【就活・転職】履歴書への MOSの正しい書き方を知りたい!

2024.11.13 更新
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MOSの資格を履歴書に記入したいけれど、正しい書き方や、書いても就活や転職活動に有利のか、わからなくて悩む人は多いようです。

履歴書へのMOSの正しい書き方はどのようなものでしょうか?

そもそもMOSを履歴書に記入することは就職に有利なのでしょうか?

履歴書への MOSの書き方で気をつけたいことも知りたいものです。

本ブログは、履歴書への MOSの正しい書き方などについて解説します。

就活や転職活動では、自己分析や企業研究した結果を基に履歴書やエントリーシート(就活)、職務経歴書(転職)を作成し、一貫性をもたせて面接に繋げることを強く意識して臨んでください。

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目次
  1. MOSとは何か
  2. 履歴書へのMOSの正しい書き方
  3. 履歴書へのMOSの正しい書き方の例
  4. MOSを履歴書に記載することは就職に有利なのか
  5. 履歴書への MOSの書き方で気をつけたいこと
  6. まとめ

MOSとは何か

MOSとは、「Microsoft Office Specialist」の略で、マイクロソフトが提供するExcel(エクセル)やWord(ワード)、PowerPoint(パワーポイント)、Access(アクセス)、Outlook(アウトルック)といったマイクロソフトオフィス製品を活用できるスキルを証明する資格です。

MOSは、各ソフトのバージョン毎に、一般レベル(スペシャリスト)と上級レベル(エキスパート)の試験があります。

そうした試験に合格すると、マイクロソフトから合格認定証(デジタル認定証)が発行されます。

また、複数のソフトを扱える証として「Associate(アソシエイト)」「Expert(エキスパート)」「Master(マスター)」といった称号があります。

MOSの試験に合格すると履歴書の免許・資格欄に記載することができますが、正しい書き方を理解しておかないと採用担当者の印象が良くありませんから注意が必要です。

履歴書へのMOSの正しい書き方

ここでは、履歴書へのMOSの正しい書き方を説明します。

MOSの試験は、ソフトやバージョンがわかれているために履歴書には、「資格の正式名称」「ソフトの種類」「バージョン」「合格したこと」が一目でわかるように記載します。

マイクロソフトの公式サイトにある「よくある質問」では、履歴書への書き方が載っています。

  • 資格の正式名称

    資格の正式名称は、「Microsoft Office Specialist」です。マイクロソフトの公式サイトでは、カタカナ表記でもかまわないとしています。

    また、同サイトでは「MOS」と短縮表記してもOKとしていますが、履歴書への免許・資格の書き方では、正式名称を書くことがルールとなっていますから、正式名称で書いたほうが良いでしょう。

  • ソフトの種類、バージョン

    正式名称の後でソフトの種類、バージョンを記入します。「Word 2019」「Excel 2019」といった表現です。

    上級レベル(エキスパート)に合格した場合は、その後に「Expert」を書きます。

    一般レベル(スペシャリスト)では、バージョンのあとにレベル表記を書く必要はありません。

  • 合格したこと

    最後に「合格」と書きます。

履歴書へのMOSの正しい書き方の例

上記の書き方のルールに従った、履歴書へのMOSの正しい書き方は、以下を参照ください。

なお、MOSの取得年月は、紙の合格認定証やデジタル認定証に記載してある合格日の日付とします。取得年月の記入は和暦・西暦のどちらでもかまいません。

  • 英語表記の書き方

    2024 6  Microsoft Office Specialist  Word 2019 合格

    2024 6  Microsoft Office Specialist  Excel 2019 合格 

    2024 10  Microsoft Office Specialist  Excel 2019 Expert 合格

  • 日本語表記の書き方

    2024 6  マイクロソフトオフィススペシャリスト Word 2019 合格

    2024 6  マイクロソフトオフィススペシャリスト Excel 2019 合格

    2024 10  マイクロソフトオフィススペシャリスト Excel 2019 Expert 合格

また、複数のソフトを扱える証明として「Associate(アソシエイト)」「Expert(エキスパート)」「Master(マスター)」といった称号がありますが、これらを履歴書に記載する場合は、以下のように表記します。

注意する点として、これら称号は「合格」ではなく「取得」となります。

  • 「Associate(アソシエイト)の書き方

    2024 11  Microsoft Office Specialist Associate 2019 取得

    2024 11 マイクロソフト オフィス スペシャリスト アソシエイト 2019 取得

  • 「Expert(エキスパート)」の書き方

    2024 11  Microsoft Office Specialist  Expert 2019 取得

    2024 11 マイクロソフト オフィス スペシャリスト エキスパート 2019 取得

  • 「Master(マスター)」の書き方

    2024 11  Microsoft Office Specialist Master  取得

    2024 11 マイクロソフト オフィス スペシャリスト マスター 取得

MOSを履歴書に記載することは就職に有利なのか

履歴書への MOSの正しい書き方は上記の通りですが、一方で、MOSを履歴書に記載することは就職に有利なのか探ってみます。

  1. MOSを保有するメリット

    MOSを履歴書に記入することで、マイクロソフト オフィスのスキルが身についていることを客観的に証明できます。

    このため、就活の学生ではパソコンスキルを身につけるために努力したこと、入社して直ちにパソコン業務が遂行できることをアピールできます。

    転職活動を進めるさいは、オフィスワークに必要なパソコンが使えることをアピールできます。

    特に応募資格として「Word ・Excelを使いこなすことができる」などが挙げられている場合や、パソコン業務が中心の一般事務職に応募するさいに、MOSを履歴書に記入するとスキルのあることの証明になって有利になることがあります。

  2. MOSを履歴書に記載するさいの留意点

    一方で、Microsoft Officeを履歴書に記載するさいの留意点があります。

    • パソコンスキルは「持っていると有利」ではなく、「できるのが当たり前」である

      社会人としてどのような職種で働いていても、Microsoft Officeを扱えることは必須となっています。

      そのためMOS資格を持っていても、わざわざ履歴書に記入しなくても良いとの考えがあります。

    • MOSの資格取得の難易度はそれほどでもない

      MOSの合格率は公開していませんが、通信教育の「ユーキャン」によると、一般レベル(アソシエイト/スペシャリスト)は約80%、上級レベル(エキスパート)は約60%が合格していると伝えています。

      ですから、比較的合格しやすい資格と言えます。そのため、履歴書にMOSの資格を記入しても、それだけで採用には至らないと考えられます。

    • パソコンを使う業務が少ない職種はMOSが評価されにくい

      パソコンを使う業務が少ない営業職や飲食・介護などのサービス業界、小売業界の販売職などに応募の場合は、パソコンスキルがそれほど重要視されないために、MOSが評価されにくいです。

    • Web関連の職種に応募するさいは、MOSの資格はアピールに欠ける

      Webエンジニアや、WebデザイナーなどWeb関連の職種は、パソコンを使用して基本機能であるMicrosoft Officeよりも専門性の高い業務を行っているため、MOSの資格を持っていることは当たり前として評価されにくいものです。

  3. MOSを履歴書に記載することは就職に有利なのかの結論

    上記の留意点はあるものの、パソコンスキルを客観的に伝えることができるメリットはあります。

    特にMicrosoft Officeを使えることが応募資格にある場合や、一般事務職に応募の場合、MOSを履歴書に記載するとスキルや知識がアピールできて有利になることがあります。

履歴書への MOSの書き方で気をつけたいこと

履歴書への MOSの書き方で気をつけたいことがあります。

  • MOSは、一般レベル(スペシャリスト)と上級レベル(エキスパート)のどちらでも履歴書に記載できる

    履歴書の記載は上級レベル(エキスパート)でないと恥ずかしいと思う人がいるかも知れませんが、一般レベル(スペシャリスト)であっても問題ありません。

    「MOS を持っているんだね」と軽く流されることはあるかも知れませんが、MOSを履歴書に記入したから選考に不利となることはありません。

  • 取得したMOSは、レベルの高いものを記載する

    MOSの履歴書への記載では、レベルの高い資格のみとします。

    例えば、Word やExcel の一般レベル(スペシャリスト)と上級レベル(エキスパート)の両方に合格した場合は、エキスパートを記入するだけでその実力がわかります。

  • 古いバージョンでも履歴書に記載しても良い

    MOSを履歴書に記載するわけはパソコンのスキルをアピールすることです。

    ExcelやWord、PowerPointなどのバージョンが変わると、新しい機能が追加・削除されますが、操作方法は大きく変わりません。

    ですから、MOSのバージョンが古くてもMicrosoft Officeのアプリケーションソフトを使えでしょう。

    取得するMOSが古いバージョンでも、現在使われていないものを除き、履歴書に記載することは問題ありません。

まとめ

履歴書への MOSの正しい書き方などについて考えてみます。

MOSとは、「Microsoft Office Specialist」の略で、マイクロソフトが提供するExcelやWord、PowerPoint、Access、Outlookといったマイクロソフトオフィス製品を活用できるスキルを証明する資格です。

MOSの試験は、ソフトやバージョンがわかれているために履歴書には、「資格の正式名称」「ソフトの種類」「バージョン」「合格したこと」が一目でわかるように記載します。

MOSを保有するメリットは、マイクロソフト オフィスのスキルが身についていることを客観的に証明できることです。

特にパソコン業務が中心の一般事務職に応募するさいに、MOSを履歴書に記載するとスキルのあることの証明になって有利になることがあります。

一方で、Microsoft Officeを履歴書に記載するさいの留意点が4つあります。

  • パソコンスキルは「持っていると有利」ではなく、「できるのが当たり前」である
  • MOSの資格取得の難易度はそれほどでもない
  • パソコンを使う業務が少ない職種はMOSが評価されにくい
  • Web関連の職種に応募するさいは、MOSの資格はアピールに欠ける

履歴書への MOSの書き方で気をつけたいことが3つあります。

  • MOSは、一般レベル(スペシャリスト)と上級レベル(エキスパート)のどちらでも履歴書に記入できる
  • 取得したMOSは、レベルの高いものを記入する
  • 古いバージョンでも履歴書に記入しても良い

以上、履歴書への MOSの正しい書き方などについて解説しました。

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