【就活】インターンシップの面接後に送るお礼メールのマナー
インターンシップでは、希望者を選考するために面接を行う企業もありますが、面接の終了後にお礼メールを送る必要があるか迷ってしまいます。
インターンシップの面接の後にお礼メールを送る必要はあるのでしょうか?
インターンシップの面接後にお礼メールを送るならば、どのような内容で、いつ送ればいいのでしょうか?
お礼メールを送るときに気をつけたいことはあるでしょうか?
本ブログは、インターンシップの面接の後に送る、お礼メールの正しいマナーについて解説します。
就活は、インターンシップから始まり、面接を経て、自分の活躍できる企業へ内定することがゴールです。
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インターンシップの面接終了後にお礼メールを送る必要がある?
インターンシップの面接終了後にお礼メールを送ることは、次のような意味があります。
- インターンシップ面接を受ける機会をもらったことへの感謝を伝える
学生がインターンシップのための面接を受けるためには、人事のインターンシップ窓口担当者、面接官など多くの社員が、それ以外の多くの業務を持ちながら携わっています。
ですから、インターンシップ面接の機会を与えられたことへの感謝を伝えたい場合には、お礼のメールを送ることは良いことです。
- インターンシップ面接を通過したい気持ちでお礼メールを送る
面接を通過したいためにお礼メールを送るのはNGです。
お礼メールを受け取ったインターンシップ窓口の担当者は「細かな気遣いができる学生」と好印象を持つかも知れませんが、だからといって面接の合否に影響を与えることはありません。
そもそもインターンシップは、企業にとって「仕事を通じて、 学生に自社を含め、 業界・ 仕事の理解を深めてもらう」ことにあります。
インターンシップに参加した、採用したい能力や人間性を持つ学生が就活で応募することも期待しています。
面接は、大変な労力と経費をかけたインターンシップに参加してもらいたい学生を選ぶ場です。お礼メールが合否を左右するのでは、などと考えないでください。
以上から、感謝の気持ちを伝えたい場合には、お礼メールを送ってください。
お礼メールはいつ送るか
お礼メールはいつ送るのが正解なのか、以下に説明します。
- お礼メールは面接当日に送る
インターンシップの面接のお礼メールは、面接当日がベストですが、遅くとも翌日の午前中の早い時間に送ってください。
多数の学生が面接を受けていることもあり、お礼メールが遅いと本人の印象が薄くなってしまいます。
- お礼メールを送る時間は就業時間内とする
パソコンのメールなら電話と違い、夜遅い時間でも相手に迷惑がかかるわけではなく、インターンシップ担当者も翌日朝に確認できるので問題ないのでは、という考えもあります。
ですが、パソコンに送られたメールをスマートフォンで確認できるよう設定している人もいますし、相手が気を使って「すぐに返信」と思うことも考えられます。
なので、出来る限り就業時間内にお礼メールを送るようにしてください。遅くとも21時までとし、深夜(22時以降)は避けてください。
お礼メールはどのような内容とするか
お礼メールは、次のような内容を簡潔に書くことが求められます。だらだらと長い文章は、インターンシップ担当者も多忙なために読んでくれないかも知れません。
以下を参考にしてインターンシップの面接後にお礼メールを送ってください。
- タイトル
タイトルは、一目でお礼メールであることと、誰がメールしたのか、わかるようにするにします。
インターンシップ面接のお礼【○○大学 山田太郎】
- 宛先
企業名、部署名、インターンシップ担当者名を書きます。株式会社を(株)と略さずに正式名称で書いてください。
株式会社○○
人事部 人事課
○○○○様 - 自分の名前を伝える
挨拶と共に、大学、学部、氏名を書きます。
お世話になっております。
○○大学 法学部法律学科 山田太郎と申します。 - 面接のお礼をする
インターンシップ面接の機会を与えてもらったお礼を書きます。
本日は、面接の機会をいただき、ありがとうございました。
- 面接の感想を伝える
面接官からの質問や、印象に残っていること、参考になったことなど、インターン面接の感想を伝えます。
面接官の○○様の、○○○○○という会社をこよなく愛する気持ちが伝わる言葉が印象的でした。面接を通して、貴社の事業や社風に魅力を感じ、インターンシップに参加したいという気持ちが一層強くなりました。
- 結びの言葉
インターンシップ担当者に負担をかけないよう返信は不要とともに、繰り返し面接のお礼を伝えます。
ご多忙かと存じますので、ご返信には及びません。本日は、面接の機会を頂き誠にありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
- 署名
大学名、氏名、住所、電話番号、Eメールが記載された署名を記載します。なお、住所は必須ではありません。
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〇〇大学法学部法律学科
山田太郎
〒100-0000
東京都千代田区○○○○
電話番号:070-xxxx-xxxx
Eメール:xxxx@xxxx.xxx
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インターンシップの面接後に送るお礼メールの例文
インターンシップの面接後に送るお礼メールの例文は次の通りです。本文は読むやすくするために適度に改行しましょう。
件名:インターンシップ面接のお礼【○○大学 山田太郎】
株式会社○○
人事部 人事課
○○○○様
お世話になっております。
○○大学 法学部法律学科 山田太郎と申します。
本日は、面接の機会をいただき、ありがとうございました。
面接官の○○様の、○○○○○という会社をこよなく愛する気持ちが伝わる言葉が印象的でした。面接を通して、貴社の事業や社風に魅力を感じ、インターンシップに参加したいという気持ちが一層強くなりました。
ご多忙かと存じますので、ご返信には及びません。本日は、面接の機会を頂き誠にありがとうございました。今後とも何卒よろしくお願いいたします。
----------------------------
〇〇大学法学部法律学科
山田太郎
〒100-0000
東京都千代田区○○○○
電話番号:070-xxxx-xxxx
Eメール:xxxx@xxxx.xxx
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お礼メールを送るときに気をつけたいこと
インターンシップ面接のお礼メールを送るときには、次のような気をつけたいことがあります。
- テンプレをそのまま使わない
インターンシップ担当者は、多くの学生からお礼のメールを受けています。テンプレをそのまま使うとバレてしまいますので、「またか」となり、熱意が伝わりません。
お礼メールの流れは同じようになってしまいますが、特に面接の感想は自分なりの言葉を使って書いてください。
- 誤字・脱字、漢字変換間違いに気を付ける
どれほど内容が素晴らしいものでも、誤字・脱字や漢字変換の間違いがあると、雑な仕事をする人と判断されることもあります。
メール送信の前にもう一度文章を読み直して、誤字・脱字や漢字変換間違いがないようにチェックしてください。
まとめ
インターンシップの面接を終了後に、お礼のメールを送る必要があるか考えてみました。
お礼メールを送ることについて、面接を受ける機会をもらったことの感謝を伝えたいときは良いですが、面接を通過したい気持ちでお礼のメールを送るのはNGです。
お礼メールは面接当日に送ってください。メールを送る時間は出来る限り就業時間内とします。
お礼メールは、簡潔に書くことが求められます。面接のお礼をする、面接の感想を伝える、結びの言葉を入れてください。
お礼メールを送るときには、テンプレをそのまま使わないこと、誤字・脱字、漢字変換間違いに気をつけてください。
以上、インターンシップの面接後に送るお礼メールの正しいマナーについて解説しました。
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