼のメールや手紙を送ることは、マナーといえます。
  • インターン担当者は、次のインターン実施計画において参加者の感想を知りたい気持ちがあり、お礼のメールや手紙に感想があればうれしいはずです。
  • お礼のメールや手紙を送ったからといって、就活の応募で有利となりませんが、インターン担当者がそのまま採用担当者となることが多く、良い印象を与えることができます。
  • お礼の感想を書くときに、インターンを振り返ることで、就活で使えるエピソードが見つかる可能性があります。

お礼のメールはインターン終了の当日がベストです。メールを送る時間は夜間の残業時間帯(21時頃まで)としてください。

お礼の手紙はインターンの終了後、3日以内がベストです。遅くとも1週間以内に送ってください。

お礼のメールや手紙は、人事のインターン担当者に送ってください。

お礼のメールは、簡潔に書くことが求められます。具体的なエピソードを交えて感想と感謝の気持ちを伝えると良いでしょう。

インターン後のお礼は、メールよりも手紙で出すほうが丁寧な印象を受けますので、長期インターンの場合や、字を書くことが得意な人は、手紙を出すことは有効です。

お礼の手紙は、メールと同様に簡潔に書くことが求められます。

お礼のメールや手紙を送るときに気をつけたいことが3つあります。

  • お礼のメールや手紙はコピーを手許に残しておく
  • 文字の誤りに気をつける
  • お礼メールの返信があれば簡潔に再送信する

以上、インターン後のお礼のメールや手紙は必要か、及びマナーに沿った書き方について解説しました。

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